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国宝 (上) 青春篇 (朝日文庫) 文庫 – 2021/9/7
吉田 修一
(著)
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俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!
極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、
芸の道に青春を捧げていく。
芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、
作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。
極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、
芸の道に青春を捧げていく。
芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、
作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。
- 本の長さ407ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2021/9/7
- 寸法14.8 x 10.5 x 1.8 cm
- ISBN-104022650087
- ISBN-13978-4022650085
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出版社より

商品の説明
出版社からのコメント
俺たちは踊れる。だからもっと美しい世界に立たせてくれ!
極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、
芸の道に青春を捧げていく。
芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞をW受賞、
作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。
極道と梨園。生い立ちも才能も違う若き二人の役者が、
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作家生活20周年の節目を飾る芸道小説の金字塔。
1964年元旦、長崎は老舗料亭「花丸」――侠客たちの怒号と悲鳴が飛び交うなかで、この国の宝となる役者は生まれた。男の名は、立花喜久雄。任侠の一門に生まれながらも、この世ならざる美貌は人々を巻き込み、喜久雄の人生を思わぬ域にまで連れ出していく。舞台は長崎から大阪、そしてオリンピック後の東京へ。日本の成長と歩を合わせるように、技をみがき、道を究めようともがく男たち。血族との深い絆と軋み、スキャンダルと栄光、幾重もの信頼と裏切り。舞台、映画、テレビと芸能界の転換期を駆け抜け、数多の歓喜と絶望を享受しながら、その頂点に登りつめた先に、何が見えるのか? 朝日新聞連載時から大きな反響を呼んだ、著者渾身の大作。
登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2021/9/7)
- 発売日 : 2021/9/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 407ページ
- ISBN-10 : 4022650087
- ISBN-13 : 978-4022650085
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 1.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 8,907位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年9月14日、長崎県生まれ。法政大学経営学部卒。
1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞。同作が第117回芥川賞候補となる。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を立て続けに受賞し、文壇の話題をさらう。2007年『悪人』で大佛次郎賞と毎日出版文化賞を受賞した。
他に『東京湾景』『長崎乱楽坂』『静かな爆弾』『元職員』『横道世之介』など著書多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
語り口は講談のようで、流れるように進んでいきます。
そのためか、まるで舞台を観ているように、話に吸い込まれていきます。
歌舞伎の演目の描写も細部まで美しく、目の前で展開しているかのようです。
まさにエンターテインメント小説😊
そのためか、まるで舞台を観ているように、話に吸い込まれていきます。
歌舞伎の演目の描写も細部まで美しく、目の前で展開しているかのようです。
まさにエンターテインメント小説😊
2024年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し読んで面白いって分かりましたから下巻もAmazonに頼みました
2024年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
梨園の語源とは古代中国の役者養成所から来ているという。
梨園という響きには独特の、大奥や宦官の世界なのような魑魅魍魎の独特のおどろおどろしさが付きまとう。
その世界に共通しているのは血筋よりも実力が優先されるとされているところ。
長崎のヤクザの出自から芸一本で夜を渡っていくその中で、血筋というものに何度も道を阻まれ逆にいきなり押し出されていく主人公。
講談師のような口調で軽妙に綴られていくリズム感は本当お芝居を見ているかのようで、時代を行ったり来たりせざるを得ない筋にもかかわらず、その独特の語り口をうまく活かして興ざめさせないようにしているのはかなり驚きます。こういう世界の本を読むと、自分がいかに日本語を知らないかを思い知らされます。その語り口がこの本そのものを粋なものにしています。
