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頭で走る盗塁論 駆け引きという名の心理戦 (朝日新書) 新書 – 2013/1/11

4.3 5つ星のうち4.3 42個の評価

現野球解説者・元阪神タイガースの著者は、
新人の年から5年連続セ・リーグの盗塁王を獲得した。
しかも3年連続60以上の記録も残している。
盗塁の秘密とは何か。
盗塁の名手が初めて盗塁の技術、
心理的な駆け引きなどについて綴った一冊。

【目次】

★序章―盗塁がよくわかる五つの視点
1.重要なことは「走る勇気を持つ」ことだ
2.きちんと準備をすることで八割決まる
3.盗塁は練習ができない
4.「足が速い」=「盗塁ができる」ではない
5.「盗塁にスランプはない」の嘘

★1章―野球が面白くなる魔法の盗塁
1.「飛ばないボール」だからこそ盗塁を
2.「60個盗塁できれば三割打てる理由
3.盗塁が相手チームに与える心理的負担
4.今、チームに必要なのは30盗塁の選手二人
5.八割の成功率というプレッシャー

★2章―相手投手との駆け引きとは
1.投手のクセの見抜き方
2.走りやすい投手、走りにくい投手の違い
3.うまい牽制とへたな牽制
4.100%の確立でできた山本昌投手
5.上原浩治投手との騙し合い
6.リードは大きく取るだけが能ではない
7.目の錯覚を利用した究極のリード
8.試合の中でどう軌道修正するか

★3章―捕手とやりあう究極の心理戦
1.ストレートとフォークで構えが違う
2.経験が浅い捕手の配球パターン
3.大ベテラン谷繁元信捕手のすごさ
4.強肩よりの送球の正確さ
5.盗塁阻止率ではなく、盗塁企画阻止率

★4章―相手チームを凌駕する秘策
1.うまい一塁手のタッチプレー
2.守備がへたな二遊間のほうが走りにくい
3.二塁牽制のときは野手の動きは無視する
4.以外に重要な一塁ベースコーチからの情報
5.盗塁成功率が教えてくれるもの
6.ピンチのときの盗塁は諸刃の剣

★5章―もっとうまくなる技術の磨き方
1.三盗というリスクとメリット
2.スライディングかヘッドスライディングか
3.帰塁のとき頭から戻る理由
4.いぶし銀の代走専門選手
5.「走・攻・守」の間違った意味
6.一番打者の第一打席の重要性
7.ボールをカットする練習
8.最強の一番打者とは

★6章―ワンランク上の盗塁論
1.スタートよりタイミング
2.ベースカバーは二塁手に入らせる
3.盗塁がしやすい球場、しにくい球場
4.二塁ベース上にもストライクゾーンがある
5.究極のスライディング技術
6.途中でやめる技術
7.お尻でなく足で滑る

★終章―ランナー目線で視野がぐっと広がる!
1.すごい二番打者でチームがまわる
2.1000回の素振りより10時間の研究
3.走る喜びは勝つ喜び
4.今こそ真の機動力野球を

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (2013/1/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/1/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022734841
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022734846
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.2 x 17.2 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 42個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
42グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現役時は、はたで見ていても実直で真面目な選手だった。赤星の人柄が、この本を読むことで改めてよく分かる。新人の頃は、神宮のベンチ前で野村監督に叱られていたシーンが思い出す。その野村監督からの薫陶が一流のブレーヤーになった要因の一つだ。盗塁技術論をあますことなく述べている、が、実は「頭で考える」ことが一番大切なことだ。バッテリーのクセを見抜き、配球を予想する。盗塁術が進歩すると打撃力も向上し守備力にも好影響を与える。つまり野球そのものが大きく進化する。引退したから明かせる「甲子園仕様の究極リード」には驚く。人間の目の錯覚を利用するとは、まるで「手品」の芸当だ。赤星が考え抜いた素晴らしい成果。阪神に帰ってきて欲しい。コーチになって「近本」に指導してほしい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年8月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近の、ただ単に著者の現役時代や指導者時代を振り返るだけの本ではなく
技術論、精神論、駆け引き、準備、盗塁哲学など盛り込まれていて
とても読み応えがあった。

特に惹かれた箇所は、最近の監督は機動力野球を掲げるのに
なぜ走塁専門のコーチを置かないのか、というところ。
またそれに付随して、一塁コーチャーの重要性。
我々素人は三塁コーチャーが優秀かどうかばかり判断してしまうので
まさに目からウロコだった。
あとは2番打者としての関川選手を、これでもかというくらい褒めているのもよかった。
また、牽制死は走者の準備不足のせいと喝破するところも面白い。

赤星ファン、阪神ファンに限らず読んでもらいたい一冊。
野球の見方がまたひとつ深くなるだろう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月28日に日本でレビュー済み
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盗塁王といったら誰を思い出すかによって、その人の年代がわかる。

古くは世界の盗塁王・福本さん。頻繁にテレビに出ていたヤクルトの飯田さんは当時流行っていた「スポーツマンNo.1決定戦」の「ショットガンタッチ」(ボタンをおして落ちてくるボールを触るアレ)という種目で、ずっと世界記録を保持していたことも印象に強い。

