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英国メイドの世界 単行本(ソフトカバー) – 2010/11/12

4.7 5つ星のうち4.7 33個の評価

鶴田謙二氏、推薦図書。
「これは本物のメイド大全です。
階級社会だった時代背景や彼女たちの仕事や生活が
余すことなく網羅されています。
知りたかった事も、知りたくなかった事も。
『ごっこ』はもう卒業でしょう」

本書を読むと分かる意外な事実……?
・メイドは転職を繰り返していた。
・皿洗いしかさせてもらえないメイドがいた。
・おしろいを髪に塗って仕事をする男性使用人がいた。

ハウスメイドから執事まで、
英国家事使用人の本当の姿を丁寧に追った、
一家に一冊のメイド事典。
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商品の説明

商品説明

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著者からのコメント

『英国メイドの世界』はイギリス貴族の屋敷の日常生活を、そこで働く家事使用人や所有者の貴族たちの視点で照らした読み物・資料本です。

総勢150名以上の実在したメイドや執事、ガーデナー、それに彼らが仕えた貴族や主人たちを含め、その時代を生きた人々が直接語ったり書き残したりした言葉から「屋敷という職場」を再構成しました。

最大の特徴は、「論理として整理されており、記憶に残りやすい」ことだと思います。「英国貴族の屋敷の暮らし・日常生活が知りたい」と思った今から10年前の私に、初めてこの領域に関心を持つ方々にこそ届けたい本です。

「会社に勤める友人に興味を持って読んでもらえる」をコンセプトに、管理職だった執事のマネジメントや、求人広告や紹介所を使った就職事情や、良い待遇の職場を目指して転職を繰り返す行動などを取り上げ、「働く人」として生きた人々に興味をお持ちいただけるように作りました。

屋敷の仕事や様々な職種と役割を分かりやすく解説していますので、辞典のように使えますし、読みたいところからお楽しみいただけます。また、参考文献・引用箇所を明示し、より興味を深めたい方のガイドとして設計されています。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2010/11/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/11/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 650ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062162520
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062162524
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 33個の評価

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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
33グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい本です。
メイドのみならず、19世紀英国のヴィクトリア朝における使用人の日常、社会、風俗を含むありとあらゆる情報が詰まってます。
メイドと聞いて引くなかれ。これ一冊読めば、だいたい知りたいことは出てくる感じです。
もちろん、細かく、と言うわけにはいかないですが、さらに細部を調べたいときに「何を」調べればいいかのとっかかりになります。
ただ、絶版になってて古書も倍以上の値段です(もとは2800円。電子書籍はこの値段です)
良書です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年10月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に素晴らしい本です。

メイドや執事など、使用人という立場の者についての解説書としては、すでに名の知られた本ですが、そればかりではなく、第一次産業から第三次産業の発生についての時代背景が手に取るようにわかります。
勤め人の立場も、家に仕えて生活の一切を見て貰う形の終身雇用的な立場から、給与を介在させ、待遇に応じて渡り歩く雇用形態への変化というところも、面白く読ませていだだきました。

とても分厚い本なので、触りだけしか読めていませんが、たっぷり一年は楽しませてもらえる本だと思います。
内容はとても濃いです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
北陸ですが6/30に注文して翌日の7/1に届きました。驚きの早さです。
本の内容はとても詳しく書かれていて満足感は強いのですが、例えば執事でWikipedia検索をするとほぼ同じ内容が載っている記事が見付かります。(此方の本をソースとしているのでしょうか?)
執事やメイドについて軽く知りたいという人は、ネット検索だけでも十分かと思います。
逆にこの本が手元にあることの利点としては、一つの本に様々な知識が、分かりやすく纏まっていることでしょうか。
時代背景や使用人と主人、それぞれの関係性など、執事と言う単語から派生した内容を深く掘り下げたいという場合、この一冊だけで豊富な知識が得られます。
そういう意味では、メイドの世界について興味はあるが、ネット検索に使う単語すら分からないという人にも、お薦め出来る本だといえます。
個人的にはとても満足しています。
ですが、配送中に本のページが折れ曲がり、それなりに分厚い本なので複数のページに掛けて消えない線が残ってしまいました……。そのため評価は☆4です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年11月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「メイドと執事の文化誌」とならんで、イギリス使用人文化についての国内資料としては非常に優れています。
前者が使用人視点での生活や娯楽などについて描いてあるのに対して、
こちらはメイドや執事の職務内容について、体系的にまとめてあります。
より内容をコンパクトに絞ったエッセンシャル版も出ているようです。

メイド萌えを語る前にまず読みましょう。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本と言うよりメイドの辞典だと思います。それにしてもメイドは勿論、男性使用人もこんなに数多くいるんだ〜と目から鱗が落ちました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は「SPQR」というウェブサイトで活動を続けられ、ヴィクトリアン・メイドについておそらく日本で唯一「真面目に」考察した同人誌を発刊し続けてこられた方です。10年にわたる活動の集大成とも言える本書が講談社という超メジャー出版社から刊行されることに、長く同人誌を買い続けてきた者として感慨深いものがあります。2008年に発行された同名の同人誌と比較して図版や写真が格段に多くなり、当時の歴史についてそれほど詳しくない読者にも理解しやすい構成です。歴史だけではなく仕事の内容、使っていた道具、老後の生活まで微に入り細にうがった内容です。メイドだけではなく、男性使用人についても詳しく解説がされ、19世紀末大英帝国の社会や生活について理解を深めることができます。単なる「萌え」属性ではなく、使用人が当時の社会を構成していた職業として存在していたことが分かるでしょう。
帯がなければ茶色一色で地味な表紙ですが、コンビニ売り総集編漫画並みの600ページオーバーの存在感は満点。ハードカバーだったらちょっとした凶器になります。ソフトカバーで良かった。メイド喫茶という醜悪な風俗によって毒されたメイドという文化を、正しく現代に伝えてくれる良書と言っていいでしょう。
64人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年11月30日に日本でレビュー済み
 タイトルこそ「メイド」と掲げられてはいるものの、男女を問わず家事使用人網羅する内容となっている。今までにも家事使用人について書かれた日本語文献はあったが、それらは論文集の一節であったり、翻訳書であったりしてやや敷居の高いものであった。本書は日本語文献のみならず多くの英語文献に立脚した硬派かつ本格的な内容であるが、平易な文で書かれており、歴史書にありがちな取っ付き難さはない。それどころか、今までにあった家事使用人研究のどの文献よりも読みやすい。「メイド」、「執事」といったイメージ優先、悪くいってしまえば妄想優先の言説が氾濫するなかで、本書の様にわかり易く本格的な内容の本が上梓されたことの意義は非常に大きいと言える。また本書の内容にはきちんと脚注が付されているため、原著に当たって詳細を調べたり、研究案内として用いることもできる。個人の好みにもよるかと思うが、この注の位置が巻末や章末ではなく、同ページの下部というのも非常によい。一般書としてはやや高めの値段ではあるが、それだけの価値は十分にあると言える。
45人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イギリス、ヴィクトリア時代における使用人の労働状況や生活、そして仕事がよくわかるように載っている。資料として申し分ないでき。
ただ国と時代が限定されているため汎用的に使えるわけではない。興味があるなら一度は読んでおくべき。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート