いい本だ。
書名と裏表紙の説明書き「お肉がぼくらのご飯になるまでを詳細レポート」から、生きるものを食らうということはどういうことか、の本のように思える。
が、それにとどまらず、等しく生きるべきはずのものを差別することはどういうことか、まで話は及ぶ。
いのちの扱い/扱われかた。
スルーせず目を背けず、それを知る、見る。
いのちの捉えかた。
知った/見たことから、自ら考え、自ら思う。
そうして、世界の成り立ちやそこにいる自分を確かめられるようになってくるのだろう。
そうやって、生きるということを身体と心で感じられてくるのだろう。
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いのちの食べかた (角川文庫) 文庫 – 2014/6/20
森 達也
(著)
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魚は切り身で泳いじゃいない。じゃあ、牛や豚のお肉はどこからどうくるの?
お肉が僕らのご飯になるまでを詳細レポート。おいしいものを食べられるのは、数え切れない「誰か」がいるから。だから僕らの生活は続いている。“知って自ら考える”ことの大切さを伝えるノンフィクション。
お肉が僕らのご飯になるまでを詳細レポート。おいしいものを食べられるのは、数え切れない「誰か」がいるから。だから僕らの生活は続いている。“知って自ら考える”ことの大切さを伝えるノンフィクション。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2014/6/20
- 寸法10.7 x 1.4 x 14.9 cm
- ISBN-104041013321
- ISBN-13978-4041013328
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA; 一般文庫版 (2014/6/20)
- 発売日 : 2014/6/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 192ページ
- ISBN-10 : 4041013321
- ISBN-13 : 978-4041013328
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 88,868位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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- - 14,531位文学・評論 (本)
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著者について
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広島県生まれ。映画監督、作家。1998年にドキュメンタリー映画『A』を発表。2001年、続編の『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『極私的メディア論』(ISBN-10:4904795075)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年1月26日に日本でレビュー済み
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2018年10月20日に日本でレビュー済み
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屠殺の話だけでなく、共通点を辿って同和問題や戦争責任の話まで及ぶ。
「大切なのは知ることだ」という筆者の言葉がずっと心に残っている。目を背けている事物に向き合うことが必要なのだろう。
中学生だけでなく、大人も読むべき本。
「大切なのは知ることだ」という筆者の言葉がずっと心に残っている。目を背けている事物に向き合うことが必要なのだろう。
中学生だけでなく、大人も読むべき本。
2014年8月20日に日本でレビュー済み
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中学生にも分かりやすいのではないか?
差別のしくみ、命のいみを考えられる本である
差別のしくみ、命のいみを考えられる本である
2017年11月23日に日本でレビュー済み
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映画《ある精肉店のはなし》を見た際に、興味本位で見たのがこの本でしたが、小学生の頃に担任の先生が「勉強しないと農家になるよ」と子供に言っていた人を偶然見て、そんな事は絶対にないし、職業に良い悪いは無いと教えてくれた事をふと思い出した。
本の対象者は小中学生だと思うが、命を犠牲にして自分は成り立っている話かと思って読み進んでいくと差別、戦争、洗脳などたくさん脱線しているようでいて、一つに繋がっていく中で、その時々で知らなかった歴史まで調べたり、書籍まで読みたくなる自分がいた。
世論に惑わされず自分の目で見て耳で聞く事の需要性を感じた。
本の対象者は小中学生だと思うが、命を犠牲にして自分は成り立っている話かと思って読み進んでいくと差別、戦争、洗脳などたくさん脱線しているようでいて、一つに繋がっていく中で、その時々で知らなかった歴史まで調べたり、書籍まで読みたくなる自分がいた。
世論に惑わされず自分の目で見て耳で聞く事の需要性を感じた。
2015年5月4日に日本でレビュー済み
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現実の食事のありがたみなどを、少しでも持ってもらえれば良いけど。
2019年9月7日に日本でレビュー済み
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中1三男の夏の課題図書を横取りして読む。前半3分の1くらいは牛や豚の屠畜の実際、さすがドキュメンタリー映画の作者だけあって細かい描写がリアリティーを持って迫る。後半は筆者の本来の言いたいこと、「被差別部落」。屠殺は本来こうした地域の方の仕事であった。しかし、中下流に生きる人たちから見て常に「下に見る人」を作り、溜飲を下げるのは今では常套手段ではないか。人種差別が出来なくなった先進国で肥満者、喫煙者への差別。国境への壁、バカッターや犯罪、不倫報道への炎上など。もはや人間の「業」としか考えられない。
2022年10月22日に日本でレビュー済み
前半は、食肉業が成り立つための、「と殺」のプロセスに的を絞った、詳細なルポルタージュ。私も含めて、その存在は知っていても、詳細は知らなかった「と殺」と言う仕事について知ったのは、意味のある事で、本書の価値を感じた。小学生に向けて書かれたのだろう。森達也さんの、噛んで含めるような文章で、残酷な描写も含めて良く伝わって来た。
そこから、「と殺」の担い手としての部落差別について述べた部分については、思想的に気に入らない人もいるだろう。だが、知らなかった事を教えてくれる、この本の価値がある事に変りはないと思う。それは知らなくて良いことだ、で済ませられる問題ではない。もちろん、子供の発達段階に応じて、与える情報に配慮は必要と思うが。
そこから、「と殺」の担い手としての部落差別について述べた部分については、思想的に気に入らない人もいるだろう。だが、知らなかった事を教えてくれる、この本の価値がある事に変りはないと思う。それは知らなくて良いことだ、で済ませられる問題ではない。もちろん、子供の発達段階に応じて、与える情報に配慮は必要と思うが。
2020年6月25日に日本でレビュー済み
オウム真理教のドキュメント『
A
』などを著してきた著者が小中学生向けに生命倫理を解説するもの。
私たちは自分のいのちを大切にすることを教わる一方、他の「いのち」を犠牲にしながら、おいしいものを食べ、快適で便利な生活をするという相矛盾を抱えて生きている。
感覚を麻痺させることを否定はしない。しかし、いつの間にか無意識に目をそらしていることを見つめ、いのちの背後にいる人たちを想像する努力をすれば、いろいろなものが見えてくるのではないか。
話題は部落差別に及び、無関心を装うのではなく、差別することで優越感を味わいたくなるという人間の残酷な本性に目を向けるべきと説きます。
社会人があらためて読むと身につまされるところの多い一冊でした。
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話題は部落差別に及び、無関心を装うのではなく、差別することで優越感を味わいたくなるという人間の残酷な本性に目を向けるべきと説きます。
社会人があらためて読むと身につまされるところの多い一冊でした。