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若い読者のためのサブカルチャー論講義録 単行本 – 2018/3/13
宇野常寛
(著)
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フィクションとは、まだ存在していないけれど、
未来に存在しうる現実の可能性を探り出すものだ
フューチャリズム=未来志向を再起動するために、
著者が若い世代に向けて論じたサブカルチャーによる世界認識の方法
――目次――
はじめに
【第一回】〈サブカルチャーの季節〉とその終わり
●〈オタク〉から考える日本社会
●サブカルチャーと戦後社会
●サブカルチャーの時代の到来
●カリフォルニアン・イデオロギーの登場
●サブカルチャーの時代の終焉
●いま、サブカルチャー的な思考を経由する意味
●「オタク」と「カワイイ」の戦後日本
●〈自動車〉と〈映像〉が二〇世紀の社会を作り上げた
●戦後日本のネオテニー性の投影としてのオタク文化
【第二回】 「週刊少年ジャンプ」の終わりなき日常
●戦後日本と男性性の問題
●「アトムの命題」
●トーナメントバトル形式による擬装された成長
●九〇年代半ばに噴出した「トーナメントバトル形式への疑念」
【第三回】 「ジャンプ」の再生と少年マンガの終わり
●樹林伸と「マガジン」の逆襲
●網棚のジャンプ、ラーメン屋のマガジン、漫研のサンデー
●『るろうに剣心』と歴史の終わり
●『銀魂』と戦後日本
●「縦に伸びる」のではなく「横に広げる」アプローチの『ONE PIECE』
●カードゲーム的な価値観の導入︱『遊☆戯☆王』
●「力比べ」から「知恵比べ」へ︱『ジョジョの奇妙な冒険』『DEATH NOTE』
●ゼロ年代「ジャンプ」の総決算としての『HUNTER×HUNTER』
【第四回】 補論:少年マンガの諸問題
●『バクマン。』の七峰くんは本当に「悪」なのか?
●高橋留美子とさまよえる男性性
【第五回】 坊屋春道はなぜ「卒業」できなかったか
――「最高の男」とあたらしい「カッコよさ」のゆくえ――
●『クローズ』とヤンキーマンガのカッコよさ
●坊屋春道は「卒業」できない
●「成長」から「モラトリアムの楽しさ」へ︱『頭文字D』
●少年マンガは「ビジョン」を示せていない
【第六回】 〈鉄人28号〉から〈マジンガーZ〉へ
――戦後ロボットアニメは何を描いてきたか――
●戦後日本で奇形的な進化を遂げた「乗り物としてのロボット」
●男の子が「ミリタリー」に見た夢︱『鉄人28号』
●「乗り物としてのロボット」と成長願望︱『マジンガーZ』
●おもちゃとロボットアニメの蜜月関係
【第七回】 富野由悠季とリアルロボットアニメの時代
●ロボットアニメにリアリズムを持ち込んだ『無敵超人ザンボット3』
●『機動戦士ガンダム』はロボットの意味を変えた
●「三角関係のBGM」としての最終戦争︱『超時空要塞マクロス』
●ガンダム以降のロボットアニメ︱『装甲騎兵ボトムズ』『聖戦士ダンバイン』
【第八回】 宇宙世紀と「大人になれないニュータイプ」
●「キレる若者」カミーユが迎えた衝撃の結末︱『機動戦士Zガンダム』
●成長物語を露悪的に否定した『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
【第九回】 戦後ロボットアニメの「終わり」のはじまり
●ロボットの意味が脱臭された『機動警察パトレイバー』
●戦後ロボットアニメの総決算『新世紀エヴァンゲリオン』
●九〇年代半ばに臨界点を迎えたロボットアニメ
【第十回】 碇シンジとヒイロ・ユイの一九九五年
●ロボットアニメを書き換えた一九九五年の『新機動戦記ガンダムW』
●『聖闘士星矢』から『鎧伝サムライトルーパー』、そして『ガンダムW』へ
【第十一回】 「世界の終わり」はいかに消費されたか
――〈宇宙戦艦ヤマト〉とオカルト・ブーム――
●冷戦下のリアリティと『宇宙戦艦ヤマト』が描いたもの
●「SFであることの意味」を脱臭した松本零士アニメと第一次アニメブーム
●SFに代わって浮上した「オカルト」というモチーフ
【第十二回】 教室に「転生戦士」たちがいた頃
――「オカルト」ブームとオタク的想像力――
