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北欧空戦史 (学研M文庫 な 15-1) 文庫 – 2007/11/1
中山 雅洋
(著)
- 本の長さ448ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2007/11/1
- ISBN-104059012084
- ISBN-13978-4059012085
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登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2007/11/1)
- 発売日 : 2007/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 448ページ
- ISBN-10 : 4059012084
- ISBN-13 : 978-4059012085
- Amazon 売れ筋ランキング: - 772,583位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,001位ヨーロッパ史一般の本
- - 164,025位文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
飛行機・空戦好きの著者の詳細な北欧空戦史であり、著者の視点に必ずしも賛同できないが、貴重な戦史である。歴史をどう解釈するかに必要な、かなり正確なデータを提供していくれる戦史として貴重である。
2007年11月15日に日本でレビュー済み
名著「北欧空戦史」がついに復刊された。
巻頭にはカラーページが追加され、文中のモノクロ写真も追加されています。
嬉しい。なんとも嬉しい。
フィンランド空軍を知るなら、まずはこれ。
絶対的におススメです。
(追記)
と、復刊を喜んでいたら、再び絶版。
光人社NF文庫に期待しましょうか・・・
(さらに追記)
ホビージャパン社から復刻されるようです。
2017年8月発売予定となっています。
巻頭にはカラーページが追加され、文中のモノクロ写真も追加されています。
嬉しい。なんとも嬉しい。
フィンランド空軍を知るなら、まずはこれ。
絶対的におススメです。
(追記)
と、復刊を喜んでいたら、再び絶版。
光人社NF文庫に期待しましょうか・・・
(さらに追記)
ホビージャパン社から復刻されるようです。
2017年8月発売予定となっています。
2008年5月17日に日本でレビュー済み
元の青い背表紙本も持っていますが、写真がかなり増えているのはいいですね。
ただ、元の本のミス(機銃の口径など)もそのままなのは、無念でした。ですから、残念ですが星4つ。
でも、それでも面白いです。
どれほど面白いかというと、私はこの本を読んでフィンランドの中央空軍博物館行ってしまったほどです。
読みやすい文章で、厚い本ですがサクサクよめます。読後、国を護るとはなんぞや、と思わせてくれました。
ただ、元の本のミス(機銃の口径など)もそのままなのは、無念でした。ですから、残念ですが星4つ。
でも、それでも面白いです。
どれほど面白いかというと、私はこの本を読んでフィンランドの中央空軍博物館行ってしまったほどです。
読みやすい文章で、厚い本ですがサクサクよめます。読後、国を護るとはなんぞや、と思わせてくれました。
2007年11月18日に日本でレビュー済み
本書の初版が朝日ソノラマから出版された1982年においては、梅本弘氏の『雪中の奇跡』もまだなく、本書がフィンランド軍の戦いについて言及した唯一の本だった。個人的にもフィンランド空軍の奇跡的とも言える戦いぶりに感銘を受け、Military Maniaの道に誘われるきっかけとなった本の一つといえるので、この度の復刊は感慨深いものがある。
本書で語られる戦いの魅力は、ただフィンランド軍が活躍したというものではない。フィンランドこそは、激動の国際関係に翻弄されながらも、ソ連の侵略から自力のみで祖国を守り抜くことに成功したまさに勇戦敢闘の稀有な国家なのである。その歴史は活躍した戦闘機の機種にも反映されている。1940年の冬戦争においてはオランダ製のフォッカーD21が活躍したが、1941年からの継続戦争においては、わずか40機の米国製旧式機F2Aバッファローが祖国を守った。バッファローは太平洋の戦場で零戦にバタバタと落とされた旧式機であるがフィンランドにおいては「空の真珠」と呼ばれている---。そして、継続戦争後半においてはソ連が連合国側として参戦したため、やむなくナチスドイツと同盟し、空軍はメッサーシュミットBf109の供与を受けて戦ったのであった。
国家のドラマ、個人のドラマが織り成す物語は、森と湖の国を舞台として戦われた。凍結した海を歩く歩兵の群れに上空から銃撃する戦闘機、タイヤではなくスキーをはいて凍結湖から離陸する戦闘機---と非常に絵になる光景が目の前に浮かぶのもまた嬉しい。
