すばらしい小説でした。ちょっと残念だったのは、主人公二人の明暗の対比がややステレオタイプで浅かったこと、小仲氏のひどいべらんめえ口調が気持ち悪かったことの二点だけでした。高卒で印刷工40年やった人がどうしてチンピラみたいに話すのか。それ以外は物語に完全に引き込まれました。
また、解説は名前だけ朧げに知っていた篠田節子女史。この解説、軽い気持ちで読み始めたらとんでもなく良い。深い考察、毅然とした姿勢。いっぺんでこの人を信用しました。解説は必ず読みますが、こんなことは初めてでした。この人の小説を読んでみたいと思い、すぐ「銀婚式」「冬の光」を買い求め2週間ほどで読了。これまでどうしてこんな素晴らしい小説家をスルーしていたのか。10年前に読みたかったです。
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悪医 (朝日文庫) 文庫 – 2017/3/7
久坂部羊
(著)
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第3回日本医療小説大賞受賞作!
2人に1人ががんになる時代の必読書
現役の医師であり作家でもある著者が、満を持して取り組んだ
「悪い医者とは?」をテーマに問いかける、感動の医療長編小説。
がん治療の拠点病院で、52歳の胃がん患者の小仲辰郎はがんが再発したあと、
外科医の森川良生医師より「これ以上、治療の余地がありません」と告げられた。
「私にすれば、死ねといわれたのも同然」と、
小仲は衝撃のあまり診察室を飛び出す。
小仲は大学病院でのセカンドオピニオンを断られ、
抗がん剤を専門とする腫瘍内科、免疫細胞療法のクリニック、そしてホスピスへ。
それぞれの場所で小仲はどんな医師と出会うのか。
一方、森川は現在の医療体制のもと、
患者同士のいさかい、診療での「えこひいき」問題などに忙殺されるなか、
診療を中断した小仲のことを忘れることができず、
末期がん患者にどのように対したらよいのか思い悩む日々がつづく。
患者と医師の間の溝ははたして埋められるのか。
がん治療に対する医師の本音と患者の希望は軋轢を生み、
物語は運命のラストへと向かう。
ひくにひけない命という一線をめぐり、
患者と医師双方の切迫した事情が迫真のドラマを生み出す問題作。
2人に1人ががんになる時代の必読書
現役の医師であり作家でもある著者が、満を持して取り組んだ
「悪い医者とは?」をテーマに問いかける、感動の医療長編小説。
がん治療の拠点病院で、52歳の胃がん患者の小仲辰郎はがんが再発したあと、
外科医の森川良生医師より「これ以上、治療の余地がありません」と告げられた。
「私にすれば、死ねといわれたのも同然」と、
小仲は衝撃のあまり診察室を飛び出す。
小仲は大学病院でのセカンドオピニオンを断られ、
抗がん剤を専門とする腫瘍内科、免疫細胞療法のクリニック、そしてホスピスへ。
それぞれの場所で小仲はどんな医師と出会うのか。
一方、森川は現在の医療体制のもと、
患者同士のいさかい、診療での「えこひいき」問題などに忙殺されるなか、
診療を中断した小仲のことを忘れることができず、
末期がん患者にどのように対したらよいのか思い悩む日々がつづく。
患者と医師の間の溝ははたして埋められるのか。
がん治療に対する医師の本音と患者の希望は軋轢を生み、
物語は運命のラストへと向かう。
ひくにひけない命という一線をめぐり、
患者と医師双方の切迫した事情が迫真のドラマを生み出す問題作。
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2017/3/7
- 寸法14.8 x 10.5 x 1.4 cm
- ISBN-104022648422
- ISBN-13978-4022648426
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2017/3/7)
- 発売日 : 2017/3/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 368ページ
- ISBN-10 : 4022648422
- ISBN-13 : 978-4022648426
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 1.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 110,742位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2023年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者が医師と言う事で、医師の考え、患者には聞こえないところの会話などはリアルに感じます。患者に心地よい言葉をかけるのが良い医師ではない事も分かります。
2023年12月20日に日本でレビュー済み
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久坂部さんの小説は面白いけど、ちょっとグロテスクだったり、皮肉っぽいところもあってまあそれが面白いのだと感じていたが、この小説はとてもおお真面目でいろいろ考えさせられたものであった。特に最後のあたりの森川医師の言葉とがん患者の小仲の手紙には作者の医療に対する熱い思いが感じられ、読んでよかった、と思える小説であった。
2023年3月11日に日本でレビュー済み
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当然の事だが、医者も一人一人、考え方は千差万別。
患者側からしても、担当医をどう見るかについて考慮する必要がある、と考えさせられた。
患者側からしても、担当医をどう見るかについて考慮する必要がある、と考えさせられた。
2023年12月22日に日本でレビュー済み
本物の医師が書いた小説であり、真実味があり興味深くて楽しめた。
しかし、驚いたのは以下です。
・抗がん剤ではがんは治らないという事実
・そのことをほとんどの医師が口にしない
明日は我が身と思います。
この著者の他の作品も読んで勉強したいと思います。
しかし、驚いたのは以下です。
・抗がん剤ではがんは治らないという事実
・そのことをほとんどの医師が口にしない
明日は我が身と思います。
この著者の他の作品も読んで勉強したいと思います。
2021年6月3日に日本でレビュー済み
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久しぶりに大感動し、勉強に成りました。流石、現医師の描いたリアルな内容で本当に考えさせられました。
2021年8月18日に日本でレビュー済み
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私自身今まで、医師との関わりがなかったのですが、今回医師の心の苦悩を垣間見させて頂いた、という印象を受けました。勉強になりました。
2023年8月13日に日本でレビュー済み
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まずまずでした