知らないこと。
気にも留めていなかったこと。
変わろうとしていること。
ルポルタージュではありますが、
これが真実なのか?と。
学び多き一冊でした。
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和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人 (角川文庫) 文庫 – 2016/4/23
安田 峰俊
(著)
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購入オプションとあわせ買い
なぜ日本人の2ちゃんねらーは、日本より雲南省の山奥の農村に住むことを選んだのか?
なぜ日本共産党から日中友好協会と、友好に身を捧げた女性はネット保守へ転向したのか?
なぜ日本のやくざに、日系企業が「組の設立」を依頼し、日系暴力団が誕生したのか?
なぜマカオに、日本人風俗嬢はわざわざ出稼ぎに行くのか?
中国で喰い、中国を喰らう日本人。
「和僑」の姿が明らかになる。
和僑とは?
「和僑」とは、今世紀になってから日本人の間で作られた造語である。もともとは、中国人の奥さんを貰ったミュージシャンのファンキー末吉が、在外華人を意味する「華僑」をもじって発明した言葉らしい。現在、「和僑」をネットで検索すると、和僑会や「和僑ネットワーク」などのビジネス系のサイトが上位に並ぶが、漢字の字義を考えるなら、海外移住をした人から出稼ぎや旅行・留学などを目的に短期滞在をする人まで、「和僑」とは海の向こうに渡る様々な日本人たちすべてを含む概念なのである。
本書に登場する和僑たち
・雲南省の山村に住む農民の青年。重度の2ちゃんねらー
・マカオで「カジノを買い取りたい」と豪語する富豪
・海外で出稼ぎをし、『ニッポン定食』として働いていた風俗嬢
・海外赴任をしても日本人村に引きこもる、上場企業の駐在員たち
・金嬉老と同じ刑務所にいたという、在上海、日系暴力団組長
・日中友好協会に入り、友好に身を捧げたのち、反中となり、ネット保守になった活動家
―――――――――――――――――――――――――――――
マカオの欲望の海を漂う弓長さんやヒカルさん、上海に二十一世紀の日本人町を作り上げている駐在員とその関係者たち、魔都の夜に君臨する義龍老人、北京で日中友好の幻想に翻弄された心正しき人たち、そして、雲南省の農村に住むヒロアキさん――。
海を渡って中国に住んだ和僑たちから感じられる母国の影は、本国の社会が必死で払拭しようと努力していたはずの、非常にウェットで泥臭くて洗練されていない「日本」の姿ばかりなのだった。
もはや現実の日本国内にも存在していないほど、過剰に日本らしい日本なのである。
それは、中国という外国が、良くも悪くも日本人の自己認識を刺激する国だからなのだろう。(本文より)
なぜ日本共産党から日中友好協会と、友好に身を捧げた女性はネット保守へ転向したのか?
なぜ日本のやくざに、日系企業が「組の設立」を依頼し、日系暴力団が誕生したのか?
なぜマカオに、日本人風俗嬢はわざわざ出稼ぎに行くのか?
中国で喰い、中国を喰らう日本人。
「和僑」の姿が明らかになる。
和僑とは?
「和僑」とは、今世紀になってから日本人の間で作られた造語である。もともとは、中国人の奥さんを貰ったミュージシャンのファンキー末吉が、在外華人を意味する「華僑」をもじって発明した言葉らしい。現在、「和僑」をネットで検索すると、和僑会や「和僑ネットワーク」などのビジネス系のサイトが上位に並ぶが、漢字の字義を考えるなら、海外移住をした人から出稼ぎや旅行・留学などを目的に短期滞在をする人まで、「和僑」とは海の向こうに渡る様々な日本人たちすべてを含む概念なのである。
本書に登場する和僑たち
・雲南省の山村に住む農民の青年。重度の2ちゃんねらー
・マカオで「カジノを買い取りたい」と豪語する富豪
・海外で出稼ぎをし、『ニッポン定食』として働いていた風俗嬢
・海外赴任をしても日本人村に引きこもる、上場企業の駐在員たち
・金嬉老と同じ刑務所にいたという、在上海、日系暴力団組長
・日中友好協会に入り、友好に身を捧げたのち、反中となり、ネット保守になった活動家
―――――――――――――――――――――――――――――
マカオの欲望の海を漂う弓長さんやヒカルさん、上海に二十一世紀の日本人町を作り上げている駐在員とその関係者たち、魔都の夜に君臨する義龍老人、北京で日中友好の幻想に翻弄された心正しき人たち、そして、雲南省の農村に住むヒロアキさん――。
海を渡って中国に住んだ和僑たちから感じられる母国の影は、本国の社会が必死で払拭しようと努力していたはずの、非常にウェットで泥臭くて洗練されていない「日本」の姿ばかりなのだった。
もはや現実の日本国内にも存在していないほど、過剰に日本らしい日本なのである。
それは、中国という外国が、良くも悪くも日本人の自己認識を刺激する国だからなのだろう。(本文より)
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA/角川書店
- 発売日2016/4/23
- 寸法10.7 x 1.4 x 15 cm
- ISBN-104041041252
- ISBN-13978-4041041253
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商品の説明
著者について
●安田 峰俊:1982年滋賀県生まれ。ノンフィクション作家、多摩大学経営情報学部非常勤講師。立命館大学文学部(東洋史学専攻)卒業後、広島大学大学院文学研究科修士課程修了。在学中、中国広東省の深セン大学に交換留学。一般企業勤務を経た後、運営していたブログを見出されて著述業に。アジア、特に中華圏の社会・政治・文化事情に通じる作家。著書に『和僑』農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人』(角川書店)、『知中論』(星海社新書)など。著者ツイッター @dongyingwenren
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA/角川書店; 一般文庫版 (2016/4/23)
- 発売日 : 2016/4/23
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 4041041252
- ISBN-13 : 978-4041041253
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 400,201位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- - 1,770位経済学 (本)