●つのだじろうとサブカルチャーとしての「心霊」
●八〇年代オカルトブーム絶頂期と『ぼくの地球を守って』
●「核戦争後の未来」をモチーフにした『風の谷のナウシカ』『北斗の拳』
●超能力描写と終末感を合流させた『AKIRA』
【第十三回】 ラブコメと架空年代記のはざまで
――『完全自殺マニュアル』と地下鉄サリン事件――
●八〇年代ラブコメの空気と『きまぐれオレンジ☆ロード』
●八〇年代末の宮﨑勤事件と過去最大のオタクバッシング
●『完全自殺マニュアル』『終わりなき日常を生きろ』に見る八〇年代の時代精神
●様々な世界宗教やサブカルチャーのガジェットをミックスしたオウム真理教
●オウム真理教の暴走と「世界ではなく自分を変える」思想の敗北
●地下鉄サリン事件、『新世紀エヴァンゲリオン』、Windowsの一九九五年
【第十四回】 ナデシコとウテナ︱第三次アニメブームの風景
●『機動戦艦ナデシコ』と『少女革命ウテナ』︱第三次アニメブームの双璧
●アニメで近代文学的な内面を描こうとした『少女革命ウテナ』
【第十五回】 「セカイ系」と『機動戦士Vガンダム』の呪縛
――戦後アニメーションの描いた男性性――
●「結末でアスカにフラれないエヴァ」としてのセカイ系作品群
●戦後アニメの自己破壊としての『機動戦士Vガンダム』
【第十六回】 セカイ系から日常系へ
――〈涼宮ハルヒ〉とオタク的想像力の変質――
●涼宮ハルヒの本音
●プレ『涼宮ハルヒ』としての『リンダ リンダ リンダ』
●新しいタイプのオタクの自画像としての『らき☆すた』
●理想化された日常を描いた『けいおん! 』
【第十七回】 震災後の想像力とアニメの未来
●オタクのカジュアル化と『電車男』のヒット
●『マクロス』の光景を現実化させてしまった東日本大震災
●〈現実=アイドル〉が〈虚構=アニメ〉を追い越した
●「世界の終わり」が終わった後にアニメーションは何を描くべきか
【第十八回】 日本的〈アイドル〉の成立と歌番組の時代
●「アイドル」は日本にしかいない?
●七〇年代草創期のアイドルたち︱キャンディーズ、ピンク・レディー、山口百恵
●八〇年代アイドルブーム全盛期︱松田聖子、中森明菜、小泉今日子
【第十九回】 角川三人娘とおニャン子クラブ
●斉藤由貴、南野陽子、浅香唯を世に送った『スケバン刑事』
●「テレビアイドル」へのカウンターだった角川映画と薬師丸ひろ子、原田知世
●おニャン子クラブの衝撃とアイドルブームの終焉
●九〇年代、拡散していくアイドルシーン
【第二十回】 〈メディアアイドル〉から〈ライブアイドル〉へ
――情報環境の変化とAKB48のブレイク――
●歌謡曲的なアプローチを復活させたモーニング娘。
●Perfumeは地方アイドルだった
●AKB48はなぜブレイクできたのか
【第二十一回】 AKB48は〈戦後日本〉を乗り越えられたか
●ブレイク期のAKBを象徴する「大声ダイヤモンド」「RIVER」
●ドームコンサートと前田敦子の卒業で迎えた最初のクライマックス
●下克上のAKBを体現した指原莉乃と「恋するフォーチュンクッキー」
●〈ライブアイドル〉から〈メディアアイドル〉へ回帰していくAKB
●ブレイク後のAKBに立ちはだかる「戦後日本の芸能界」という壁
●AKBによって活性化した一〇年代アイドルシーン
●欅坂46「サイレントマジョリティー」に込められた大衆批判の意図
【最終回】 文化のノスタルジー化と三次元化する想像力
●〈情報〉から〈体験〉〈コミュニケーション〉へ
●三国志で考える現代J‒POPの勢力図
●ノスタルジー化する音楽・映像産業
●コンピュータによって「世界を変える」ことが再び可能になった
●「実際に変形できるもの」を作るデザイナーたち
●「虚構」の二つの役割
●日本のマンガ・アニメに脈々と受け継がれていたフューチャリズム
おわりに
未来に存在しうる現実の可能性を探り出すものだ
フューチャリズム=未来志向を再起動するために、
著者が若い世代に向けて論じたサブカルチャーによる世界認識の方法
――目次――
はじめに
【第一回】〈サブカルチャーの季節〉とその終わり
●〈オタク〉から考える日本社会
●サブカルチャーと戦後社会
●サブカルチャーの時代の到来
●カリフォルニアン・イデオロギーの登場
●サブカルチャーの時代の終焉
●いま、サブカルチャー的な思考を経由する意味
●「オタク」と「カワイイ」の戦後日本
●〈自動車〉と〈映像〉が二〇世紀の社会を作り上げた
●戦後日本のネオテニー性の投影としてのオタク文化
【第二回】 「週刊少年ジャンプ」の終わりなき日常
●戦後日本と男性性の問題
●「アトムの命題」
●トーナメントバトル形式による擬装された成長
●九〇年代半ばに噴出した「トーナメントバトル形式への疑念」
【第三回】 「ジャンプ」の再生と少年マンガの終わり
●樹林伸と「マガジン」の逆襲
●網棚のジャンプ、ラーメン屋のマガジン、漫研のサンデー
●『るろうに剣心』と歴史の終わり
●『銀魂』と戦後日本
●「縦に伸びる」のではなく「横に広げる」アプローチの『ONE PIECE』
●カードゲーム的な価値観の導入︱『遊☆戯☆王』
●「力比べ」から「知恵比べ」へ︱『ジョジョの奇妙な冒険』『DEATH NOTE』
●ゼロ年代「ジャンプ」の総決算としての『HUNTER×HUNTER』
【第四回】 補論:少年マンガの諸問題
●『バクマン。』の七峰くんは本当に「悪」なのか?
●高橋留美子とさまよえる男性性
【第五回】 坊屋春道はなぜ「卒業」できなかったか
――「最高の男」とあたらしい「カッコよさ」のゆくえ――
●『クローズ』とヤンキーマンガのカッコよさ
●坊屋春道は「卒業」できない
●「成長」から「モラトリアムの楽しさ」へ︱『頭文字D』
●少年マンガは「ビジョン」を示せていない
【第六回】 〈鉄人28号〉から〈マジンガーZ〉へ
――戦後ロボットアニメは何を描いてきたか――
●戦後日本で奇形的な進化を遂げた「乗り物としてのロボット」
●男の子が「ミリタリー」に見た夢︱『鉄人28号』
●「乗り物としてのロボット」と成長願望︱『マジンガーZ』
●おもちゃとロボットアニメの蜜月関係
【第七回】 富野由悠季とリアルロボットアニメの時代
●ロボットアニメにリアリズムを持ち込んだ『無敵超人ザンボット3』
●『機動戦士ガンダム』はロボットの意味を変えた
●「三角関係のBGM」としての最終戦争︱『超時空要塞マクロス』
●ガンダム以降のロボットアニメ︱『装甲騎兵ボトムズ』『聖戦士ダンバイン』
【第八回】 宇宙世紀と「大人になれないニュータイプ」
●「キレる若者」カミーユが迎えた衝撃の結末︱『機動戦士Zガンダム』
●成長物語を露悪的に否定した『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
【第九回】 戦後ロボットアニメの「終わり」のはじまり
●ロボットの意味が脱臭された『機動警察パトレイバー』
●戦後ロボットアニメの総決算『新世紀エヴァンゲリオン』
●九〇年代半ばに臨界点を迎えたロボットアニメ
【第十回】 碇シンジとヒイロ・ユイの一九九五年
●ロボットアニメを書き換えた一九九五年の『新機動戦記ガンダムW』
●『聖闘士星矢』から『鎧伝サムライトルーパー』、そして『ガンダムW』へ
【第十一回】 「世界の終わり」はいかに消費されたか
――〈宇宙戦艦ヤマト〉とオカルト・ブーム――
●冷戦下のリアリティと『宇宙戦艦ヤマト』が描いたもの
●「SFであることの意味」を脱臭した松本零士アニメと第一次アニメブーム
●SFに代わって浮上した「オカルト」というモチーフ
【第十二回】 教室に「転生戦士」たちがいた頃
――「オカルト」ブームとオタク的想像力――
●つのだじろうとサブカルチャーとしての「心霊」
●八〇年代オカルトブーム絶頂期と『ぼくの地球を守って』
●「核戦争後の未来」をモチーフにした『風の谷のナウシカ』『北斗の拳』
●超能力描写と終末感を合流させた『AKIRA』
【第十三回】 ラブコメと架空年代記のはざまで
――『完全自殺マニュアル』と地下鉄サリン事件――
●八〇年代ラブコメの空気と『きまぐれオレンジ☆ロード』
●八〇年代末の宮﨑勤事件と過去最大のオタクバッシング
●『完全自殺マニュアル』『終わりなき日常を生きろ』に見る八〇年代の時代精神
●様々な世界宗教やサブカルチャーのガジェットをミックスしたオウム真理教
●オウム真理教の暴走と「世界ではなく自分を変える」思想の敗北
●地下鉄サリン事件、『新世紀エヴァンゲリオン』、Windowsの一九九五年
【第十四回】 ナデシコとウテナ︱第三次アニメブームの風景
