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不合理な地球人 お金とココロの行動経済学 単行本 – 2010/12/7
ハワード・S・ダンフォード
(著)
著者から読者の皆様へ
Amazonをご覧になっている皆様、私はハワード・S・ダンフォードです。今回は私の著書『不合理な地球人』をとおして皆様とお会いでき大変幸運に思っております。
今回の著作『不合理な地球人』では、われわれ地球人の不合理な振る舞いにスポットを当てるとともに、そのカラクリを行動経済学に照らして説明いたしました。
行動経済学などという言葉を出すと「なんだか難しそうな本」と思われるかもしれません。でも、それは誤解です。
たとえば、レジ待ちでイライラした経験は皆さんおもちのはずです。では、何故われわれはレジ待ちでイライラするのか、その理由を少々突き詰めて考えてみたことはありますか?
実は行動経済学の基礎とも言える「プロスペクト理論」を使うと、その理由をものの見事に説明できます。
あるいは、食事の毎に、好物のものは最後まで残しておいて、一番あとでパクリと食べる、という人はいらっしゃいませんか。実は、お恥ずかしながら私自身もその一人なのですが、これも行動経済学の「ピークエンド効果」に照らして考えると、その理由を上手に説明できます。
このように行動経済学は、われわれの身近に存在する多数の「あれ?」に対して、「なるほど!」という解答を示してくれます。
そして、60本を越える身近な「あれ?」を集め、それを問題形式にして、行動経済学的な解答を示したのが本書に他なりません。
本書を読んでもらえれば、自分ばかりか周りの人の不合理な行動も、合理的に理解できるに違いありません。さらには、世間に対する物の見方も大きく変わるかもしれません。
是非とも本書をご一読くださることを、心からお待ち申し上げております。
2010年12月吉日
行動経済学者 ハワード・S・ダンフォード
Amazonをご覧になっている皆様、私はハワード・S・ダンフォードです。今回は私の著書『不合理な地球人』をとおして皆様とお会いでき大変幸運に思っております。
今回の著作『不合理な地球人』では、われわれ地球人の不合理な振る舞いにスポットを当てるとともに、そのカラクリを行動経済学に照らして説明いたしました。
行動経済学などという言葉を出すと「なんだか難しそうな本」と思われるかもしれません。でも、それは誤解です。
たとえば、レジ待ちでイライラした経験は皆さんおもちのはずです。では、何故われわれはレジ待ちでイライラするのか、その理由を少々突き詰めて考えてみたことはありますか?
実は行動経済学の基礎とも言える「プロスペクト理論」を使うと、その理由をものの見事に説明できます。
あるいは、食事の毎に、好物のものは最後まで残しておいて、一番あとでパクリと食べる、という人はいらっしゃいませんか。実は、お恥ずかしながら私自身もその一人なのですが、これも行動経済学の「ピークエンド効果」に照らして考えると、その理由を上手に説明できます。
このように行動経済学は、われわれの身近に存在する多数の「あれ?」に対して、「なるほど!」という解答を示してくれます。
そして、60本を越える身近な「あれ?」を集め、それを問題形式にして、行動経済学的な解答を示したのが本書に他なりません。
本書を読んでもらえれば、自分ばかりか周りの人の不合理な行動も、合理的に理解できるに違いありません。さらには、世間に対する物の見方も大きく変わるかもしれません。
是非とも本書をご一読くださることを、心からお待ち申し上げております。
2010年12月吉日
行動経済学者 ハワード・S・ダンフォード
- ISBN-104023308765
- ISBN-13978-4023308763
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2010/12/7
- 言語日本語
- 本の長さ320ページ
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2010/12/7)
- 発売日 : 2010/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4023308765
- ISBN-13 : 978-4023308763
- Amazon 売れ筋ランキング: - 665,031位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 422位経済学入門
- - 645位経済思想・経済学説 (本)
- - 103,939位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
行動経済学と言うと難しいイメージでしたが、わかりやすく行動経済学を学べました。
2011年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どのような読者も飽きさせることのない好著である。この本を通読すれば、多くの読者は行動経済学への興味をかき立てられるであろう。
ただ、奥付の著者紹介によれば、ダンフォード氏は「関西学院大学、同志社大学などの教壇に立ってきた」とあるだけで、現職が不明であることと訳者の紹介がないことが不可解である。英文タイトルは、“Irrational Earthling: Behavioral Economics- the Psychology of Money”であるが、この書名の英文著作は出版されていないようであるから、日本語で書き下ろした著作かもしれない。だとすれば、なおさら驚きである。どちらにせよ、日本語は十分にプロフェショナルな書き手によるものであるから、読者が不満を感じることはないはずである。
