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二週間の休暇 (MouRa) 単行本(ソフトカバー) – 2007/10/26
フジモト マサル
(著)
疲れたな、と感じたら、不思議な世界の住人が、
あなたをきっと、迎えに来る。
きちんとした生活を好む女性、日菜子の日常を描いた、穏やかで不思議な物語。
一見、普通に見える暮らしも、実は鳥しかいない、謎めいた世界が広がっていた……。
やさしい鳥たちとの出会い、思う存分のんびりとできる暮らし。毎日、穏やかな生活
を送っているが、彼女はなぜ、この世界に足を踏み入れてしまったのか!?
このまま一生、この世界で暮らすのか、それとも……!?
忙しい日々を送っている人なら、きっと日菜子に共感できる。疲れた心に、穏やかな
空気がそっとしみるストーリー。
あなたをきっと、迎えに来る。
きちんとした生活を好む女性、日菜子の日常を描いた、穏やかで不思議な物語。
一見、普通に見える暮らしも、実は鳥しかいない、謎めいた世界が広がっていた……。
やさしい鳥たちとの出会い、思う存分のんびりとできる暮らし。毎日、穏やかな生活
を送っているが、彼女はなぜ、この世界に足を踏み入れてしまったのか!?
このまま一生、この世界で暮らすのか、それとも……!?
忙しい日々を送っている人なら、きっと日菜子に共感できる。疲れた心に、穏やかな
空気がそっとしみるストーリー。
- 本の長さ108ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2007/10/26
- ISBN-104062140659
- ISBN-13978-4062140652
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商品の説明
著者について
フジモト マサル
漫画家。イラストレーター。
著書に『ウール100%』『ウール101%』(文化出版局)、
『ダンスがすんだ』(新潮社)、『いきもののすべて』(文藝春秋)など。本書は初の長編漫画。
漫画家。イラストレーター。
著書に『ウール100%』『ウール101%』(文化出版局)、
『ダンスがすんだ』(新潮社)、『いきもののすべて』(文藝春秋)など。本書は初の長編漫画。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2007/10/26)
- 発売日 : 2007/10/26
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 108ページ
- ISBN-10 : 4062140659
- ISBN-13 : 978-4062140652
- Amazon 売れ筋ランキング: - 253,033位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,409位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 152,270位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シュールな感じの漫画ですが、好きなタイプの内容で何度も読んでます。
2017年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フジモトマサルさんにはめずらしく人間が主人公のお話しです。……といってもそれ以外はほぼ鳥ですが(猫も出てくる)。
ミステリアスな物語ですが、一定の温度感を保ちながらたんたんと進んでいきます。
とても不思議な世界ですが、誰もが心の奥に持っている世界でもあるような気がしました。
現実ではありえないお話しなのに、なんだか懐かしいような気持ちになるのです。
透け感のあるカバーの両面に絵が印刷されています。
表1表4に印刷された絵も重なり、幻想的な物語にピッタリの表紙です。
絵や文字が細部まで丁寧に描かれているところに、フジモトさんの人柄を感じさせます。
もうフジモトさんの作品が読めないのが本当に残念でたまりません。
ミステリアスな物語ですが、一定の温度感を保ちながらたんたんと進んでいきます。
とても不思議な世界ですが、誰もが心の奥に持っている世界でもあるような気がしました。
現実ではありえないお話しなのに、なんだか懐かしいような気持ちになるのです。
透け感のあるカバーの両面に絵が印刷されています。
表1表4に印刷された絵も重なり、幻想的な物語にピッタリの表紙です。
絵や文字が細部まで丁寧に描かれているところに、フジモトさんの人柄を感じさせます。
もうフジモトさんの作品が読めないのが本当に残念でたまりません。
2015年6月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太めの線の、シンプルで書き込みすぎていない絵
登場人物は簡略化されたイラストのような絵なのに、背景は本物を見て描かれているところ
一見ほのぼのとしたストーリーのようで、暗い不気味なものも秘めているところ
友人から借りたのですが、自分のために購入します 久しぶりに家に置きたい本でした
アマゾンさんの本の紹介文は、内容をイマイチ伝えていないと思います
登場人物は簡略化されたイラストのような絵なのに、背景は本物を見て描かれているところ
一見ほのぼのとしたストーリーのようで、暗い不気味なものも秘めているところ
友人から借りたのですが、自分のために購入します 久しぶりに家に置きたい本でした
アマゾンさんの本の紹介文は、内容をイマイチ伝えていないと思います
2008年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事って?
夢って?
生きるって?
いろいろ考えさせられる一冊。
ただ単に消化していくだけの毎日を過ごしていた私の心に、
水を注してくれました。
コマ割りが大きくて、セリフも少ないので、
サクサク読めます
ちょっとボリュームのある絵本みたいな感覚です
夢って?
生きるって?
