いいお話でした。おもしろかった。
高遠先生は作家買いを決めている方のひとりです。
ありふれてそうなお話を特別にする力があると思います。
バイト先を点々としていた三浦は、とある花屋に惹かれ働く事に。
優しい店員・由宇子、親切なその家族。
仕事にやりがいを感じ始めた頃、高校の同級生・堂島と再会する。
ふられたけど、忘れられない恋の相手。
でも彼は由宇子とつきあっていて……。
2004年に文庫化されたものの加筆新装版。
三浦(受)視点の「好きで好きで好きで」と、堂島(攻)視点の「ラブソングみたいに」の2編で完結します。
書き下ろしは後日談の「君が幸せになる前に」です。
派手な事件やどんでん返しはありません。
だけど、巧な描写で物語に引き込まれます。
叶わない。そばにいたい。逃げ出したい。さわってほしい。
内側から湧いてしまう、どうしようもない想いに逆らえない―'。
ちょっとズレたら受が女々しくて気持ち悪いのに、そうならないのはさすが。笑
高遠先生の書くキャラは本当にリアルです。
三浦も堂島も、みんな片思い。切なくて切なくて肺がきゅっとしました。
繊細で柔らかなイラストが味わいを深めてくれます。
応募で手に入る小冊子企画もあるので、気になった方はお早めにどうぞ。
おすすめです。
新品:
¥649¥649 税込
ポイント: 19pt
(3%)
お届け日 (配送料: ¥350
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3月31日 日曜日
発送元: 冒険島チェーン 販売者: 冒険島チェーン
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好きで好きで好きで (角川ルビー文庫) 文庫 – 2010/2/1
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購入オプションとあわせ買い
フラワーショップで勤める三浦は、高校時代に片思いをしていた同級生の堂島と再会する。しかし堂島には恋人がいると分かり、友人に戻ろうとする三浦だったが、ある出来事から、堂島と身体を重ねてしまい…。
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日2010/2/1
- ISBN-104044550069
- ISBN-13978-4044550066
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登録情報
- 出版社 : 角川書店(角川グループパブリッシング) (2010/2/1)
- 発売日 : 2010/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4044550069
- ISBN-13 : 978-4044550066
- Amazon 売れ筋ランキング: - 696,884位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 905位角川ルビー文庫
- - 6,863位ボーイズラブノベルス (本)
- - 150,951位文庫
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初に読んだ作品にも、どきっとする文章があったのですが、今回の作品も胸を打つ文章がありました。
『太陽の方向は違うのに少しまぶしそうに笑う』
『甘いだけじゃなくて熱くて痛い そんな恋を俺にくれた』
『嬉しさは、苦しさを簡単に上塗りして、、、
などなど、琴線に触れる素敵な文章にため息が出ます。
『太陽の方向は違うのに少しまぶしそうに笑う』
『甘いだけじゃなくて熱くて痛い そんな恋を俺にくれた』
『嬉しさは、苦しさを簡単に上塗りして、、、
などなど、琴線に触れる素敵な文章にため息が出ます。
2013年10月26日に日本でレビュー済み
これでもかこれでもか、というくらい片思いのエピソードや想いがすごい。
ほかの方のレヴューでも言われているように私も最初は
受けの思いが女々しく感じられましたが、
ノンケの男がはじめて、ノンケの男に恋をして
その彼女に、周りの女に嫉妬するから
女々しくなって当然といえば当然かもしれない。
初めてその男のオンナになりたいと自覚したところで
受けの男の要素は消え、代わりに女々しくなっていく、んではないかと
私は思いました。
攻めがやりたい、といえば嫌われるからいやだといえない。
女役を引き受けなければならない。
攻めが、鈍感で受けの前で女を抱きしめようとデリカシーがなく
受けを軽く傷つけてしまうが、そこはやはり、男と女の違い。
こういうことに女々しくやってられない。
攻め男のいいようになってしまうのは、ただ好きだから。
専業主婦になっても、ひたすら男のそばにいたい。
その思いは、なんら女であることと変わりはない。
また、この攻め男が自己中で勝手な男である。にもかかわらず
魅力的なのは、男、だから。
攻めは、徹底して男なんですよ。
受けが、攻めからの告白の時に断ったとき、学生時代に無理に迫ったときとか
十分男らしさを感じました。覚悟を決めているからですね。
男が男に初めて恋愛を抱くとき、どちらかがジェンダーを捨てなければ
成り立たなかったかもしれない恋愛を上手く、切なく書いた傑作だと思います。
ほかの方のレヴューでも言われているように私も最初は
受けの思いが女々しく感じられましたが、
ノンケの男がはじめて、ノンケの男に恋をして
その彼女に、周りの女に嫉妬するから
女々しくなって当然といえば当然かもしれない。
初めてその男のオンナになりたいと自覚したところで
受けの男の要素は消え、代わりに女々しくなっていく、んではないかと
私は思いました。
攻めがやりたい、といえば嫌われるからいやだといえない。
女役を引き受けなければならない。
攻めが、鈍感で受けの前で女を抱きしめようとデリカシーがなく
受けを軽く傷つけてしまうが、そこはやはり、男と女の違い。
こういうことに女々しくやってられない。
攻め男のいいようになってしまうのは、ただ好きだから。
専業主婦になっても、ひたすら男のそばにいたい。
その思いは、なんら女であることと変わりはない。
また、この攻め男が自己中で勝手な男である。にもかかわらず
魅力的なのは、男、だから。
攻めは、徹底して男なんですよ。
受けが、攻めからの告白の時に断ったとき、学生時代に無理に迫ったときとか
十分男らしさを感じました。覚悟を決めているからですね。
男が男に初めて恋愛を抱くとき、どちらかがジェンダーを捨てなければ
成り立たなかったかもしれない恋愛を上手く、切なく書いた傑作だと思います。
2023年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白かったのですが、攻めがイケメンの皮を被った無神経なヘタレダメ男でした。(受けと結ばれるまでは!) そんな読者に嫌われそうな攻めですが、これはこれで味があるかも。受けの一途さとイラストの可愛さで多少はカバーできました。
攻めにも無神経な部分がありましたが、元彼を結婚式に招待する女性キャラにも、違和感を感じました。世間一般的に非常識じゃないのかな。作者様とは感覚が違うのかも?
攻めにも無神経な部分がありましたが、元彼を結婚式に招待する女性キャラにも、違和感を感じました。世間一般的に非常識じゃないのかな。作者様とは感覚が違うのかも?
2013年12月4日に日本でレビュー済み
ドラマティカルです。最後に長かった片思いが報われ良かったです。
ただ、攻めと彼女のお互いが、本当に自分の好きな人に気づき別れようという場面で、攻が最初に彼女に別れを切り出します。それを彼女は、自分を傷つけないために先に言ってくれたといいように解釈します。
本当は、受けの事が好きになってしまい体の関係も一度あり、彼女を裏切ってたのに反論せず、まぁいっかみたいなままの流れがなんだかズルい。
彼女も二股みたいな感じを続けてきたのに、結局2人に愛されてると思ったまま結婚し、結婚式では攻めに抱かれながら泣いてます。
他の方も書いてますが、結婚式当日普通で考えたらありえないかな…そこがモヤモヤしました。
彼女に、自分には別に好きな人ができたからという事と、その好きなのは実は君も知ってる受け君で…等々入れてあったら、なんて男らしいんだ!って感じで☆5でした。
ただ、攻めと彼女のお互いが、本当に自分の好きな人に気づき別れようという場面で、攻が最初に彼女に別れを切り出します。それを彼女は、自分を傷つけないために先に言ってくれたといいように解釈します。
本当は、受けの事が好きになってしまい体の関係も一度あり、彼女を裏切ってたのに反論せず、まぁいっかみたいなままの流れがなんだかズルい。
彼女も二股みたいな感じを続けてきたのに、結局2人に愛されてると思ったまま結婚し、結婚式では攻めに抱かれながら泣いてます。
他の方も書いてますが、結婚式当日普通で考えたらありえないかな…そこがモヤモヤしました。
彼女に、自分には別に好きな人ができたからという事と、その好きなのは実は君も知ってる受け君で…等々入れてあったら、なんて男らしいんだ!って感じで☆5でした。
2007年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高遠琉加さんは今まであんまり読んだことのない作家さんでした。
「観賞用愛人」をタイトルのインパクトと表紙の美しさで読んでみました。
繊細で透明感のあるような文章と切ないストーリーがとても好きになりました。
ストーリーは高校時代の友人同士(三浦は堂島に片思い)の再会ものです。
特に大きな事件があるわけではないのに、とても切なくてBLでこんなに泣いたことはないというくらい涙がでました。
2つのお話からできていて、前編は受けの三浦のせつないせつない片思いの独白。吐き出すような切なさがあります。
片思いの一途な受けは勇気がなくて告白できなくってというパターンが多いけど、三浦くんは男らしく当たって玉砕しています。
女々しくなくちゃんと男で、でも堂島のことが「好きで好きで好きで」仕方がない切なさが痛いくらいに伝わってきます。
後編は本当の恋愛に目覚める堂島サイドの話。
三浦の視線や告白をどう受け止めていたのか前編では見えてこなかった堂島の姿がはっきりしてきます。
堂島の心の変化や欲望の芽生えに惹きつけられます。
受攻、二人の側から描く手法はたまに見ますが、これほど成功している例はないと思います。
文章は平易で瑞々しい感じがしました。
前の「高遠春加」名義のものも含めてもっと読んで見たいと思います。
「観賞用愛人」をタイトルのインパクトと表紙の美しさで読んでみました。
繊細で透明感のあるような文章と切ないストーリーがとても好きになりました。
ストーリーは高校時代の友人同士(三浦は堂島に片思い)の再会ものです。
特に大きな事件があるわけではないのに、とても切なくてBLでこんなに泣いたことはないというくらい涙がでました。
2つのお話からできていて、前編は受けの三浦のせつないせつない片思いの独白。吐き出すような切なさがあります。
片思いの一途な受けは勇気がなくて告白できなくってというパターンが多いけど、三浦くんは男らしく当たって玉砕しています。
女々しくなくちゃんと男で、でも堂島のことが「好きで好きで好きで」仕方がない切なさが痛いくらいに伝わってきます。
後編は本当の恋愛に目覚める堂島サイドの話。
三浦の視線や告白をどう受け止めていたのか前編では見えてこなかった堂島の姿がはっきりしてきます。
堂島の心の変化や欲望の芽生えに惹きつけられます。
受攻、二人の側から描く手法はたまに見ますが、これほど成功している例はないと思います。
文章は平易で瑞々しい感じがしました。
前の「高遠春加」名義のものも含めてもっと読んで見たいと思います。
2010年7月31日に日本でレビュー済み
リーマン×お花屋さん。高校の同級生。
寡黙で表情も豊かな方ではない。強くてしっかり者のようで実は淋しがりやの攻・堂島
明るく人付き合いもそれなりに上手いが心を隠すのが苦手な受・三浦
高校生の頃、自分の家の近所で堂島を偶然見かけた三浦。
ふと気になって付いて行ってしまった先で見た弓道着姿で矢を射る堂島に心を奪われる。
気にはなっていた堂島を好きだと自覚したのは彼と親しく付き合うようになってから。
が、「好き」が大き過ぎて口から零れてしまった三浦を堂島は拒む。
それから5年・・・・
勤める花屋で再会し、まだ堂島を好きなんだと自覚して切なくなる三浦ですが、
堂島は花屋の娘サンと付き合ってる。辛い。苦しい。でも好き・・・
堂島との接点を失いたくなくて、花屋を辞めることもできない・・・
三浦視点の前半部分を読みながらずっと思ってた。堂島は狡い。残酷だ。
いくら自分の気持ちに気付いてなくても、こういう優しさは重罪だと思う。
そして後半。堂島視点。
母の再婚を境におとずれた心の変化。
それを「寂しさ」だと自覚してない堂島が自分の中で描いた「人生設計」。
これが癌だったんじゃないかと。とっとと自覚しろ!と思いつつ読んでました。
好きで好きで好きで。。好き好き好き。。
三浦の切ない恋心は3度目にして花開く。本気で嬉しかった。
寡黙で表情も豊かな方ではない。強くてしっかり者のようで実は淋しがりやの攻・堂島
明るく人付き合いもそれなりに上手いが心を隠すのが苦手な受・三浦
高校生の頃、自分の家の近所で堂島を偶然見かけた三浦。
ふと気になって付いて行ってしまった先で見た弓道着姿で矢を射る堂島に心を奪われる。
気にはなっていた堂島を好きだと自覚したのは彼と親しく付き合うようになってから。
が、「好き」が大き過ぎて口から零れてしまった三浦を堂島は拒む。
それから5年・・・・
勤める花屋で再会し、まだ堂島を好きなんだと自覚して切なくなる三浦ですが、
堂島は花屋の娘サンと付き合ってる。辛い。苦しい。でも好き・・・
堂島との接点を失いたくなくて、花屋を辞めることもできない・・・
三浦視点の前半部分を読みながらずっと思ってた。堂島は狡い。残酷だ。
いくら自分の気持ちに気付いてなくても、こういう優しさは重罪だと思う。
そして後半。堂島視点。
母の再婚を境におとずれた心の変化。
それを「寂しさ」だと自覚してない堂島が自分の中で描いた「人生設計」。
これが癌だったんじゃないかと。とっとと自覚しろ!と思いつつ読んでました。
好きで好きで好きで。。好き好き好き。。
三浦の切ない恋心は3度目にして花開く。本気で嬉しかった。
2010年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先月発売された『成澤教授の最後の恋』を読んで、
この作家さんの描かれる印象的な物語に惹かれて、今回も購入しました。
『好きで好きで好きで』というタイトルを見たとき、
今までにないおもしろい題だなーぐらいにしか思っていませんでした。
けれども、作品を読み進めていくうちに、「好きで好きで好きで」の中に
主人公(もしくは相手の男性)の恋の苦しみと切なさが
ぎゅっと凝縮されているのが分かります。
冒頭に記述した『成澤教授の〜』と今回の作品を購入すると、
全員サービスに応募出来るみたいです。
この作家さんの描かれる印象的な物語に惹かれて、今回も購入しました。
『好きで好きで好きで』というタイトルを見たとき、
今までにないおもしろい題だなーぐらいにしか思っていませんでした。
けれども、作品を読み進めていくうちに、「好きで好きで好きで」の中に
主人公(もしくは相手の男性)の恋の苦しみと切なさが
ぎゅっと凝縮されているのが分かります。
冒頭に記述した『成澤教授の〜』と今回の作品を購入すると、
全員サービスに応募出来るみたいです。