どの話も短いのに、読後にずしりと胸に残る感情は、長編作品にも負けていない重量感がある。
こんなに密度の濃い短編集は初めてかも。
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角の生えた帽子 単行本 – 2017/9/22
宇佐美まこと
(著)
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快楽殺人の悪夢、偏愛、運命の残酷…行き止まりの人間たちを描く傑作集!
毎夜、同じような悪夢を見る。それはさまざまな女をいたぶり殺すことで性的興奮を覚えるという夢だ。その夢はまるで自分がやったかのような錯覚に陥るほど、リアルなのだ。ある日、自分が見た夢を同じ殺人事件が起こったというニュースをテレビで見た。犯人がつかまったという。そこには、自分と同じ顔の違う名前の男が映っていた―ー。運命の残酷さ、悲劇を描いた「悪魔の帽子」(幽12号)ほか、植物に取りつかれた男を描いた「花うつけ」、主人公が犬嫌いになった理由があかされる衝撃のラスト「犬嫌い」ほか、松山が舞台の正統派ゴーストストーリーの「城山界隈奇譚」など、雑誌や文庫掲載原稿に加え、4篇を書き下した全9篇。日本推理作家協会賞受賞者(長編および連作短編集部門)が放つ、謎と恐怖の物語。
毎夜、同じような悪夢を見る。それはさまざまな女をいたぶり殺すことで性的興奮を覚えるという夢だ。その夢はまるで自分がやったかのような錯覚に陥るほど、リアルなのだ。ある日、自分が見た夢を同じ殺人事件が起こったというニュースをテレビで見た。犯人がつかまったという。そこには、自分と同じ顔の違う名前の男が映っていた―ー。運命の残酷さ、悲劇を描いた「悪魔の帽子」(幽12号)ほか、植物に取りつかれた男を描いた「花うつけ」、主人公が犬嫌いになった理由があかされる衝撃のラスト「犬嫌い」ほか、松山が舞台の正統派ゴーストストーリーの「城山界隈奇譚」など、雑誌や文庫掲載原稿に加え、4篇を書き下した全9篇。日本推理作家協会賞受賞者(長編および連作短編集部門)が放つ、謎と恐怖の物語。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2017/9/22
- 寸法13 x 2.2 x 18.8 cm
- ISBN-104041060508
- ISBN-13978-4041060506
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商品の説明
著者について
●宇佐美まこと:愛媛県生まれ。2006年『るんびにの子供』で第1回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞。17年、ミステリー小説『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞する。日常に潜む怪異を描き、恨みや妬み、欲や貧困など、人の心の闇や怖さを浮き彫りにしたミステリーが高く評価されている。
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2017/9/22)
- 発売日 : 2017/9/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4041060508
- ISBN-13 : 978-4041060506
- 寸法 : 13 x 2.2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,152,572位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どの短編も小気味よく話が進み、きちんとヤマがあり止まらずに読んでしまいました。
2023年7月30日に日本でレビュー済み
最初「悪魔の帽子」から始まって「赤い薊(あざみ)」「空の旅」と、登場人物の怨念ややりきれない感情がじわじわくる話ばかりで、うまいんだけどしんどくなってきたなあ、このまま最後まで続くんだろうか・・と思い始めたところに「城山界隈奇譚」が一服の清涼剤になりました。
この話は著者の故郷、四国の松山を舞台にしたもので、そのためか城がある丘や大学、クラシックな図書館、路面電車が走る街などの描写に臨場感があり引き込まれました。結局どういうことだったかは明かされないのですが、正統派の怪奇譚で雰囲気がとても好きです。これが一番気に入りました。
