星を売る?どういうこと?タイトルに惹かれてこの本を手に取りました。
結論、この本の題材である、長野県阿智村をググる手が止まりません。
この本には、苦戦続きの温泉地が、なぜ人を呼べるようになったのかが、ストーリー仕立てで書かれています。
・どのように差別化したのか?
・ターゲットはどうしたのか?
・抵抗勢力との戦いは?
・どう周りを巻き込んでいったか?
など、マーケティング戦略がストーリーを通して学べるビジネス本です。
しかし、ただのビジネス本と侮るなかれ。ストーリーも手抜きなく、文句なく面白いのです。阿智村の魅力、そこで働く人の真剣さや、情熱がリアルに伝わってきます。登場人物は一部フィクションもありますが、阿智村の魅力や、働く人の情熱は間違いなく本物と感じました。
本を読み進めるたびに、阿智村について、ググっている自分がいました。
阿智村について教えてくれたこの本に、感謝の気持ちでいっぱいです。

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そうだ、星を売ろう 「売れない時代」の新しいビジネスモデル 単行本 – 2016/4/14
永井孝尚
(著)
シリーズ累計60万部突破!『100円コーラ』シリーズ著者の最新刊!
長野県の阿智村で実際に起きた実話に基づくビジネス物語
温泉旅館で働く新人・諸星明は、衰退する温泉郷の立て直しに挑戦する。しかし周囲は無関心。
過去の成功体験が忘れられない反対派もいる逆風のなか、諸星と数人の仲間で始めた「ディズニーを超える」という挑戦は、「売れない時代」の新しいビジネスモデルを創りあげていく――。
ヒトなし、カネなし、モノなしの限られた状況の中、諸星は新規事業を成功できるのか?
長野県・阿智村で実際に起きた実話に基づくビジネス物語。
ジョン・P・コッターの「企業変革の8ステップ」を中心に、ダニエル・ピンク『モチベーション3.0』、ジェイ・B・バーニーの『企業戦略論』、『ゼロ・トゥ・ワン』『アダプト思考』『リーンスタートアップ』『競争優位の終焉』など最新ビジネス理論を網羅した、ストーリーで「企業変革」が学べる1冊
(目次)
第1章 温泉郷の強みは、温泉か?――大量生産・大量消費時代の終わり
第2章 そうだ、星を売ろう!――当たり前のものが強みに変わる
第3章 星の村――コッターの企業変革力
第4章 星のガイド――ヒト・モノ・カネより大切なもの
第5章 見えない星空――リスク管理と失敗の3ステップ
第6章 星のタウンミーティング――抵抗勢力を味方につける
第7章 星の絆―― 「やりたいからやる」モチベーション3・0
第8章 星の特産品――1を100に育てるリーン・スタートアップ
第9章 五平餅協力隊――ビジネスは合理的に判断できない
第10章 星の模倣――競争優位の終焉と終わらない変革力
エピローグ 成功体験を捨て去る勇気
解説 ジョン・コッターの「変革を推進するための段階のプロセス」
巻末付録 本書のもとになった経営戦略理論
長野県の阿智村で実際に起きた実話に基づくビジネス物語
温泉旅館で働く新人・諸星明は、衰退する温泉郷の立て直しに挑戦する。しかし周囲は無関心。
過去の成功体験が忘れられない反対派もいる逆風のなか、諸星と数人の仲間で始めた「ディズニーを超える」という挑戦は、「売れない時代」の新しいビジネスモデルを創りあげていく――。
ヒトなし、カネなし、モノなしの限られた状況の中、諸星は新規事業を成功できるのか?
