とても面白く、小説というコンテンツだからこそ産み出せる作品ということをひしひしと感じる一冊でした。
収録されている三篇とも起伏のある一般的な物語ではないので、好みは分かれると思います。
私自身、この一冊の中でも前二篇はとても好きでしたが三編目はあまりのめり込めないと感じました。
感じ方は人それぞれですが、それが作品の良し悪し、ましてや読み手の理解不足に繋がるわけでは決して無いと思います。
だからこそ、この高山羽根子さんの本を読んだことがない人にはとりあえずまっさらな状態で一度は読んでほしいと思います。
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オブジェクタム/如何様 (朝日文庫) 文庫 – 2022/7/7
高山 羽根子
(著)
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小学生のころ、祖父はいつも秘密基地で壁新聞を作っていた。(「オブジェクタム」)、第2回林芙美子文学賞受賞作(「太陽の側の島」)、敗戦後に戦地から復員した夫は、出征前と同じ人物なのか。(「如何様」)など、芥川賞作家が描く短編集。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2022/7/7
- ISBN-104022650524
- ISBN-13978-4022650528
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商品の説明
出版社からのコメント
小学生のころ、祖父はいつも秘密基地で壁新聞を作っていた。(「オブジェクタム」)、第2回林芙美子文学賞受賞作(「太陽の側の島」)、敗戦後に戦地から復員した夫は、出征前と同じ人物なのか。(「如何様」)など、芥川賞作家が描く短編集。
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2022/7/7)
- 発売日 : 2022/7/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4022650524
- ISBN-13 : 978-4022650528
- Amazon 売れ筋ランキング: - 424,433位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
積読状態で放置してて、ふとアマゾンレビューをみれば「おもしろい」と「わからない」
で評価が真っ二つに分かれていて、なんか読む気がなくなってました。
読んだ結果おもしろかったです。ゾワっとした感覚が来た瞬間もありました。おススメ!
今後本のレビューは見ないようにします笑
で評価が真っ二つに分かれていて、なんか読む気がなくなってました。
読んだ結果おもしろかったです。ゾワっとした感覚が来た瞬間もありました。おススメ!
今後本のレビューは見ないようにします笑
2019年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SFのような、ファンタジーのような、私小説のような、ジャンル分け出来ない不思議な短編集。
視覚的イメージが秀逸。
第6回鮭児文学賞(トヨザキ氏、北海道新聞)受賞作。
視覚的イメージが秀逸。
第6回鮭児文学賞(トヨザキ氏、北海道新聞)受賞作。
2021年4月22日に日本でレビュー済み
『太陽の側の島』が一番好きです。
他のレビューにもある通り、戦時中の夫婦の手紙のやり取りがそのまま小説になっています。
文章が淡々としていて美しく、心情の描写が丁寧です。
短編作品ではありますが、たくさんのメッセージをいただきました。
著者が一番伝えたいメッセージは何だったのかを想像するのも面白いものです。
他のレビューにもある通り、戦時中の夫婦の手紙のやり取りがそのまま小説になっています。
文章が淡々としていて美しく、心情の描写が丁寧です。
短編作品ではありますが、たくさんのメッセージをいただきました。
著者が一番伝えたいメッセージは何だったのかを想像するのも面白いものです。
2018年11月19日に日本でレビュー済み
明確なストーリーとかオチとかで読ませるタイプの作品ではないです。
でも、淡々と描かれる日常の中から見える、夢なのか幻なのかわからない風景の数々にゾクゾクしてしまうんです。
何気ない、一見無駄にも見える細部の描写こそがそれぞれの作品のキモだと思われます。
読み手の想像力を刺激してくる、エキサイティングな中編・短編集だと思いました。
読んだあと、なにか違う時間軸に迷い込んだような、特別で不思議な読書体験が味わえます。
でも、淡々と描かれる日常の中から見える、夢なのか幻なのかわからない風景の数々にゾクゾクしてしまうんです。
何気ない、一見無駄にも見える細部の描写こそがそれぞれの作品のキモだと思われます。
読み手の想像力を刺激してくる、エキサイティングな中編・短編集だと思いました。
読んだあと、なにか違う時間軸に迷い込んだような、特別で不思議な読書体験が味わえます。
2019年5月16日に日本でレビュー済み
不思議な世界を見せてくれるトワイライトゾーン的な短編集。表題作の「オブジェクタム」は、お祖父さんの秘密基地的なカベ新聞制作兼印刷所の話。こんな場所があると楽しいだろうなと思わせてくれる。「太陽の側の島」は戦時中の夫婦の手紙のやり取りがそのまま作品になっている。でも、真相は恐ろしいものだった。「L.O.O.Q.」は、妻に先立たれ、飼犬に逃げられた男が犬を探そうとする話。こちらはさらに奇妙な世界に連れて行かれる。トワイライトゾーン的な作品だ。