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林達夫 編集の精神 単行本 – 2021/8/6
落合 勝人
(著)
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関東大震災と戦争による圧倒的な崩壊を前に、人の弱さへの痛切な思いに貫かれた思想家は、ある独特な行動に乗りだした。『歴史の暮方』『共産主義的人間』を著した林達夫の〈編集者〉としての側面に光を当て、その生涯を描き直した力作。彼にとって書籍の周囲を編み直すことは、小さな社会の編成と同義であったのだ。
- 本の長さ374ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2021/8/6
- 寸法12.9 x 2.8 x 18.8 cm
- ISBN-104000614827
- ISBN-13978-4000614825
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商品の説明
著者について
落合勝人(おちあい かつと)
1969年生まれ。埼玉県出身。93年、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、集英社に入社。文芸書、小説すばる等を経て、2001年より新書編集部に在籍。『悩む力』(姜尚中著)をはじめ多数の書籍を手掛ける。14年より集英社新書編集長。仕事の傍ら思想史を学び、19年、法政大学大学院政治学研究科博士後期課程修了(政治学博士)。
1969年生まれ。埼玉県出身。93年、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業、集英社に入社。文芸書、小説すばる等を経て、2001年より新書編集部に在籍。『悩む力』(姜尚中著)をはじめ多数の書籍を手掛ける。14年より集英社新書編集長。仕事の傍ら思想史を学び、19年、法政大学大学院政治学研究科博士後期課程修了(政治学博士)。
登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2021/8/6)
- 発売日 : 2021/8/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 374ページ
- ISBN-10 : 4000614827
- ISBN-13 : 978-4000614825
- 寸法 : 12.9 x 2.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 585,230位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 782位日本の思想(一般)関連書籍
- - 4,008位哲学 (本)
- - 5,881位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先行レヴューが酷評しているような点があるかもしれないが、本書は編集者として林が何をしたかを事細かに分析しており、時局との関係も、様々な人物、先輩、友人、女性などとの出会いや交友、対立などについても、知らなかったことを情報として提供してくれている。鵠沼のサロン、関東大震災の被災、東方社へのコミット、波多野精一との関係、野呂栄太郎への友情、三木清への怒りなどなど、これまでの林達夫研究がスルーしている点の指摘が盛りだくさんである。しかし、本書の林論は、林が思想家・著者として何を成し遂げたかの思想分析を回避しているために、物足りない。林はリベラルだったと思うが、林のリベラルとしての達成と限界を掘り下げて論じることはないものねだりだろうか。
2022年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
序章 〝知識人/編集者〟の時代
編集者としての林達夫
〝知識人/編集者〟の登場
〝知識人/編集者〟たちの自画像
もう一つの京都学派
〝知識人/編集者〟の純粋型
鵠沼のサロン ―― 関東大震災前後の人脈の断層
第1章 〝崩壊〟の経験、1923年
はじめに 鵠沼御殿の倒壊
第1節 1度目の〝崩壊〟
2年間の沈黙
〝代弁者〟としての清水幾太郎
清水幾太郎の怒り ―― 「平時/日常」の欺瞞の告発
林達夫の好奇心 ―― 「平時/日常」の構造への眼差し
抱え込んだ「地獄」
〝書籍の周囲〟の激変 ―― 「襲いかかる書籍の大いなる波」
テーヌの影
第2節 2つの反応
震災前の万神廟
〝聖者〟の発見 ―― サバティエ『アッシジの聖フランチェスコ』
編集へ ―― 1926年の林達夫と深田康算
〝編集者〟の発見 ―― 「社会史的思想史 中世」と「書籍の周囲」最終話
第3節 〝書き言葉〟の根底で蠢くもの
トルバドゥール、ジョングルール、編集者
「読む人、書く人、作る人」 ―― 演劇イメージの出現とベルクソン