長野県・阿智村で実際に起きた実話に基づくビジネス物語。
ジョン・P・コッターの「企業変革の8ステップ」を中心に、ダニエル・ピンク『モチベーション3.0』、ジェイ・B・バーニーの『企業戦略論』、『ゼロ・トゥ・ワン』『アダプト思考』『リーンスタートアップ』『競争優位の終焉』など最新ビジネス理論を網羅した、ストーリーで「企業変革」が学べる1冊
(目次)
第1章 温泉郷の強みは、温泉か?――大量生産・大量消費時代の終わり
第2章 そうだ、星を売ろう!――当たり前のものが強みに変わる
第3章 星の村――コッターの企業変革力
第4章 星のガイド――ヒト・モノ・カネより大切なもの
第5章 見えない星空――リスク管理と失敗の3ステップ
第6章 星のタウンミーティング――抵抗勢力を味方につける
第7章 星の絆―― 「やりたいからやる」モチベーション3・0
第8章 星の特産品――1を100に育てるリーン・スタートアップ
第9章 五平餅協力隊――ビジネスは合理的に判断できない
第10章 星の模倣――競争優位の終焉と終わらない変革力
エピローグ 成功体験を捨て去る勇気
解説 ジョン・コッターの「変革を推進するための段階のプロセス」
巻末付録 本書のもとになった経営戦略理論
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2016/4/14
- 寸法12.9 x 1.8 x 18.9 cm
- ISBN-10404601508X
- ISBN-13978-4046015082
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商品の説明
著者について
●永井孝尚:1984年に慶應義塾大学工学部を卒業後、日本IBMに入社。マーケティングマネージャーとして事業戦略策定と実施を担当、同社ソフトウェア事業の成長を支える。2013年に日本IBMを退社して独立。マーケティング思考を日本に根付かせることを目的に、ウォンツアンドバリュー株式会社を設立して代表取締役に就任。主な著書に、シリーズ累計60万部を突破した『100円のコーラを1000円で売る方法』(シリーズ全3巻、コミック版全3巻、図解版、文庫版)、『戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!』(以上KADOKAWA)などがある。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2016/4/14)
- 発売日 : 2016/4/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 270ページ
- ISBN-10 : 404601508X
- ISBN-13 : 978-4046015082
- 寸法 : 12.9 x 1.8 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 399,155位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 887位MBA(経営学修士)
- - 1,754位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
著者について
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マーケティング戦略コンサルタント。
1984年に慶應義塾大学工学部計測工学科を卒業後、日本IBMに入社。マーケティング戦略のプロとして事業戦略策定と実施を担当。さらに人材育成責任者として人材育成戦略策定と実施を担当し、同社ソフトウェア事業の成長を支える。
2013年に日本IBMを退社し独立。ウォンツアンドバリュー株式会社を設立して代表に就任。執筆の傍ら、幅広い企業や団体を対象に新規事業開発支援を行う一方、講演や研修を通じてマーケティング戦略の面白さを伝え続けている。
会社員時代の2008年からビジネス書作家として活動。2021年時点で国内で出版された書籍(紙媒体)は累計100万部超。韓国・台湾・中国・タイ・米国でも数多くの著書が翻訳・出版されている。
また2021年から、多忙なビジネスパーソンが現場で使えるマーケティングやマネジメント理論を実践的にいつでもどこでも学べる完全オンライン制「永井経営塾」を提供している。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すぐに読了できました。
ストーリー性もあったことと、実際のビジネスに活かせる考えが表などにまとめられており、とても満足のできる内容でした。
ストーリー性もあったことと、実際のビジネスに活かせる考えが表などにまとめられており、とても満足のできる内容でした。
2016年6月17日に日本でレビュー済み
もし登場人物たちの台詞や所作に、少し違和感を覚えたなら、これを小説ではなくマンガだと思って読むとスラスラと読むことができます。
それよりも何よりも、本筋は素晴らしい内容です。学生さんが読んでも面白いと思います。
それよりも何よりも、本筋は素晴らしい内容です。学生さんが読んでも面白いと思います。
2021年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
事実に基づいた小説なので、リアリティーがあって読みやすい。エリアでも同じようにできると思わないが、非常に参考になる読み物として面白い。
2016年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
天体観測及び骨休めの為昼神温泉を予約した後にこの本を知り購入しました。地元が自分で考え行動している事が事実なら素晴らしい事です。