「夏休みのケイカク」も図書館が舞台です。著者は図書館の深々とした静謐な雰囲気を海にたとえていらっしゃいますが、同じ表現が大島弓子先生の漫画にあったことを思い出しました。自分が10代の時図書館に通っていて、同じような安らぐ感覚を感じたことを思い出します。
この作品も「赤い薊」「みどりの吐息」「犬嫌い」も「縁切り」もそうですが、理不尽に抑圧された思いが噴き出す瞬間のどす暗さが怖いです。
もうひとつの特徴は、山や森、植物が出てくるものが多いことです。「城山界隈奇譚」の大学をめぐる森、「花うつけ」の食虫植物の巨大なウツボカヅラと咲き誇るバラ園、「みどりの吐息」の樹木怪談、「縁切り」では家の背後に広がる竹藪など。
著者の長編で四国山中の怪異を描いた「入らずの森」を思い出しました。
私もミソジニーは違うと思います。まず著者は女性ですからそんなことは書かれないでしょう。イヤ・ミスならぬ嫌なホラーと言えると思いますが、1作1作がよくできていると思います。
この話は著者の故郷、四国の松山を舞台にしたもので、そのためか城がある丘や大学、クラシックな図書館、路面電車が走る街などの描写に臨場感があり引き込まれました。結局どういうことだったかは明かされないのですが、正統派の怪奇譚で雰囲気がとても好きです。これが一番気に入りました。
「夏休みのケイカク」も図書館が舞台です。著者は図書館の深々とした静謐な雰囲気を海にたとえていらっしゃいますが、同じ表現が大島弓子先生の漫画にあったことを思い出しました。自分が10代の時図書館に通っていて、同じような安らぐ感覚を感じたことを思い出します。
この作品も「赤い薊」「みどりの吐息」「犬嫌い」も「縁切り」もそうですが、理不尽に抑圧された思いが噴き出す瞬間のどす暗さが怖いです。
もうひとつの特徴は、山や森、植物が出てくるものが多いことです。「城山界隈奇譚」の大学をめぐる森、「花うつけ」の食虫植物の巨大なウツボカヅラと咲き誇るバラ園、「みどりの吐息」の樹木怪談、「縁切り」では家の背後に広がる竹藪など。
著者の長編で四国山中の怪異を描いた「入らずの森」を思い出しました。
私もミソジニーは違うと思います。まず著者は女性ですからそんなことは書かれないでしょう。イヤ・ミスならぬ嫌なホラーと言えると思いますが、1作1作がよくできていると思います。
2022年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本人男性には家父長制の名残か女性を蔑ろにする傾向があるが、最近は大人になれない男が増えたせいか家庭における居場所を無くし、妻に蔑ろにされる夫も増えてきたように思える。そんな現代社会の歪さを下敷きに殺意、復讐、悪意、執念、執着、男の身勝手、トラウマ、逃避、依存、女の身勝手、偏見を描く…各々のストーリーは凡庸さを感じさせるほどに完成されているがこれは厭な人間味の標本箱だ。
2019年10月28日に日本でレビュー済み
あーはいはいこういう話ね〜
って読んででいつも衝撃を喰らう。
短編で読みやすい。
タイトルの「角の生えた帽子」は、30ページもないくらいだったかな。にも関わらず、内容は濃い。
この作家さんに出会えて良かった。
って読んででいつも衝撃を喰らう。
短編で読みやすい。
タイトルの「角の生えた帽子」は、30ページもないくらいだったかな。にも関わらず、内容は濃い。
この作家さんに出会えて良かった。
2021年7月13日に日本でレビュー済み
不倫、家庭内暴力、働かない夫、児童虐待、不倫、不倫、犬がかわいそう、不倫...って感じです。
週刊SPA+宮部みゆきって感じ。
まんじりともせずクソな環境を受け入れてる女とクズ男ばっかりでとっても嫌な気持ちになりました。
週刊SPA+宮部みゆきって感じ。
まんじりともせずクソな環境を受け入れてる女とクズ男ばっかりでとっても嫌な気持ちになりました。
2022年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
別のアンソロジーに載ってた『夏休みのケイカク』が面白かったので、それも収録されてる短編集を読んでみました。
普通の人間ドラマと思って読んでたら後半ガラッと話が反転したり意外な結末になる話が多くて、ミステリ風味が感じられて面白かったです。
ミソジニーとか書いてる人もいるけど、別に女性を見下す描写があるわけじゃなく、虐げられても声を上げにくいという現実の女性が置かれてる状況を書いてるだけのような?
普通の人間ドラマと思って読んでたら後半ガラッと話が反転したり意外な結末になる話が多くて、ミステリ風味が感じられて面白かったです。
ミソジニーとか書いてる人もいるけど、別に女性を見下す描写があるわけじゃなく、虐げられても声を上げにくいという現実の女性が置かれてる状況を書いてるだけのような?