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宮廷神官物語 慧眼は明日に輝く (角川ビーンズ文庫 39-14) 文庫 – 2011/11/30

4.5 5つ星のうち4.5 51個の評価

美貌の宮廷神官・鶏冠は、落馬し記憶を失ってしまう。一方、元神官・苑遊の陰謀を阻むため、旅を続ける天青は、王宮に戻り、自分のことを忘れてしまった鶏冠と対面し!? 大人気シリーズ、感動の完結巻!!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/11/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/11/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 253ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4044491143
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4044491147
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 51個の評価

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榎田 ユウリ
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズ物のお約束として、大団円ははずせません。
すべて丸く収めてメデタシめでたし・・は良いけれど、やはり
落とし所が、作家さんの力量が問われると言うもの・・その点
榎田先生、外してませんねぇ・・流石です。

苑遊の過去が明らかになり、何故故鶏冠に固執するのかが述べられて
いて、「愛」という言葉一つでは語りきれない想いが苑遊のなかに渦巻い
ていたのか・・?と、推察しました。

記憶をなくした鶏冠が、深層心理のなかで「このまま苑遊と眠ったままここに
留まってもいい」と呟いた言葉が苑遊にとって、解放の呪文だったのではないかと。

以前苑遊を消してほしい、とレビュウーに書きましたが、イザ危なくなったら、助かって
良かった・・!と思ってしまい、自分の軽はずみな言動に、我ながら反省。

いや、彼ならその内何処かの豪族になってて、藍晶王子に難癖つけそうな(笑)

この次はビーンズ文庫らしく、櫻嵐姫のどん底からのサクセスストーリィを。
番外編とかで書いて頂けないかな・・?

天青が刊を追うごとに成長して、守られる側から、守る側に成長していく姿を
読むのが楽しみでした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月25日に日本でレビュー済み
心の底から面白かったんですがキャラに感情移入しすぎて泣きました。
ここまで読み終わった後寂しいと思った作品は初めてかもしれません。

読む前はティーン向けの作品だし説明文を読んでも軽快な出世物語だとおもっていたのですが麗虎国という架空の国の哀しい身分制度やそこで暮らす人々に降りかかる運命、葛藤、悲しみ、喜びが予想以上に深く書かれておりページを捲る手が止まりませんでした。
残酷な身分制度に対し書かれる主人公たちの憤りは生命の重さは平等だということを感じさせられました。「夏の塩」や「神話の子供たちシリーズ」のように榎田先生の作品を読んでいると度々生命について考えさせられますがこの作品もそうでした。
しかし希望や物語としての面白さもあり、作者が読者のことをよく考えて物語を書かれていると思います。

名シーン、名台詞が多くまた読み返したいです。

キャラクターは皆魅力的ですが後に著者ももう一人の主人公とおっしゃっている鶏冠が特に魅力的で皆から慕われていますが読んでいるとその理由がひしひしと伝わってきます。

1巻で孤児として育った主人公に鶏冠がいった「お前が100回親に捨てられようとお前を必要とする人が必ずいる」という台詞が胸に響きました。

ひたむきに自分を守ってくれる鶏冠を慕い自分も守りたいと願う天青と守れなかった弟に重ねて天青を時に厳しく時に優しく慈しみ導く鶏冠の関係は兄弟というより母子のように切なく暖かいものでした。

ティーン向けレーベルの作品ですがラノベに抵抗がなければ大人が読んでも充分感動できると思います。イラストもイメージぴったりで綺麗でした。
出来ればまた麗虎国の皆に会いたいです。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート