すごくわかりやすいです。
病院をたらい回しされていた祖母を見ていて、嫌だったので、自宅で訪問看護という手もあったと安心。
介護業界の老人を幼児のように扱う場面が自分だったら嫌だなと思っていたので、クリアになりました。
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上野千鶴子が聞く 小笠原先生、ひとりで家で死ねますか? (朝日文庫) 文庫 – 2018/6/7
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家族がいようがいまいが、家で死にたい!
今、自分のいるひとり暮らしの住まいで、
要介護状態になったらそのまま介護を受け、
末期になったらそのままそこで死んでいく。
そのために必要なことはなんでしょうか。
「在宅ひとり死」を願うおひとりさま代表の上野千鶴子が、
高齢者の在宅死を長年支えてきた小笠原先生に、67の質問をします。
●がんで死ぬのが一番ですか
●ピンピンコロリと逝けますか
●老衰で死ぬのは幸せですか
●認知症になってもいつまで、家で過ごせますか
●延命装置をつけたまま家にいられますか
●看取りは家族の役割ですか
●家族のいないわたしの看取りは誰に託しますか
●お金はいくらあればよいですか
●離れていても在宅医療を受けられますか
●送られる側、送る側の心がまえは
そのほか、在宅ホスピス緩和ケア医療機関を探すための方法など、
「在宅ひとり死」を願う人が具体的に知りたいことが詰まった一冊です。
今、自分のいるひとり暮らしの住まいで、
要介護状態になったらそのまま介護を受け、
末期になったらそのままそこで死んでいく。
そのために必要なことはなんでしょうか。
「在宅ひとり死」を願うおひとりさま代表の上野千鶴子が、
高齢者の在宅死を長年支えてきた小笠原先生に、67の質問をします。
●がんで死ぬのが一番ですか
●ピンピンコロリと逝けますか
●老衰で死ぬのは幸せですか
●認知症になってもいつまで、家で過ごせますか
●延命装置をつけたまま家にいられますか
●看取りは家族の役割ですか
●家族のいないわたしの看取りは誰に託しますか
●お金はいくらあればよいですか
●離れていても在宅医療を受けられますか
●送られる側、送る側の心がまえは
そのほか、在宅ホスピス緩和ケア医療機関を探すための方法など、
「在宅ひとり死」を願う人が具体的に知りたいことが詰まった一冊です。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2018/6/7
- 寸法14.8 x 10.5 x 1 cm
- ISBN-104022619317
- ISBN-13978-4022619310
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2018/6/7)
- 発売日 : 2018/6/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 280ページ
- ISBN-10 : 4022619317
- ISBN-13 : 978-4022619310
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 29,821位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2015年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上野氏との共著ということで購入を躊躇していました。
内容は上野氏の短い質問に対し、小笠原医師が回答するというもの。事実上小笠原医師の著作となっています。
在宅で亡くなるには遠くの家族が障害となること、在宅でも病院と同じレベルで疼痛緩和ができることなど、実例を挙げて述べられています。結構本音で語っていると思われる内容です。
巻末に上野氏との対談が乗っていますが、不要です。今後、小笠原医師単独の著作が待たれます。
内容は上野氏の短い質問に対し、小笠原医師が回答するというもの。事実上小笠原医師の著作となっています。
