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加藤シゲアキ

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Burn.-バーン- (角川文庫) 文庫 – 2017/7/25

加藤シゲアキ (著)

52

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魂を燃やして生きる。少年が空っぽになった心を取り戻す熱情溢れる青春小説

天才子役から演出家に転身したレイジは授賞式帰りの事故により抜け落ちていた20年前の記憶が蘇る。渋谷の街で孤独な少年を救ってくれた不思議な大人との出逢いと別れ、彼らとの過去に隠された真実とは―

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本の長さ

304ページ
言語

日本語
出版社

KADOKAWA
発売日

2017/7/25
寸法

10.6 x 1.3 x 14.9 cm
ISBN-10

4041055067
ISBN-13

978-4041055069
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著者について

●加藤シゲアキ:1987年7月11日生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。2012年1月、『ピンクとグレー』で作家デビュー。続いて13年2月『閃光スクランブル』、14年3月『Burn.-バーン-』、15年6月には初短編小説集『傘をもたない蟻たちは』を発表。アイドルグループ、NEWSのメンバーとして芸能界でも活躍の場を広げている。主なドラマ出演作は「トラブルマン」「3年B組金八先生」「華和家の四姉妹」「花のズボラ飯」「失恋ショコラティエ」「盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~」など。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA; 一般文庫版 (2017/7/25)
発売日 ‏ : ‎ 2017/7/25
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 304ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4041055067
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041055069
寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 1.3 x 14.9 cm

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- - 6,236位角川文庫
- - 28,102位文芸作品

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52

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加藤シゲアキ

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アキヤマ

今の時代に合った小説

2020年10月27日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

元気になる話です。加藤シゲアキやるな、と思いました。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

juju

面白かった

2018年9月22日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

アイドルと作家の掛け持ちとは思えない文章力で、ビックリするほど面白かったです。
四冊中、Burnｰバーンｰが一番好きだと思いました。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ノーラ

楽しめた

2020年6月5日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

アイドルが書いた小説というと、どうしても色眼鏡で見てしまう。内容も芸能界や渋谷が舞台となれば、なおさら。というわけで読まずに避けていたが、作者の新刊が出て紹介されたのを機に読んでみたくなり、まずは一冊と、この作者の著作の中から最初に読んだ本だった。アイドル本というレッテルは忘れて一気に読んだ。プロの作品にも劣らず、単純に楽しめたので、ほかの作品も読んでみたくなった。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

まっすー☆

テンポの良い文章で面白い！

2017年11月30日に日本でレビュー済み

テンポの良い文章で面白いです。

疑問点を書いておきます。作者は「ピンクとグレー」の中で、

★疑問点１★「人気者との抱き合わせのバーターで、おこぼれの仕事をもらいたくない。
自分１人の実力で仕事を勝ち取りたい」とシゲ似の主人公に言わせておきながら、
主人公自らが積極的に、バーター方式を採用していない事務所に移籍して、
人気者の友達と決別してソロで活動するといった行動を一切起こしていない点。
むしろ人気者の友達の方が、進んで、主人公と決別していった点。

★疑問点２★「人気者との抱き合わせのバーターで、おこぼれの仕事をもらいたくない。
自分１人の実力で仕事を勝ち取りたい」とシゲ似の主人公は言ったんだけど、
実際にはシゲは、小説の中に山P似の人気者の親友を登場させたり、
まっすー発信情報と思われる詳しい洋服＆ファッションの描写文章を掲載している。
つまりシゲは小説の構想を作ったり、小説の描写をする際に
おもいっきりNEWSメンバーを利用している。
いったいこれで「自分一人の実力で小説の仕事を成し遂げた、小説の仕事を勝ち取った」
と言いきれるのだろうか？

★疑問点３★山P似の親友がシゲ似の主人公に対して
「君（シゲ似）は僕（山P似）に欠けている部分を補ってくれる存在だ。
僕（山P似）の孤独感や空洞を埋めてくれたのは君（シゲ似）だ」
と言った意味合いのことを言っているが、

