森橋ビンゴ先生の小説を読むのはこの「この恋と、この未来。」シリーズが初めてだが、本人があとがきに書いてるように、ビンゴ先生の本は確かにライトノベルというジャンルからすれば異形なんだと思う。
シリアスでリアリティのある恋愛ものの中でもかなりシリアスでそれなりに黒い部分(?)があったと読んでて実感した。確かにライトじゃないなと思ったことも事実。だがしかし、異形だからと言ってよくないわけではない。確かに王道はそれなりに面白いし、だからこそ売れたり色んな人に読まれたりするのだろう。でも、邪道はその王道に反して今までの事柄をひっくり返してくれる新鮮さがあるからこそ面白いのだと思う。逆に王道(最近ではVRMMOとか異世界移住)も面白いけれども、毎度同じような内容を読んでいたらいつの間にか新鮮さを感じられなくなって飽きてしまうこともあるだろう。だからこそ新しい、今までとは少し異なった内容の本が必要だと思うのだ。
だからこそ、こういった本が必要だと思うからこそ、僕はこの本に満点をつけた。
実際、僕自身も含めて、色んな人が本を買うときはその本のレビューをみて買ったりするだろう。そうでない人もいるが、事実レビューを気にする人もいるし、それをベースに本を買うか買わないかを判断する人もいる。
個人的に、このシリーズは色んな人に読んでもらいたい。ラノベ好きでもそうでなくても、老若男女全ての人に読んでもらい。
確かに未完ではあるが、作者曰く続編はいつか投稿サイトなどで公開するとは言っていた。だから、そこらへんを気にしている人は迷わず買って読んでみて欲しい。
今更ながら内容のことについて話をすると、傑作といえる代物だと思った。この巻もそうなのだが、全体的にこのシリーズは某有名作のように知れ渡っても可笑しくない作品だ。詳しい内容は書かないが読んで少しでも損と感じた時間は無かった。皆無と言っていいほど、読んでる間は幸せだった。
このレビューを誰かが読んでいるのならば(読まなければ伝わらないのだがw)、もしこの小説が未完だからとか異形だからという理由だけで買う事を戸惑っているのならば、気にせず購入することをお勧めします。そしてみんなで長々と待ちましょう。ビンゴさんが六巻を公開する日まで。
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この恋と、その未来。 ―二年目 秋冬― (ファミ通文庫) 文庫 – 2016/5/30
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――だから未来、お前はただ去るだけで良かったんだ――
山城との一件で三好を傷つけ、未来の信頼も失ってしまった四郎は、
父の誘いで京都を訪れた。そこで三並と西園から、未来とともに結婚式に招待され困惑する。
しかし未来から真実を知らされ、以前と変わらず接してくれる和田と梵、
そして広美のおかげで徐々に日常を取り戻していく。
そんなある日、梵に望まない婚約者のことを相談された四郎は、
未来の妙案で仲間達と団結し、彼女を助けるため文化祭で一芝居打つことにするのだが――。
山城との一件で三好を傷つけ、未来の信頼も失ってしまった四郎は、
父の誘いで京都を訪れた。そこで三並と西園から、未来とともに結婚式に招待され困惑する。
しかし未来から真実を知らされ、以前と変わらず接してくれる和田と梵、
そして広美のおかげで徐々に日常を取り戻していく。
そんなある日、梵に望まない婚約者のことを相談された四郎は、
未来の妙案で仲間達と団結し、彼女を助けるため文化祭で一芝居打つことにするのだが――。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日2016/5/30
- 寸法10.7 x 1.4 x 14.9 cm
- ISBN-10404734141X
- ISBN-13978-4047341418
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/エンターブレイン (2016/5/30)
- 発売日 : 2016/5/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 404734141X
- ISBN-13 : 978-4047341418
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 974,967位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年6月9日に日本でレビュー済み
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2016年6月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本シリーズはこの第五巻をもって終了のようです。「売上から考えて」との出版社の理由です。第六巻での終了を当初想定していた森橋先生は二巻分を今巻第五巻に圧縮してとにかく着地させてしまう策を選ばず、次の第六最終巻相当が発刊されずに本以外の形で世に問うことになったとしても書きたいように書くことを決意し、今巻は中途半端なところで中断させることを選んだ、とのことです。なぜなら、このシリーズを森橋ビンゴ先生が自身のライトノベルとしての最終作品、集大成にすると決めているからだそうです。
最終巻が無いかもしれないという瀬戸際ながら、今巻も読みやすいです。恋人を失った四郎ですが、和田や梵や広美さんだけでなく男子生徒達とのやり取りで徐々に回復していきます。家庭のことで窮地に立つ梵を助けようと、皆で語らって梵の悩みの種の人物を文化祭中に懲らしめようとした時、これまで未来が感じていただろう「嫌悪感」に四郎が気付くところが大きな転換です。更に広美さんを元彼から守ろうとがんばることでも四郎は一つ大人に近づきます。ダメダメでもないがスーパーでもない普通の男子高校生の四郎には読んでいる側も感情移入しやすく、彼と一緒に変化していけるので、一番最後の未来からの言葉は全く予想外でしたが、それへの四郎の穏やかな反応は自然に感じられました。
あと一巻分を残した中途半端な今巻の終わりなので、四郎と梵、広美との関係は今後の変化は分からないものの、これからの四郎の心の温度や色合いはほぼ決まったように感じました。だから、いつになるか分からない「最終巻」をじっと待っていられそうです。
中途半端とはいえ、ここまでシリーズを追っかけてきた者としては読んで良かった、読む価値のある一冊と思います。この点だけ考えて★5つ。
