江戸川乱歩作品は独特の雰囲気があって、推理小説好き以外に薦めるのは危険。でも、本作品はそこまでの恐怖感はなく、一気に読めました。
何より、宮崎先生のイラストは素敵です。作品の舞台である時計塔がイメージしやすく、宮崎アニメのタッチがたまりません。あの有名なアニメ『カリオストロの城』の元になったと言われているのが良く分かります。
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幽霊塔 単行本 – 2015/6/6
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購入オプションとあわせ買い
長崎の片田舎に建つ古い西洋屋敷に、幽霊が出ると噂される複雑なつくりの時計塔がそびえていた。北川光雄はそこで絶世の美女、野末秋子と出逢い、魅了されていくが……。謎につぐ謎、手に汗握る波瀾万丈の翻案小説。中学生の頃に耽読したという宮崎駿監督が、渾身のカラー解説口絵で、怪奇大ロマンの世界へと誘う。[カラー16頁]
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2015/6/6
- 寸法15.5 x 2.4 x 21.5 cm
- ISBN-104000254197
- ISBN-13978-4000254199
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2015/6/6)
- 発売日 : 2015/6/6
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4000254197
- ISBN-13 : 978-4000254199
- 寸法 : 15.5 x 2.4 x 21.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 23,130位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 133位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。雑誌編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。以後、「D坂の殺人事件」などの探偵小説を 次々発表。怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」などがある。日本の小説界に多大なる業績を残 す。65年没(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 大槻ケンヂが語る江戸川乱歩 私のこだわり人物伝 (ISBN-13:978-4041847213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年10月16日に日本でレビュー済み
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以前図書館から借りた創元推理文庫でこの作品を読み、次に黒岩涙香の同名作品を読みました。
原作は海外ですが、改めて二つの翻案(翻訳ではない)作品(乱歩は涙香作品に感化されて執筆した)を比較してみたくてKindle版で安く購入しました。
別途購入した99円の江戸川乱歩作品集107作品にはこれが収載されていなかったので。
Kindle版は安いしFire7でいつでもどこでも読めるし老眼には楽だしでとても助かっています。
さて作品は読みごたえのある長編で、物語の展開が実にドラマチックですからグイグイ引っ張られます。
名作だと思いますが改めて比較すると、明治時代の重々しい文体と難読漢字で少々疲れますが涙香作品の方が雰囲気が出ていて私は好きです。
原作は海外ですが、改めて二つの翻案(翻訳ではない)作品(乱歩は涙香作品に感化されて執筆した)を比較してみたくてKindle版で安く購入しました。
別途購入した99円の江戸川乱歩作品集107作品にはこれが収載されていなかったので。
Kindle版は安いしFire7でいつでもどこでも読めるし老眼には楽だしでとても助かっています。
さて作品は読みごたえのある長編で、物語の展開が実にドラマチックですからグイグイ引っ張られます。
名作だと思いますが改めて比較すると、明治時代の重々しい文体と難読漢字で少々疲れますが涙香作品の方が雰囲気が出ていて私は好きです。
2023年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1937年(昭和十二年)から1938年(昭和十三年)にかけて、『講談倶楽部』に連載された作品。黒岩涙香(くろいわ るいこう)の翻案小説(原作は、C・N・ウィリアムスン『灰色の女』)を、乱歩が書き直したものです。
あちこち気になるところもありましたが、全体として見れば、とてもわくわくさせられる冒険小説でした。
少年時代に読んで夢中になった、ポプラ社の「アルセーヌ・ルパン」シリーズのあのスリリングな面白さ、わくわく感によく似た読み心地がありましたね。とにかく先が気になって目が離せない、頁をめくらずにはいられない面白さでした。
とりわけ意表を突かれて驚いたのは、話の半ばくらいで、主人公の私こと北川光雄(きたがわ みつお)が乗った汽車が、いきなり横倒しに転覆したこと。この大珍事には、びっくりしたなあ、もう。小説の登場人物に、突然降りかかった天変地異的な出来事でこんなにワッ!となったのは、泡坂妻夫の『乱れからくり』以来かもしれない。
あと、春陽文庫の表紙カバー、多賀 新(たが しん)の銅版画『合体図』(1976年)が素晴らしいっす。大乱歩の幻想的、怪奇的、異様な作品の味わいに、いかにもふさわしい装画じゃないですか。この画家の作品を持ってきた編集者(でいいのか)に、拍手。
あちこち気になるところもありましたが、全体として見れば、とてもわくわくさせられる冒険小説でした。
少年時代に読んで夢中になった、ポプラ社の「アルセーヌ・ルパン」シリーズのあのスリリングな面白さ、わくわく感によく似た読み心地がありましたね。とにかく先が気になって目が離せない、頁をめくらずにはいられない面白さでした。
とりわけ意表を突かれて驚いたのは、話の半ばくらいで、主人公の私こと北川光雄(きたがわ みつお)が乗った汽車が、いきなり横倒しに転覆したこと。この大珍事には、びっくりしたなあ、もう。小説の登場人物に、突然降りかかった天変地異的な出来事でこんなにワッ!となったのは、泡坂妻夫の『乱れからくり』以来かもしれない。
あと、春陽文庫の表紙カバー、多賀 新(たが しん)の銅版画『合体図』(1976年)が素晴らしいっす。大乱歩の幻想的、怪奇的、異様な作品の味わいに、いかにもふさわしい装画じゃないですか。この画家の作品を持ってきた編集者(でいいのか)に、拍手。
2021年2月24日に日本でレビュー済み
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最後まで読みました。面白かったです。栄子の役割が一昔の悪役女だったのが気になりました。
2023年8月16日に日本でレビュー済み
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宮崎駿さんの8ページが最初にあります。絵がとても素敵。お話も読みやすいです。
2017年10月29日に日本でレビュー済み
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子供の頃、紙芝居が楽しかった。あの語り口がなんとも懐かしい。
幽霊塔を読んでいてこれはまさしくあの紙芝居の世界だと思った。
あのたいそうな物言い、分かり易いストーリー、
登場人物全てが怪しく物語に関わっている。
乱歩の作品の多くがドラマ化されているが
確かに映像で観る面白さに満ち溢れている。
現代の推理小説は謎解きが緻密で複雑、読み解くのに苦労する。
そこが楽しみでもあるが、
本作品は日本の推理小説の原点としての価値を保っていると思うのである。
幽霊塔を読んでいてこれはまさしくあの紙芝居の世界だと思った。
あのたいそうな物言い、分かり易いストーリー、
登場人物全てが怪しく物語に関わっている。
乱歩の作品の多くがドラマ化されているが
確かに映像で観る面白さに満ち溢れている。
現代の推理小説は謎解きが緻密で複雑、読み解くのに苦労する。
そこが楽しみでもあるが、
本作品は日本の推理小説の原点としての価値を保っていると思うのである。
2022年10月2日に日本でレビュー済み
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絵が良かった。