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家族の悩みにおこたえしましょう 単行本 – 2012/9/20
信田さよ子
(著)
現場で日々格闘するカウンセラーの著者は、相談者の数限りない不安や悩みに向き合ってきた。また3・11以降、「絆」の時代と強調される状況のなかで、むしろ潜在的な家族の問題が浮かび上がってきたと語っている。
老後の不安、嫁と姑の不仲、不登校、親への暴力、子育ての悩み、アルコール依存症、DV被害、共依存、アダルトチルドレン、結婚への不安……。これらさまざまな人生の悩みを、具体的にどうすれば解決できるのか?
本書は世に出回っている人生相談とは一線を画し、28通りの悩みに、臨床40年のエキスを結晶させて答える。普段のカウンセリングでは表現しきれない、著者の考えを充分に知ることができる貴重な一冊。
目次から
Q 64歳の夫との将来の生活に不安をおぼえます モトコ、60歳
Q 妻が不安定でこまっています マサオ、55歳
Q 親になるのがこわいのです ミチコ、38歳
Q 浮気する妻に対して怒れません ユウジ、39歳
Q 妻子がいなくなってしまいました ミノル、40歳
Q 上手にお酒と付き合っていきたいのです ヒトミ、59歳
Q 息子が大学を卒業もせず、働きもしません サチコ、52歳
Q 地震以後世界が変わってしまいました リサ、34歳
Q 母とはいつまで同居すればいいのでしょうか? マユミ、38歳
Q 父の飲酒問題が心配です マキ、24歳
老後の不安、嫁と姑の不仲、不登校、親への暴力、子育ての悩み、アルコール依存症、DV被害、共依存、アダルトチルドレン、結婚への不安……。これらさまざまな人生の悩みを、具体的にどうすれば解決できるのか?
本書は世に出回っている人生相談とは一線を画し、28通りの悩みに、臨床40年のエキスを結晶させて答える。普段のカウンセリングでは表現しきれない、著者の考えを充分に知ることができる貴重な一冊。
目次から
Q 64歳の夫との将来の生活に不安をおぼえます モトコ、60歳
Q 妻が不安定でこまっています マサオ、55歳
Q 親になるのがこわいのです ミチコ、38歳
Q 浮気する妻に対して怒れません ユウジ、39歳
Q 妻子がいなくなってしまいました ミノル、40歳
Q 上手にお酒と付き合っていきたいのです ヒトミ、59歳
Q 息子が大学を卒業もせず、働きもしません サチコ、52歳
Q 地震以後世界が変わってしまいました リサ、34歳
Q 母とはいつまで同居すればいいのでしょうか? マユミ、38歳
Q 父の飲酒問題が心配です マキ、24歳
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2012/9/20
- ISBN-104022510048
- ISBN-13978-4022510044
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2012/9/20)
- 発売日 : 2012/9/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 216ページ
- ISBN-10 : 4022510048
- ISBN-13 : 978-4022510044
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,030,032位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
丁寧な回答です。うけを狙った奇抜な回答ではなく、きちんと裏付けのある回答だと思いました。くどい文章もありましたが、それも理解することの助けになりました。根本的な解決に繋がると思いました。
2018年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり感心出来ませんでした。
誰かを責める感じです。
誰かを攻めても問題は解決しません
誰かを責める感じです。
誰かを攻めても問題は解決しません
2021年4月29日に日本でレビュー済み
相談に回答する形式で書かれていて分かりやすい。
無責任に希望を与える書き方ではなく、実際の現場を知っている方だからこその考察がうかがえる。
最近信田さんの記事を見て貴重な発信をされる方だと思った。家族の事で悩んでいる人はなかなか考えや気持ちを整理できないだろうが、身近な人が悩んでいたら、そっと本書を渡してあげるのもといいと思った。
