三宅さんの後述と岡本さんという方が取材して書かれた文章の両方が載っています。
三宅さんファンはぜひ。youtubeで何度も街宣を見た人ならきっと読みながら頭の中で三宅さんの声が聞こえてくるでしょう。
その良さと、選挙スタッフではない外側から書かれた岡本さんの文章と分析で、選挙フェスとはなんだったのかというのが、
見えてくると思います。
三宅さんの街宣を見たことのない人はぜひ、読みながら、読んだ後にでもyoutubeで検索するとたくさん出てくるので見てみてください。

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「選挙フェス」17万人を動かした新しい選挙のかたち (星海社新書) 新書 – 2014/1/24
無名のミュージシャンが、参院選で17万票を集めた!
「自分の勝ち負けよりも、みんなの心に火をつけたい」本気でそう訴え、2013年夏の参議院選挙をかき回した候補者がいた。供託金調達のための全国ツアー、ラップを彷彿とさせる街頭演説、Twitterでの討論、野外フェスを選挙に持ち込んだ画期的選挙手法「選挙フェス」――。邪道とも言える方法で選挙をマツリへと変え、見事“種火”となった男、三宅洋平。彼はなぜ、無名の新人候補でありながら17万もの票を獲得することができたのか。また、国中で“祝祭空間”を創りだした特殊なやり方に、再現性はあるのか。選挙前・中・後、それぞれの三宅を主観/客観両面から検証し、その是非を問う。「選挙はおもしれぇ、だからやめらんねぇ!」
「自分の勝ち負けよりも、みんなの心に火をつけたい」本気でそう訴え、2013年夏の参議院選挙をかき回した候補者がいた。供託金調達のための全国ツアー、ラップを彷彿とさせる街頭演説、Twitterでの討論、野外フェスを選挙に持ち込んだ画期的選挙手法「選挙フェス」――。邪道とも言える方法で選挙をマツリへと変え、見事“種火”となった男、三宅洋平。彼はなぜ、無名の新人候補でありながら17万もの票を獲得することができたのか。また、国中で“祝祭空間”を創りだした特殊なやり方に、再現性はあるのか。選挙前・中・後、それぞれの三宅を主観/客観両面から検証し、その是非を問う。「選挙はおもしれぇ、だからやめらんねぇ!」
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2014/1/24
- ISBN-104061385445
- ISBN-13978-4061385443
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商品の説明
著者について
三宅 洋平
ミュージシャン
1978年、ベルギー生まれ。(仮)ALBATRUSのボーカル・ギター。早稲田大学卒業。元リクルート社員。2013年、「日本社会の価値観を多様にひらく」必要性を感じ、参議院選挙への立候補を表明。緑の党の推薦候補として、型破りな選挙活動「選挙フェス」を展開する。天性のカリスマ性と言語感覚で、多くの有権者の共感を呼び、比例区17万6970の個人得票(全候補中26番目)を得るも、落選。口癖は「ヤーマン」。
岡本 俊浩
ライター
1976年生まれ。社会、文化問わず、幅広く取材を行っている。立候補以前から、取材・トークイベント等、さまざまな形で三宅と接触し、本書を書き上げるに至る。『TV Bros.』『AERA』ほかで執筆中。趣味はランニング。
ミュージシャン
1978年、ベルギー生まれ。(仮)ALBATRUSのボーカル・ギター。早稲田大学卒業。元リクルート社員。2013年、「日本社会の価値観を多様にひらく」必要性を感じ、参議院選挙への立候補を表明。緑の党の推薦候補として、型破りな選挙活動「選挙フェス」を展開する。天性のカリスマ性と言語感覚で、多くの有権者の共感を呼び、比例区17万6970の個人得票(全候補中26番目)を得るも、落選。口癖は「ヤーマン」。
岡本 俊浩
ライター
1976年生まれ。社会、文化問わず、幅広く取材を行っている。立候補以前から、取材・トークイベント等、さまざまな形で三宅と接触し、本書を書き上げるに至る。『TV Bros.』『AERA』ほかで執筆中。趣味はランニング。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2014/1/24)
- 発売日 : 2014/1/24
- 言語 : 日本語
- 新書 : 272ページ
- ISBN-10 : 4061385445
- ISBN-13 : 978-4061385443
- Amazon 売れ筋ランキング: - 570,803位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月25日に日本でレビュー済み
2013年夏の参議院選挙で17万もの票を集めながら、選挙制度の矛盾?により惜しくも落選となった三宅洋平氏のユニークな選挙活動、「選挙フェス」がどうして選挙民に響いたのか、を分析した書籍です。
同時期に刊行された 三宅洋平〜選挙フェスのつくりかた が、選挙本部長岡田哲扶氏による選挙日誌的な内容であるのに対し、こちらは社会現象と三宅洋平氏の人となりの部分を深く掘り下げています。
(本当はインタビューらしいのですが)独白形式で語られる三宅洋平氏の出生、家族、子ども時代、学生時代やサラリーマン時代を経てバンドを始めるに至るエピソードが面白い。子ども時代の疎外感、氏のモヒカンが会社の先輩によって勝手に切り取られたり殴られたりする事件など氏の視点を通じて、学校や会社社会の歪や異常を映し出します。選挙フェスを通じて氏の演説、メッセージに触れた(おそらく17万人近くの)人は、氏の視点にきっと共感するでしょう。
一点だけ本書の構成で違和感があったのが、最終章である第8章に突然、本書の共同筆者である岡本氏による三宅洋平氏に対するアドバイスというか注文的な文章が現れること。私はこの章に至るまでは、本書を三宅洋平氏とわずかな実働部隊、ミュージシャンたちとボランティアと選挙民が作り出した社会運動を分析した研究書的なものと理解していたのですが、上述の第8章で突然三宅洋平個人の応援あるいは批評的な内容が出てきたことには少々驚きました。
同時期に刊行された 三宅洋平〜選挙フェスのつくりかた が、選挙本部長岡田哲扶氏による選挙日誌的な内容であるのに対し、こちらは社会現象と三宅洋平氏の人となりの部分を深く掘り下げています。
(本当はインタビューらしいのですが)独白形式で語られる三宅洋平氏の出生、家族、子ども時代、学生時代やサラリーマン時代を経てバンドを始めるに至るエピソードが面白い。子ども時代の疎外感、氏のモヒカンが会社の先輩によって勝手に切り取られたり殴られたりする事件など氏の視点を通じて、学校や会社社会の歪や異常を映し出します。選挙フェスを通じて氏の演説、メッセージに触れた(おそらく17万人近くの)人は、氏の視点にきっと共感するでしょう。
一点だけ本書の構成で違和感があったのが、最終章である第8章に突然、本書の共同筆者である岡本氏による三宅洋平氏に対するアドバイスというか注文的な文章が現れること。私はこの章に至るまでは、本書を三宅洋平氏とわずかな実働部隊、ミュージシャンたちとボランティアと選挙民が作り出した社会運動を分析した研究書的なものと理解していたのですが、上述の第8章で突然三宅洋平個人の応援あるいは批評的な内容が出てきたことには少々驚きました。
2014年8月9日に日本でレビュー済み
2013年の三宅洋平の参議院選挙を振り返る。
選挙だけでなくそこまでの三宅の人生も語られ、参院選が突然の点ではなく、それまでの人生とつながっていることが分かる。喜納昌吉との出会いが政治の道のきっかけだったのは驚いた。
この本がいいのは三宅洋平自身の振り返りと平行して、取材したライターによる文章を載せているところだ。ともすれば勢いだけとも思える三宅洋平の選挙だが、その功績は大きい。
三宅洋平についての本としてこれが一番良さそう。
選挙だけでなくそこまでの三宅の人生も語られ、参院選が突然の点ではなく、それまでの人生とつながっていることが分かる。喜納昌吉との出会いが政治の道のきっかけだったのは驚いた。
この本がいいのは三宅洋平自身の振り返りと平行して、取材したライターによる文章を載せているところだ。ともすれば勢いだけとも思える三宅洋平の選挙だが、その功績は大きい。
三宅洋平についての本としてこれが一番良さそう。
2014年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
選挙「戦」に向き合い、期間を通じた思いや内情を絡めつつ、三宅個人史にもフォーカスを当てた読み応えのある一冊。
