構造主義について学びたいと思い、YouTubeを何本か観たものの「で、結局構造主義って何よ?」となったので一冊目の本として購入しました。
本書は「構造主義とは?」という問いに対してストレートに回答はしていません。
ただ、レヴィ=ストロースの構造主義が影響を受けた考えを解説して丁寧に外堀を埋めていってくれるので自分なりの「構造主義とはきっとこういう考えだろう」をつくっていくことができます。
そういう意味では他者から「構造主義ってこういうもの」のように手っ取り早く答えを教えて欲しい人には向きません。
一方で、著者の解説を触媒として自分で考えながら理解したい人にはもってこいです。
音韻論や射影幾何学といった難しい内容に触れながらも語り口はライトなので楽しくサラサラと読めますが、単に知的好奇心を満たすための本にするのではなく立ち止まりながら咀嚼されてみてください。
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はじめての構造主義 (講談社現代新書) 新書 – 1988/5/18
橋爪 大三郎
(著)
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西欧文明中心の近代に終わりを告げ現代思想に新しい地平を拓いた構造主義。レヴィ=ストロースの親族・神話研究の、鮮やかな方法と発想の背景に見えてくる、ソシュール言語学やモースの贈与論。そして遠近法にまでさかのぼる、数学史の水脈に隠された〈構造〉のルーツ。モダニズムからポスト構造主義への知の戦線に、軽快な文章で歯切れよく迫る! (講談社現代新書)
現代思想の原点が
ビックリするほどよくわかる【入門書の決定版!】
西欧文明中心の近代に終わりを告げ、現代思想に新しい地平を拓いた構造主義。
レヴィ=ストロースの親族・神話研究の、鮮やかな方法と発想の背景に見えてくる、
ソシュール言語学やモースの贈与論。そして遠近法にまでさかのぼる、
数学史の水脈に隠された〈構造〉のルーツ。
モダニズムからポスト構造主義への知の戦線に、軽快な文章で歯切れよく迫る。
【はしがきより】
この本の題を、『はじめての構造主義』といいます。
「はじめての」と断るからには、「構造主義」なんて聞いたことない、
一体それなあに?という人にも、わかってもらわないといけません。
そこで、ちょっと進んだ高校生、いや、かなりおませな中学生の皆さんにも読んでいただけるように、書いてみました。……
この本は、小さな本ですが、構造主義のいちばん大切なところがわかるように、
心をこめて書きました。ですから、おしまいまでお読みくだされば、
構造主義とは何なのか、かなりすっきりした見通しが得られるはずです。
【目 次】
第一章 「構造主義」とは何か
第二章 レヴィ=ストロース:構造主義の旗揚げ!
第三章 構造主義のルーツ
第四章 構造主義に関わる人びと:ブックガイド風に
第五章 結び
現代思想の原点が
ビックリするほどよくわかる【入門書の決定版!】
西欧文明中心の近代に終わりを告げ、現代思想に新しい地平を拓いた構造主義。
レヴィ=ストロースの親族・神話研究の、鮮やかな方法と発想の背景に見えてくる、
ソシュール言語学やモースの贈与論。そして遠近法にまでさかのぼる、
数学史の水脈に隠された〈構造〉のルーツ。
モダニズムからポスト構造主義への知の戦線に、軽快な文章で歯切れよく迫る。
【はしがきより】
この本の題を、『はじめての構造主義』といいます。
「はじめての」と断るからには、「構造主義」なんて聞いたことない、
一体それなあに?という人にも、わかってもらわないといけません。
そこで、ちょっと進んだ高校生、いや、かなりおませな中学生の皆さんにも読んでいただけるように、書いてみました。……
この本は、小さな本ですが、構造主義のいちばん大切なところがわかるように、
心をこめて書きました。ですから、おしまいまでお読みくだされば、
構造主義とは何なのか、かなりすっきりした見通しが得られるはずです。
【目 次】
第一章 「構造主義」とは何か
第二章 レヴィ=ストロース:構造主義の旗揚げ!
第三章 構造主義のルーツ
第四章 構造主義に関わる人びと:ブックガイド風に
第五章 結び
- ISBN-104061488988
- ISBN-13978-4061488984
- 出版社講談社
- 発売日1988/5/18
- 言語日本語
- 寸法12.2 x 1.1 x 18.3 cm
- 本の長さ232ページ
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商品の説明
著者について
1948年、神奈川県に生まれる。1972年、東京大学文学部社会学科卒業。1977年、東京大学大学院社会学研究科博士課程(社会学専攻)単位取得退学。そのころから、性/言語/権力を3つの説明原理とする「〈言語〉派社会学」の抗争を展開、初期の論文は、『橋爪大三郎コレクション』全3巻(身体論・性空間論・制度論)――勁草書房や『性愛論』――岩波書店――として出版された。現在、東京工業大学教授(社会学)。著書はほかに、『言語ゲームと社会理論』『仏教の言語戦略」『現代思想はいま何を考えればよいのか』――勁草書房、『冒険としての社会科学』――毎日新聞社、『社会がわかる本』――講談社、『民主主義は最高の政治制度である』――現代書館、『崔健』――岩波ブックレット――など、共著に、『自分を活かす思想/社会を生きる思想』――径書房、『小室直樹の学問と思想』――弓立社――など。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
代表的な人物の背景と、発表の解説によって、構造主義のイメージがつかめる一冊だと思います。研究の背景の話をしてくれているので、どんな考え方なのかをイメージすることができると思います。
2022年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とてもわかりやすい構造主義入門書。
おすすめです。
おすすめです。
2023年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は図表がない音声だけで、理解するのは難しいです。できれば、電子書籍か本での購入をオススメします。
2022年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「きつね・庄屋・猟師」と「グー・チョキ・パー」が同じだとする時、本書を読むことは読書であり勉強であり修行であり練習であり楽しみであるのだろう。それが良いかどうかは恣意的に私が決定するもので、いい本です。
2023年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わかりやすい言葉で書かれているので、読みやすく構造主義やレヴィ・ストロースの事がわかったよう気がしました。
読みやすくわかりやすいので、頭から抜けやすい気がしないでもありませんが…。
読みやすくわかりやすいので、頭から抜けやすい気がしないでもありませんが…。
2018年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
21世紀の"複雑系の科学"の夜明け前、20世紀末の思想状況が一望できる便利な1冊。
「はじめての構造主義」というより「構造主義とは何だったのか?」「まとめ構造主義(ポストを含む)」
としてサクサク読了できました。(ソシュールの理解だってもはや恐るべきことではない。)
以下↓ザっとこんなことがまとめになりました。
①マルクス主義とは結局なんだったのか?
影響力が急速に低下した理由は?サルトルとレヴィ・ストロースの分岐点とは?
【マルクス主義】
→ 人間社会は<歴史法則>に支配されている。 資本家がどうジタバタしてもどうにもならない。
資本主義社会はやがて行き詰って解体し、社会主義・共産主義社会に道を譲る。
このマルクス主義の基本は、
1960年~70年に登場してきたエコロジーの流れや記号論・構造主義の影響によって急速に低下⤵
ひとりひとりの運命など知ったこっちゃないところのあるマルクス主義は、キリスト教を通過して、
1人1人の人格や個性や自由に大きな価値を置くヨーロッパの人々に違和感があった。
そこで! →サルトルの実存主義の登場。
が、しかし、人間存在の不条理にはどぉ~せ理由なんかない、やっぱ歴史に身を投じよう!(被投性)
レヴィ・ストロースはそんなサルトルにNO!を言い放つ。
「マルクスの言う歴史なんて本当にあるのか???」
ここで!→構造主義をつきつける!!(腹が立ったのは、歴史の外の未開人へのサルトルの上から目線!)
②人類学者が調査現地に乗り込んで、まず真っ先に目をつけるは、親族である。
誰と誰が兄弟でイトコで・・・、これが人類学者の基本。常識。
社会構造、機能人類学とはほとんど親族体系のこと。
親族組織に対して意識が希薄なのは日本くらいのもの、らしい。
③レヴィ・ストロースは「野生の思考」(ブリコラージュ)が紡ぎだす「神話の論理」を
神話の「構造」として取り出すに至るが、
どのような流れで「親族体系」の研究からこの「神話」の研究に移っていったのか?
