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沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか (朝日文庫) 文庫 – 2021/1/7

4.3 5つ星のうち4.3 61個の評価

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現在も続く「不条理」に、記者たちはペンの力で少しでも現状を伝えたいという怒りにあふれていた――。
〈解説:望月衣塑子(東京新聞記者)〉


「基地賛成派の意見を封殺している」「事実をねじ曲げている」──。
保守系論壇やネット言論、または政治家からも「偏っている」との批判が絶えない沖縄の新聞報道。
地元紙「琉球新報」「沖縄タイムス」の記者たちを直接取材することで浮かび上がってきたのは、国土面積0.6%の沖縄に米軍基地の約70%が集中する現実と、「本土」との圧倒的な温度差だった。
文庫化に合わせて、新たに4人の記者を取材し、大幅加筆。
「つぶさなあかん」と言われた記者たちの実像を追う。

--------------------------------------------------------------
メディアを〝叩く〞ことで、戦後の日本が少しずつ勝ち取ってきた人権意識を覆そうとする動きが広まっている。それは戦後という時間に対するバックラッシュとも言えよう。
しかも、その担い手はいわゆるネトウヨなどをはじめとする自称・草の根保守主義者のみならず、国家権力のど真ん中にも生息する。上と下で呼応しながら、排他的な気分をつくりだす。
そうした者たちにとって、沖縄の民意を代表する二つの新聞、「琉球新報」と「沖縄タイムス」は、まさに「敵」として認知されている。
「敵」を発見して、「敵」を吊るす――いま、日本中がそのような気分に満ちているなか、沖縄のメディアに矛先が向けられているのだ。偏向報道批判と沖縄攻撃は同じ文脈の上に成立している。(「本文」より)


■目次
プロローグ 新聞記者としての「軸足」

第1章 沖縄に向けられる差別の視線
・百田発言に潜む〝嫌沖〞の心理
・偏見を増幅させる「言葉と空気」
・「失言・暴言のレベルではない」
・まかり通る〝命の二重基準〞
・新報・タイムス「共同抗議声明」
・〝不均衡を正す〞ための言論
・権力にすり寄る記事こそ「偏向」

第2章 捨て石にされ、主権を奪われ続ける島
・沖縄にとって忘れられない事件
・「生活者視点」を貫く理由
・地域の代弁者として動かされている
・「大声で叫ぶしかない」
・市民に向けられる暴力
・1年生記者の壊れた眼鏡
・生き続けるための「反基地」
・神話としての「沖縄経済=基地依存」
・基地労働者が抱える「矛盾」と「苦痛」
・東京で感じる温度差

第3章 沖縄と地元紙がたどった軌跡
・新聞が伝えた戦争、背負うべき責任
・焦土と化したなかで生まれた新聞
・戦争との〝決別〞が起点となった論調
・民主主義と日本国憲法を武器に

第4章 ないがしろにされる自己決定権
・国連人権理事会での翁長演説
・日本全体に問われる〝当事者意識〞
・沖縄に基地を置く〝真犯人〞とは
・ジュネーブ取材で見せた二つの顔
・「ジャンヌ・ダルク」と呼ばれる新世代保守

第5章 「キチタン」記者と権力との攻防
・「安保でしか沖縄を語れないのか」
・「公平」「両論併記」というトリック
・本土から移転してきた米軍基地
・琉球新報〝オフレコ破り〞の内幕

第6章 地元保守による新報・タイムス批判
・2紙批判の街宣を繰り返す男
・悲痛なまでのメディア信仰
・第三の新聞「沖縄時報」の興亡
・「基地反対派による暴行事件」の謎
・異端のローカル紙「八重山日報」

第7章 歴史の視座から見る陥穽の正体
・琉球処分と変わらない差別の構造
・社会から排除される側の視点で

エピローグ 地方紙の果たすべき役割

様々な現実と向き合って
・暗闇にある親子の孤独
・「知ること」と「知ってもらうこと」
・元ギャルが見つけた新しい報道の形
・「何でも見てやろう」
・〝デマの放置〞で失われるもの

