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仕事のためには生きてない 単行本 – 2023/12/13

4.7 5つ星のうち4.7 10個の評価

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購入オプションとあわせ買い

職場も世の中も、捨てたもんじゃないって思いたい

『ミカゲ食品は「スマイルコンプライアンス」の精神で、信頼回復に努めてまいります』
異物混入騒動への社長の発言が炎上した翌日、35歳の多治見勇吉は、〈スマイルコンプライアンス準備室〉に異動となる。実体不明の社長の言葉を形にしろというのだ。
社長に忖度する役員の無茶ブリ、会議のための会議、終わらぬ資料作り。趣味のバンド活動が最優先だった勇吉も、仕事漬けの毎日に。そんな中、バンド仲間が余命宣告を受ける。
「自分はどうして、こんなに働いているのだろう」
よりよく働ける職場を目指し、勇吉の奮闘が始まる。
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4041142644

商品の説明

著者について

●安藤 祐介:1977年生まれ、福岡県生まれ。2007年、『被取締役新入社員』でTBS・講談社第一回ドラマ原作大賞を受賞。同書は、森山未來主演でドラマ化もされた。他の著書に『六畳間のピアノマン』『夢は捨てたと言わないで』『不惑のスクラム』『テノヒラ幕府株式会社』『一〇〇〇ヘクトパスカル』『宝くじが当たったら』『大翔製菓広報宣伝部 おい! 山田』『営業零課接待班』などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2023/12/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/12/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 264ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041142644
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041142646
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.3 x 1.6 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 10個の評価

著者について

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安藤 祐介
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
会社の改革は表面的な部分のみで、中を覗けばまだまだこんな旧態依然の会社はたくさんあるんだろうなぁ。でも昔と変わったのは「仕事のために生きるのではない。より良く生きるために仕事をしているのだ」と考える人が増えたことだろう。
それでも投げ出せない仕事はある。
そんな葛藤の中で、主人公は彼なりのバランスを見つけてこれからも仕事と生きがいを続けていくのだろうなと思った。
仲間の余命宣告はありきたりではあるけれど、やはり命の重さに勝るものはなく、吐き出される言葉に涙ぐんでしまった。
彼を取り巻く同僚や上司や友人がギリギリの状態の主人公をいろいろな形で、出しゃばることなくサポートする。
私は登場する3人の女性にとても魅力を感じた。
仕事か生きがいか…
このまま今の仕事を続けていいのか…
悩んでいる人にお勧め。
そして少しだけ人間関係に疲れている人に読んでもらいたい。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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