本書で語られる戦いの魅力は、ただフィンランド軍が活躍したというものではない。フィンランドこそは、激動の国際関係に翻弄されながらも、ソ連の侵略から自力のみで祖国を守り抜くことに成功したまさに勇戦敢闘の稀有な国家なのである。その歴史は活躍した戦闘機の機種にも反映されている。1940年の冬戦争においてはオランダ製のフォッカーD21が活躍したが、1941年からの継続戦争においては、わずか40機の米国製旧式機F2Aバッファローが祖国を守った。バッファローは太平洋の戦場で零戦にバタバタと落とされた旧式機であるがフィンランドにおいては「空の真珠」と呼ばれている---。そして、継続戦争後半においてはソ連が連合国側として参戦したため、やむなくナチスドイツと同盟し、空軍はメッサーシュミットBf109の供与を受けて戦ったのであった。
国家のドラマ、個人のドラマが織り成す物語は、森と湖の国を舞台として戦われた。凍結した海を歩く歩兵の群れに上空から銃撃する戦闘機、タイヤではなくスキーをはいて凍結湖から離陸する戦闘機---と非常に絵になる光景が目の前に浮かぶのもまた嬉しい。
2007年11月26日に日本でレビュー済み
本書が卓越した戦史として定評があることは今さら言うまでもないが、本書が真に優れているところは、軍事史にあまり関心のない一般の「歴史好き」が予備知識なしで読んでも非常に面白いことだ。
例えば、冒頭に語られる大戦前史において、第一次世界大戦後に再軍備を禁じられたドイツ空軍は、なんとソ連領内に「覆面」の空軍基地をつくるのだ!1925年から1933年まで8年にもわたってこの基地は新鋭機の開発と訓練に使用される。その後の独ソ戦の勃発、独ソの対立を知っている我々からすると「欧州状勢は複雑怪奇」と言いたくもなるではないか。
日本人にとって知られざる欧州史を生き生きと伝えてくれる、優れた歴史書である。
例えば、冒頭に語られる大戦前史において、第一次世界大戦後に再軍備を禁じられたドイツ空軍は、なんとソ連領内に「覆面」の空軍基地をつくるのだ!1925年から1933年まで8年にもわたってこの基地は新鋭機の開発と訓練に使用される。その後の独ソ戦の勃発、独ソの対立を知っている我々からすると「欧州状勢は複雑怪奇」と言いたくもなるではないか。
日本人にとって知られざる欧州史を生き生きと伝えてくれる、優れた歴史書である。
2005年8月21日に日本でレビュー済み
本書に関しては素直に絶賛したい。
まだ学生だった頃に購入したのだが、内容の濃さと作者の語り口が非常に印象に残った。とにかく北欧三カ国の戦い方が渋すぎるのである。
と云うより涙が出てくる位、カワイソウなのだ。
2000機以上のソ連空軍をマトモに迎え撃つ事が出来る、フィンランド空軍の主力戦闘機ブリュスターバッファローは44機...。撃墜されたら山を越え国境を越え、人力で丁重に回収し再生する。機体が無理ならエンジンだけでも持って帰る。とか。
戦闘機を買う金が無いのでニシンの干物で物々交換した。とか。
敵の戦闘機も鹵獲したら当然使用し、入手可能な、ソ連、ドイツ、アメリカ、イタリア、フランスの機体を、あの手この手でゲットし戦力としたり...。とか。
戦闘機の設計図を『まる暗記』して持ち帰り、それを元に作った。とか。
とても、戦時中の一国家がやる様な事実とは思えない、数々のエピソードを読むとき、声を出して笑う事、電車の中で数回。
それでもフィンランド空軍は見事ソ連空軍を撃退するのである。
おいおい...凄すぎる。
そんな、最強と言っても良いフィンランドと北欧三空軍の涙と笑いの戦史。それが本書。もし入手可能なら是非一読を。100点。
まだ学生だった頃に購入したのだが、内容の濃さと作者の語り口が非常に印象に残った。とにかく北欧三カ国の戦い方が渋すぎるのである。
と云うより涙が出てくる位、カワイソウなのだ。
2000機以上のソ連空軍をマトモに迎え撃つ事が出来る、フィンランド空軍の主力戦闘機ブリュスターバッファローは44機...。撃墜されたら山を越え国境を越え、人力で丁重に回収し再生する。機体が無理ならエンジンだけでも持って帰る。とか。
戦闘機を買う金が無いのでニシンの干物で物々交換した。とか。
敵の戦闘機も鹵獲したら当然使用し、入手可能な、ソ連、ドイツ、アメリカ、イタリア、フランスの機体を、あの手この手でゲットし戦力としたり...。とか。
戦闘機の設計図を『まる暗記』して持ち帰り、それを元に作った。とか。
とても、戦時中の一国家がやる様な事実とは思えない、数々のエピソードを読むとき、声を出して笑う事、電車の中で数回。
それでもフィンランド空軍は見事ソ連空軍を撃退するのである。
おいおい...凄すぎる。
そんな、最強と言っても良いフィンランドと北欧三空軍の涙と笑いの戦史。それが本書。もし入手可能なら是非一読を。100点。
2001年12月31日に日本でレビュー済み
ロシア・ドイツの2大国に翻弄されたフィンランド・スウェーデン・ノルウェイの北欧3カ国の苦悩を描いています。
未読の方はぜひ呼んでください。
「目からうろこが落ちる」こと、請け合いです。
未読の方はぜひ呼んでください。
「目からうろこが落ちる」こと、請け合いです。