(不親切なようですが、ここは他人のまとめを頼らずに本文読んで下さい。)
④フーコーはレヴィ・ストロースが「空間」にとらわれて引っ込めてしまった歴史を、
「時間・空間」の座標軸と共にまたもや時代の主役に復帰させた。
(もはやマルクスの言う歴史とは中身が違いますが、時代の流れってのがあるんです!)
結局のところ、「構造主義」とは人間主義(ヒューマニズム)です!
未開であれ文明であれ、
互いに対等な人間と認め合って人類共同体を構成し、そのメンバーにふさわしく協力しあいましょう!
西欧中心にものを見るのをやめ、
近代文明を人類文化全域の広がりのなかに謙虚に位置づけ直しましょう!みんな親戚でしょっ!!
という、当たり前なことなんでした。
(レヴィ・ストロース博士が仏教に傾いていった理由もうなづけます。)
「未開」社会の人々が、まさか現代数学を知っているわけじゃない。文字や数字のような記号も使わない。
けれど彼らの思考は、数学とおんなじ論理で動いている。
そして考えるのに便利な自然物(クマやトカゲ、猫でもOK)を使って、世界や宇宙について考えている。
この野生の思考(ブリコラージュ)は、現代では芸術家に引き継がれている。
『吾輩は子猫である・総集編/友情と物語で解く複雑系の科学』はおすすめ!
おなじみ『寝ながら学べる構造主義』、『レヴィ・ストロース入門/小田亮著』(野生の思考ならコレ)、
『野生の思考/中沢新一著』(楽しめる。)『まなざしの構造主義/出口顕著』なども併せてお薦めですが、
レヴィ・ストロース博士自身、情緒性豊かなユング(元型論・神話)と協力関係を結ばなかったせいか、
思考偏重的な展開はう~ん、もはやこれで限界、ここまでなのか・・。
実際、情緒的にそれなりに幸せだったユングの最期(自己実現・全体性回復)に比べて、
本書に列挙してある西欧の構造主義者たち(レヴィ博士を除く)の不幸な最期は痛々しいです。
ともあれ、
これから文理融合で発展していくであろう「複雑系の科学」の屋台骨として、フォーエヴァー構造主義!
※「構造主義」
=太古から続く親族システム上、今、ここは、他者を巻き込んだ全域ネットワークの1つの結節点。
「交換システム(婚姻)」=人間らしいコミュニケーション拡大の社会システム。非平衡婚姻システムが
家族にカオスを生み、カオスが全域に根ざした地域神話を生み出す例もアリ。
「双子の思想」=異文化世界の他者とも分裂(意識)を調停しつつ同じいのちの地平に立つ、レンマ。
「スモールワールドネットワーク構造」=みんなお隣同士、始まり的にそりゃそう。
「ソシュール言語学」=英語国民の<It’s>で始まるお天気の会話感覚がひらめけばヘイチャラ!
「はじめての構造主義」というより「構造主義とは何だったのか?」「まとめ構造主義(ポストを含む)」
としてサクサク読了できました。(ソシュールの理解だってもはや恐るべきことではない。)
以下↓ザっとこんなことがまとめになりました。
①マルクス主義とは結局なんだったのか?
影響力が急速に低下した理由は?サルトルとレヴィ・ストロースの分岐点とは?
【マルクス主義】
→ 人間社会は<歴史法則>に支配されている。 資本家がどうジタバタしてもどうにもならない。
資本主義社会はやがて行き詰って解体し、社会主義・共産主義社会に道を譲る。
このマルクス主義の基本は、
1960年~70年に登場してきたエコロジーの流れや記号論・構造主義の影響によって急速に低下⤵
ひとりひとりの運命など知ったこっちゃないところのあるマルクス主義は、キリスト教を通過して、
1人1人の人格や個性や自由に大きな価値を置くヨーロッパの人々に違和感があった。
そこで! →サルトルの実存主義の登場。
が、しかし、人間存在の不条理にはどぉ~せ理由なんかない、やっぱ歴史に身を投じよう!(被投性)
レヴィ・ストロースはそんなサルトルにNO!を言い放つ。
「マルクスの言う歴史なんて本当にあるのか???」
ここで!→構造主義をつきつける!!(腹が立ったのは、歴史の外の未開人へのサルトルの上から目線!)