三宅というパーソナリティーに惹かれつつ読むのもよし、それとは別に距離をとりつつ自分自信の政治との向き合い方をかんがえるのもよし。
彼の煽動する言葉は一方でK.J.やA.S.が逆方向へと誘う際に用いる言葉とも通じる部分がある。確固たる裏付けや、事実に基づいているわけではなく、それぞれが思いたいように世界を認識し、収まりの良い言葉で聴衆へ訴えるというそれだ。そういった部分に危うさも感じつつ、しかし政治家や前に立って喋る人は単に現実的ではなく、夢や理想を語らなくてはならないとも思う。
三宅がK.J.やA.S.と全く異なるのは、信条として双方向性を大切にしているということだ。この本は三宅が訴えそれで完結するのではなく、彼の荒削りさ、未熟な部分に対して、読者に応答を求めた問いかけの書と思う。
三宅というパーソナリティーに惹かれつつ読むのもよし、それとは別に距離をとりつつ自分自信の政治との向き合い方をかんがえるのもよし。
彼の煽動する言葉は一方でK.J.やA.S.が逆方向へと誘う際に用いる言葉とも通じる部分がある。確固たる裏付けや、事実に基づいているわけではなく、それぞれが思いたいように世界を認識し、収まりの良い言葉で聴衆へ訴えるというそれだ。そういった部分に危うさも感じつつ、しかし政治家や前に立って喋る人は単に現実的ではなく、夢や理想を語らなくてはならないとも思う。
三宅がK.J.やA.S.と全く異なるのは、信条として双方向性を大切にしているということだ。この本は三宅が訴えそれで完結するのではなく、彼の荒削りさ、未熟な部分に対して、読者に応答を求めた問いかけの書と思う。
2016年7月12日に日本でレビュー済み
「カリスマ性」というとありきたりですが、寝た子を起こすようなパワーがある方なのだと理解しました。
「勝ち負け」より、「盛り上がる」感じを大切になさっているように感じました。
選挙年齢が引き下げられ、18歳から投票できるようになった今、政治や選挙に興味関心の無い方を文字通り「たたき起こす」役目をされる方かな…。と。
それは、従来の政治家の方にはできないことなので、とても重要なポジションを与えられた方だと、勝手に理解しました。
「勝ち負け」より、「盛り上がる」感じを大切になさっているように感じました。
選挙年齢が引き下げられ、18歳から投票できるようになった今、政治や選挙に興味関心の無い方を文字通り「たたき起こす」役目をされる方かな…。と。
それは、従来の政治家の方にはできないことなので、とても重要なポジションを与えられた方だと、勝手に理解しました。
2014年1月28日に日本でレビュー済み
2013年の参院選で最多得票落選者となったミュージシャンの三宅洋平氏と三宅氏の番組を務めるライター岡本俊浩氏の共著。
三宅氏が幼少期から現在までを荒々しく語り下ろす部分と「選挙フェス」という社会現象を時には冷徹な目で客観的に分析する岡本氏の著述部分が絶妙なコントラストとなっている。
三宅氏が、選挙フェスを振り返っている部分も氏の感情の起伏が率直に語られていて興味深く読ませていただいた。
一方、岡本氏は感情を一切排しながら有識者の意見も取り入れながら、あの現象を客観視している。
今まで投票にさえも行かなかった若者の政治意識を目覚めさせた選挙フェスが総括され、この国の未来の新しい政治参加の仕方を示唆してくれている良書であった。
選挙フェスのドキュメンタリー、岡田哲扶氏の「三宅洋平〜選挙フェスのつくりかた」と併せて読むことをお薦めする。 三宅洋平〜選挙フェスのつくりかた
三宅氏が幼少期から現在までを荒々しく語り下ろす部分と「選挙フェス」という社会現象を時には冷徹な目で客観的に分析する岡本氏の著述部分が絶妙なコントラストとなっている。
三宅氏が、選挙フェスを振り返っている部分も氏の感情の起伏が率直に語られていて興味深く読ませていただいた。
一方、岡本氏は感情を一切排しながら有識者の意見も取り入れながら、あの現象を客観視している。
今まで投票にさえも行かなかった若者の政治意識を目覚めさせた選挙フェスが総括され、この国の未来の新しい政治参加の仕方を示唆してくれている良書であった。
選挙フェスのドキュメンタリー、岡田哲扶氏の「三宅洋平〜選挙フェスのつくりかた」と併せて読むことをお薦めする。 三宅洋平〜選挙フェスのつくりかた