プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
懐中時計 (講談社文芸文庫) 文庫 – 1991/9/4
小沼 丹
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥2,200","priceAmount":2200.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,200","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"ZzXQRK2glbDdMxdlZLmVjD%2BqQ6%2FGR78s38G60cv2qb3FEuVEVU0Ijji4kFXoiZ%2B3PiFt6osWbov8XRfwtVT8KpvXxxh0ZlRQKYp32pZ7SRfkWzOtN7nZDhcDUt7Sz6ra","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
大寺の家に、心得顔に1匹の黒と白の猫が出入りする。胸が悪く出歩かぬ妻、2人の娘、まずは平穏な生活。大寺と同じ学校のドイツ語教師、先輩の飲み友達、米村。病身の妻を抱え愚痴1つ言わぬ“偉い”将棋仲間。米村の妻が死に、大寺も妻を失う。日常に死が入り込む微妙な時間を描く「黒と白の猫」、更に精妙飄逸な語りで読売文学賞を受賞した「懐中時計」収録。
大寺さんの家に、心得顔に1匹の黒と白の猫が出入りする。胸が悪く出歩かぬ妻、2人の娘、まずは平穏な生活。大寺と同じ学校のドイツ語教師、先輩の飲み友達、米村さん。病身の妻を抱え愚痴1つ言わぬ“偉い”将棋仲間。米村の妻が死に、大寺も妻を失う。日常に死が入り込む微妙な時間を描く「黒と白の猫」、更に精妙飄逸な語りで読売文学賞を受賞した「懐中時計」収録。
大寺さんの家に、心得顔に1匹の黒と白の猫が出入りする。胸が悪く出歩かぬ妻、2人の娘、まずは平穏な生活。大寺と同じ学校のドイツ語教師、先輩の飲み友達、米村さん。病身の妻を抱え愚痴1つ言わぬ“偉い”将棋仲間。米村の妻が死に、大寺も妻を失う。日常に死が入り込む微妙な時間を描く「黒と白の猫」、更に精妙飄逸な語りで読売文学賞を受賞した「懐中時計」収録。
- 本の長さ314ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日1991/9/4
- 寸法10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- ISBN-10406196142X
- ISBN-13978-4061961425
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 懐中時計 (講談社文芸文庫)
¥2,200¥2,200
最短で5月13日 月曜日のお届け予定です
残り5点(入荷予定あり)
¥1,650¥1,650
最短で5月13日 月曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (1991/9/4)
- 発売日 : 1991/9/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 314ページ
- ISBN-10 : 406196142X
- ISBN-13 : 978-4061961425
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 297,660位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生のあっけなさについて考えさせられ、人生の尊さに気付く事が出来る……そんな体験が出来る本でした。
2006年9月12日に日本でレビュー済み
ここまで肩の力の抜けた、いい意味でリラックスした文章、というものに初めて出会った。美しい文章を書くということで、何かの本に紹介されていたので、今回読んでみた。大寺さんを主人公にした作品には、特にそれを感じる。庶民的で、ちょっと生活臭がして、それでいて「死」を扱った作品も多く、死を日常で捉え、日常の中の一こまとして描かれている。それが、逆に強く印象に残って、記憶に残るいい作品群になっている。もっと早く出会いたかった作家である。
2009年9月11日に日本でレビュー済み
講談社文芸文庫版『村のエトランジュ』に収録されている短編は
1949〜50年代に書かれたものだが、
本書はそれ以降、1960年代に書かれた短編を中心に収録。
1969年、表題作にて第21回読売文学賞小説賞受賞。
本書の特徴としては、1963年に小沼の妻和子が、
2人の娘を残し急死したことによる死生観が
各作品に色濃く反映されている点だろう。
しかし小沼の軽妙かつ酒脱な語り口が変わったか、
と問われれば、そうではない。
深刻な事件をも淡々と語り、感情を飄々と吐露する。
そしてさりげなく書き進めているように見せかけるが、
伏線やイメージの連なりによって、
物語構造はかなり堅固に組み立てられている。
タッチは軽いのだが、正統な「小説」の香りは濃厚、
という不思議な作家である。
1949〜50年代に書かれたものだが、
本書はそれ以降、1960年代に書かれた短編を中心に収録。
1969年、表題作にて第21回読売文学賞小説賞受賞。
本書の特徴としては、1963年に小沼の妻和子が、
2人の娘を残し急死したことによる死生観が
各作品に色濃く反映されている点だろう。
しかし小沼の軽妙かつ酒脱な語り口が変わったか、
と問われれば、そうではない。
深刻な事件をも淡々と語り、感情を飄々と吐露する。
そしてさりげなく書き進めているように見せかけるが、
伏線やイメージの連なりによって、
物語構造はかなり堅固に組み立てられている。
タッチは軽いのだが、正統な「小説」の香りは濃厚、
という不思議な作家である。
2010年1月29日に日本でレビュー済み
巻末に著者自身が「著者から読者へ」として解説文を載せているが、昔は面白い話を作ることに興味があったが、話を作ることに興味を失って、作らないことに興味を持つようになったという。11篇の短編が入っているがそのうち「エヂプトの涙壺」「断崖」「砂丘」の3篇は昭和30〜31年に書いたもので、話を作る興味がまだ強かったことが窺われるとあるが、これらが一番面白かった。実は著者のファンになった「黒いハンカチ」は昭和32〜33年に書かれていて、前の3篇はニシ・アヅマ嬢こそ出てこないがミステリータッチで書かれてある。