第2章 小さな社会
はじめに 『思想』と『日本資本主義発達史講座』
第1節 『日本資本主義発達史講座』へのスタンス
岩波書店と「左翼的社会思想に関する出版」
出版企画受け入れの詳細
推挙のリレー
書店の本音
刊行中止の危機 ―― 第4回配本と最終回配本のあいだ
「助言者、相談役」
第2節 関東大震災後の〝鵠沼グループ〟
林達夫と野呂栄太郎
震災後の鵠沼に生まれた〝小さな社会〟
第3節 先行世代との対立
「岩波の人間」
和辻哲郎との対立
岩波茂雄との対立
小泉信三の雑感
「これから得たいと願うもの」
第3章 〝崩壊〟の経験、1940年
はじめに
第1節 2度目の〝崩壊〟
ふたたび崩落する〝書籍の周囲〟
東方社問題
「反語的精神」 ―― 第2のサイクルへ
〝崩壊〟の反復
第2節 2つの反応
波多野精一の書目リスト
人格をめぐる思想史
一粒の種子
〝崩落〟後の読書を通じた〝聖なるもの〟への希求
「精神史」について ―― 「魔術師」と「洞窟の芸術家」のあいだ
ふたたび、編集へ
第3節 幻滅
繰り返される〝庭園〟のイメージ
「三木清の思い出」の背景
時代の〝後衛〟へ ―― 「中央公論社の現状について」
第4章 破片の蒐集家
『共産主義的人間』と〝知識人/編集者〟花田清輝
平和問題談話会への嫌悪感
宗教の破片の蒐集家
強引な磁石
宗教的人間
「聖者の顔」ふたたび
「聖者の顔」の正体
〝ディドロ/小場瀬卓三〟の影
『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』と〝俳優=聖者〟の復活劇
おわりに
のうちわけです。
索引を一覧して、立論の淵源の外縁を確かめたのち、議論の中核に関しては、実証の上で、丁寧な論説があって、学ぶところが多いものであることを知りました。
とても面白かったです。
追伸。さらには、岩波講座『教育科学』との距離を知りたかったです。2つの寄稿論旨はなかなか激しいもので、当時の水準での統計処理に、かなりの自信があったと見ています。
編集者としての林達夫
〝知識人/編集者〟の登場
〝知識人/編集者〟たちの自画像
もう一つの京都学派
〝知識人/編集者〟の純粋型
鵠沼のサロン ―― 関東大震災前後の人脈の断層
第1章 〝崩壊〟の経験、1923年
はじめに 鵠沼御殿の倒壊
第1節 1度目の〝崩壊〟
2年間の沈黙
〝代弁者〟としての清水幾太郎
清水幾太郎の怒り ―― 「平時/日常」の欺瞞の告発
林達夫の好奇心 ―― 「平時/日常」の構造への眼差し
抱え込んだ「地獄」
〝書籍の周囲〟の激変 ―― 「襲いかかる書籍の大いなる波」
テーヌの影
第2節 2つの反応
震災前の万神廟
〝聖者〟の発見 ―― サバティエ『アッシジの聖フランチェスコ』
編集へ ―― 1926年の林達夫と深田康算
〝編集者〟の発見 ―― 「社会史的思想史 中世」と「書籍の周囲」最終話
第3節 〝書き言葉〟の根底で蠢くもの
トルバドゥール、ジョングルール、編集者
「読む人、書く人、作る人」 ―― 演劇イメージの出現とベルクソン
第2章 小さな社会
はじめに 『思想』と『日本資本主義発達史講座』
第1節 『日本資本主義発達史講座』へのスタンス
岩波書店と「左翼的社会思想に関する出版」
出版企画受け入れの詳細
推挙のリレー
書店の本音
刊行中止の危機 ―― 第4回配本と最終回配本のあいだ
「助言者、相談役」
第2節 関東大震災後の〝鵠沼グループ〟
林達夫と野呂栄太郎
震災後の鵠沼に生まれた〝小さな社会〟
第3節 先行世代との対立
「岩波の人間」
和辻哲郎との対立
岩波茂雄との対立
小泉信三の雑感
「これから得たいと願うもの」
第3章 〝崩壊〟の経験、1940年
はじめに
第1節 2度目の〝崩壊〟
ふたたび崩落する〝書籍の周囲〟
東方社問題
「反語的精神」 ―― 第2のサイクルへ
〝崩壊〟の反復
第2節 2つの反応
波多野精一の書目リスト
人格をめぐる思想史
一粒の種子
〝崩落〟後の読書を通じた〝聖なるもの〟への希求
「精神史」について ―― 「魔術師」と「洞窟の芸術家」のあいだ
ふたたび、編集へ
第3節 幻滅
繰り返される〝庭園〟のイメージ
「三木清の思い出」の背景
時代の〝後衛〟へ ―― 「中央公論社の現状について」
第4章 破片の蒐集家
『共産主義的人間』と〝知識人/編集者〟花田清輝
平和問題談話会への嫌悪感
宗教の破片の蒐集家
強引な磁石
宗教的人間
「聖者の顔」ふたたび
「聖者の顔」の正体
〝ディドロ/小場瀬卓三〟の影
『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』と〝俳優=聖者〟の復活劇
おわりに
のうちわけです。
索引を一覧して、立論の淵源の外縁を確かめたのち、議論の中核に関しては、実証の上で、丁寧な論説があって、学ぶところが多いものであることを知りました。
とても面白かったです。
追伸。さらには、岩波講座『教育科学』との距離を知りたかったです。2つの寄稿論旨はなかなか激しいもので、当時の水準での統計処理に、かなりの自信があったと見ています。