山P似とシゲ似が芸能界で仕事をする上で必要なことは
「仕事を取って来る能力」「困りごと（＝問題）を解決する能力」であり、

反対に「あいまいな空気感を作ってうやむやにごまかす」
「問題の核心を話し合わずに、どうでもいい話題を持ち出してお茶をにごす」
というシゲ似のスキルを、山P似が高く評価し、これこそがシゲ似の長所だ、
シゲ似は俺にとって無くてはならない存在だ。と称賛するストーリーは、
私には全く理解できない。

敢えて言うならば、慶ちゃんのように確たる信念のもとに、よく考えた結果、
お茶をにごしてあいまいにするスキルを発動させるなら、アリだと思う。
慶ちゃんの思考「グループが推されるためには何をすべきか？」→
「事務所の人がおかしい振る舞い、おかしい考えをしているのに俺は気がついた」→
「グループを存続させ、事務所の人にグループを推してもらうために、
俺は気がついていないフリをしよう」→
「あいまいにしてお茶をにごしておこう」

しかし、何の信念も、確たる方向性もないまま、無計画で場当たり的に
「あいまいな空気感を作ってうやむやにごまかす」スキルを発動するシゲ似の主人公に、
いったいどんな魅力、長所、処世術があると言うのだろうか？

★総括★　つまりは、シゲ似の主人公は
「問題の核心を話し合わずに、どうでもいい話題を持ち出してお茶をにごす」スキルの持ち主であり、

対して、慶ちゃんは
「問題の核心を自分の頭の中で考えに考えた結果、
どうでもいい話題を持ち出してお茶をにごす」スキルの持ち主である。

一口に「お茶を濁す」と言っても、こうも思考プロセスに大きな開きが出るのか。

★補足説明★　小説を書く時には、文章によって情景を的確に描写する技術が必要になる。
例えば、一口に「手を握る」と言っても、AとBでは全く状況も情景も違ってくる。

A,クラブでナンパした女の子にムラムラきて、女の子の肩をぐっと引き寄せて「手を握る」

B、アメリカ留学で赤西君が日本不在中の、KAT－TUNのコンサート会場で、
亀梨君が赤西ファンから激しく罵倒されて、攻撃されている時に、
亀梨君の隣にいた上田君が亀梨君の「手をそっと握る」

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Amazon カスタマー

二回読んでもおもしろかった。

2017年8月8日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ハードカバーの方はもちろん買って読みましたが、文庫本だと持ち歩きできるし、ハードカバーにはない作者のあとがきなどが楽しみで買いました。私はシゲのファンなので、特別な思い入れがあるんだと思うけど、また、今回も読んで泣きました。前回と違って、ストーリーは知ってるから、それに関してのわくわくはないんだけれど、その分、一文ずつとても丁寧に読んで、一字一句を堪能しました。やっぱりシゲって頭いいよねぇ、センスあるよねぇとつくづく思います。駄作だなんだと言う人がいるけど、それはそれでいいのでは。私にとっては、大好きで何度も読み返したい作品です。
ただ、二回読んでも、どうしても「徳さん」が最後に取った行動のわけがあいまいでよくわからず、(私の想像力が貧困なのかもしれませんが)敢えて星4つにしました。
今シゲが苦しみながらがんばって書いている「チュベローズで待ってる」も、すごく楽しみです！

13人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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Hamayu

小説家として立つ覚悟が見えた意欲作

2018年11月3日に日本でレビュー済み

この作品は普遍的な「家族」や「こどもになること」「大人になること」をテーマに描いていますが、説教じみた感じや理想主義的なものはまるでありません。読みやすい上に、伏線の張り方が前2作に比べて更に洗練されていて、話の展開もテンポが良く物語の世界にあっという間に引き込まれます。作家本人によると、書きたいという「熱量」と「衝動」で短期間で書き上げた前２作と比べ、かなり苦労して書いた作品だそうですが、より衝撃的な意欲作になっていて私は一番好きです。あとでじんわりと来るものもあります。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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tainyぶるーす

本物

2021年6月23日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

アイドルの片手間仕事と思って読んだらやられました。

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