在宅で亡くなるには遠くの家族が障害となること、在宅でも病院と同じレベルで疼痛緩和ができることなど、実例を挙げて述べられています。結構本音で語っていると思われる内容です。
巻末に上野氏との対談が乗っていますが、不要です。今後、小笠原医師単独の著作が待たれます。
2013年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家内も癌死し、自身も癌になったので、おひとり様で暮らしています。
高齢者ですので、参考にしようと、上野千鶴子 氏 の著書は、初めてですが、読んでみました。
医師が、上野氏の質問に答えるという設定で、ひとりで家で死ぬ方法を、執拗に尋ねます。
読後は、清涼感は湧いてきません。
どうして、そこまで、ひとりで家で死ぬことにこだわるのか、という疑問が湧いてきます。
一人暮らししていれば、一人で孤独死することも覚悟しなければなりません。当然に、覚悟はしていますが、自身では、ひとりで死ぬこと、を追及するという姿勢はありません。たまたま、ひとりで死ぬこともあるでしょうし、誰かに看取られることもあるでしょう、というスタンスです。
上野氏には、誰かに看取られるのを、拒否するという姿勢がうかがえて、精神病理的な問題があるのかナアとすら感じました。当然、社会的な評価を受けて、真っ当な人生を送られている氏には、そんなことは無いのでしょうが、読後感がそうでした。
自宅で介護を受け、ひとりで死んでいくという事は、家族に、知人に、社会的資源に、過度の負担を課するという事になりますでしょうか。わが身の周囲に、負担を負わせるという覚悟も必要ですが、上野氏のように、割り切れるものでもありません。
また、、ひとりで暮らしている以上、ひとりで死んで、警察に検視してもらう事が起こるでしょう。 その覚悟が必要ではないでしょうか。氏には、そういう覚悟がうかがえませんので、☆ 一つです。
プライマリーケア医としましては、小笠原氏の在宅重視の姿勢には、共感しましたので、☆ 五つ。何か所かの有料老人ホームを、仕事で訪問してみて、高級な姥捨て山 としか思えませんでした。また、営利企業は、高齢者を金儲けの手段としかみてません。 どんな状態になっても、ひとりで、自宅で介護を受けて暮らすのが希望だと、リビングウイル以外の文書にして、周囲に示しておくのも、良いなと考えました。ほっとけば、有料老人ホーム に入れられそうですし。自分で生活できなくなって、特別養護老人ホームに入るのは、致し方ないとして、有料老人ホーム の類いはイヤですね。
そんなで、☆ は三つという事です。
高齢者ですので、参考にしようと、上野千鶴子 氏 の著書は、初めてですが、読んでみました。
医師が、上野氏の質問に答えるという設定で、ひとりで家で死ぬ方法を、執拗に尋ねます。
読後は、清涼感は湧いてきません。
どうして、そこまで、ひとりで家で死ぬことにこだわるのか、という疑問が湧いてきます。
一人暮らししていれば、一人で孤独死することも覚悟しなければなりません。当然に、覚悟はしていますが、自身では、ひとりで死ぬこと、を追及するという姿勢はありません。たまたま、ひとりで死ぬこともあるでしょうし、誰かに看取られることもあるでしょう、というスタンスです。
上野氏には、誰かに看取られるのを、拒否するという姿勢がうかがえて、精神病理的な問題があるのかナアとすら感じました。当然、社会的な評価を受けて、真っ当な人生を送られている氏には、そんなことは無いのでしょうが、読後感がそうでした。
自宅で介護を受け、ひとりで死んでいくという事は、家族に、知人に、社会的資源に、過度の負担を課するという事になりますでしょうか。わが身の周囲に、負担を負わせるという覚悟も必要ですが、上野氏のように、割り切れるものでもありません。
また、、ひとりで暮らしている以上、ひとりで死んで、警察に検視してもらう事が起こるでしょう。 その覚悟が必要ではないでしょうか。氏には、そういう覚悟がうかがえませんので、☆ 一つです。