●『機動戦艦ナデシコ』と『少女革命ウテナ』︱第三次アニメブームの双璧
●アニメで近代文学的な内面を描こうとした『少女革命ウテナ』
【第十五回】 「セカイ系」と『機動戦士Vガンダム』の呪縛
――戦後アニメーションの描いた男性性――
●「結末でアスカにフラれないエヴァ」としてのセカイ系作品群
●戦後アニメの自己破壊としての『機動戦士Vガンダム』
【第十六回】 セカイ系から日常系へ
――〈涼宮ハルヒ〉とオタク的想像力の変質――
●涼宮ハルヒの本音
●プレ『涼宮ハルヒ』としての『リンダ リンダ リンダ』
●新しいタイプのオタクの自画像としての『らき☆すた』
●理想化された日常を描いた『けいおん! 』
【第十七回】 震災後の想像力とアニメの未来
●オタクのカジュアル化と『電車男』のヒット
●『マクロス』の光景を現実化させてしまった東日本大震災
●〈現実=アイドル〉が〈虚構=アニメ〉を追い越した
●「世界の終わり」が終わった後にアニメーションは何を描くべきか
【第十八回】 日本的〈アイドル〉の成立と歌番組の時代
●「アイドル」は日本にしかいない?
●七〇年代草創期のアイドルたち︱キャンディーズ、ピンク・レディー、山口百恵
●八〇年代アイドルブーム全盛期︱松田聖子、中森明菜、小泉今日子
【第十九回】 角川三人娘とおニャン子クラブ
●斉藤由貴、南野陽子、浅香唯を世に送った『スケバン刑事』
●「テレビアイドル」へのカウンターだった角川映画と薬師丸ひろ子、原田知世
●おニャン子クラブの衝撃とアイドルブームの終焉
●九〇年代、拡散していくアイドルシーン
【第二十回】 〈メディアアイドル〉から〈ライブアイドル〉へ
――情報環境の変化とAKB48のブレイク――
●歌謡曲的なアプローチを復活させたモーニング娘。
●Perfumeは地方アイドルだった
●AKB48はなぜブレイクできたのか
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●ドームコンサートと前田敦子の卒業で迎えた最初のクライマックス
●下克上のAKBを体現した指原莉乃と「恋するフォーチュンクッキー」
●〈ライブアイドル〉から〈メディアアイドル〉へ回帰していくAKB
●ブレイク後のAKBに立ちはだかる「戦後日本の芸能界」という壁
●AKBによって活性化した一〇年代アイドルシーン
●欅坂46「サイレントマジョリティー」に込められた大衆批判の意図
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●〈情報〉から〈体験〉〈コミュニケーション〉へ
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●ノスタルジー化する音楽・映像産業
●コンピュータによって「世界を変える」ことが再び可能になった
●「実際に変形できるもの」を作るデザイナーたち
●「虚構」の二つの役割
●日本のマンガ・アニメに脈々と受け継がれていたフューチャリズム
おわりに
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2018/3/13
- 寸法18.2 x 13.1 x 2.4 cm
- ISBN-104022514299
- ISBN-13978-4022514295
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2018/3/13)
- 発売日 : 2018/3/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 400ページ
- ISBN-10 : 4022514299
- ISBN-13 : 978-4022514295
- 寸法 : 18.2 x 13.1 x 2.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 251,376位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 545位マスメディア (本)