この本も宣伝の一つとして出版されたのでしょう。二階堂が計画の邪魔をするのはいただけませんが、個人的には星空ツアーよりも(二階堂提案の)温泉や料理、そば打ちの方が魅力的でした。星を売るのはここが初めてではなく、マウナケア山頂の星空ツアーと比較すると工夫の余地はまだまだあると思います。他の地域がより魅力的な星空ツアーを企画する余地はあるのではないでしょうか。
この本も宣伝の一つとして出版されたのでしょう。二階堂が計画の邪魔をするのはいただけませんが、個人的には星空ツアーよりも(二階堂提案の)温泉や料理、そば打ちの方が魅力的でした。星を売るのはここが初めてではなく、マウナケア山頂の星空ツアーと比較すると工夫の余地はまだまだあると思います。他の地域がより魅力的な星空ツアーを企画する余地はあるのではないでしょうか。
2016年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
永井さんの本は100円のコーラシリーズを通じて拝読させて頂いています。その中でいつも主人公を羨ましく思っている自分がいました。
その理由は、主人公の周りには少数ではあるものの、多彩な人材や、メンターとなる存在がおり、変革を推進する環境が整っているように感じていました。
しかし、今作ではゼロから組織形成をする様や、働くことの意味をそれぞれが考え、やりたいからやる!その視点で働くことを通じて社会へ貢献することの嬉しさが凝縮されているように感じました。
そして、自分も長野県の出身であり、3年前に仕事の関係で他県へ異動しました。
仕事はスポーツ娯楽施設のレストランでマネージャーをしています。
異動のきっかけはCSの低下したそのレストランを立て直すことでした。
そこでは、自分の過去の成功体験の脱却が、いかに難しく、大変なことも思い知りましたが、その推進力が本書のテーマでもある【情熱】
にあるのかもしれない とシミジミ感じました。
未だ道の途中ですが、自分自信もやりたいからやる!購買を通じて社会に貢献できる幸せを感じる。
そのためにはあえてリスクを選択する自分でありたいです。
最後に故郷である長野県、阿智村のお話を読みながら、故郷の長野の街並みや、幼い頃の家族との思い出や記憶がよみがえり懐かしく、
楽しくなりました。
ありがとうございました。
その理由は、主人公の周りには少数ではあるものの、多彩な人材や、メンターとなる存在がおり、変革を推進する環境が整っているように感じていました。
しかし、今作ではゼロから組織形成をする様や、働くことの意味をそれぞれが考え、やりたいからやる!その視点で働くことを通じて社会へ貢献することの嬉しさが凝縮されているように感じました。
そして、自分も長野県の出身であり、3年前に仕事の関係で他県へ異動しました。
仕事はスポーツ娯楽施設のレストランでマネージャーをしています。
異動のきっかけはCSの低下したそのレストランを立て直すことでした。
そこでは、自分の過去の成功体験の脱却が、いかに難しく、大変なことも思い知りましたが、その推進力が本書のテーマでもある【情熱】
にあるのかもしれない とシミジミ感じました。
未だ道の途中ですが、自分自信もやりたいからやる!購買を通じて社会に貢献できる幸せを感じる。
そのためにはあえてリスクを選択する自分でありたいです。
最後に故郷である長野県、阿智村のお話を読みながら、故郷の長野の街並みや、幼い頃の家族との思い出や記憶がよみがえり懐かしく、
楽しくなりました。
ありがとうございました。
2016年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、これまでの「競争戦略のパラダイム転換」を提言している。
久しぶりに読み応えのあるビジネス物語だった。
なぜなら、著者が提言する根拠には、自らも関わった長野県阿智村が成功させた
ビジネスモデルの実践を、ストーリーへ変えて、書き下ろしているからだ。
特に、これからの「新市場創造」には、何が必要なのか?
どの業界でも、役立つ「実践のエッセンス」がわかりやすく綴られている。
読みやすかった。
私は、タイトルに時代性を感じて、書店で手に取ってしまった一冊だが
本書を読み「星空」の本当の意味と、素晴らしいを考えさせられた。
買いの一冊だ。
久しぶりに読み応えのあるビジネス物語だった。
なぜなら、著者が提言する根拠には、自らも関わった長野県阿智村が成功させた
ビジネスモデルの実践を、ストーリーへ変えて、書き下ろしているからだ。
特に、これからの「新市場創造」には、何が必要なのか?
どの業界でも、役立つ「実践のエッセンス」がわかりやすく綴られている。
読みやすかった。
私は、タイトルに時代性を感じて、書店で手に取ってしまった一冊だが
本書を読み「星空」の本当の意味と、素晴らしいを考えさせられた。
買いの一冊だ。
2016年5月4日に日本でレビュー済み
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永井さんの本が大好きで、この本も予約購入させていただきました。
読んでみて、やっぱり感動してしまいました。
特にグッときたのが、登場人物のひとりが「この仕事、世の中に役立っているんだな」とつぶやくシーン。
その、世の中に役立つ仕事の仕方が、具体的にイメージできるよう、ストーリー仕立てで描かれています。
個人的にすぐ実行したいのは、一緒に仕事をしているメンバーに、「俺たちの本当の強みは会社の規模やネームバリューではなく、このチームの志だ。」と伝えること。
なぜ現代において、それが本当の強みになるのかは、この本を読むときっと分かっていただけるかと思います。
読んでみて、やっぱり感動してしまいました。
特にグッときたのが、登場人物のひとりが「この仕事、世の中に役立っているんだな」とつぶやくシーン。
その、世の中に役立つ仕事の仕方が、具体的にイメージできるよう、ストーリー仕立てで描かれています。
個人的にすぐ実行したいのは、一緒に仕事をしているメンバーに、「俺たちの本当の強みは会社の規模やネームバリューではなく、このチームの志だ。」と伝えること。
なぜ現代において、それが本当の強みになるのかは、この本を読むときっと分かっていただけるかと思います。