いろいろ考えさせられる一冊。
ただ単に消化していくだけの毎日を過ごしていた私の心に、
水を注してくれました。
コマ割りが大きくて、セリフも少ないので、
サクサク読めます
ちょっとボリュームのある絵本みたいな感覚です
2011年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
我家には妻の友人・知人たちが頻繁に訪ねてくるのですが、そんな人たちのために数冊の漫画を用意しております。この漫画もそのために用意したわけですが、まず私自身や妻がとても楽しませてもらうことのできた漫画でした。
フジモトマサル氏の作品はこれまでに幾つか読ませてもらっていますが、長編であるこちらの作品が私のいちばんのお気に入りです。お勧めです。
フジモトマサル氏の作品はこれまでに幾つか読ませてもらっていますが、長編であるこちらの作品が私のいちばんのお気に入りです。お勧めです。
2012年12月12日に日本でレビュー済み
終わることのない、夏休み。
こどもは夏休みで、さぞ楽しい毎日を送っているだろうって、そんなことを思うのは、おとなから見たこどもだから。「遊ぼうぜ」と言えば、誰かと遊べる放課後のほうが、よっぽど楽しい毎日のはずだ。わざわざ約束しなくちゃ遊べない夏休みは、こどもにとっては、不便でしかたない。という、こどもだったのだけど、みなさんはいかが?
「何もないところで、ゆっくりしたい」。
そう思うことは、おとなになるほどに多くなる。こどもだったら、なにもないところで、ゆっくりはできない。なにもないことに、はしゃいでしまうからね。
日々の忙しさに疲れたOL・日菜子が、なにもなく、ゆっくりしている「鳥の国」に招待される。わけのわからないまま、「鳥の国」にたどりつき、望みどおり、なにもなく、ゆっくりと時間をすごしていく。失っていた子どものころの記憶をたどりながら、日菜子はきっと、正しい心を取り戻した…に違いない。
それは、飛ぶことの必要のない「鳥の国」で、鳥が飛ぶことに目覚めるような感覚。たぶん、そういうのが、「正しい心」だとぼくは思ってる。わざわざ約束しなくちゃ遊ぶどころか、会う事だってままならないのが、おとなの世界。それは、ある意味、終わることのない夏休みなのかも。なら、子どものころの退屈な夏休みよりも、実はずっと楽しい夏休みだよな。
枕元にこの本を置いておけば、いくらかはゆっくりとできそうだ。
こどもは夏休みで、さぞ楽しい毎日を送っているだろうって、そんなことを思うのは、おとなから見たこどもだから。「遊ぼうぜ」と言えば、誰かと遊べる放課後のほうが、よっぽど楽しい毎日のはずだ。わざわざ約束しなくちゃ遊べない夏休みは、こどもにとっては、不便でしかたない。という、こどもだったのだけど、みなさんはいかが?
「何もないところで、ゆっくりしたい」。
そう思うことは、おとなになるほどに多くなる。こどもだったら、なにもないところで、ゆっくりはできない。なにもないことに、はしゃいでしまうからね。
日々の忙しさに疲れたOL・日菜子が、なにもなく、ゆっくりしている「鳥の国」に招待される。わけのわからないまま、「鳥の国」にたどりつき、望みどおり、なにもなく、ゆっくりと時間をすごしていく。失っていた子どものころの記憶をたどりながら、日菜子はきっと、正しい心を取り戻した…に違いない。
それは、飛ぶことの必要のない「鳥の国」で、鳥が飛ぶことに目覚めるような感覚。たぶん、そういうのが、「正しい心」だとぼくは思ってる。わざわざ約束しなくちゃ遊ぶどころか、会う事だってままならないのが、おとなの世界。それは、ある意味、終わることのない夏休みなのかも。なら、子どものころの退屈な夏休みよりも、実はずっと楽しい夏休みだよな。
枕元にこの本を置いておけば、いくらかはゆっくりとできそうだ。
2011年4月1日に日本でレビュー済み
ほのぼのとした動物キャラクター達がワイワイしている和み漫画を得意とするフジモト氏だが、本書の主人公は人間である。また、お話自体もキャリアウーマンとしての日常に疲れた主人公が別世界の鳥の国に足を踏み入れる幻想ミステリー仕立てであることも特徴的だ。
ちょっとした会話や間にユーモアのセンスが光るのはいつも通りだが、何よりも喪失感を伴った詩的なお話にフジモト氏のストーリー・テラーとしての才能を見た気分だ。「長めのいい部屋」のような和める動物漫画を期待していたが、良い意味で期待を裏切られた作品。勤め人の心に染みる素敵な小品です。
ちょっとした会話や間にユーモアのセンスが光るのはいつも通りだが、何よりも喪失感を伴った詩的なお話にフジモト氏のストーリー・テラーとしての才能を見た気分だ。「長めのいい部屋」のような和める動物漫画を期待していたが、良い意味で期待を裏切られた作品。勤め人の心に染みる素敵な小品です。
2007年12月12日に日本でレビュー済み
なぜか読み進めていくうちに涙が止まらなくなってしまいました。
もちろんいわゆる「泣けるストーリー」などではないのに。。。
一見ほのぼのとした明るい雰囲気に見える作品ですが、そうではありません。
郷愁的で、懐古的で、幻想的で。心の深いところにぐっと来るものがあります。
20代〜30代の女性の方に特におすすめです。
また、言葉の言い回しや話の進行の仕方はつげ義春にも通じていて、
良い意味でのひっかかりがあります。
彼の作品が好きな人も、必ず気に入ると思います。
もちろんいわゆる「泣けるストーリー」などではないのに。。。
一見ほのぼのとした明るい雰囲気に見える作品ですが、そうではありません。
郷愁的で、懐古的で、幻想的で。心の深いところにぐっと来るものがあります。
20代〜30代の女性の方に特におすすめです。
また、言葉の言い回しや話の進行の仕方はつげ義春にも通じていて、
良い意味でのひっかかりがあります。
彼の作品が好きな人も、必ず気に入ると思います。