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おんな牢秘抄 (角川文庫 緑 356-33) 文庫 – 1984/3/1

4.1 5つ星のうち4.1 9個の評価

小伝馬町の女牢に入った新入り姫君お竜は、女囚から身の上話を聞き始めた--。心ならずも犯罪に巻き込まれ、入牢した不幸な女囚たちの冤罪を見事に晴らす姫君お竜の大活躍。(中島河太郎)
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (1984/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1984/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 570ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041356334
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041356333
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 9個の評価

著者について

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山田 風太郎
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1922年、兵庫県生まれ。東京医科大学卒業。47年、「宝石」新人募集に応募した「達磨峠の事件」がデビュー作。48年「眼中の悪魔」で第2回探偵作家 クラブ賞短編賞を受賞。その後「甲賀忍法帖」を始めとした忍法帖シリーズなどを精力的に発表した。2000年、日本ミステリー文学大賞受賞。01年7月死 去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 八犬傳 下(新装版)  (ISBN-13: 978-4331614044)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
9グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
奉行が小伝馬町の牢屋に娘の霞を入牢させた意図とは?
個人的には、できれば大岡越前とその娘とのやり取りも描いてほしかったかな?

古い本だからかな?"キチ●イ"なんて表現が普通にあるのには笑ってしまった。
2016年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
およそあり得ない設定でのぞみ、山田御大のペンがうなる痛快ミステリー。
もっとも気に入ったのは、蓑屋長兵衛と蓮蔵の奸計が二重構造をなす紅蜘蛛事件で、あとは、どんでん返しあざやかな蝋細工事件、
間接的で巧妙な殺人・遊女事件あたりが印象に残った。
動機を伏し、さいごに6つの事件のつながりとともに明かす手ぎわは、心憎い。
各事件の犯人は、簡単にわかってしまうので、ハウダニット、ホワイダニットが眼目となる。

※ 写真・自己紹介は無視して下さい
2024年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「魔界転生」を読み、興味を持ったので購入しました。江戸の女牢に押し込められた女たちの苦しみ、さわやかで、愛らしい主人公の霞、謎解き。山田風太郎さんの世界が広がっています。
2015年8月31日に日本でレビュー済み
 解説の中島河太郎はこの作品や「誰にでもできる殺人」に対して「連作というより“連鎖式”というべき新しいスタイル」という評を与えている。連鎖式という言葉の初出かもしれない。

 大岡越前の娘・カスミが小伝馬町の女牢に潜入し、そこで出会った女死刑囚たちの無実を次々に明らかにしていく。
 一話で一件の事件を解決していくので、変哲もない連作短篇集かと思うと、そこは風太郎のこと、五つめの事件を解決したあたりから風向きが変わり、解決済みと思われた過去の事件が新たな様相を呈し、思いも寄らぬ大事件に発展していく。
 その展開が見事であり“連作というより連鎖式”と呼ぶ所以が納得できる。こんな離れ業ができるのは風太郎しかいない。伏線の貼り方を含めていつもながら実に上手いし、面白い。文句なくS級だ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年4月20日に日本でレビュー済み
無実の罪を着せられた女囚を救うべく大岡越前の娘・霞が千変万化の活躍を見せる連作短編集。

探偵役である霞が女囚に芸人、女郎へと変装しては事件の関係者のもとにもぐりこみ、卑怯な男どもを捕り物にしていく勧善懲悪な物語は見ていて楽しい。

また女性の純情や一途さが無実の罪に陥れられる原因となってしまう哀れさであるとともに、女性の強さでもあることを表すラストは見事。
それに加えて主人公の霞がとても可愛らしい一面を見せてくれていて一粒で二度おいしい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年11月23日に日本でレビュー済み
大岡越前の娘が女囚としておんな牢に入り込み、死罪を言い渡された

6人の女囚たちの事件を解いてゆく。

こうあらすじを聞いただけでも面白い。一話完結方式のオムニバス小説でありながら

全体を通して常に高いテンションが保たれており、もう500ページ

一気読みの状態です。

主人公の姫君お竜が何とも魅力的で、風太郎の女性キャラの中でも

屈指のヒロインでしょう。恋人の主水介との関係も見所♪

風太郎に書けぬものはない、というのを改めて実感させられる一冊です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年4月8日に日本でレビュー済み
山田風太郎という人はとんでもない化け物だ、ということを改めて思い知らされる作品のひとつ。
主人公は泣く子も黙る名奉行、大岡越前の娘!彼女が何をするかというと、探偵として無実の罪をひとつずつ晴らしていくのだ。とてつもない設定で山風捕物帳が展開されるのだけど、これが文句なく面白い!どんな設定でも山田風太郎という人は自分自身の世界に引きずり込むパワーを持った人だ、ということを再認識。
私の中では深田恭子の姫君お竜がすでに出来上がっております。映像化・・・されるかもね。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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