3巻は、3ヵ月連続刊行の『バチカン奇跡調査官』シリーズ唯一の完全書き下ろし。
1巻と比べるととても読みやすい文章となっています。
2巻は単独で読んでもあまり障り無い内容でしたが、3巻は2巻の登場人物が関わってくるので、2巻の内容は知っておく必要があります。
もちろんシリーズですので、3巻すべて読むことをお勧めします。
主役二人のキャラが魅力的で、難しい専門用語もキャラクターの視点で説明されるのでさくさく読めます。
二人の会話のやりとりが絶妙です!
ライトノベルではないので挿絵はありませんが、文字だけでは想像しにくい箇所が図解されている所もあり、分かりやすくなっています。
また、表紙を描いているTHORES柴本さんは『トリニティ・ブラッド』シリーズの挿絵も描いておられるので、内容的にも、そちらが好きな方は絵から入っても損はないと思います!
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バチカン奇跡調査官 闇の黄金 (角川ホラー文庫) 文庫 – 2011/2/25
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天才神父コンビの事件簿第3弾、完全書き下ろし!
イタリアの小村の教会から申告された奇跡の調査に向かった『奇跡調査官』の平賀とロベルト。だが何か隠していたらしい司祭が、何者かに殺害されてしまう。『首切り道化師』の伝説が残るその村に、秘められた謎とは!
イタリアの小村の教会から申告された奇跡の調査に向かった『奇跡調査官』の平賀とロベルト。だが何か隠していたらしい司祭が、何者かに殺害されてしまう。『首切り道化師』の伝説が残るその村に、秘められた謎とは!
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2011/2/25
- 寸法10.5 x 1.4 x 15 cm
- ISBN-104044498040
- ISBN-13978-4044498047
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商品の説明
著者について
●藤木 稟:作家。大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリーや伝奇など、多岐にわたるジャンルで活躍する。著書に「陰陽師 鬼一法眼」シリーズ、『ハーメルンに哭く笛』『黄泉津比良坂』『太古の血脈』など。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2011/2/25)
- 発売日 : 2011/2/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4044498040
- ISBN-13 : 978-4044498047
- 寸法 : 10.5 x 1.4 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 452,887位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 750位角川ホラー文庫
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神と悪魔の闘いは、大好物。なにせ、キリスト教徒ではないものだから、気楽に楽しめる。
信徒だったら、色々とモヤモヤするのかもしれないが。
このバチカンの二人が、とてもよく描かれています。
作者としても、好きなんでしょうね、この二人が。
デビュー当時から読んでいるが、上手い文章とはお世辞にも言えない。
でも、とてもよく調べてあるし、頑張っているのではないでしょうか。
只、ひとつだけ、気になったことが。
藤木さん、婦人と夫人の使い方が間違っています。
婦人というのは、女性(本当は既婚女性)のことです。
夫人は、ミセスのこと。
ジョン・スミス氏の妻なら、「スミス『夫人』」です。
婦人とはいいません、その場合。
『スミス女性』とは言いませんでしょう?
この巻だったかどうか忘れたが、ともかくその間違いが随所に出てくる
為、気になって気になってその部分がストーリーに入り込めず、
困りました。
改めて下さいよ、藤木さん。お願いします。
信徒だったら、色々とモヤモヤするのかもしれないが。
このバチカンの二人が、とてもよく描かれています。
作者としても、好きなんでしょうね、この二人が。
デビュー当時から読んでいるが、上手い文章とはお世辞にも言えない。
でも、とてもよく調べてあるし、頑張っているのではないでしょうか。
只、ひとつだけ、気になったことが。
藤木さん、婦人と夫人の使い方が間違っています。
婦人というのは、女性(本当は既婚女性)のことです。
夫人は、ミセスのこと。
ジョン・スミス氏の妻なら、「スミス『夫人』」です。
婦人とはいいません、その場合。
『スミス女性』とは言いませんでしょう?
この巻だったかどうか忘れたが、ともかくその間違いが随所に出てくる
為、気になって気になってその部分がストーリーに入り込めず、
困りました。
改めて下さいよ、藤木さん。お願いします。
2012年7月27日に日本でレビュー済み
表紙のジュリア神父が美しい!
内容はホラー的なものがあって、出だしの「まだらの服に鎌を持った道化」
は想像すると怖い部分でしたが、
奇跡調査が進むにつれて謎が説かれていき、とても面白かったです。
ジュリア神父はバチカン神父2人をとても気に入っていますね☆彡
今後も登場すると思われ、バチカン神父との関わりが楽しみです。
内容はホラー的なものがあって、出だしの「まだらの服に鎌を持った道化」
は想像すると怖い部分でしたが、
奇跡調査が進むにつれて謎が説かれていき、とても面白かったです。
ジュリア神父はバチカン神父2人をとても気に入っていますね☆彡
今後も登場すると思われ、バチカン神父との関わりが楽しみです。
2013年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本屋になかったのでアマゾンで買いました。結構面白いですはい。
2016年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サクッと読めるところがいい
バチカンに興味のある方で、本当にあればいいなぁっていうストーリー展開。
よく下調べされています。
毎回、進化していっており、飽きさせません。
おそらく、そういう逸話があったのだろうなというキリスト教に基づくプロット展開。
今回も面白い。
闇というタイトル通りの展開。
イケメン神父の揃い踏みだけど、それぞれの個性がしっかり出てきだしてる。
脇役の捜査官もいい感じです。
バチカンに興味のある方で、本当にあればいいなぁっていうストーリー展開。
よく下調べされています。
毎回、進化していっており、飽きさせません。
おそらく、そういう逸話があったのだろうなというキリスト教に基づくプロット展開。
今回も面白い。
闇というタイトル通りの展開。
イケメン神父の揃い踏みだけど、それぞれの個性がしっかり出てきだしてる。
脇役の捜査官もいい感じです。
2011年3月15日に日本でレビュー済み
バチカンの奇跡調査官の二人、天才科学者、平賀と暗号と古文書の専門家であるロベルトを主人公としたシリーズの第3弾。今回は、なんと文庫書下ろしだ。
前作、前々作とこのシリーズを読んできたが、バチカン、「奇跡」という宗教的なテーマとそれを科学的に調査するという設定、そしてその裏に潜む歴史の闇、といったオカルト的な彩りがとても自分好みだ。
特に前作では、主人公達の強力なライバルも登場し、ますます、面白くなってきた。文庫書下ろしの今回の作品も、キリスト像が虹色の光に包まれるという奇跡の調査をきっかけに、平賀とロベルト、二人の主人公がそれぞれの特技を生かしながら、その奇跡の裏に隠された殺人や、さらにそれを越える大きな陰謀に挑んでいくという話で、とても面白かった。
後半の謎解き自体は、ちょっと安直で説明不足なところもあり、物足りなさを感じるところもあるけど、物語の背景にハーメルンの笛吹き男のような中世ヨーロッパのお伽話を使ったりしてるところは、中世好きの私には、とても良かった。
巨大な敵との戦いも決着が付いたわけではないので、これで終わりじゃないと思うんだけど、まだまだ続編が出て欲しいシリーズだ。
前作、前々作とこのシリーズを読んできたが、バチカン、「奇跡」という宗教的なテーマとそれを科学的に調査するという設定、そしてその裏に潜む歴史の闇、といったオカルト的な彩りがとても自分好みだ。
特に前作では、主人公達の強力なライバルも登場し、ますます、面白くなってきた。文庫書下ろしの今回の作品も、キリスト像が虹色の光に包まれるという奇跡の調査をきっかけに、平賀とロベルト、二人の主人公がそれぞれの特技を生かしながら、その奇跡の裏に隠された殺人や、さらにそれを越える大きな陰謀に挑んでいくという話で、とても面白かった。
後半の謎解き自体は、ちょっと安直で説明不足なところもあり、物足りなさを感じるところもあるけど、物語の背景にハーメルンの笛吹き男のような中世ヨーロッパのお伽話を使ったりしてるところは、中世好きの私には、とても良かった。
巨大な敵との戦いも決着が付いたわけではないので、これで終わりじゃないと思うんだけど、まだまだ続編が出て欲しいシリーズだ。
2011年6月26日に日本でレビュー済み
さくさく気楽に読めるミステリー物、ということで「バチカン奇跡調査官」シリーズ
まとめて3巻一気読み。
ダ・ヴィンチ・コードとか好きな人は楽しめると思います。
バチカン所属の美貌の天才神父コンビが「奇跡」について謎解きをする、というオカルト
ホラー物。
題材や設定は面白くて好みでしたが、1・2巻は文章が好きじゃないというか…非常に
読みにくかったです。言い回しがおかしかったり、説明がくどかったり、突っ込みどころ
満載で惜しいなぁ…と。
しかし、今回の3巻はだいぶ読みやすくなっています。1巻は平賀回、2巻はロベルト回で
したが、3巻は二人とも活躍してたんじゃないでしょうか。
そしてBL度がさらに上がっています(笑)。巻を追うごとにロベルトさんが平賀いとおしい
目線になっていって、あれ?これBL小説だっけ?と錯覚しました。
表紙もお耽美調だし嫌いじゃないんで個人的には楽しめましたけど。
7月に4巻も出るようですね!
まとめて3巻一気読み。
ダ・ヴィンチ・コードとか好きな人は楽しめると思います。
バチカン所属の美貌の天才神父コンビが「奇跡」について謎解きをする、というオカルト
ホラー物。
題材や設定は面白くて好みでしたが、1・2巻は文章が好きじゃないというか…非常に
読みにくかったです。言い回しがおかしかったり、説明がくどかったり、突っ込みどころ
満載で惜しいなぁ…と。
しかし、今回の3巻はだいぶ読みやすくなっています。1巻は平賀回、2巻はロベルト回で
したが、3巻は二人とも活躍してたんじゃないでしょうか。
そしてBL度がさらに上がっています(笑)。巻を追うごとにロベルトさんが平賀いとおしい
目線になっていって、あれ?これBL小説だっけ?と錯覚しました。
表紙もお耽美調だし嫌いじゃないんで個人的には楽しめましたけど。
7月に4巻も出るようですね!
2011年12月11日に日本でレビュー済み
一巻から、「おもしろい!」 と思い読み進めていました。 これまでの巻では、ラスト辺りのトリック明かしに「ん?」と思うことはあれど、ストーリーの盛り上げと魅力的なキャラクターにすっきりと読み終えることができていました。 しかし今回は途中で投げ出しそうになってしまいました(もったいないので全て読みましたが;)。 なぜなら、中盤以降の某被害者の死に方、その理由が、細部に至るまでまで実際にあった事件(事故?)と同じだったからです。 まず知っていたら驚きませんし、そんなものを「どうです?すごいでしょ?」といわんばかりに書かれても……(苦笑)。 それこそオリジナリティを求められているジャンルにも拘わらず……と、失望感一杯です。 大体あのくだりが必要だったのかも怪しいですし。 某テレビ番組の世界○見えで「変わった死に方」を取り上げた回をご覧になった方はきっとびっくりされるんではないでしょうか? キャラクターが好きなのにとても残念です。