ライトノベルの衰退が言われて久しい中、書きたいもののある作家さんは苦労しているのですね。昨年、野村美月先生が「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」をシリーズ第5巻までで途中終了し、「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる~Long Long Engage~」をシリーズ外で出し、変則的な形で終わらせたことを思い出します。
そして、森橋先生はラノベから道を変えられる。ノベルの世界が変わろうとしているのですね。
最終巻が無いかもしれないという瀬戸際ながら、今巻も読みやすいです。恋人を失った四郎ですが、和田や梵や広美さんだけでなく男子生徒達とのやり取りで徐々に回復していきます。家庭のことで窮地に立つ梵を助けようと、皆で語らって梵の悩みの種の人物を文化祭中に懲らしめようとした時、これまで未来が感じていただろう「嫌悪感」に四郎が気付くところが大きな転換です。更に広美さんを元彼から守ろうとがんばることでも四郎は一つ大人に近づきます。ダメダメでもないがスーパーでもない普通の男子高校生の四郎には読んでいる側も感情移入しやすく、彼と一緒に変化していけるので、一番最後の未来からの言葉は全く予想外でしたが、それへの四郎の穏やかな反応は自然に感じられました。
あと一巻分を残した中途半端な今巻の終わりなので、四郎と梵、広美との関係は今後の変化は分からないものの、これからの四郎の心の温度や色合いはほぼ決まったように感じました。だから、いつになるか分からない「最終巻」をじっと待っていられそうです。
中途半端とはいえ、ここまでシリーズを追っかけてきた者としては読んで良かった、読む価値のある一冊と思います。この点だけ考えて★5つ。
ライトノベルの衰退が言われて久しい中、書きたいもののある作家さんは苦労しているのですね。昨年、野村美月先生が「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる」をシリーズ第5巻までで途中終了し、「吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる~Long Long Engage~」をシリーズ外で出し、変則的な形で終わらせたことを思い出します。
そして、森橋先生はラノベから道を変えられる。ノベルの世界が変わろうとしているのですね。
2016年7月30日に日本でレビュー済み
森橋ビンゴ先生の小説は、ある意味ラノベらしくないのですが、
そこが非常に好ましく感じていました。
この作品も性同一障害とちゃんと向き合った良い作品だと思います。
どんなに良い作品でも売れなければ駄作。という出版社の
自浄も解らないでもないですが、こんな中途半端な終わらせ方は
とても納得の出来るものではありません。
未来の気持ち、四郎の戸惑いと心境の変化など
これから面白くなっていくだろうという所での突然の打ち切り。
永遠のお預けを食ったようなモヤモヤが残りました。
そこが非常に好ましく感じていました。
この作品も性同一障害とちゃんと向き合った良い作品だと思います。
どんなに良い作品でも売れなければ駄作。という出版社の
自浄も解らないでもないですが、こんな中途半端な終わらせ方は
とても納得の出来るものではありません。
未来の気持ち、四郎の戸惑いと心境の変化など
これから面白くなっていくだろうという所での突然の打ち切り。
永遠のお預けを食ったようなモヤモヤが残りました。
2018年1月22日に日本でレビュー済み
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ただ、打ち切りの情報が拡散していたので、それでレビュー評価が他の巻に比べて低いだけです。内容は、ほとんどいつも通り。若干気休め的な感じかな?
2016年7月25日に日本でレビュー済み
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内容は文句なしですが、あとがきを読んでとてもショックでした。
四郎と未来がどのような結末に至るのか、その二人の未来を見てみたいと心から思います。
どのような形になるかわ分かりませんが、6巻を何らかの形で発表するとのことなので、待ち続けます。
待ち続ける価値のある作品です。
森橋先生ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
四郎と未来がどのような結末に至るのか、その二人の未来を見てみたいと心から思います。
どのような形になるかわ分かりませんが、6巻を何らかの形で発表するとのことなので、待ち続けます。
待ち続ける価値のある作品です。
森橋先生ありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
2016年10月18日に日本でレビュー済み
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打ち切りというレビューが多いですが、最新の情報ではめでたく続刊(最終刊)が決定したようです。
反響故の決定とは思いますが、実際それに相応しい内容の作品だと思います。
「正しくない」主人公の行動と心境に、しかし「悪くはないよ」と言ってやるくなる、彼らの実在の人間のように応援したくなる小説です。
反響故の決定とは思いますが、実際それに相応しい内容の作品だと思います。
「正しくない」主人公の行動と心境に、しかし「悪くはないよ」と言ってやるくなる、彼らの実在の人間のように応援したくなる小説です。
2016年7月16日に日本でレビュー済み
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素敵な作品ですよね。
続きが読める日をいつまでも楽しみにしています。
続きが読める日をいつまでも楽しみにしています。
2016年7月11日に日本でレビュー済み
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打ち切りと知らずに読み進めて、次巻に大きな期待を抱いたところで、あとがきでの暴露。
しかも、作者開き直って、打ち切りだからと言って当初構想を曲げてまで綺麗にまとめるつもりはなかったと。
自分の書きたいものだけを書きたいんだったら、チラシの裏にでも書いていればよろしい。
しかも、作者開き直って、打ち切りだからと言って当初構想を曲げてまで綺麗にまとめるつもりはなかったと。
自分の書きたいものだけを書きたいんだったら、チラシの裏にでも書いていればよろしい。