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パンの文化史 ペーパーバック – 2013/3/15

4.3 5つ星のうち4.3 37個の評価

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (2013/3/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/3/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ペーパーバック ‏ : ‎ 330ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022920939
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022920935
  • 寸法 ‏ : ‎ 12.5 x 2.11 x 18.72 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 37個の評価

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舟田 詠子
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パンの歴史は古い…何しろ、古代の遺跡等に既に「パンを作る人」の痕跡が残されているのだから、恐らく世界で最も古い食材の一つに数えられると言っても過言ではなかろう。
そこで、純粋に「パンについて知りたい」と思ったら、本書を手に取ってみては如何だろうか…「パンとは何か」という基礎に始まり、パンの歴史、今では忘れられた伝統、パンに纏わる逸話や民話、パンの社会的な位置付け、パンに果たされた使命や意味など等、パンに関するあらゆる知識がこの一冊に凝縮されているのだから、最早パンに関心のある方にとっては「読まない」という選択肢はあり得ないだろう。

第一章「パンとは何か」
粉を挽いてこねて焼くというパンの基本作業に始まり、その素材ともなるムギ、更には発酵と無発酵のパンを紹介しているが、現代では各国料理も広く受容されている所為で却って個別の食品と思われがちな物(例えばナンやトルティーヤ等)も、元を辿れば「パン」だという事を再認識したのは面白い。

第二章「パンの発酵」
パンは何故膨らむのかという原点に立ち返り、発酵の仕組みやパン種についても取り上げており、「科学的」にパンを解説。
また、かの有名な「最後の晩餐」に登場するパンについて考え、「聖なるパン」「儀式のパン」は決して発酵させてはならないという鋭い指摘をしているのには大いに納得した。

第三章「パン焼き」
古代から中世に至る迄のパンの歴史を史料を用いながら解説。
パン釜のタイプ、「壷焼き」「串焼き」の種類、更にはこのように多彩なパン焼きの方法が思い掛けなく現代のお菓子にも引き継がれているという意外性は特筆に価するだろう。

第四章「パンを焼く村を訪ねて」
著者自身がオーストリア、イタリア、クロアチア、ドイツの小さな村を訪ね、そこで行われていた伝統的なパン焼きを紹介しているが、恐らくこうした伝統は廃れていくであろう事も予測され、非常に残念である。

第五章「パン文化の伝承」
日本でもよく聞く話だが、パン作りにも「嫁姑」問題が絡むようだ…姑から嫁に伝授され、それが一家の「味」として引き継がれる。
また、本章では『ヘンゼルとグレーテル』の魔女のパン焼きにも言及し、何故あのような展開になり得たのかという事を考えているのは興味深かった。

第六章「貴族のパンと庶民のパン」
中世の「白パン」と「黒パン」について紹介しているが、白いパンの方が高級で、貴族に愛されて来たという構図は、我が国の「白米VS玄米」と全く同じであり、理解し易いであろう。
また、ここではパン屋や組合にも言及しているので勉強になる。

終章「パンは何を意味してきたか」
「施し」という観点からパンを論じているので、正しく西欧諸国に於ける「パンの文化」を象徴していると言っても過言ではない。
単なる食材としてではなく、精神論にも通ずるので、欧米諸国にとってのパンは、私達が考える以上に意味があるものだという事が理解出来るであろう。

以上、駆け足ではあるが、本書の概要を上記に纏めた。
図版も豊富で、特に古代史料の掲載は非常に面白いし、文章も平易で解り易いので、パン好きな方は是非とも読んで頂きたいと思う。

因みに、パンに伝統のある欧州でも、昨今では「パン屋は朝も早いし、重労働」である為、受け継ぐ若者が減って来ていると言う話を耳にした事があるが、それは余りにも残念だ。
これは、単に美味しいパンを食べたい為だけではなく、これだけの長い歴史と伝統を廃れさせてはならないという思いでもあるので、欧州の町の小さなパン屋さんが消えて行かないように願うばかりである。
2019年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単純にパンがいつ頃から食べられていて、作り方はどうで・・・と言ったものではなく、人々の生活の中でパンがどのような役割を果たしてきたのかを解説しています。特に注目するのは、パンを焼くための設備、つまりパン窯も重要な存在だったという事を解説しています。「ヘンゼルとグレーテル」の話を例に出しての説明は、非常に分かりやすかったです。
本書のテーマはパンですが、他の書籍で食の文化、例えば教会や居酒屋などの文化も合わせて読んでみると、面白いかもしれません。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 本書のパンの定義は「素材は火を通していない生の穀物。それを砕いたり、すりつぶしたり、ついたり、挽いたりして、ともかく粉にする。これを水でこねて焼いた固形物」です。この定義によるとパンは実に幅広いヴァリエーションがある。イースト発酵させた白パン、ライ麦の黒パン、トウモロコシから作るトルティーヤはおろか、クレープ、春巻きの皮までパンだというのです。炭水化物の摂取をパンに依存する粉食文化圏の広がりはユーラシア大陸全域を覆い、アフリカや新大陸に及んで、じつに多様な食文化複合体を作り上げている。

 私たち日本人が主食とする米は、煮れば食べられるという、いたってシンプルで効率的な食料。それに比べるとパンは脱穀してから焼くまで複雑な工程をふまねばならず、道具立ても大がかり。そのため粉食文化圏の人々は、おいしいパンを食べるのにいろいろな工夫をかさねてきました。パン自体はメソポタミア文明のころからあったのですが、オーブンがない。だから最初のうちは灰にうずめて焼いたり、壺に入れて焼いたり。石焼かまどができたのはようやくローマ時代になってからのこと。これが完成するとパン焼き作業の基本パターンは変わらず、20世紀に電気オーブンが普及するまで、パン焼きの技術は家庭の主婦によって綿々と受け継がれてきました。
 著者はその技が残るオーストリアやチロルの山奥の農家にホームステイしてパン焼きについてフィールドワークしています。家ごとに焼き方の手順にヴァリエーションがあり、それぞれの家に「おふくろの味」がある。ところがこういう農家にも電気オーブンが入ると、その技の継承がいっぺんにとだえてしまい、どの家も同じような味のパンになるといいます。このへんのあたり、家庭の電化が私たちの文化全体にどのような影響をもたらしたのか考えさせられるお話です。

 著者はドイツ圏を中心とする民衆文化研究家。事実上在野の研究者だと思うのですが、内容はいたって本格的。ドイツ民話におけるパン記述の解釈や、中世都市におけるパン焼き職人の実態など幅広い。食を通して西洋文明の根幹にふれる、なかなかためになる本でした。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パンという食物について、作り方ではなく、その由来や文化について、こんなことがあったかと目を奪われる本でした。
あまり流通していないのが残念です。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
パンは今では手軽な食べ物だけど,
パンは必要で,なければ困ることをこの本で知った.
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月1日に日本でレビュー済み
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パンの先生をしている友人にプレゼントして、とても喜ばれました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月8日に日本でレビュー済み
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好きなだけではない、好きの先の、人間のいとなみんびたいする視点の精密さにあふれていた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年11月9日に日本でレビュー済み
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パンの歴史について、紀元前から現在に至るまで、著者のフィールドワークを元に書かれており、引用文献も膨大である。
内容も平易であるが非常に説得力があり、文化人類学や、このジャンルに興味があれば必読。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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