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鬼塚 忠
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花戦さ (角川文庫) 文庫 – 2016/5/22

鬼塚 忠 (著)
4.0 5つ星のうち4.0 71個の評価
すべての形式と版を表示
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秀吉に死を。花の家元、池坊専好の命をかけた仇討ち!

厚き友情と信頼で結ばれていた、花の名手・池坊専好と茶の名人・千利休。しかし秀吉の怒りを買い利休は非業の死を遂げた。専好の秀吉に対する怒りが増していく。そんな専好に秀吉への復讐の機会が訪れる…。
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  1. 本の長さ
    288ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    KADOKAWA
  4. 発売日
    2016/5/22
  5. 寸法
    10.7 x 1.1 x 15 cm
  6. ISBN-10
    4041007860
  7. ISBN-13
    978-4041007860
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商品の説明

著者について

●鬼塚 忠:おにつかただし●1965年鹿児島生まれ。大学卒業後、2年間かけて世界40か国を放浪。イングリッシュ・エージェンシーを経て、01年に作家のエージェント、アップルシード・エージェンシーを設立。人気作家をかかえる。自身の著書も多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA; 一般文庫版 (2016/5/22)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/5/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4041007860
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4041007860
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.1 x 15 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 71個の評価

著者について

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鬼塚 忠

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表紙が違う？？？
2 星
表紙が違う？？？
なんだこのケバい表紙は！　Amazonの画像と違うぞ！　と思ったら二重になっていて下には元の表紙がありました。以前は映画化の宣伝は帯で済ませていたのに最近は表紙をまるまる覆い尽くしてしまうんですね。個人的には下品で嫌いです。元の装丁家に対して失礼ですし。
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上位レビュー、対象国： 日本

ココナツ
5つ星のうち5.0 文章が心地よい
2021年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
可笑しさ、切なさ、悲しみ、怒り、涙…いろいろな感情に出会いました。読後感がとても良かったです。映画化されているそうですが、イメージ壊れると嫌なので多分見ません。が、立花が気になり検索して見ました。
役に立った
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ロビン
5つ星のうち4.0 芸術と権力の相克
2016年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
　清水宗治を相手に水攻めで勝利をおさめた高松城戦から本能寺の変での信長の死を経て、天下人そして太閤となり、次第に権力の魔性にとりつかれてゆく豊臣秀吉と、彼によって死を賜った茶人・千利休（宗易）、そして利休の友であり本作の主人公である花道家・池坊専好という二人の芸術家との対決を描いた歴史小説。
　秀吉や利休の人物像は、書き手によって様々に解釈され造形されていますが、本作では「権力者」秀吉と「芸術家」利休・専好という、宿命的ともいえる対立を鮮明に描き出すためか、秀吉は権力を得て傲慢になった暴君、利休・専好は美を愛する優しく骨のある人物として造形されています。最近ようやく評価が上昇してきたところなので可哀想な気もしますが、石田三成は権力闘争のなかで狡猾に立ち回り、裏から手をまわして邪魔者を排除する凄く嫌な奴として描かれているので、三成ファンの方はお気を付けください（笑）。ちなみに黒田官兵衛もちょろっとだけ登場します。

　作品前半部に比べて後半部がやや駆け足になり、最大の見せ場である秀吉と専好の対決があっさり決着しすぎたというのが個人的には物足りなかったですが、京都の市井の人々が自分たちの生活に美を提供してくれる池坊の花をこよなく愛する様子や、素晴らしい花を生けるのに気取らない優しい専好との交流や信頼関係の描写が非常に好ましく、その分彼らを権力にものを言わせて弾圧する秀吉の暴虐ぶりが際立ち、秀吉に屈することなく美への信念を貫いた利休や山上宗二、そして専好の「一寸の虫にも五分の魂、勝てはせずともせめて独裁者に一矢報いん」との心意気に熱いものを感じさせられます。
　終末部に少し尻すぼみ感があった以外は全体にいって面白く読め、池坊花道や当時の歴史背景などもていねいに調べられていて、人物の心情の変化に感情も入れやすく、かつ筋や文章に無駄がなくて読みやすい作品だと思いました。

　突き詰めれば、人間を頭ごなしに統制してくる「権力」というものと、人間の自由と内発性がいのちである「芸術」の道は決して交わるものではありません。圧倒的に強大な権力者のまえで、おのれの信じる芸術に殉じる生き方が被ることになる受難と犠牲を思う時、信念を貫くことの厳しさを改めて痛感いたします。統制や管理を推し進めたい権力にとってみれば、自分たちに纏ろう御用学者や御用芸術であれば生かして利用しようがありますが、既存のヒエラルキーや秩序を揺るがす可能性を秘めた真の芸術や思想は「秩序紊乱者」であり、体制にとっては「危険」な存在です。
　日本人は、死を覚悟してまでおのれの道を歩みぬく生き方を評価しないきらいがあるように思います。「そこまでしなくてもいいじゃないか」「死んだら何にもならないじゃないか」と。
　わたしは立派だと思います。人間がなしうる行為の中で最も崇高なことだと思います。現代人の多くは「崇高」なんて好きではなく、普通に生きたいのかもしれませんが・・。　

　本作は2017年、野村万斎さんら豪華キャストで映画化ということで、完成を楽しみにお待ちしています。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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やこまま
5つ星のうち5.0 久しぶり
2017年6月12日に日本でレビュー済み
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よかったです。久しぶりに読み応えがある本にめぐり合いました。自然の樹木花々に命を息吹を感じました。またいつ逢えるだろうか。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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mayumi2
5つ星のうち4.0 映画よりもいいな
2017年8月20日に日本でレビュー済み
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映画のコメディ感が楽しく、原作を購入
異種格闘技のような、芸達者な方々の映画も素晴らしい作品だと思いましたので、ぜひと。

映画とは、趣を異にする作品でしたが、静謐な筆の運びの心地よい歴史小説です。
品の良いストーリーの流れ方と文体
夏休み、ゴロゴロしながらの午後に読了
肩の凝らないそして大人に心地よい作品だと思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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さとみん
5つ星のうち2.0 表紙が違う？？？
2017年5月28日に日本でレビュー済み
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なんだこのケバい表紙は！　Amazonの画像と違うぞ！　と思ったら二重になっていて下には元の表紙がありました。以前は映画化の宣伝は帯で済ませていたのに最近は表紙をまるまる覆い尽くしてしまうんですね。個人的には下品で嫌いです。元の装丁家に対して失礼ですし。
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さとみん
5つ星のうち2.0 表紙が違う？？？
2017年5月28日に日本でレビュー済み
なんだこのケバい表紙は！　Amazonの画像と違うぞ！　と思ったら二重になっていて下には元の表紙がありました。以前は映画化の宣伝は帯で済ませていたのに最近は表紙をまるまる覆い尽くしてしまうんですね。個人的には下品で嫌いです。元の装丁家に対して失礼ですし。
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ミキ
5つ星のうち5.0 面白い
2017年4月27日に日本でレビュー済み
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私はいけばなをしているので　この本の内容は大変面白かった。映画も見ようと思う。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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HT
5つ星のうち5.0 花を立てる
2016年6月27日に日本でレビュー済み
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茶道、華道は、本来男性の教養であったことが、伝わってくる。茶道、華道は、静の教養。武道は、動の教養。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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Chinaski
5つ星のうち4.0 次に映画を見たい。
2018年4月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
　「生け花」なんて何の興味もなく読み始めた後、またすぐにアマゾンで生け花に関する本をポチってしまった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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