一度目は物語の勢いを止めずに一気に感じるままに読んでいますが、二度目は知らない単語を調べながら読もうと思っています。
李相日監督によって映画化が発表されていますが、今から本当に楽しみです。
映像化されたら落涙するであろうシーンの連続。
「時代物なんかで絶対に気ぃ張ったらあかん。気ぃ張ったらスケールが小さくなる」
「いつの時代も、嫌な奴にならない嫌な奴がいる」
「所帯臭さなど出たら和事のぼんぼん役などできない」
「いい女と綺麗な女は別物。綺麗だからっていい女とは限らない」
「世話になった人に借金があったらそれは俺らの借金やで。世話になるっちゅうのはそういうことや」
「よう我慢しはった。立派や。我慢が出来んやったらいつでも俺がどついたる。殺したる。坊ちゃんはそんな汚れ仕事せんでええ」
こういう本を読んでおけば「無粋な人間」の振る舞いが無くなるのだろうなという気さえする。
荒々しい世界、そしてヌメりすら感じるようなイヤらしい芸事の世界、を描いて上品さを感じさせる凄い作品。
梨園という響きには独特の、大奥や宦官の世界なのような魑魅魍魎の独特のおどろおどろしさが付きまとう。
その世界に共通しているのは血筋よりも実力が優先されるとされているところ。
長崎のヤクザの出自から芸一本で夜を渡っていくその中で、血筋というものに何度も道を阻まれ逆にいきなり押し出されていく主人公。
講談師のような口調で軽妙に綴られていくリズム感は本当お芝居を見ているかのようで、時代を行ったり来たりせざるを得ない筋にもかかわらず、その独特の語り口をうまく活かして興ざめさせないようにしているのはかなり驚きます。こういう世界の本を読むと、自分がいかに日本語を知らないかを思い知らされます。その語り口がこの本そのものを粋なものにしています。
一度目は物語の勢いを止めずに一気に感じるままに読んでいますが、二度目は知らない単語を調べながら読もうと思っています。
李相日監督によって映画化が発表されていますが、今から本当に楽しみです。
映像化されたら落涙するであろうシーンの連続。
「時代物なんかで絶対に気ぃ張ったらあかん。気ぃ張ったらスケールが小さくなる」
「いつの時代も、嫌な奴にならない嫌な奴がいる」
「所帯臭さなど出たら和事のぼんぼん役などできない」
「いい女と綺麗な女は別物。綺麗だからっていい女とは限らない」
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「よう我慢しはった。立派や。我慢が出来んやったらいつでも俺がどついたる。殺したる。坊ちゃんはそんな汚れ仕事せんでええ」
こういう本を読んでおけば「無粋な人間」の振る舞いが無くなるのだろうなという気さえする。
荒々しい世界、そしてヌメりすら感じるようなイヤらしい芸事の世界、を描いて上品さを感じさせる凄い作品。
2019年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後の匂いが残る1950年の長崎。愚連隊あがりの極道の息子喜久雄が、父を抗争の挙句に無くし、縁を伝って歌舞伎の道に入り、女形として芸の道を究めていく。
上方歌舞伎の名人二代目花井半二郎の部屋子に入り、その実子俊介と競い合って芸を磨く。
長崎の女春江、ともに悪さをする徳次、大阪での遊び仲間弁天ら歌舞伎の外の人々、半二郎、その妻幸子、女形の名人万菊、鶴若、江戸歌舞伎の大御所千五郎、歌舞伎の家の中で役者を支える黒衣、女たち。そうしたキャラクターのいちいちが素晴らしい。
父である権五郎を撃って長崎のヤクザたちのトップに立った辻村と喜久雄の関係、歌舞伎界での養い親である半二郎の跡目をめぐる喜久雄と俊介の関係が物語の焦点なのだが、およそ下巻のあたまにはこのヤマを越えてしまい、ゴールを見失ってしまう。
半二郎の跡目を喜久雄が襲名し、春江を伴って逐電した俊介がドサ廻りから復活してくる辺りで終わればよかったと思うのだ。
上方歌舞伎の名人二代目花井半二郎の部屋子に入り、その実子俊介と競い合って芸を磨く。
長崎の女春江、ともに悪さをする徳次、大阪での遊び仲間弁天ら歌舞伎の外の人々、半二郎、その妻幸子、女形の名人万菊、鶴若、江戸歌舞伎の大御所千五郎、歌舞伎の家の中で役者を支える黒衣、女たち。そうしたキャラクターのいちいちが素晴らしい。
父である権五郎を撃って長崎のヤクザたちのトップに立った辻村と喜久雄の関係、歌舞伎界での養い親である半二郎の跡目をめぐる喜久雄と俊介の関係が物語の焦点なのだが、およそ下巻のあたまにはこのヤマを越えてしまい、ゴールを見失ってしまう。
半二郎の跡目を喜久雄が襲名し、春江を伴って逐電した俊介がドサ廻りから復活してくる辺りで終わればよかったと思うのだ。
2021年12月7日に日本でレビュー済み
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狂言回しの文体が苦手。とか言いながら読み進めたら引き込まれるように読んでいるかもしれない。そうしたら評価変えます。今は2。
その後→だいぶ読み進めておもしろくなってきました。ササッとページ数だけ確認してポチッたので内容はあまり知らずに買って文体に閉口しましたが任侠と梨園が舞台なので何となく納得しました。戦後の芸能人が実名で登場したり、争乱の場面が芝居がかった表現だったり、食いつきどころが頭に映像でうかぶようになったのでほぼ大丈夫。
この映像がフルカラーになったら完璧です。
ちなみに解説は最後に読むようにしています。さあ、続きは. . 。
その後→だいぶ読み進めておもしろくなってきました。ササッとページ数だけ確認してポチッたので内容はあまり知らずに買って文体に閉口しましたが任侠と梨園が舞台なので何となく納得しました。戦後の芸能人が実名で登場したり、争乱の場面が芝居がかった表現だったり、食いつきどころが頭に映像でうかぶようになったのでほぼ大丈夫。
この映像がフルカラーになったら完璧です。
ちなみに解説は最後に読むようにしています。さあ、続きは. . 。
2022年5月28日に日本でレビュー済み
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素晴らしい作品。緊張感、スピード感。登場人物が皆、魅力的です。思わず応援したくなります。歌舞伎がわからない人でも楽しめると思います。