ストーリーも良質ですが執筆のエッセンスが簡潔にまとめられていてタメになります。
昨今の技術の進歩は素晴らしく、この本に書かれてることもいよいよ現実味を帯びてきましたね。

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小説家の作り方 (メディアワークス文庫 の 1-4) 文庫 – 2011/3/25
野崎 まど
(著)
「小説の書き方を教えていただけませんでしょうか。私は、この世で一番面白い小説のアイディアを閃いてしまったのです―― 」
駆け出しの作家・物実のもとに初めて来たファンレター。それは小説執筆指南の依頼だった。半信半疑の彼が出向いた喫茶店で出会ったのは、世間知らずでどこかズレている女性・紫。先のファンレター以外全く文章を書いたことがないという彼女に、物実は「小説の書き方」を指導していくが―― 。
野崎まど待望の新作ミステリーノベル……改め、意表を突く切り口で描かれる 『ノベル・ミステリー』 登場。
駆け出しの作家・物実のもとに初めて来たファンレター。それは小説執筆指南の依頼だった。半信半疑の彼が出向いた喫茶店で出会ったのは、世間知らずでどこかズレている女性・紫。先のファンレター以外全く文章を書いたことがないという彼女に、物実は「小説の書き方」を指導していくが―― 。
野崎まど待望の新作ミステリーノベル……改め、意表を突く切り口で描かれる 『ノベル・ミステリー』 登場。
- 本の長さ241ページ
- 言語日本語
- 出版社アスキー・メディアワークス
- 発売日2011/3/25
- ISBN-104048704737
- ISBN-13978-4048704731
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登録情報
- 出版社 : アスキー・メディアワークス (2011/3/25)
- 発売日 : 2011/3/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 241ページ
- ISBN-10 : 4048704737
- ISBN-13 : 978-4048704731
- Amazon 売れ筋ランキング: - 947,782位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,388位メディアワークス文庫
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5 星
6部作、4冊目。
『[映]アムリタ』に続く6部作4冊目。この世で一番面白い小説を書く小説家を作る、小説家のお話。タイトルから想像する内容からは、裏切られる展開に。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これの前作と前々作が、少しファンタジー色強めでリアリティに少し難を感じたんですが、
これはSF的な意味である種のリアリティを感じました。
男性主人公の前に少し不思議なヒロイン(大抵美人)が現れ、
事件が起き、真相の後にちょっとしたどんでん返し、
という、いつもの本シリーズの王道パターン。
普通によかったです。
個人的にシリーズでは二番目に好き。
(一番はアムリタ)
ていうかこれほぼラノベですよね。
自分はバーナード嬢読んでなかったらこのシリーズ知らなかったおっさ〇なんですが、
ガチラノベ世代にこのシリーズがどれだけ知名度あるのか少し気になります。
新装版でるくらいだから売れてるとは思いますけど、
なんか少々マイナーな印象。
これはSF的な意味である種のリアリティを感じました。
男性主人公の前に少し不思議なヒロイン(大抵美人)が現れ、
事件が起き、真相の後にちょっとしたどんでん返し、
という、いつもの本シリーズの王道パターン。
普通によかったです。
個人的にシリーズでは二番目に好き。
(一番はアムリタ)
ていうかこれほぼラノベですよね。
自分はバーナード嬢読んでなかったらこのシリーズ知らなかったおっさ〇なんですが、
ガチラノベ世代にこのシリーズがどれだけ知名度あるのか少し気になります。
新装版でるくらいだから売れてるとは思いますけど、
なんか少々マイナーな印象。
2020年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『[映]アムリタ』に続く6部作4冊目。
この世で一番面白い小説を書く小説家を作る、小説家のお話。
タイトルから想像する内容からは、裏切られる展開に。
この世で一番面白い小説を書く小説家を作る、小説家のお話。
タイトルから想像する内容からは、裏切られる展開に。

『[映]アムリタ』に続く6部作4冊目。
この世で一番面白い小説を書く小説家を作る、小説家のお話。
タイトルから想像する内容からは、裏切られる展開に。
この世で一番面白い小説を書く小説家を作る、小説家のお話。
タイトルから想像する内容からは、裏切られる展開に。
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2016年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずそこに説得力を感じない。
「ファンだから」で済ませてしまっていいものなのか・・・。
とにかく、なんだか全体的に消化不良感を覚えてしまいます。
またまた”天才”に頼ってしまいますし、”主人公の性格”が
結局どの作品も同じようなのも気になる。
野崎氏の自我が一番投影されてるからなのかもですが。
毎度のことながら、意外な展開があって・・・
これが、主人公の友人が覗いてるハッカーのフォーラムに関わってたとは
思いもよりませんでしたが。
で、このあともう一段来るんだろー?
それは主人公が見そこなった、表紙が白紙の原稿の束だろう。
読みのとおり、紫嬢にアポをとるわけですが、そこで明かされたことは・・・
元々途中から考えてたことだったので、あんまり意外じゃなかったなぁ~。
今作で看過出来ないのはこの一文。
「私のメモを読んだ方々は、人の形を保てなくなってしまったのです」
きっと、超越した自我が紡ぐ究極の小説は、人間を壊すものだろう。
主人公さん、あの原稿を見なくて正解やで(笑)。
「ファンだから」で済ませてしまっていいものなのか・・・。
とにかく、なんだか全体的に消化不良感を覚えてしまいます。
またまた”天才”に頼ってしまいますし、”主人公の性格”が
結局どの作品も同じようなのも気になる。
野崎氏の自我が一番投影されてるからなのかもですが。
毎度のことながら、意外な展開があって・・・
これが、主人公の友人が覗いてるハッカーのフォーラムに関わってたとは
思いもよりませんでしたが。
で、このあともう一段来るんだろー?
それは主人公が見そこなった、表紙が白紙の原稿の束だろう。
読みのとおり、紫嬢にアポをとるわけですが、そこで明かされたことは・・・
元々途中から考えてたことだったので、あんまり意外じゃなかったなぁ~。
今作で看過出来ないのはこの一文。
「私のメモを読んだ方々は、人の形を保てなくなってしまったのです」
きっと、超越した自我が紡ぐ究極の小説は、人間を壊すものだろう。
主人公さん、あの原稿を見なくて正解やで(笑)。
2017年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近年、全く小説家になる方法を解説しないのに、
「~なる方法」なんてサブタイトルがついた作品がマンガ大賞の1位になりましたが、
この作品も小説家になる方法を解説した小説では全くありませんので
ご注意ください。ちなみに中身を最後まで読んでみると、タイトルは間違っておらず、
日本語って紛らわしいってことがわかると思います。
この作品は、ちょっとだけ先の世界を描いた少し不思議な小説です。
予測の斜め上を行く展開にご注意ください。
「~なる方法」なんてサブタイトルがついた作品がマンガ大賞の1位になりましたが、
この作品も小説家になる方法を解説した小説では全くありませんので
ご注意ください。ちなみに中身を最後まで読んでみると、タイトルは間違っておらず、
日本語って紛らわしいってことがわかると思います。
この作品は、ちょっとだけ先の世界を描いた少し不思議な小説です。
予測の斜め上を行く展開にご注意ください。
2021年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ギミックが光る作品だった。
古典的な泣かせるパターンにある、ロボット(AI)が人間になりたいという叶わぬ想いのバリエーション。
「この世で一番面白い小説のアイデア」をもった女性(?)が登場するが、その小説の内容は全く出てこない。
その読めない小説への期待値が上がり、読めなくて悶々とさせるところが、著者の筆力なのだろう。
古典的な泣かせるパターンにある、ロボット(AI)が人間になりたいという叶わぬ想いのバリエーション。
「この世で一番面白い小説のアイデア」をもった女性(?)が登場するが、その小説の内容は全く出てこない。
その読めない小説への期待値が上がり、読めなくて悶々とさせるところが、著者の筆力なのだろう。
2013年10月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「この世で一番面白い小説」をいつか読みたい我々読者、いつか書きたい作家達。その双方の執念ともいえる願いをネタに書きあげられたライトSF形式の小説。
いつものように最終章でどんでん返しがあることに期待して読むだろうがその期待は裏切られない。ただ今回は誰もが背筋が寒くなる類のエンディングではない。著者も勿論この世で一番面白い小説が書きたい小説家だからだろう。ここで人類の終末の弔鐘を聞くか、「この世で一番面白い小説」の完成への希望を感じて視線を上げるかは読む者による。いずれにせよ楽しく読ませてもらえることは間違いない。
表題通り「この世で一番面白い小説を書く小説家の作り方」に関する記録で、その入り口までが記されている。残念ながら成果としての「この世で一番面白い小説」は収録されていない。
読了後、読み返しながら初めの方の何気ない感じのやり取りが全て結末に繋がっていて、見事に美しいことに気付かされた。登場人物の名前もその一例である。
主人公の作家:物実さんは「物理的な実体」。友人:茶水さんは「ロボットを完成させるお茶の水博士」。物見さんに小説を習う紫依代(むらさきいよ)は正に名を体で表す、これしかないネーミング。
物見の編集者:付白誌作子(つきしろしづこ)は「この世で一番面白い小説を作る人に付き添い、その実現を志す人」か。雑誌編集ではないので言偏は無い方が良いのでは?