- - 41,574位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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評論家。1978年生。批評誌〈PLANETS〉編集長。
著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、『原子爆弾とジョーカーなき世界』(メディアファクトリー)、『楽器と武器だけが人を殺すことができる』(KADOKAWA/メディアファクトリー)。
共著に石破茂との対談『こんな日本をつくりたい』(太田出版)、『静かなる革命へのブループリント――この国の未来をつくる七つの対話』(共編著、河出書房新社)など。
企画・編集参加に「思想地図 vol.4」(NHK出版)、「朝日ジャーナル 日本破壊計画」(朝日新聞出版)。NHK討論番組への出演、J-WAVE「THE HANGOUT」月曜日レギュラーパーソナリティとしても知られる。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
目次通りに二十二回にも渡る長編ですが、身近な題材で親しみやすく万人向けの内容で語り口調が平易で易しくて理解できたと思う。各サブカルの題材とその背景を社会的に説明していて、それぞれサブカルの経緯や有機的つながり、役割、また日常の尊さみたいなものが見えてきました。個人的にはFateなども題材に入れて頂きたかった。
2020年9月9日に日本でレビュー済み
現代アニメ・漫画に興味を持った人間はここから入っていくのがよい。だが、もう少し幅広い歴史を示すべきで、「若い読者のため」が逃げ口上になるのはどうかと思う。宇野氏の著作は今まで書かれた内容がそれぞれ重なっており、既読感もあることが個人的には気になる。
2022年3月5日に日本でレビュー済み
思想史でも社会学でもない、「ライトノベル」レベルの「読みもの」。
作者個人の偏向的な意見に過ぎず、全てが彼の恣意的な枠組みに還元され、その雑さには普遍性がありません。ですが、「自らの頭で考える力」の弱い人たちは、これを真実だとして、中途半端なオピニオンに過ぎないものを無批判に受け入れてしまうでしょう。そのような「バカの発見器」としては使えます。
世の中をまともに分析できる視点や姿勢を持ちたい人にとっては、そもそも論理が成り立っていなかったり十分なレベルに達していないことが多過ぎて、殆ど使えません。
リテラシーのある人なら、「ここの裏付けがスカスカなのは、ここを追求されるとボロが出るからだな」「ここで注意力が散漫になったのだな」など、2ちゃんねる的な楽しみ方もできます。しかし、そのような趣味が無いのなら素直に他の著者の本を読む方が、費やす労力や時間の無駄も少ないです。
作者個人の偏向的な意見に過ぎず、全てが彼の恣意的な枠組みに還元され、その雑さには普遍性がありません。ですが、「自らの頭で考える力」の弱い人たちは、これを真実だとして、中途半端なオピニオンに過ぎないものを無批判に受け入れてしまうでしょう。そのような「バカの発見器」としては使えます。
世の中をまともに分析できる視点や姿勢を持ちたい人にとっては、そもそも論理が成り立っていなかったり十分なレベルに達していないことが多過ぎて、殆ど使えません。
リテラシーのある人なら、「ここの裏付けがスカスカなのは、ここを追求されるとボロが出るからだな」「ここで注意力が散漫になったのだな」など、2ちゃんねる的な楽しみ方もできます。しかし、そのような趣味が無いのなら素直に他の著者の本を読む方が、費やす労力や時間の無駄も少ないです。
2018年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕は宇野さんからすると正直リアルな世界に重心を置くつまらない人間の一人として短い感想を記したい。この本を読むことで得たリアルな価値は、今まで上の世代との間に感じていた”虚構”への期待値の違いの正体を、圧倒的な効率の良さで掴む糸口になったことだ。彼らの青春と成熟、そして期待と失望の過程が想像力の無い人間にも伝わる飽きさせない解説付きハイライト。ただしこの本は過去に対する理解の手立てにはなるが、未来への答えはない。それは読者が、技術環境の進化を予測しながら、そして、時にはこれから生まれるサブカルチャーの手を借りながら、自分で考えていくべきことなのかもしれない。この本はその思考の足場になる本である。