プライマリーケア医としましては、小笠原氏の在宅重視の姿勢には、共感しましたので、☆ 五つ。何か所かの有料老人ホームを、仕事で訪問してみて、高級な姥捨て山 としか思えませんでした。また、営利企業は、高齢者を金儲けの手段としかみてません。 どんな状態になっても、ひとりで、自宅で介護を受けて暮らすのが希望だと、リビングウイル以外の文書にして、周囲に示しておくのも、良いなと考えました。ほっとけば、有料老人ホーム に入れられそうですし。自分で生活できなくなって、特別養護老人ホームに入るのは、致し方ないとして、有料老人ホーム の類いはイヤですね。
そんなで、☆ は三つという事です。
2019年7月11日に日本でレビュー済み
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この小笠原先生の訪問診療看護(介護)は現政府が、率先して全国的にやるべきです。
これなら医療費削減になるし、終末期に安心して自宅で死ねるのです。
近くの松戸市は若いお医者さんたちが、これを実践しています。
松戸に引っ越したいぐらいです。
これなら医療費削減になるし、終末期に安心して自宅で死ねるのです。
近くの松戸市は若いお医者さんたちが、これを実践しています。
松戸に引っ越したいぐらいです。
2020年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
安くて無料で送ってくれありがとうございます
2018年7月27日に日本でレビュー済み
おひとり様の老後をずっと取り組んできた上野女史の、遂には終末期の課題が展開する。それは即ちわたしの課題でもある。
わたしには後悔がある。この10年間で3人の親族の終末期を、しかも2人は喪主として、わたしは関わった。他に手があったのではないか。とずっと思ってきたが、この本を読んで改めて強い痛みと共にその想いを強くした。3人とも、病院で死なせた。最後の死に方も本人の意思など確認できなかった。しなかった。1人目は「セデーション」を何の疑問もなく選択し、臨終時に兄の到着に間に合わせるために蘇生措置までしてしまった。2人目は、臨終のタイミングがわからずに一週間何も栄養を採っていなかったことに気がつかなかった(医師は苦しくはなかったと言っているが)。妻の見舞いを2回しか実現させなかった。3回目(その妻)は、(反省を活かして)胃瘻をしてしまった。その前に身体拘束が数週間続いたことを了承してしまった。なぜ、わたしがこんな事を判断しなくてはならないのか、ずっと戸惑いながらやってきた。
わたしには、まだ10年以上はあると思う。わたしの周りに環境はあるのか、そこから調べなくてはならないし、少なくとも終末期の医療の意思を病院に伝える工夫や、救急車を呼ばない仕組みや、介護必要時の家での介護体制構築の仕組みなど、準備体制を作らないとならない。
この本を読んで、終末期でも単身者は、充分希望し満足して死ぬことができることが(いまのところは)理論的に可能だということが知れた。現在、要介護の高齢者は高齢者人口の約1.8割、そのうちまた6割が認知症と言われているらしい。最悪の場合を考えながら、気楽に準備していきたい。1年に一回は読み返して、できる所から始めたい。
2018年7月読了
わたしには後悔がある。この10年間で3人の親族の終末期を、しかも2人は喪主として、わたしは関わった。他に手があったのではないか。とずっと思ってきたが、この本を読んで改めて強い痛みと共にその想いを強くした。3人とも、病院で死なせた。最後の死に方も本人の意思など確認できなかった。しなかった。1人目は「セデーション」を何の疑問もなく選択し、臨終時に兄の到着に間に合わせるために蘇生措置までしてしまった。2人目は、臨終のタイミングがわからずに一週間何も栄養を採っていなかったことに気がつかなかった(医師は苦しくはなかったと言っているが)。妻の見舞いを2回しか実現させなかった。3回目(その妻)は、(反省を活かして)胃瘻をしてしまった。その前に身体拘束が数週間続いたことを了承してしまった。なぜ、わたしがこんな事を判断しなくてはならないのか、ずっと戸惑いながらやってきた。
わたしには、まだ10年以上はあると思う。わたしの周りに環境はあるのか、そこから調べなくてはならないし、少なくとも終末期の医療の意思を病院に伝える工夫や、救急車を呼ばない仕組みや、介護必要時の家での介護体制構築の仕組みなど、準備体制を作らないとならない。