ただ、奥付の著者紹介によれば、ダンフォード氏は「関西学院大学、同志社大学などの教壇に立ってきた」とあるだけで、現職が不明であることと訳者の紹介がないことが不可解である。英文タイトルは、“Irrational Earthling: Behavioral Economics- the Psychology of Money”であるが、この書名の英文著作は出版されていないようであるから、日本語で書き下ろした著作かもしれない。だとすれば、なおさら驚きである。どちらにせよ、日本語は十分にプロフェショナルな書き手によるものであるから、読者が不満を感じることはないはずである。
2011年2月5日に日本でレビュー済み
本書は「行動経済学」を一般向けにやさしく解説した本です。
「超合理的な発想をする宇宙人ジョーンズが登場し、『地球人がなぜ不合理な思考をするのか』を経済学者の著者に問いかける」というのがこの本の設定です。
行動経済学は「なぜ人間はそのような不合理な行動をとるのか。その行動にはどんな心理的傾向があるのか」を解き明かす学問です。古典的な経済学は「人間は経済的に合理的な行動をとる」ということが大前提になっていますから、比較的新しい経済学の流れといえます。
この本には、300ページ程度の本に63問の問題が出され、その問題も難しいものは全くないので、楽しみながら読むことができます。経済学の知識がまったくない人でも、たぶん十分に読みこなせると思います。
問題に登場する人名や内容も、実際の人物や事例を想起させるようなクスグリの利いた書き方となっており、この著者には、なかなか文才もあります。
私は、この本を読んで「自分は、合理的に確率を考えながら生活しているつもりだったが、完全に合理的には行動していない」ということに気がつきました。また、「期待値からするとこの問題はAを選択すべきなのに、気持ちはどうしてもBに惹かれてしまう」というような設例もありました。
自分の「不合理な」行動について、さまざまに考えさせられる興味深い本です。
お勧めします。
「超合理的な発想をする宇宙人ジョーンズが登場し、『地球人がなぜ不合理な思考をするのか』を経済学者の著者に問いかける」というのがこの本の設定です。
行動経済学は「なぜ人間はそのような不合理な行動をとるのか。その行動にはどんな心理的傾向があるのか」を解き明かす学問です。古典的な経済学は「人間は経済的に合理的な行動をとる」ということが大前提になっていますから、比較的新しい経済学の流れといえます。
この本には、300ページ程度の本に63問の問題が出され、その問題も難しいものは全くないので、楽しみながら読むことができます。経済学の知識がまったくない人でも、たぶん十分に読みこなせると思います。
問題に登場する人名や内容も、実際の人物や事例を想起させるようなクスグリの利いた書き方となっており、この著者には、なかなか文才もあります。
私は、この本を読んで「自分は、合理的に確率を考えながら生活しているつもりだったが、完全に合理的には行動していない」ということに気がつきました。また、「期待値からするとこの問題はAを選択すべきなのに、気持ちはどうしてもBに惹かれてしまう」というような設例もありました。
自分の「不合理な」行動について、さまざまに考えさせられる興味深い本です。
お勧めします。
2011年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日常によくある事例を間にはさんでおり、読むのが苦でない。
おそらくプロフェッショナルの方がこれを読んだらつっこみたくなる要素が満載なんだろうが
全くの素人の私はこの本で「行動経済学」という分野に興味を持った。
飲み会の話のネタにもなりそうだし、
これは買ってよかった。
おそらくプロフェッショナルの方がこれを読んだらつっこみたくなる要素が満載なんだろうが
全くの素人の私はこの本で「行動経済学」という分野に興味を持った。
飲み会の話のネタにもなりそうだし、
これは買ってよかった。
2019年5月15日に日本でレビュー済み
ゲーム理論の本を買いに本屋さんを探検していたら、たまたまお目当てのゲーム理論の本のすぐ隣にあった本書。つい立ち読みしたが最後、お目当てのゲーム理論の本は買わずにこっちを買ってしまいました。(ゲーム理論の本は後日買いました)
それまで見たことも聞いたこともなかった”行動経済学”ということば。
心理学と経済学を合わせたようなのといえばわかりやすいですが、要するに経済は人の心で動くということ。
それが実例を交えて面白おかしく書かれていて、飽きることなく最後まで読めました。
普段私たちは理性を保って合理的に判断しているようでそうではないと。
結局のところ心が先で後付けに理屈が来るんですよね。経済活動もしかり。
今の世の中のマーケティングにも知らないうちに組み込まれているものだから、
変に騙されたりしないよう万人にオススメです。
内容的に中学生くらいからは理解できると思います。
それまで見たことも聞いたこともなかった”行動経済学”ということば。
心理学と経済学を合わせたようなのといえばわかりやすいですが、要するに経済は人の心で動くということ。
それが実例を交えて面白おかしく書かれていて、飽きることなく最後まで読めました。
普段私たちは理性を保って合理的に判断しているようでそうではないと。
結局のところ心が先で後付けに理屈が来るんですよね。経済活動もしかり。
今の世の中のマーケティングにも知らないうちに組み込まれているものだから、
変に騙されたりしないよう万人にオススメです。
内容的に中学生くらいからは理解できると思います。
2011年9月25日に日本でレビュー済み
超合理的な宇宙人が地球人の行動を調査して行くというストーリー展開で、行動経済学をかみ砕いて説明してくれています。経済活動は利己的に行われていると思われがちだが、実は人間のココロが介在するために、不合理な経済活動がしばしば見られる...その不合理な実例をあげながら、行動経済学を解説してくれます。たとえばレジ待ちでイライラするかしないか...理由を突き詰めて解説してくれます。また、実際の経済の動きが予想を反する動きを示すのは、人の心理が予想以上に大きく働いている証拠ですね。面白い本でした。