文庫版あとがき
解説:望月衣塑子

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現在も続く「不条理」に、記者たちはペンの力で少しでも現状を伝えたいという怒りにあふれていた――。
〈解説:望月衣塑子(東京新聞記者)〉


「基地賛成派の意見を封殺している」「事実をねじ曲げている」──。
保守系論壇やネット言論、または政治家からも「偏っている」との批判が絶えない沖縄の新聞報道。
地元紙「琉球新報」「沖縄タイムス」の記者たちを直接取材することで浮かび上がってきたのは、国土面積0.6%の沖縄に米軍基地の約70%が集中する現実と、「本土」との圧倒的な温度差だった。
文庫化に合わせて、新たに4人の記者を取材し、大幅加筆。
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メディアを〝叩く〞ことで、戦後の日本が少しずつ勝ち取ってきた人権意識を覆そうとする動きが広まっている。それは戦後という時間に対するバックラッシュとも言えよう。
しかも、その担い手はいわゆるネトウヨなどをはじめとする自称・草の根保守主義者のみならず、国家権力のど真ん中にも生息する。上と下で呼応しながら、排他的な気分をつくりだす。
そうした者たちにとって、沖縄の民意を代表する二つの新聞、「琉球新報」と「沖縄タイムス」は、まさに「敵」として認知されている。
「敵」を発見して、「敵」を吊るす――いま、日本中がそのような気分に満ちているなか、沖縄のメディアに矛先が向けられているのだ。偏向報道批判と沖縄攻撃は同じ文脈の上に成立している。(「本文」より)


■目次
プロローグ 新聞記者としての「軸足」
第1章 沖縄に向けられる差別の視線
第2章 捨て石にされ、主権を奪われ続ける島
第3章 沖縄と地元紙がたどった軌跡
第4章 ないがしろにされる自己決定権
第5章 「キチタン」記者と権力との攻防
第6章 地元保守による新報・タイムス批判
第7章 歴史の視座から見る陥穽の正体
エピローグ 地方紙の果たすべき役割
様々な現実と向き合って
文庫版あとがき
解説:望月衣塑子

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 朝日新聞出版 (2021/1/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/1/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 424ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4022620285
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4022620286
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.5 x 1.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 61個の評価

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安田 浩一
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2023年8月6日に日本でレビュー済み
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著者の差別を憎み許さない姿勢に共感し、とても教えられるところの多い著書です。沖縄を代表する2紙はこれまでも気になって、時たま記事に触れてきましたが、今後はもっと注視し読むようにしようと考えています。本土の新聞(全国紙)を定期購読しなくなって10年以上になります。2紙(およびその新聞記者)の苦衷と気概から学び、2紙をバックアップできる取材・編集をやれないものか、読み応えのある記事をいつの日か読んでみたい。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年1月21日に日本でレビュー済み
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保守系の人によれば沖縄の2紙は『偏向』しているらしい。たしかに本土から見れば一見基地関係の記事が多いようにも思える。私からしても沖縄の2紙の意見は「左派すぎる」との感じもあった。

ただ海辺の高級観光ホテルではなく、沖縄市の友人の家に泊まった時に考えが代わった。住宅地と米軍基地の距離が近すぎるのである。
本土では小学校の周辺にパチンコ、飲み屋があるだけで大騒ぎである。それが沖縄ではほぼ隣に米軍基地。
街を見渡すと平らな1等地が米軍基地でその周りに人が住んでいる。(正確には平らな住宅地を後に米軍が接収)

観光地では無い沖縄を見れば一目瞭然。米軍基地の存在が大きすぎるのだ。
また沖縄はたった75年前に人口の25%を戦争で無くしており、平和教育が盛んなのも当然。

立場が違えば意見が違う。沖縄に寄り添う地元新聞の意見に多様性があるのは当然。

意見が違うモノを排除する排外主義に対抗する意味でももっと読まれていい本である。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年1月14日に日本でレビュー済み
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この手の話題は、誰が何を書いても気に入らない人は気に入らないでしょうね。
だって、一番右側に居る人は、左にしか人が居ないですし
どんな人だって、批判しようと思えば、ネタはいくらでも見つかりますし、、

