WW2以前から、中東では、いろいろあったようですが。。今回この本を読んで、少しまとまりました。
欧米列強間でも 英仏が、アメリカと対立して没落した経過など。。いろいろとあったんですね。。
現在、シリアとトルコがもめてますが。。。複雑ですね。。
クルド人が、かわいそうです。
欧米露中らが関わらず、地元で解決してもらうのがいいと思うんですが、そうも行かないでしょうね。

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中東戦争全史 (学研M文庫 S や 5-1) 文庫 – 2001/9/1
山崎 雅弘
(著)
約束の地パレスチナ──この地は戦火が「約束された土地」でもあった。イスラエル建国とアラブ民族主義、複雑に交錯する大国の利害、数次にわたる戦争と繰り返されるテロ……。なぜ彼らは殺し合うのか? 中東戦争の歴史と背景をわかりやすく解説する!
- 本の長さ334ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2001/9/1
- ISBN-10405901074X
- ISBN-13978-4059010746
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登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2001/9/1)
- 発売日 : 2001/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 334ページ
- ISBN-10 : 405901074X
- ISBN-13 : 978-4059010746
- Amazon 売れ筋ランキング: - 633,832位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 92位中東のエリアスタディ
- - 3,760位政治入門
- - 32,135位歴史・地理 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年10月25日に日本でレビュー済み
新版も出てますが初心者にはこの旧版でも中東のパレスチナ紛争の歴史的な流れが十分に掴めると思います。平和な社会の礎を建設するには大きな努力や譲歩が必要になる一方、一部の者による暗殺やテロによって簡単にその礎を一瞬にして崩されてしまう。第二次大戦以前から今この現在まで続いているこの中東の未だ生きている歴史から学ぶ事は多く、歴史は多面的に見る事が大切だと思いました。
目次
第一章 パレスチナ紛争の起源
第二章 アラブ諸国の独立とホロコースト
第三章 第一次中東戦争
第四章 第二次中東戦争
第五章 第三次中東戦争
第六章 第四次中東戦争
第七章 中東戦争と石油危機
第八章 イスラエル軍のレバノン侵攻
第九章 和平を目指す者と、それを阻む者
目次
第一章 パレスチナ紛争の起源
第二章 アラブ諸国の独立とホロコースト
第三章 第一次中東戦争
第四章 第二次中東戦争
第五章 第三次中東戦争
第六章 第四次中東戦争
第七章 中東戦争と石油危機
第八章 イスラエル軍のレバノン侵攻
第九章 和平を目指す者と、それを阻む者
2020年2月8日に日本でレビュー済み
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土地を失ったイスラエルの不幸な歴史とパレスチナの土地にやって来たイスラエル、
解決どころか引っ掻き回した大国。根が深い問題を理解するのは一読レベルでは無理ですので世に返す位内容が濃いです。歩兵部隊がどこそこに侵攻して占領したなど細かい説明がありリアルです。
解決どころか引っ掻き回した大国。根が深い問題を理解するのは一読レベルでは無理ですので世に返す位内容が濃いです。歩兵部隊がどこそこに侵攻して占領したなど細かい説明がありリアルです。
2015年11月1日に日本でレビュー済み
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中国の海洋侵出に英国やドイツが無関心なように、パレスチナ問題に日本人が無関心なことは否めない。本書はパレスチナ問題を英国の三枚舌外交から西暦2000年頃までを網羅的にアラブユダヤいずれにも偏らず300頁強にまとめた好著である。一読すればイスラム教対ユダヤキリスト教などという単純なものでなく、イスラエルと米国、パレスチナ人とアラブ諸国、アラブ諸国内ですら意見や利害の相違があって、平和とか相互理解というものが文字通り命懸けであることが理解できる。
シオニズム運動は民族自決の、イスラエル建国は植民地独立の時代の流れに沿ったものである。その意味でユダヤ人も他民族と同じだが、異質なのは他人の土地に建国し核兵器まで作って居座ったことだ。イスラエル国民はもともと欧州から難民としてパレスチナに移住したのに、ひと度建国するや原住民や隣国に対する行動は彼等を迫害した国と瓜二つである。イスラエル建国がパレスチナ難民を生み、PLOはレバノン南部を乗っ取ってレバノンが内戦になる連鎖を生む。そしてアラファト議長とラビン首相とによる和解の流れを打ち砕いたシャロンは首相になってパレスチナ人にわずかに残された土地にまで入植を進める。
読んで義憤を覚えるよりも出口の見えなさに茫然とするが、現在進行形の話なのでやはり押さえておきたい。それでも読み終えて、そう言えばイスラエルの最大の友好国も移民が原住民から土地を奪って建てた国だったな、と思うと一層やり切れない気持ちになった。
シオニズム運動は民族自決の、イスラエル建国は植民地独立の時代の流れに沿ったものである。その意味でユダヤ人も他民族と同じだが、異質なのは他人の土地に建国し核兵器まで作って居座ったことだ。イスラエル国民はもともと欧州から難民としてパレスチナに移住したのに、ひと度建国するや原住民や隣国に対する行動は彼等を迫害した国と瓜二つである。イスラエル建国がパレスチナ難民を生み、PLOはレバノン南部を乗っ取ってレバノンが内戦になる連鎖を生む。そしてアラファト議長とラビン首相とによる和解の流れを打ち砕いたシャロンは首相になってパレスチナ人にわずかに残された土地にまで入植を進める。