②人類学者が調査現地に乗り込んで、まず真っ先に目をつけるは、親族である。
誰と誰が兄弟でイトコで・・・、これが人類学者の基本。常識。
社会構造、機能人類学とはほとんど親族体系のこと。
親族組織に対して意識が希薄なのは日本くらいのもの、らしい。
③レヴィ・ストロースは「野生の思考」(ブリコラージュ)が紡ぎだす「神話の論理」を
神話の「構造」として取り出すに至るが、
どのような流れで「親族体系」の研究からこの「神話」の研究に移っていったのか?
(不親切なようですが、ここは他人のまとめを頼らずに本文読んで下さい。)
④フーコーはレヴィ・ストロースが「空間」にとらわれて引っ込めてしまった歴史を、
「時間・空間」の座標軸と共にまたもや時代の主役に復帰させた。
(もはやマルクスの言う歴史とは中身が違いますが、時代の流れってのがあるんです!)
結局のところ、「構造主義」とは人間主義(ヒューマニズム)です!
未開であれ文明であれ、
互いに対等な人間と認め合って人類共同体を構成し、そのメンバーにふさわしく協力しあいましょう!
西欧中心にものを見るのをやめ、
近代文明を人類文化全域の広がりのなかに謙虚に位置づけ直しましょう!みんな親戚でしょっ!!
という、当たり前なことなんでした。
(レヴィ・ストロース博士が仏教に傾いていった理由もうなづけます。)
「未開」社会の人々が、まさか現代数学を知っているわけじゃない。文字や数字のような記号も使わない。
けれど彼らの思考は、数学とおんなじ論理で動いている。
そして考えるのに便利な自然物(クマやトカゲ、猫でもOK)を使って、世界や宇宙について考えている。
この野生の思考(ブリコラージュ)は、現代では芸術家に引き継がれている。
『吾輩は子猫である・総集編/友情と物語で解く複雑系の科学』はおすすめ!
おなじみ『寝ながら学べる構造主義』、『レヴィ・ストロース入門/小田亮著』(野生の思考ならコレ)、
『野生の思考/中沢新一著』(楽しめる。)『まなざしの構造主義/出口顕著』なども併せてお薦めですが、
レヴィ・ストロース博士自身、情緒性豊かなユング(元型論・神話)と協力関係を結ばなかったせいか、
思考偏重的な展開はう~ん、もはやこれで限界、ここまでなのか・・。
実際、情緒的にそれなりに幸せだったユングの最期(自己実現・全体性回復)に比べて、
本書に列挙してある西欧の構造主義者たち(レヴィ博士を除く)の不幸な最期は痛々しいです。
ともあれ、
これから文理融合で発展していくであろう「複雑系の科学」の屋台骨として、フォーエヴァー構造主義!
※「構造主義」
=太古から続く親族システム上、今、ここは、他者を巻き込んだ全域ネットワークの1つの結節点。
「交換システム(婚姻)」=人間らしいコミュニケーション拡大の社会システム。非平衡婚姻システムが
家族にカオスを生み、カオスが全域に根ざした地域神話を生み出す例もアリ。
「双子の思想」=異文化世界の他者とも分裂(意識)を調停しつつ同じいのちの地平に立つ、レンマ。
「スモールワールドネットワーク構造」=みんなお隣同士、始まり的にそりゃそう。
「ソシュール言語学」=英語国民の<It’s>で始まるお天気の会話感覚がひらめけばヘイチャラ!
2022年11月1日に日本でレビュー済み
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構造主義の入門書は、これまでに何冊も出会ったが、いずれも読了できなかった。今回初めて完読した。そして入門レベルだが、レビ=ストラウスが考えたことが大分理解できた。次は、次のレベルの解説本に進みたい。