で、24才の自分にとって、最も印象に残っている選手が、この本の著者である赤星選手です。巨人ファンにとってはかなりめんどくさい相手だった赤星選手にはテレビで見ている試合だけではなく、「実況パワフルプロ野球」や「プロ野球スピリッツ」などのゲーム内であってもかなりの確率で盗塁を許していたので、かなり印象に残っている。

そんな赤星選手の盗塁論。

タイトルにもなっているように、盗塁は足ではなく、頭でするのだということを一貫してつらぬいている。

どう頭を使うのかについては、本編に委ねるとして、赤星選手の全盛期に対戦していた上原投手や山本昌投手との読み合いや、盗塁王から見た監督・野村克也など、野球好きが楽しんで読める内容となっています。

野球のテクニックに関する話題がほとんどなので、野球に興味がない人にはオススメできませんが。

足が速いから盗塁が出来る訳ではない。頭を使えない人は盗塁が出来ない。

【引用】

盗塁は練習でうまくなろうと頑張っても難しく、あくまでもゲームの中でしか上達しないものなのだ。

走塁と盗塁は、同じように塁間を走るが、似て非なるものである。

上原さんが牽制球を投げるときのクセをチームメイトにも教えていたくらいだ。セットポジションで左足がうちに少し入って、両手を胸のところで組みタメをつくるときに左肩が内側に入っていけば、必ずホームに投げる、そういうクセがあった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年3月12日に日本でレビュー済み
頭から最後まで、本当に盗塁を巡る駆け引きの話。著者・赤星憲広氏は5年連続セ・リーグ盗塁王で、盗塁を語らせるのにこれ以上の有資格者はいないだろう。投手が投球動作に入って捕手が取り、二塁へ送球するまでの時間は3.2秒。そして、著者の現役時、スタートを切ってから二塁ベースに到達するまで3.2秒。盗塁王ですら普通にやっていては五分五分の勝負なのだという。クイックモーションなら、ほぼアウトだ。これを成功率85%までに持っていくのが「頭脳」と著者は言う。

どうすれば盗塁できるか。投手・捕手の癖を見極め投球動作に入る前に走るか、球速が遅い変化球の時に走る。盗塁成功の8割は、投手の握りや捕手の構えなどバッテリーの研究にある、と言い切る。走る選手が塁に出ると、山本昌や番長のような腰の据わった投手以外は、走者にも気を配らざるを得なくなる。気が散るし、走者を意識して配球も単純になるから打たれやすくなるのだという。山本昌の時、著者は確実に盗塁できるのに敢えてせず、一二塁間でちょろちょろして苛立たせ、山本のコントロールを乱そうとしていたというのが面白い。

「飛ばない」統一球が導入された一昨年来、日本球界は投高打低に変わった。長打が出ないなら、短打や盗塁で本塁生還率を上げるしかない。著者は本書を古巣・阪神強化の提言としても書いている。阪神はこの2年低迷している。大艦巨砲主義もその要因だと著者は言う。足で点を取るのが、飛ばないボール時代の戦い方だとしている。盗塁を個人プレーだと思っていた私には、なかなか見方を改められる本だった。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年10月30日に日本でレビュー済み
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盗塁の奥深さがわかります
足が早いだけでは盗塁数が増えないことが、よくわかりました
赤星さんを見る目が、かわりました
2013年12月24日に日本でレビュー済み
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 盗塁を成功させるためには、投手のクセを知り尽くし、配球を読むという綿密な
下準備が必要なことがよくわかります。また、赤星選手がその準備のためにいかに
尽力したのかということを初めて知りました。そして、盗塁を成功させるための努
力が、打率・出塁率を上げるという理論にも納得できます。
 自分が塁に出ても、次打者が早いカウントで打ってしまえば、盗塁することがで
きません。したがって、赤星選手は2番バッターであった関本選手の協力があって
盗塁王を獲得することができたと述べています。
 赤星選手の、周りの人に対する感謝の気持ちや、決しておごらない謙虚な姿勢も
伝わって来ました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年4月17日に日本でレビュー済み
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走塁のエッセンスを学ぶべきとの思いから手に取った。
ソフトボールはリードが許されない為、硬式に進むにあたり
盗塁はもとより、リード、スタート、スライディング等々の技術を
鍛錬し直す必要があるが、その手順書としては期待を越えて
余りある内容。如何にして盗塁を成功させるかのコツ、
盗塁から見える野球というスポーツの醍醐味、走者の視点で
捉えた野球戦術等々、面白くて一気に読み通した。
結局、必要な研究とそれ基づく正しい努力があってこそ
他人とは違うプレイヤーとして文字通り「走・攻・守」揃った
名プレイヤーに成り得るということなのだろう。
著者の早過ぎる引退(それも怪我による不本意な決意)が
惜しまれてならない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年8月10日に日本でレビュー済み
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野球の経験がない中で野球部の顧問になって、少しでも野球に対する視野を広げたいと思い、本書を手に取りました。
チームの中で足が速い者が必ずしも盗塁ができるわけではないことの理由が分かった気がします。スタート等の他の要素が絡むからだろうとは思っていましたが、「よいスタートを切るためには」等の中身にも言及されており、勉強になりました。
また、盗塁の数を増やそうと努力することが、投打など他の分野でも活きるのだという著者の主張は私にとって大変説得力がありました。

テクニックのようなことは実際に身体を動かさない私には吸収できないかもしれませんが、野球というスポーツを考える上で大変重要なことを教えていただいた気がします。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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