2018年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・こんな人に推奨
教養として日本のサブカルチャーの大まかな流れを知りたい人
作品名や人名など固有名詞を多く知りたい人
・こんな人には非推奨
精密なサブカルチャー論を求めている人
各作品やアイドル文化の各論的な考察を読みたい人
昔のオタクコンテンツに全く興味が湧かない人
講義録なので、わかりやすい反面かなりざっくりした内容です。
個人的には、分量の割にやや冗長に感じましたが、馴染みのある固有名詞が時代の文脈に整理されたのが収穫。
文化史の本としては良かったですが、著者の提言がありきたりだったのが少し肩透かしでした。
教養として日本のサブカルチャーの大まかな流れを知りたい人
作品名や人名など固有名詞を多く知りたい人
・こんな人には非推奨
精密なサブカルチャー論を求めている人
各作品やアイドル文化の各論的な考察を読みたい人
昔のオタクコンテンツに全く興味が湧かない人
講義録なので、わかりやすい反面かなりざっくりした内容です。
個人的には、分量の割にやや冗長に感じましたが、馴染みのある固有名詞が時代の文脈に整理されたのが収穫。
文化史の本としては良かったですが、著者の提言がありきたりだったのが少し肩透かしでした。
2018年3月24日に日本でレビュー済み
3章のジャンプの話が面白かったです。「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」で臨界点に達したトーナメントシステムは、トーナメントの内部で疑似的な成長を描くことができた。けれどもトーナメントという「繭」がなくなったとたんに、成長ってどう描けばいいの? という壁にジャンプ作家はぶち当たった。
そこで「るろうに剣心」では、いまだにトーナメントの繭のなかで疑似的な戦いを続けている幕末の「亡霊」を成敗する主人公が描かれた、という整理は興味深いです。まずそもそも作品同士の影響関係を考えるということがなかったので。
剣心の示した成熟の在り方が「銀魂」に受け継がれているというところまでは予想できたのですが、筆者はさらに読みを進めていて、「銀魂」の世界が戦後日本のメタファーになっていると言っており、ここでジャンプと社会批評が接続されます。なるほど、サブカルから社会を読み解くとはこういうことなんだ、と蒙を開かれた気分です。
今後マンガやアニメを見る態度が変わる、そんな一冊でした。
そこで「るろうに剣心」では、いまだにトーナメントの繭のなかで疑似的な戦いを続けている幕末の「亡霊」を成敗する主人公が描かれた、という整理は興味深いです。まずそもそも作品同士の影響関係を考えるということがなかったので。
剣心の示した成熟の在り方が「銀魂」に受け継がれているというところまでは予想できたのですが、筆者はさらに読みを進めていて、「銀魂」の世界が戦後日本のメタファーになっていると言っており、ここでジャンプと社会批評が接続されます。なるほど、サブカルから社会を読み解くとはこういうことなんだ、と蒙を開かれた気分です。
今後マンガやアニメを見る態度が変わる、そんな一冊でした。
2018年7月7日に日本でレビュー済み
大学時代に、教養にこんな講義があったら楽しかっただろうなーと思いながら読みました。
社会情勢とオタクカルチャーの関係性の変化、オタクカルチャ-そのものの変化がよくまとまっており、知識の欠落の補修と整理ができました。
テーマは異なりますが「リトル・ピープルの時代」を読んで、全く意味が分らなかったという方は、こちらから読んだ方が入りやすいかと思います。
ぜひ、第二弾(掲載できなかった少女漫画やボカロなどの補講)も読みたいです。
社会情勢とオタクカルチャーの関係性の変化、オタクカルチャ-そのものの変化がよくまとまっており、知識の欠落の補修と整理ができました。
テーマは異なりますが「リトル・ピープルの時代」を読んで、全く意味が分らなかったという方は、こちらから読んだ方が入りやすいかと思います。
ぜひ、第二弾(掲載できなかった少女漫画やボカロなどの補講)も読みたいです。