テレビやラジオでおなじみのピーター・バラカン氏が、1974年に来日してから現在にいたるまでのキャリアをたどりながら、そのときどきにラジオで取り上げてきた音楽も紹介する本。
DJの仕事の舞台裏や音楽業界の裏側、世界のミュージックシーンの移り変わりなども、彼らしい、理性的かつ率直な物言いで語られる。彼の口調はおなじみのものだから、文章を読んでいると頭のなかでは彼の声が響くようだ。
正確な表現は忘れたが、若い頃を振り返って、そのときの自分は「良い音楽を聴いて満ち足りていた」というようなことが書いてあった。それがなぜか心に残っている。
読んでいる僕も、満ち足りた時間を過ごせた。
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ラジオのこちら側で (岩波新書) 新書 – 2013/1/31
ピーター・バラカン
(著)
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1974年、テレビやラジオ、ロックやジャズへの未知なる期待が渦巻いていたアジアの国・日本に降り立ったロンドン青年。文化の壁にぶつかりながら、素晴らしい音楽を電波にのせるべく今も奮闘中の著者が、音楽シーンとメディアの激変を振り返り、愛してやまないラジオと音楽の可能性を、今あらためて発信する。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2013/1/31
- ISBN-104004314119
- ISBN-13978-4004314110
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2013/1/31)
- 発売日 : 2013/1/31
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4004314119
- ISBN-13 : 978-4004314110
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- - 1,967位岩波新書
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピーター・バラカン氏がYMOの活動に関わっていた経歴は聞いていたし、ラジオや著書ではルーツ・ミュージックやワールド・ミュージックの熱心な紹介者であることは認識していた。ただ個人的にはCBSドキュメントでの印象が強く、しばしば海外のアーティスト名の表記や訳詞に厳しい意見を言うことから、社会派のインテリなイギリス人みたいなイメージを持っていた。それだけに若い頃はディランやニール・ヤングのアルバムから社会問題を知るような、わりとノンポリな兄ちゃんだったというくだりは意外で面白かった。 最近愛聴しているインターFMの執行役員に就任したというニュースにも驚いたのだけれど、ラジオやDJの仕事に深い思い入れがあることを知ってなるほどと納得。 ラジオのDJというと日本でも英米でも軽快でたたみかけるような喋りが主流かと思うのだが、バラカン氏は(流暢な日本語ではあるものの)訥々と語りかけるようなスタイルで異彩を放っている。本書ではその原点となったBBCのDJチャーリー・ギレットの番組との出会いから、日本の音楽出版社勤務、YMO事務所、TVでのVJやブロードキャスターを経て、3.11後の現在に至るまでを回顧している。ラジオというメディアに軸足を置いて、優れた音楽を紹介する仕事に情熱を傾けてきた氏の「外人離れした日本語を話すイギリス人」(p.70)の日本でのDJ生活半生記といった趣だが、ここ30年の日本のラジオ業界史としても非常に面白く読めた。 バラカン氏の番組(インターFMのバラカン・モーニング)で聴いた曲のCDをAmazonで何度か購入したが、その後馴染みのないアーティストのアルバムがずらーっとリコメンドされた経験がある。みな番組で紹介されたものらしいが、けっこう影響力があるんだなと驚いたものだ。 ご本人はラジオというメディアの将来にはやや悲観的な見通しを持っているようだが、いい音楽と出会いたいと思うリスナーにとっては、バラカン氏のような信頼できる目利きがラジオの世界にいることの意味は大きいと思う。 ラジオがレーベルの宣伝媒体としてではなく、純粋に音楽が好きな人のためのメディアであリ続けられますよう…。
2013年2月9日に日本でレビュー済み
私よりも正確な日本語を話すDJであるバラカン氏の、1950年代から現在までに及ぶラジオにまつわる話。なお、私はNHK-FMの“ウィークエンド・サンシャイン”の5年以上にわたる愛聴者である。
当然ながらラジオ業界のビジネス、番組の作り方などが述べられている。また、バラカン氏の音楽出版事務所勤務時代の違和感や、1970年代の日本の様子などの数々の逸話が面白い。例えば、1970年代には飛行機から茶色いスモッグが見えたことなどである。
なお、1970年代など10年ごとのバラカン氏のお気に入り曲のリストが掲載されている。