この本を読んで、終末期でも単身者は、充分希望し満足して死ぬことができることが(いまのところは)理論的に可能だということが知れた。現在、要介護の高齢者は高齢者人口の約1.8割、そのうちまた6割が認知症と言われているらしい。最悪の場合を考えながら、気楽に準備していきたい。1年に一回は読み返して、できる所から始めたい。
2018年7月読了
2018年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
家は在宅で母を看取り、特養で祖母を看取ってもらい、
重度身体障がい者の妹(頸管栄養)を経管になってから入所させたが、
どうしてあの時、その様な処置をしたのかが非常によく分かった。
訪問看護など利用したので分かる点もあるのだが、
家に是非置いておきたい1冊である。
ちなみに、加筆部分は印が付いている。
重度身体障がい者の妹(頸管栄養)を経管になってから入所させたが、
どうしてあの時、その様な処置をしたのかが非常によく分かった。
訪問看護など利用したので分かる点もあるのだが、
家に是非置いておきたい1冊である。
ちなみに、加筆部分は印が付いている。
2017年10月18日に日本でレビュー済み
身内に介護者がいるので読んでみたが、やはり疑問が残る。
この手の本は、どこまで現実を見ているのか、いつも疑問が残るのだ。
自宅での看取りは、どんどん変化していく高齢者の状態に合わせて、看護婦、ヘルパーの人数を増やし、サービスを増やしていく。このとき費用を抑えるために、高齢者の状況に応じて、介護保険の等級(支援とか介護の等級)をどんどん変化させる。等級が高ければそれだけ公的な補助が増えるからだ。
こうした手続きのほとんどはケアマネージャーが行う。従ってケアマネにどんどんこちらの希望を出していかなければならない。
担当のケアマネ、事業所が手慣れていて行動が早ければいいが、看取りが出来る事業所は限られているから、事前によく探しておく必要がある。
さらに、どれだけ手厚い介護保険及び少々の私費を使っても、介護保険制度では、24時間介護者を貼り付ける事はできない。
24時間介護者を貼り付けるのは、(おそらく家政婦を雇った方がヘルパーを雇うより安い)施設に入るよりそうとう高くつく。
つまり何が言いたいかというと、年金と多少の蓄えで、自宅看取りをしようとすると、どれだけ介護保険を利用しても、1日のほとんどを高齢者本人1人で(もしくは家族と)過ごす事になる。
その時間の不安や体調の問題は、(本当に問題が起これば看護婦を呼べばいいのだが、それほどでもない、緩い不快感、不安感等々)自分自身で解決するのでなければ、同居の家族の負担になる。
24時間、高齢者の状況に付き合い続ける同居の家族の負担は相当重いので、家族が共倒れになるケースも少なくない。
それを防ぐために、またそもそも家族がいないならば、すべては高齢者自身が行う事になる。しかし、病状が進めば、身体も頭脳も疲弊し、判断が難しくなると言う現実は憶えておかなければならない。
次に、本人がぎりぎりまで自分で自分の事が出来るかどうか。出来なくても、寝たきりでおむつを着け、そのおむつが少々汚れても、次のヘルパーのおむつ交換まで我慢する。等々の不便さを我慢出来るかどうか。その辺の思い切りがないと、自宅介護は難しくなる。
こういう本を書く人、高齢者医療をしている医師は、実例を数多くは見ているし、中には家族をこの方法で送った人もいるだろうが、でも死んだことはないだろう(当たり前だが)。
実は死んでいく本人の意識は、介護者とも、家族ともかけ離れている。元気な人間が想像してもなかなかわからない状況になる。
私の経験から言えば、今まで見送った何人もの高齢者の中で、死に瀕して死にゆく覚悟が出来た人間は1人もいない。皆死が近づけば近づくほど、恐れ、おののき、不安定になり、感情の浮き沈みが起こる。このただ中を、たった1人で自宅で長い時間を過ごすのである。
施設に入ると言っても、適当な施設がない場合もある。優良な施設ばかりではないし、医療的な措置が必要だとは入れないときもある。自宅での看取りしか選択肢がない場合もある。
それを踏まえた上で、1つのテーゼとしては、この本は参考になるだろうが、これがすべてではないと思った方がいいだろう。
私の経験では、「1人で家で死ねますか?」と言う質問を、元気なうちに尋ねても意味が無いと思う。