無責任に希望を与える書き方ではなく、実際の現場を知っている方だからこその考察がうかがえる。
最近信田さんの記事を見て貴重な発信をされる方だと思った。家族の事で悩んでいる人はなかなか考えや気持ちを整理できないだろうが、身近な人が悩んでいたら、そっと本書を渡してあげるのもといいと思った。
2021年8月22日に日本でレビュー済み
ありきたりな回答ではなく、クライエントの言葉を認知したうえで
新たな光を投げかけるような回答が多かった。
中でも印象に残った点を1点。
仕事を頑張れている、しかし、家に帰ると疲れ切っている。
という、よくありそうな内容の相談。
うわべの自分と本当の自分、という二項対立ではなく、
どちらも自分と認めること。そのためには、他者が必要。
本当の自分はどこに?という問いではなく
「仕事は何とかこなしているが、家に帰ると疲れ切って何もできない。
この生活を変えるにはどうしたら良いか?」という新たな問いをたててはどうか、
といった提案があった。
参考になることが多い本だった。
新たな光を投げかけるような回答が多かった。
中でも印象に残った点を1点。
仕事を頑張れている、しかし、家に帰ると疲れ切っている。
という、よくありそうな内容の相談。
うわべの自分と本当の自分、という二項対立ではなく、
どちらも自分と認めること。そのためには、他者が必要。
本当の自分はどこに?という問いではなく
「仕事は何とかこなしているが、家に帰ると疲れ切って何もできない。
この生活を変えるにはどうしたら良いか?」という新たな問いをたててはどうか、
といった提案があった。
参考になることが多い本だった。
2013年6月28日に日本でレビュー済み
架空のソウダン。
初めて てにとった際には やたら震災のことが前面に押し出されているように感じ
”行き詰まって表面化していない問題が顕示されただけで本当は前からあったのに”と
おもわされたが
最近再読したところそうでもないなと思った。
いずれにしても、著者の本は数冊目を通しましたが
連名・対談形式のものもあわせて読んだほうが理解が早いように 思います。
信田さんの本は切実な当事者向けのもの(たとえば”加害者は変われるか” など)では
寸止めでもやがかかったような部分がある。
確かにドンズバで言われると
そこにまっただ中にいる時に すがった人間がその鋭さにたえられるのかどうかはわからないとも思うので
筆者の優しさであろうとも思いますし
またテクニックの披瀝を好まないという部分もあるのではないかとも思います。
”結婚帝国”など突っ込み役がいた状態でのほうが筆者のエッセンスにはふれられるのでは
ないでしょうか。そこでさらりとふれられるゴールデンルールを実践しているのが当事者向けのもの。
本書は中間地点です。
個人的には 橋本治の ”青空人生相談所”超えには到底いたっていないと思います。
初めて てにとった際には やたら震災のことが前面に押し出されているように感じ
”行き詰まって表面化していない問題が顕示されただけで本当は前からあったのに”と
おもわされたが
最近再読したところそうでもないなと思った。
いずれにしても、著者の本は数冊目を通しましたが
連名・対談形式のものもあわせて読んだほうが理解が早いように 思います。
信田さんの本は切実な当事者向けのもの(たとえば”加害者は変われるか” など)では
寸止めでもやがかかったような部分がある。
確かにドンズバで言われると
そこにまっただ中にいる時に すがった人間がその鋭さにたえられるのかどうかはわからないとも思うので
筆者の優しさであろうとも思いますし
またテクニックの披瀝を好まないという部分もあるのではないかとも思います。
”結婚帝国”など突っ込み役がいた状態でのほうが筆者のエッセンスにはふれられるのでは
ないでしょうか。そこでさらりとふれられるゴールデンルールを実践しているのが当事者向けのもの。
本書は中間地点です。
個人的には 橋本治の ”青空人生相談所”超えには到底いたっていないと思います。
2017年11月12日に日本でレビュー済み
複数の相談者の家族における悩みを
Q &A形式で綴る内容です。
著者の前書きにもありますが、
1件1件は実在の相談者、相談案件ではないそうです。
著者のカウンセリング体験で得た知見をベースにして、
読みやすく伝わりやすい様、
本書用に編集がされたQ &Aとして紹介されているのが特徴です。
真実や状況が深すぎる〈生の事例〉では
状況説明や趣旨の伝達に読む側が困難を感じる可能性があるために、