さて、そんなことはどうでも良くって

自分は、ふだん主にradikoプレミアムを利用し、東京や埼玉に居ながら
ラジオ沖縄かRBCiという沖縄のAM局を聴いて過ごしていて
自然と主なニュースソースが琉球新報(ラジオ沖縄)だったり
沖縄タイムズ(RBCi)だったりしますが、普通のニュースは
県内のコロナ感染者を紹介するときに、米軍基地関連の感染者を発表する以外は
読売新聞だったり、毎日新聞だったりとそんなに差を感じません。
ニュース以外でも、リスナーさんのツイッターなどを見ていても
日常の中に基地を感じる事は、ほとんど無いです。
ただ、慰霊の日が近づいてきたり、基地や戦争を意識するような
エピソードを募集する番組(こういうのは内地出身のパーソナリティがやりがち)
の時に集まる市井の人々の話は、本土と比べものにならないくらい
リアルで重いです、、、

そういう土台の上に、この本を照らし合わせると
解けることが、自分の中でもいろいろ見つかりました。

よかったです。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年4月29日に日本でレビュー済み
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迫真という言葉はこの本の為にあるようだ。
取材者に対する取材のユニークさは言うに及ばす、沖縄の人々一人一人に丁寧かつ真摯に取材をね「偏向報道」という偏見と差別心を打ち砕いてゆく筆力はさすが。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 不当に低評価をつけておられるレヴュアーの方が複数おられますが、本書の内容はむしろ偏りのないようによく配慮されていて、自民党と百田尚樹(本書中でも書かれているように「普天間基地はもともと田んぼの真ん中にあった・・」発言も虚言ですが、厚顔無恥なことに南京事件まで否定しているんですねこの人は・・。)に中傷された「沖縄タイムス」「琉球新報」以外にも、所謂「保守」と呼ばれる方々への取材もしっかり行われています。

「権力にすり寄る記事こそ偏向」「権力から叩かれるのはジャーナリズムとして存在感のある証拠。記者として誇り」と語る琉球新報、沖縄タイムスの記者の方がたは物凄くジャーナリストとしてピュアで、カッコいいと思わされました。内地の記者との温度差や沖縄への無自覚な軽視や差別意識については、複数の記者の方が口にされていますが、内地にはこんなに敢闘精神にあふれた気概のある報道姿勢の記者はどれほどいるのだろうか・・首相に会食に呼ばれて舞い上がるような権力にすり寄りきる似非報道人は恥じ入るべきではないでしょうか。
 「沖縄経済は基地に依存している」「立地的に沖縄以外にない」「沖縄は基地の補助金で潤っている」等のよくまことしやかに言われる「通説」も、事実とは異なるのだということも分かりやすく書かれてあり、沖縄の現実について無知な自分を申し訳なく感じました。
 また、気になったのが、琉球新報の安藤記者が過剰警備している海上保安庁と争いながら辺野古新基地現場への取材を敢行した際、保安官に乗っていたカヌーを転覆させられ、「なぜ一般市民にこんなことをするのか」と問いただしたところ「あなたは一般市民ではない」と言い放たれた、との記事。共謀罪でも政府は「あくまでもテロリスト対象の法律。一般市民は適用の範囲外」と説明しているけれども、この論法でやられたら少なくとも報道関係者は共謀罪の適用対象になってしまうのではないかと空恐ろしい気持ちになります。
 
 沖縄副知事の口利き疑惑で揉めていますが、タイミング的にどうも鵜呑みにできないなと思います。翁長知事の基盤切り崩しを狙った自民党の嫌がらせではないのか、などと勘ぐりながら注視しています(副知事は関与を否定していますし、証拠が教育長の作成した資料のみであれば、怪しいのでは・・と思ったりするのですが)。内地人からの数々の不当かつ無神経な言動に不屈の精神で戦い続ける沖縄の方々には、内地人の一人として、不当な基地負担を背負わせ続けていることが本当に申し訳ないし、政府に対する闘争の粘り強さ、明るく優しくありながらも卑劣な権力に対する不撓不屈の気概を持ち続けておられるその姿には敬意しか感じません。

  ともあれ、著者安田さんの熱さ、やさしさ、マイノリティへの共感とその権利を守ることへの強い意志が感じられつつ、客観的な公平さも保たれている好著と思います。内地の人間は一読すべき一冊ではないでしょうか。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月31日に日本でレビュー済み
冒頭で百田尚樹氏の発言に触れ、様々な根拠を提出し、それを批判しているのは誠にもっともで、大いに賛同出来ます。又、沖縄の新聞2紙が「米軍基地があるから、基地問題を取り上げざるを得ない」と、少々しっこい位に取り上げているのも、最後まで読めば納得出来ます。加えて先の日米大戦で国内唯一の地上戦となった沖縄とその戦後を見る時、所詮は日本の砦とされ犠牲を強いられているという論調の繰り返しも、成程と我慢して読みました。そこから我々には感覚として理解出来ない、沖縄住民の被っている基地があることによる苦難も、なんとか実感を得て読み解けました。この点は感謝です。それにより、2紙以外の地方紙の存在と動向、琉球処分の実態、最後には噂の真相の岡留さんの見解まで知ることが出来ました。本土人は沖縄を、防衛官僚のT氏の発言「犯す前に犯すぞという人がいますか?」という様に、一段下に、植民地の様に見ているというのも、恥ずかしいことと実感しました。この様に、様々な情報から
沖縄の新聞の多くの記者たちが、沖縄人の気持ちと基地問題を取り上げざるを得ないのが、よく理解出来ました。
 それでも、どうしても、著者の非難する「両論併記」的な意見を言うことになってしまうのです。著者は懸命に調べ、人と話し、書いています。そのがむしゃらなジャーナリストとしての姿勢に、この著作の危うさを感じてしまいます。逆にある意味でプロパガンダになっていないか?という様な・・・。
 そう言うと「やはりアナタは沖縄の実態を理解していない!」と繰り返し怒られそうですが・・・ただ、著者が多くの方にインタビューしても、結局その方達の言うことは、底が同じなのだと感じるのも自分の偏見でしょうか?最後まで読みました。そして読んでよかったと思う作物でしたが、上記の理由から中途で約2ヵ月間読むのが嫌になったことも事実なのです。
2018年4月18日に日本でレビュー済み
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偏向とは相対的なものだ。産経新聞から見れば沖縄二紙(琉球新報や沖縄タイムス)は偏向しているように見えるかもしれないが、沖縄二紙から見れば産経は偏向していると言える。著者はしっかりとした取材に基づき、緻密な議論を展開している。沖縄に関して誤報を飛ばした産経新聞は、著者の爪の垢を煎じて飲むことをおすすめする。
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月24日に日本でレビュー済み
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何でこんな本を朝日は出したのだろうか?著者もなぜこんな本を出したのか?
安田浩一の本は非常に高く評価していたが、これは余りにも酷すぎる。
こんな本を出すから偏向していると言われるんだよと苦言を呈したい。
沖縄の2誌のプロパガンダと出鱈目を垂れ流す広報と化してしまっており、
基地賛成の意見を感情論で一つ一つ潰しているだけで、それに対する都合の悪い
疑問に答えない。余りにもその答えぶりが巧妙で正直さに欠ける。
米軍が地域とのゴミ集めや水泳教室などの地域と溶け込むための活動は
ツイッターで見られるのに、それも紹介していない。また都合のいい文献は出す
が、守屋の普天間交渉秘録や沖縄の基地反対派のエゴで強欲が詳らかになった本
は無視している。またケビン・メアが沖縄がゆすりの達人という発言も否定している
のに、それも無視。余りにも不誠実で性質が悪い。
52人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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