- - 7,199位その他のビジネス・経済関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
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安田峰俊(やすだみねとし)
ルポライター。立命館大学人文科学研究所客員協力研究員。広島大学大学院文学研究科博士前期課程修了(中国近現代史)。『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)が第5回城山三郎賞、第50回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。他に『さいはての中国』(小学館新書)、『現代中国の秘密結社』(中公新書ラクレ)、『「低度」外国人材』(KADOKAWA)、『中国vs.世界』(PHP新書)など著書多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年5月14日に日本でレビュー済み
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知ってること、聞いてること、経験していることばかりで、新たな切り口もない。全部読むのは無駄
2023年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国においても、皇帝(中央政府)の支配力が弱まった清朝末期から中華民国時代にかけての期間は、大小の軍閥や匪賊が国内の全土で大量に跋扈し、社会が一世紀近くも混乱し続けた最悪の時代だった。清朝の末期だけではなく、過去の秦・漢・唐・元・明などの大王朝の崩壊期にも、各地に軍閥が割拠して酷い内戦が続いた。現代においてすら、中央の監視の目が届きにくい農村地域においては、山賊や人攫いの雑技団のような緑林白波の連中が大腕を振って活動している。 ヒロアキさんは中国の農村で暮らす庶民の立場から、一党独裁体制や四角四面の官僚体制の理不尽さを身をもって体験している。 だが、圧倒的な「力」の統治による重しが外れれば必ず表面化するはずの、中国社会が本質的に持っている弱肉強食的で無軌道無軌道でアナーキーな性質の恐ろしさを、それ以上によく知っているのだった。 そんな彼に、中国国内の民主化運動についてどう思うかも尋ねてみた。 「現地の生活者として正直に言うなら、都会の学生とか海外の人間とか、事情のわかってない連中が余計な事を煽るんじゃねえ、と思いますよ。もちろん、共産党政府が弱体化して中国に内戦が起きたって、ホータンプー村は田舎だから直接の関係はないのかもしれないんですけど、流通が止まれば経済的に大きなダメージを受けますし、治安も悪くなりますから。ひとまず平和な現状が維持されていくためには、中国は一党独裁体制のままの方がいいと思います」 日本人の一般的な価値観に照らせば、理解や同意を得ることがかなり難しい意見だろう。 だが、ヒロアキさんと似た考えは、「中国歴」が長い日本人の間では比較的多く見られる。 事実、私はこの本の取材を通じて、一部の中国駐在歴の長いビジネスマンや長期在住者からそんな声を何度か耳にしていた。 他ならぬ私自身も、個人的には中国共産党に対する強烈な嫌悪感と警戒心がある一方で、中国の社会が専制支配を必要とする論理そのものはあながち否定できないとも思っていたりする。
確かにそれは全く間違ってはいないと思うが、著者のその考えも「暗黒中国からの脱出」の代筆を引き受けるまでだったようだ。現在の習政権の弾圧の過酷さの前では、砂漠の太陽に照らされるカゲロウのようなものだ。
確かにそれは全く間違ってはいないと思うが、著者のその考えも「暗黒中国からの脱出」の代筆を引き受けるまでだったようだ。現在の習政権の弾圧の過酷さの前では、砂漠の太陽に照らされるカゲロウのようなものだ。
2021年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国赴任に伴って手に取った。
卓越した文章表現のみならず、
上質なルポ本というのは、
高度な交渉力や人間力があって完成されるのだと気づかされた。
なによりも驚いたのは、
著者の執筆時の年齢が30歳だったことだ。
卓越した文章表現のみならず、
上質なルポ本というのは、
高度な交渉力や人間力があって完成されるのだと気づかされた。
なによりも驚いたのは、
著者の執筆時の年齢が30歳だったことだ。
2015年8月19日に日本でレビュー済み
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皆さんのレビュー読んでから買えばよかったです。
期待していた日本人版、華僑の話かな?と思い
読みましたが・・・全然駄目ですね!
商売の心得的なものも無いです!
期待していた日本人版、華僑の話かな?と思い
読みましたが・・・全然駄目ですね!
商売の心得的なものも無いです!
2016年5月2日に日本でレビュー済み
本書の冒頭にあるように、中国大陸で、「かりずまい」し「たび」したり、「でかせぎ」をしている日本人たちを描いたノンフィクション。
本書の中では、雲南省の農民となった「ヒロアキ」さんが中国にわたり、農民になる過程や、中国でのある意味奇想天外な体験、そして中国という国の体制に対する見方などが非常に興味深く、面白く読めた。
また、6章の中華人民共和国という「国家」「体制」、中国の地域、文化、人々というのはそれぞれ両立しうる概念であるという点について改めて目から鱗と感じた。
強いて言えば、もう少し多様な「和僑」の人々の姿が見られるとなおよかったと考えた。
本書の中では、雲南省の農民となった「ヒロアキ」さんが中国にわたり、農民になる過程や、中国でのある意味奇想天外な体験、そして中国という国の体制に対する見方などが非常に興味深く、面白く読めた。
また、6章の中華人民共和国という「国家」「体制」、中国の地域、文化、人々というのはそれぞれ両立しうる概念であるという点について改めて目から鱗と感じた。
強いて言えば、もう少し多様な「和僑」の人々の姿が見られるとなおよかったと考えた。
2022年1月6日に日本でレビュー済み
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面白かったですね。中国とは、こんな風なつながりかたもあるんですね。
2021年8月7日に日本でレビュー済み
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ニュース報道では伝えられることのない中国と中国人、そしてそれに向き合う日本人。興味深く読みました。