介護制度、医療制度の活用法の情報は得られるが、では死に瀕した人に何が必要かは、実はそのときにならないとわからない。
様々な情報を集め、専門家ともよく相談して、ある程度の準備をしつつ、結論は出さないままに状況に応じて臨機褒貶に出来る余地を残しておくしかできない。「これで決まりだ!」的な決め打ちをして、将来の安心を得たい気持ちはわかるが、それはないものねだりだ。そんなことをしてしまうと、返ってその場になって慌てることになる。
と言う事で、資料の1つとして、参考程度に読むことを前提に、☆3つ 普通です。
この手の本は、どこまで現実を見ているのか、いつも疑問が残るのだ。
自宅での看取りは、どんどん変化していく高齢者の状態に合わせて、看護婦、ヘルパーの人数を増やし、サービスを増やしていく。このとき費用を抑えるために、高齢者の状況に応じて、介護保険の等級(支援とか介護の等級)をどんどん変化させる。等級が高ければそれだけ公的な補助が増えるからだ。
こうした手続きのほとんどはケアマネージャーが行う。従ってケアマネにどんどんこちらの希望を出していかなければならない。
担当のケアマネ、事業所が手慣れていて行動が早ければいいが、看取りが出来る事業所は限られているから、事前によく探しておく必要がある。
さらに、どれだけ手厚い介護保険及び少々の私費を使っても、介護保険制度では、24時間介護者を貼り付ける事はできない。
24時間介護者を貼り付けるのは、(おそらく家政婦を雇った方がヘルパーを雇うより安い)施設に入るよりそうとう高くつく。
つまり何が言いたいかというと、年金と多少の蓄えで、自宅看取りをしようとすると、どれだけ介護保険を利用しても、1日のほとんどを高齢者本人1人で(もしくは家族と)過ごす事になる。
その時間の不安や体調の問題は、(本当に問題が起これば看護婦を呼べばいいのだが、それほどでもない、緩い不快感、不安感等々)自分自身で解決するのでなければ、同居の家族の負担になる。
24時間、高齢者の状況に付き合い続ける同居の家族の負担は相当重いので、家族が共倒れになるケースも少なくない。
それを防ぐために、またそもそも家族がいないならば、すべては高齢者自身が行う事になる。しかし、病状が進めば、身体も頭脳も疲弊し、判断が難しくなると言う現実は憶えておかなければならない。
次に、本人がぎりぎりまで自分で自分の事が出来るかどうか。出来なくても、寝たきりでおむつを着け、そのおむつが少々汚れても、次のヘルパーのおむつ交換まで我慢する。等々の不便さを我慢出来るかどうか。その辺の思い切りがないと、自宅介護は難しくなる。
こういう本を書く人、高齢者医療をしている医師は、実例を数多くは見ているし、中には家族をこの方法で送った人もいるだろうが、でも死んだことはないだろう(当たり前だが)。
実は死んでいく本人の意識は、介護者とも、家族ともかけ離れている。元気な人間が想像してもなかなかわからない状況になる。
私の経験から言えば、今まで見送った何人もの高齢者の中で、死に瀕して死にゆく覚悟が出来た人間は1人もいない。皆死が近づけば近づくほど、恐れ、おののき、不安定になり、感情の浮き沈みが起こる。このただ中を、たった1人で自宅で長い時間を過ごすのである。
施設に入ると言っても、適当な施設がない場合もある。優良な施設ばかりではないし、医療的な措置が必要だとは入れないときもある。自宅での看取りしか選択肢がない場合もある。
それを踏まえた上で、1つのテーゼとしては、この本は参考になるだろうが、これがすべてではないと思った方がいいだろう。
私の経験では、「1人で家で死ねますか?」と言う質問を、元気なうちに尋ねても意味が無いと思う。
介護制度、医療制度の活用法の情報は得られるが、では死に瀕した人に何が必要かは、実はそのときにならないとわからない。
様々な情報を集め、専門家ともよく相談して、ある程度の準備をしつつ、結論は出さないままに状況に応じて臨機褒貶に出来る余地を残しておくしかできない。「これで決まりだ!」的な決め打ちをして、将来の安心を得たい気持ちはわかるが、それはないものねだりだ。そんなことをしてしまうと、返ってその場になって慌てることになる。
と言う事で、資料の1つとして、参考程度に読むことを前提に、☆3つ 普通です。