妙なハッカー:在原露は伊勢物語の世間知らずの深窓の姫君高子に対し、「露と答えて消えなましものを」と詠んだ業平だろう。
そして「むらさき」は在原露に目的を持って育て上げられた「紫の上」に違いない。
また、付白さんの「物実さんは“この世で一番面白い小説”に繋がっている何かだ」という直感がどんな意味で当たっていたかなど、膝を打つしかない。
といった、数限りないにやにやが湧き出てくる小説だ。
著者が編集の湯浅氏から「この世で一番面白い小説を書くつもりで」とか言われ、そこまで言うならと書き上げた小説なのではないだろうか。小説を愛しているが故に小説に悩む人の声なのだろう。何か著者の肉声が漏れてきているようで温かみを感じる。
ところで、最終第8章は「この世で一番面白い小説」。この冒頭で物実が完成させた長編小説は本書の第7章までの物語そのものだろうか?
いつものように最終章でどんでん返しがあることに期待して読むだろうがその期待は裏切られない。ただ今回は誰もが背筋が寒くなる類のエンディングではない。著者も勿論この世で一番面白い小説が書きたい小説家だからだろう。ここで人類の終末の弔鐘を聞くか、「この世で一番面白い小説」の完成への希望を感じて視線を上げるかは読む者による。いずれにせよ楽しく読ませてもらえることは間違いない。
表題通り「この世で一番面白い小説を書く小説家の作り方」に関する記録で、その入り口までが記されている。残念ながら成果としての「この世で一番面白い小説」は収録されていない。
読了後、読み返しながら初めの方の何気ない感じのやり取りが全て結末に繋がっていて、見事に美しいことに気付かされた。登場人物の名前もその一例である。
主人公の作家:物実さんは「物理的な実体」。友人:茶水さんは「ロボットを完成させるお茶の水博士」。物見さんに小説を習う紫依代(むらさきいよ)は正に名を体で表す、これしかないネーミング。
物見の編集者:付白誌作子(つきしろしづこ)は「この世で一番面白い小説を作る人に付き添い、その実現を志す人」か。雑誌編集ではないので言偏は無い方が良いのでは?
妙なハッカー:在原露は伊勢物語の世間知らずの深窓の姫君高子に対し、「露と答えて消えなましものを」と詠んだ業平だろう。
そして「むらさき」は在原露に目的を持って育て上げられた「紫の上」に違いない。
また、付白さんの「物実さんは“この世で一番面白い小説”に繋がっている何かだ」という直感がどんな意味で当たっていたかなど、膝を打つしかない。
といった、数限りないにやにやが湧き出てくる小説だ。
著者が編集の湯浅氏から「この世で一番面白い小説を書くつもりで」とか言われ、そこまで言うならと書き上げた小説なのではないだろうか。小説を愛しているが故に小説に悩む人の声なのだろう。何か著者の肉声が漏れてきているようで温かみを感じる。
ところで、最終第8章は「この世で一番面白い小説」。この冒頭で物実が完成させた長編小説は本書の第7章までの物語そのものだろうか?
2017年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正解するカドを観て、数冊作者の本を読みました。筒井康隆の様に短編をたくさん書いて欲しいです。