著者の先生の、医療者としての切実な想いを感じた。患者さんと周囲の人間の力になる知識。
「精神病」とは「幻覚」や「妄想」の症状のことで、病名のことではない
統合失調症の症状の説明として有力なドパミン仮説を更に強くする「異常性セイリエンス仮説」
リカバリーと「もう一つのリカバリー」、捉え方次第では、予後は悪いだけではない
発症の原因は家族のせいではない
基本レベルの精神療法と薬物療法が有効なこと
統合失調症の医療史、「病識」を巡る難しさ
簡単ではないですが、とても読みやすい本でした。再読します。
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統合失調症 (岩波新書) (岩波新書 新赤版 1801) 新書 – 2019/10/19
村井 俊哉
(著)
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幻覚や妄想が生じるが,病識の欠如のため本人はそれを認めない.青年期から成人期前期に生じ100人に1人近くが患うこの病気は社会生活への影響が生涯にわたるのにあまり知られていない.経験ある精神科医が症状,経過,他の精神科の病気との違い,リスク因子,治療,歴史と社会制度などをわかりやすく解説する.
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2019/10/19
- 寸法10.7 x 0.9 x 17.3 cm
- ISBN-104004318017
- ISBN-13978-4004318019
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2019/10/19)
- 発売日 : 2019/10/19
- 言語 : 日本語
- 新書 : 200ページ
- ISBN-10 : 4004318017
- ISBN-13 : 978-4004318019
- 寸法 : 10.7 x 0.9 x 17.3 cm
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- - 263位ストレス・心の病気
- - 408位岩波新書
- - 548位臨床医学一般 (本)
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2023年12月3日に日本でレビュー済み
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統合失調症の症状、治療、原因など最新の情報を平易にまとめていて、何かと誤解を受け、偏見を持たれやすいこの病気の正しい理解に役立つ本である。
2022年11月16日に日本でレビュー済み
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著者の執筆にあたっての方向性や統合失調症に対する問題意識、他に対する意見と予想される反論などが美しく、感動すら覚えた。例えば、統合失調症に代わる名としてセイリエンス症候群を挙げていたが、激しく同意できる。
なんとなくでしかないが、著者の人の良さが見てとれる。この言葉が届くとは思えないが、それでも「支持させていただく」と伝えたい。
私の本書に対する評価が高いのは、私が対象者範囲内の「統合失調症に少々興味を持ってネットでいくらか調べてから本書に臨んだ大学1年生」だからというのもあるだろう。そのような人にはぜひおすすめしたい。
内容については、まさに「岩波」の「新書」の「医学分野」という感じの本だった。
なんとなくでしかないが、著者の人の良さが見てとれる。この言葉が届くとは思えないが、それでも「支持させていただく」と伝えたい。
私の本書に対する評価が高いのは、私が対象者範囲内の「統合失調症に少々興味を持ってネットでいくらか調べてから本書に臨んだ大学1年生」だからというのもあるだろう。そのような人にはぜひおすすめしたい。
内容については、まさに「岩波」の「新書」の「医学分野」という感じの本だった。
2022年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に、「異常セイリエンス仮説」に触れている点が非常に興味深かったです。また、統合失調症の認知リハビリテーションについても記載があり、セラピスト(精神科領域の作業療法士)の私にとっては、特に関わるべき認知機能障害の改善の重要性を再確認することができました。さらに、抗精神病薬についても、簡単にではありますが、その機序が分かりやすく書かれていました。最後に、今後統合失調症の方と関わられる全ての方には、この本と医師 昼田源四郎先生の『統合失調症患者の行動特性 第3版』を読んでいただけたらと思います。
2021年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
統合失調症は古くから精神科疾患の代表的なものとされ、精神科といえば「精神病」(重い精神症状)を扱う=「統合失調症を扱う」診療科とみられがちでした。でも、精神科医療は以前とは常識がずいぶん異なって、過去当然だと考えられていたことが現在では全然違う考え方に変わっていることが少なくないみたいです。少し前の「統合失調症」に関する入門書は、患者さんの心理学的な部分、社会学的な部分を前面に据えて解説されることが多かったように思いますが、名称や分類も変わり、対応の仕方もコミュニティの受け入れも含めてずいぶん変わったように思います。この本は今日の統合失調症の考え方がとてもよくまとめられているとは思うのですが、一方、統合失調症のリハビリや予後に関する記載が少ないのは、治療成績がよくなったことの反映なのでしょうか。
2019年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、統合失調症を家族に持つ人に特におすすめな本だと思います。
何故なら筆者は、沢山の統合失調症の患者さんを診て来たお医者さんであり、
統合失調症の方への深い情を感じるからです。
統合失調症に関する本を読むのはこの本が初めてですが、
色々なことが良くわかりました。身近に統合失調症の家族がいるので、
症状や予後は、ストンと納得できるものでしたし、
統合失調症の歴史、今後の治療の進展の可能性、鑑定方法なども説明されており、
とても参考になりました。
この1冊を読むだけでだいぶ病気に対する理解が深まったのではないかと思います。
何故なら筆者は、沢山の統合失調症の患者さんを診て来たお医者さんであり、
統合失調症の方への深い情を感じるからです。
統合失調症に関する本を読むのはこの本が初めてですが、
色々なことが良くわかりました。身近に統合失調症の家族がいるので、
症状や予後は、ストンと納得できるものでしたし、
統合失調症の歴史、今後の治療の進展の可能性、鑑定方法なども説明されており、
とても参考になりました。
この1冊を読むだけでだいぶ病気に対する理解が深まったのではないかと思います。
2020年1月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても重要な「普通の病気」を
これほど分かりやすく、コンパクトに
描かれた図書を観たことなく感動した。
言葉の芸術性すら覚えた。
単なる知識・経験の寄せ集めでもないし、
歴史や法律も組み込まれ、決して新し
すぎるわけでなく医学の限界や引用も
丁寧に示されている。なるほど確かに
挑戦的な示唆はあるが、希望と元気をもらえる。
どうやったら、これほど多くの情報を
まとめることが出来るのだろうかと
不思議に思ったが、きっと著者が患者、
家族、学生、専門家を相手に、生きた言葉で
格闘してきたらかに違いないと感じた。
ご謙遜で、「誰あてに書いたのか」と
言われていたが、中学生から実は
精神科医まで幅広いに違いない。
これほど分かりやすく、コンパクトに
描かれた図書を観たことなく感動した。
言葉の芸術性すら覚えた。
単なる知識・経験の寄せ集めでもないし、
歴史や法律も組み込まれ、決して新し
すぎるわけでなく医学の限界や引用も
丁寧に示されている。なるほど確かに
挑戦的な示唆はあるが、希望と元気をもらえる。
どうやったら、これほど多くの情報を
まとめることが出来るのだろうかと
不思議に思ったが、きっと著者が患者、
家族、学生、専門家を相手に、生きた言葉で
格闘してきたらかに違いないと感じた。
ご謙遜で、「誰あてに書いたのか」と
言われていたが、中学生から実は
精神科医まで幅広いに違いない。