読みやすく受け取りやすいように配慮されたのでしょう。
かと言って、相談の内容が現実離れしている訳ではなく、
充分なリアリティを伴ってとても考えさせられるものになっています。
最もうなずけたのは、
あらゆる問題は〈地下茎〉でつながっているという指摘部分。
複数の悩みの、それぞれの人間関係や背景、事象にちがいはあれども、
通底する〈何か〉がうっすら見える思いがしました。
悩み相談のQ&A本として、
とても良いコンセプトで書かれた本だと思います。
Q &A形式で綴る内容です。
著者の前書きにもありますが、
1件1件は実在の相談者、相談案件ではないそうです。
著者のカウンセリング体験で得た知見をベースにして、
読みやすく伝わりやすい様、
本書用に編集がされたQ &Aとして紹介されているのが特徴です。
真実や状況が深すぎる〈生の事例〉では
状況説明や趣旨の伝達に読む側が困難を感じる可能性があるために、
読みやすく受け取りやすいように配慮されたのでしょう。
かと言って、相談の内容が現実離れしている訳ではなく、
充分なリアリティを伴ってとても考えさせられるものになっています。
最もうなずけたのは、
あらゆる問題は〈地下茎〉でつながっているという指摘部分。
複数の悩みの、それぞれの人間関係や背景、事象にちがいはあれども、
通底する〈何か〉がうっすら見える思いがしました。
悩み相談のQ&A本として、
とても良いコンセプトで書かれた本だと思います。
2012年10月7日に日本でレビュー済み
はた目には幸せそうに見える家庭にも様々な悩みが
はびこっています。
その人生相談にカウンセリング歴40年の筆者が
力強く答えています。
親子の問題としては、子どもが挫折した後、母親を
責めると言う行為、子育てに父親が参加してない為、
母親がひとり苦しんでいるケースが多いです。
また子どもの側からは、寄りかかってくる母親が重たい、と
悩むケースです。
経験豊富かつプロである筆者が、悩める者をまずねぎらい
相談の手紙の行間に潜む悩みを読み取り、助言されています。
ただこれは「相談と回答」だけで、結果、相談者はどう救われたのか、
そもそも救われたのかについては何の記述もないのが、物足りないと
言えば、物足りないです。
はびこっています。
その人生相談にカウンセリング歴40年の筆者が
力強く答えています。
親子の問題としては、子どもが挫折した後、母親を
責めると言う行為、子育てに父親が参加してない為、
母親がひとり苦しんでいるケースが多いです。
また子どもの側からは、寄りかかってくる母親が重たい、と
悩むケースです。
経験豊富かつプロである筆者が、悩める者をまずねぎらい
相談の手紙の行間に潜む悩みを読み取り、助言されています。
ただこれは「相談と回答」だけで、結果、相談者はどう救われたのか、
そもそも救われたのかについては何の記述もないのが、物足りないと
言えば、物足りないです。
2012年10月10日に日本でレビュー済み
いくつもの質問があり、およそ自分の悩みとはかけ離れているような内容だなあ。
と思っていた質問もあったのに、思いがけず通じているところがあり、驚かされる。
取り上げる問題は、家族(親子、夫婦)、仕事、友人など多岐にわたるが、
整然と分割されているわけではない。
なぜなら、多くの問題は深い部分が地下茎でつながっていると考えるからだ。
「はじめに」から引用。
なるほど「地下茎」とは。悩みに絡めとられている状態にぴったりの感覚。
読み進めると、あちらにもこちらにも、まるで自分のような人達がいっぱいだ。
そんな一筋縄ではいかない問題の、質問者の深層心理までを読み解き、
いったい何が問題なのかを実に手際よく整理してくれる。そして先行きを示してくれる。
頭の中のもやが晴れるような感覚を味わった。そんな一冊です。
と思っていた質問もあったのに、思いがけず通じているところがあり、驚かされる。
取り上げる問題は、家族(親子、夫婦)、仕事、友人など多岐にわたるが、
整然と分割されているわけではない。
なぜなら、多くの問題は深い部分が地下茎でつながっていると考えるからだ。
「はじめに」から引用。
なるほど「地下茎」とは。悩みに絡めとられている状態にぴったりの感覚。
読み進めると、あちらにもこちらにも、まるで自分のような人達がいっぱいだ。
そんな一筋縄ではいかない問題の、質問者の深層心理までを読み解き、
いったい何が問題なのかを実に手際よく整理してくれる。そして先行きを示してくれる。
頭の中のもやが晴れるような感覚を味わった。そんな一冊です。