(付記)(P.142)2001年の同時多発テロの後に、米国のクリア・チャンネル・コミュニケーションズがジョン・レノンのイマジンを放送自粛曲としたとある。バラカン氏はその理由を平和を訴える歌だから当時の米国で盛り上がる戦争ムードに合わなかったためと思われる、と述べている。私の記憶は違っていて、イマジンの「天国は無いと想像せよ(Imagine there’s no heaven)」という歌詞が、多くのキリスト教徒の犠牲者の魂の行き場を無くすため、あるいは遺族を傷つけるため、である。確かめるためにWikipediaを見たが、私の記憶にぴったり当てはまる解説は無い。ただ、1971年の発表当時に、一部の宗教グループがこの部分に反感を示したとある。
当然ながらラジオ業界のビジネス、番組の作り方などが述べられている。また、バラカン氏の音楽出版事務所勤務時代の違和感や、1970年代の日本の様子などの数々の逸話が面白い。例えば、1970年代には飛行機から茶色いスモッグが見えたことなどである。
なお、1970年代など10年ごとのバラカン氏のお気に入り曲のリストが掲載されている。
(付記)(P.142)2001年の同時多発テロの後に、米国のクリア・チャンネル・コミュニケーションズがジョン・レノンのイマジンを放送自粛曲としたとある。バラカン氏はその理由を平和を訴える歌だから当時の米国で盛り上がる戦争ムードに合わなかったためと思われる、と述べている。私の記憶は違っていて、イマジンの「天国は無いと想像せよ(Imagine there’s no heaven)」という歌詞が、多くのキリスト教徒の犠牲者の魂の行き場を無くすため、あるいは遺族を傷つけるため、である。確かめるためにWikipediaを見たが、私の記憶にぴったり当てはまる解説は無い。ただ、1971年の発表当時に、一部の宗教グループがこの部分に反感を示したとある。
2015年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラジオについて詳しく書かれてる。
海外目線もたくさん。
素晴らしい本
海外目線もたくさん。
素晴らしい本
2013年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本に長いあいだ住んでいるのに、さらに奥さんは日本人なのに、ロクに日本語が話せない、日本文化を敬う気持ちのない外国人とは正反対のバラカンさん。CBSドキュメントでも毎回、ろくでもない男子局アナよりも、はるかにしっかりとしているバラカンさん。そんなバラカンさんによるラジオの、と知っただけで注文しました。大人です。そして英国のロック史を肌で感じて育った方の言葉ですから。
2013年4月7日に日本でレビュー済み
本書は音楽評論家ピーター・バラカンの半生記だ。そして、氏の音楽遍歴のメモワールでもある。バラカン氏は、CBSドキュメントのコメンテーターという印象が強い。だが、ラジオDJとしてすでに30年超のキャリアを持ち、一貫してセンスのいい海外の音楽を紹介し続けてきた。高い技量を持つDJで、信頼できる音楽評論家でもある。
バラカン氏はリベラルな考えの人で、CBSドキュメントでもアメリカの海外派兵、福音派の勃興に辛辣なコメントを多くしていた。また、ラジオの商業性を嫌う。ヘビーローテーションはしたくない、自分がいいと思える曲だけ流したいという信念を持つ。だからこそ、番組を切られても、90年代急速に浸透し始めたアフリカ音楽に目覚め、積極的に紹介できたのだろう。考え方が私とは違うなあと思う所もあるが、それでもいい。部屋でささやくように語るラジオのようなメディアは、排外的にならない、批判を受け止められる寛容なDJであってほしいと思う。
本書は語り下ろしだが、あまりそんな感じがしない。本書の文体も著者の語るいつもの丁寧な日本語で、読んでいるというより、著者のあのクリーミーな声色で語りを聞いているような感覚になる。本書も著者による「番組」のように、気軽に読み進めることができる。滞日10年ごとに「オススメの10曲」も紹介されている。リントン・クウェシ・ジョンソンという、私は好きだが日本では知名度の低い(ファンの人には失礼だが)アーティストの曲が紹介されていてびっくりした。いい曲だ。
バラカン氏はリベラルな考えの人で、CBSドキュメントでもアメリカの海外派兵、福音派の勃興に辛辣なコメントを多くしていた。また、ラジオの商業性を嫌う。ヘビーローテーションはしたくない、自分がいいと思える曲だけ流したいという信念を持つ。だからこそ、番組を切られても、90年代急速に浸透し始めたアフリカ音楽に目覚め、積極的に紹介できたのだろう。考え方が私とは違うなあと思う所もあるが、それでもいい。部屋でささやくように語るラジオのようなメディアは、排外的にならない、批判を受け止められる寛容なDJであってほしいと思う。
本書は語り下ろしだが、あまりそんな感じがしない。本書の文体も著者の語るいつもの丁寧な日本語で、読んでいるというより、著者のあのクリーミーな声色で語りを聞いているような感覚になる。本書も著者による「番組」のように、気軽に読み進めることができる。滞日10年ごとに「オススメの10曲」も紹介されている。リントン・クウェシ・ジョンソンという、私は好きだが日本では知名度の低い(ファンの人には失礼だが)アーティストの曲が紹介されていてびっくりした。いい曲だ。
2013年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎週土曜日に拝聴しているラジオ番組がなお一層興味深いものになりました。
2016年7月14日に日本でレビュー済み
洋楽をありがたがっていた時代だから、成功できた感じ。
今の時代では、ただの老害。
今の時代では、ただの老害。