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「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永渕洋三伝 単行本 – 2014/6/11

4.7 5つ星のうち4.7 21個の評価

「あぶさん」にはモデルがいた! 投げて、打って、走って、飲む。プロ野球がもっとも豪快で魅力的だった時代を駆け抜けた男・永渕洋三の型破りな伝説を追う、本格スポーツノンフィクション。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA/角川書店 (2014/6/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/6/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041014832
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041014837
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.1 x 1.8 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 21個の評価

著者について

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澤宮 優
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ノンフィクション作家。書評家、エッセイスト。熊本県八代市出身。青山学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒。主に影の世界で懸命に生きる人物に光を当てることをテーマに、スポーツから歴史、文学、映画、教育まで幅広く執筆。

戦死した巨人の名捕手吉原正喜の生涯を描いた「巨人軍最強の捕手」(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。日本文藝家協会会員。

著者ホームページ http://www2.odn.ne.jp/yusawamiya/

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
21グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
共感と綿密さの著。
爽やかな筆致です。
それが永渕さんの野球人生に合っています。
2023年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 昔の野球選手!管理野球ではない面白さです。この時代の野球を見ていましたが、知らない事ばかりでした。昭和の荒さが匂う。
2021年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私と世代は30年違いますが、
隣県佐賀出身で一本気が魅力の永渕洋三を知ることができて幸せな気持ちになりました。
恵まれない骨格でいかに勝負に勝つか、その心の有り様をつぶさに追った良書と思います。
TVドキュメンタリーになる作品です。
首位打者を争った当時の事を、張本勲さん、話してくれんかなあ。
2019年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あぶさんのモデルとなったバッターが、この永淵洋三さんです。一歩間違えば、犯罪者?プロ入りの理由が、最高です。まさに芸は身を助ける!。「喝」でお馴染みの張本さんが、巨人に移籍した時に「この男が居れば、張本の穴は充分、埋まる」と大沢親分に言わせた男!面白いエピソード満載です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
デビューされた時から注目させて貰っていたので、永渕さんの事がより細かく判り感激しました。
何れ、佐賀のお店に伺いたいと思います。今でも近鉄時代日ハム時代のサイン色紙、後に頂いたサイン入りトレカは
大事にしています。いつまでも、お元気でお店頑張って頂きたいと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 思ったより、はるかに面白く読めました。本人よりサインも貰って大事に保存しています。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月18日に日本でレビュー済み
永渕洋三は、1969年パリーグの首位打者となった。
身長168cm、体重65Kgで打者、野手、投手、ピンチヒッターの四役をこなした。
「近代野球」の分業化、専門化とは、無縁であった。

永渕は、一瞬にして戦闘状態となることが出来た。それは、ピンチヒッターの最良の素質である。
どんなに素質があっても力があっても、それを実戦の場で出せない者は、プロでは通用しない。
永渕は、強い運を持って生まれ類い稀な度胸も持ち合わせていた。
飲んべえであり二日酔いでの出場はしょっちゅうであった。
成績を残せば、何も言わないというのが当時のプロであった。
金銭には、無頓着であり契約更改は、何時も一発であった。
そして、一人で行動した。飲みに行くのも一人であった。そして、逃げ道をつくる事をしなかった。
バットの重さも知らなかった。グリップを握って良かったら使うだけの事だった。長嶋は、それを聞いて「俺も無頓着だが、何という打者が出て来たんだ」と驚いた。
スランプもなかった。それを聞いた長嶋は「良い打ち方をしている証拠だよ。打球は正直だから打ち方が良ければ、人のいない所に飛んでいく」と言った。
また、無類の読書家でもあった。
関係者は、親しみを込めて「ブッちゃん」、後年は「おっさん」と呼んた。

人心収攬に長け、魔術師とも云われた極め付きの合理主義者三原脩との出会いが永渕の運命を決めた。強運と度胸が共振した。
永渕の三原評は、「とにかく人物が違っていた。すべての面で違っていた。総理大臣になっても大丈夫。それだけの器であった」

酒そのものが好きであったが、一人でチビチビと飲むムードが好きだった。
日本酒なら一升、ウィスキーなら角瓶一本、ビールなら20本が適量だった。気分転換に最良で睡眠薬替わりでもあった。プロの選手ともなるとプレッシャーもあり緊張して中々眠れないらしい。永渕にとってそれが酒でありヒットであった。

昭和35年、永渕は佐賀高校のエースとして九州を制覇した。
誰もが、夏の甲子園を期待したが鳥栖工業に敗れた。
その時、一年生は応援団に狩り出され球場に行った。永渕は、真っ黒だったので野次りまくられた。
終って、選手たちは球場の外で円座を組んでいたが永渕が泣いていた。
その時、負けて泣くとはダメな奴だと思ったが、それが短慮であったことがこの本を読んで解った。
この本には、懐かしい人の名前が次々と出て来る。
現在、故郷の佐賀市内で焼き鳥店「あぶさん」を経営している。鉄の肝臓の持主であるが大事にしてもらいたい。
それにしても、最近のプロスポーツ選手の故障の多さには驚かされる。
皆同じで、筋肉だけを鍛えたブロイラーのようである。没個性で技もなければ観る魅力はなくなる。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月21日に日本でレビュー済み
「あぶさん」にモデルがいたのは結構知られていると思うが、その選手が当初は二刀流であったこと、選手生命が決して短くなかったことは意外だ。

今の時代は野球選手にストイックが求められる。「遊ばないで走りこめばもっと長く野球できるのに」なんてことも言われるけど、こういう規格外の選手が出てこなくなったのはさみしい気もする(良くも悪くも清原が最後かな)。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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