楽しく読んだ。
いつもながら「こっ恥ずかしくて他人には見せたくない」とか「後ろめたい感じ」の描写が「うまい!」と思う。
程度問題はあれど、自分に当てはめて「恥ずかしくなる」部分を大多数の人が見つけられるんじゃないかと思う。
全体的には明るいので、屈託なく面白く読んだ。
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たそがれどきに見つけたもの 単行本 – 2016/2/23
朝倉 かすみ
(著)
もう若くない、まだ若い、そんな複雑な気持ちを抱えた、人生の折り返し地点にきた女と男が抱える様々な問題――家族、仕事、そして恋愛――を切り取る、短編集。「たそがれどきに見つけたもの」「その日、その夜」「末成り」「ホール・ニュー・ワールド」「王子と温泉」「さようなら、妻」
「たそがれどきに見つけたもの」――SNSで高校時代の友だちに久しぶりに再会。彼女はまだ、そのときのことを引きずっているようで。
「その日、その夜」――きむ子は思った。(お尻、出したまま死ぬのはいやだなあ)と。
「末成り」――ちょっと話を盛りすぎちゃったかな……ゼンコ姐さん―内田善子は家に帰って、服を脱ぎ濃いめのメイクを落としながら考える
「ホール・ニュー・ワールド」――コンビニのパート先でちょっと話すようになった朴くんに、淡い恋心を抱く智子。朴くんも、やぶさかではないんじゃないかと思っている。
「王子と温泉」――結婚して、子どもが生まれてから初めてのひとり旅。夫と娘に送り出されて行った先は、贔屓にしている”王子”との温泉ツアーだった。
「さようなら、妻」――1985年、6月。妻と初めてふたりきりで会った日。彼女はあじさい柄のワンピースを着ていた。
「たそがれどきに見つけたもの」――SNSで高校時代の友だちに久しぶりに再会。彼女はまだ、そのときのことを引きずっているようで。
「その日、その夜」――きむ子は思った。(お尻、出したまま死ぬのはいやだなあ)と。
「末成り」――ちょっと話を盛りすぎちゃったかな……ゼンコ姐さん―内田善子は家に帰って、服を脱ぎ濃いめのメイクを落としながら考える
「ホール・ニュー・ワールド」――コンビニのパート先でちょっと話すようになった朴くんに、淡い恋心を抱く智子。朴くんも、やぶさかではないんじゃないかと思っている。
「王子と温泉」――結婚して、子どもが生まれてから初めてのひとり旅。夫と娘に送り出されて行った先は、贔屓にしている”王子”との温泉ツアーだった。
「さようなら、妻」――1985年、6月。妻と初めてふたりきりで会った日。彼女はあじさい柄のワンピースを着ていた。
- 本の長さ202ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/2/23
- ISBN-104062199416
- ISBN-13978-4062199414
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商品の説明
著者について
朝倉 かすみ
1960年北海道生まれ。2003年に「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞を受賞。04年には「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞を受賞。05年同作で単行本デビュー。09年『田村はまだか』で第30回吉川英治文学新人賞を受賞。『とうへんぼくで、ばかったれ』『てらさふ』『乙女の家』など著作多数。
1960年北海道生まれ。2003年に「コマドリさんのこと」で第37回北海道新聞文学賞を受賞。04年には「肝、焼ける」で第72回小説現代新人賞を受賞。05年同作で単行本デビュー。09年『田村はまだか』で第30回吉川英治文学新人賞を受賞。『とうへんぼくで、ばかったれ』『てらさふ』『乙女の家』など著作多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2016/2/23)
- 発売日 : 2016/2/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 202ページ
- ISBN-10 : 4062199416
- ISBN-13 : 978-4062199414
- Amazon 売れ筋ランキング: - 327,811位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 87,432位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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