読んで義憤を覚えるよりも出口の見えなさに茫然とするが、現在進行形の話なのでやはり押さえておきたい。それでも読み終えて、そう言えばイスラエルの最大の友好国も移民が原住民から土地を奪って建てた国だったな、と思うと一層やり切れない気持ちになった。
2017年12月22日に日本でレビュー済み
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古代史の部分が杜撰すぎる。高校の世界でも習う事が間違ってる。
例えば、p18に
>これ以降、同地に君臨する支配者は、バビロニア、・・・・・と移り変わり、「イスラエル」の名前は紀元前八世紀頃には歴史の舞台から姿を消してしまう。紀元前37年、ヘロデというイドマヤ人(非ユダヤ人)がローマ元老院に認められて新たなユダヤ王国を再興したものの、紀元前4年に彼が死ぬと、現地のユダヤ人たちは再びローマ総督の支配下に戻されてしまった。
とあるが、かなりおかしい。
古代イスラエルが2つに別れてイスラエル王国が滅亡した後も、ユダ王国は他国に従属しながらもバビロン捕囚(紀元前598年)まで続く。また、紀元前2世紀に独立した形でハスモン朝が成立している。都はエルサレム。創始者はヘンデルのオラトリオで有名な、ユダス・マカベウス。これを乗っ取ったのがヘロデだが、ヘロデ朝は一応期限後92年までは続く。第二次ユダヤ戦争の事も書いてないし、他の部分もどこまで事実なのかいちいち調べないといけない。
例えば、p18に
>これ以降、同地に君臨する支配者は、バビロニア、・・・・・と移り変わり、「イスラエル」の名前は紀元前八世紀頃には歴史の舞台から姿を消してしまう。紀元前37年、ヘロデというイドマヤ人(非ユダヤ人)がローマ元老院に認められて新たなユダヤ王国を再興したものの、紀元前4年に彼が死ぬと、現地のユダヤ人たちは再びローマ総督の支配下に戻されてしまった。
とあるが、かなりおかしい。
古代イスラエルが2つに別れてイスラエル王国が滅亡した後も、ユダ王国は他国に従属しながらもバビロン捕囚(紀元前598年)まで続く。また、紀元前2世紀に独立した形でハスモン朝が成立している。都はエルサレム。創始者はヘンデルのオラトリオで有名な、ユダス・マカベウス。これを乗っ取ったのがヘロデだが、ヘロデ朝は一応期限後92年までは続く。第二次ユダヤ戦争の事も書いてないし、他の部分もどこまで事実なのかいちいち調べないといけない。
2014年7月5日に日本でレビュー済み
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余計な装飾を省いて事実の経過を淡々と述べていくその語り口は、何かに似ていると思ったら「ガリア戦記」だった。
こんなべらぼうに面白い本が長く絶版になっているのは非常に惜しい。
2000年以降の経過も追加した増補版をぜひ出版してもらいたい。
こんなべらぼうに面白い本が長く絶版になっているのは非常に惜しい。
2000年以降の経過も追加した増補版をぜひ出版してもらいたい。
2015年3月11日に日本でレビュー済み
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綺麗な本で内容も詳しく書かれており、まさに教科書のような書籍で感激です。ありがとうございます。
2006年2月21日に日本でレビュー済み
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内容は題名そのままである。
第1次から4次まで勃発した中東戦争にかんする書である。
パレスチナ紛争の起源についても古代イスラエルからイギリス統治時代、帝国主義外交、シオニズム運動などを丁寧に押さえながら、ユダヤとアラブの緊張が次第に高まり、イスラエルの独立と第1次中東戦争に至るといった過程がわかりやすく記されている。その後の第4次までのそれぞれの中東戦争やその後のパレスチナ問題についても要点を押さえた記述が展開される。
私がこの書で高く評価したいのは中立的な立場で著述を進めていることである。ことにパレスチナ紛争となるとユダヤ・アラブのどちらかに過度に肩入れした政治的な著述が目立つということがある。
しかし、昔はアラブのテロリストこそが残虐非道と言われた時代があったのではないか。インティファーダを転換点として正義と悪が入れかわった感がある。どうもそんな昔の立場を忘れしてしまった人が多いのではないか。別に私はアラブにもユダヤにも肩入れする気はない。
この書は淡々と、中立の立場で記述される。別段、新しい事実や考察があるわけではないが、過度に政治的な立場を取らないパレスチナ紛争に関する入門書と言うだけで一定の価値があるのではないか。
第1次から4次まで勃発した中東戦争にかんする書である。
パレスチナ紛争の起源についても古代イスラエルからイギリス統治時代、帝国主義外交、シオニズム運動などを丁寧に押さえながら、ユダヤとアラブの緊張が次第に高まり、イスラエルの独立と第1次中東戦争に至るといった過程がわかりやすく記されている。その後の第4次までのそれぞれの中東戦争やその後のパレスチナ問題についても要点を押さえた記述が展開される。
私がこの書で高く評価したいのは中立的な立場で著述を進めていることである。ことにパレスチナ紛争となるとユダヤ・アラブのどちらかに過度に肩入れした政治的な著述が目立つということがある。
しかし、昔はアラブのテロリストこそが残虐非道と言われた時代があったのではないか。インティファーダを転換点として正義と悪が入れかわった感がある。どうもそんな昔の立場を忘れしてしまった人が多いのではないか。別に私はアラブにもユダヤにも肩入れする気はない。
この書は淡々と、中立の立場で記述される。別段、新しい事実や考察があるわけではないが、過度に政治的な立場を取らないパレスチナ紛争に関する入門書と言うだけで一定の価値があるのではないか。