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代数系入門 単行本 – 1976/5/27

3.9 5つ星のうち3.9 19個の評価

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代数系入門 (松坂和夫 数学入門シリーズ 3)
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整数を素材にとり、そこに代数的手法の一つのモデルを見ることからはじめて、抽象的な代数系の一般論を解説する。高校数学程度の素養で十分理解できるように、例・問題を適切に配列するなど、教育的配慮がなされている。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店 (1976/5/27)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1976/5/27
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 378ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4000056344
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4000056342
  • カスタマーレビュー:
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松坂 和夫
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この教科書は必ずしも初学者にとって“易しい"ものではないかもしれませんが,読者の事を良く考えてくれているとても“優しい”教科書です.

自分は流れるような議論の展開が好きでした.

著者との相性もあると思うので,万人にとって良書というわけでは無いかもしれませんが,是非いつか巡り会えた時,パラパラと眺めてみてください!!

以下は参考までに目次を載せておきます.
第1章 整数
§1 集合
§2 数学的帰納法と除法の定理
§3 最大公約数
§4 最小公倍数
§5 素数,素因数分解
§6 同値関係,合同式
§7 1次の合同式
§8 2つの整数論的関数
§9 Eulerの定理とFermatの定理
第2章 群
§1 写像
§2 群とその例
§3 部分群と生成系
§4 剰余類分解
§5 正規部分群と商群
§6 準同型写像
§7 自己同型群,共役類
§8 巡回群
§9 置換群
§10 置換表現,群の集合への作用
§11 直積
§12 Sylowの定理
第3章 環と多項式
§1 環とその例
§2 整域,体
§3 イデアルと商環
§4 Zの商環
§5 準同型写像
§6 商の体
§7 多項式環
§8 体の上の多項式,単項イデアル整域
§9 素元分解とその一意性
§10 Z[i]の素元
§11多項式の根,代数的閉体
§12 ZまたはQの上の多項式
§13 多変数の多項式
第4章 ベクトル空間,加群
§1 ベクトル空間
§2 基底と次元
§3 線型写像
§4 線型写像の空間,双対空間
§5 線型写像と行列
§6 加群
§7 自由加群とその階数
§8 単項イデアル整域の上の加群
§9 加群の構造定理
§10 一意性の証明
§11 Jordanの標準形
第5章 体論
§1 体の拡大
§2 多項式の根
§3 単純拡大
§4 有限拡大と代数拡大
§5 分解体
§6 重根と導多項式
§7 自己同型群と固定体
§8 正規拡大
§9 Galois理論の基本定理
§10 有限分離拡大の単純性
§11 有限体
§12 1のべき根(累乗根)
§13 可解群
§14 交代群の単純性
§15 3次方程式の解法
§16 べき根による方程式の可解性
§17 定規とコンパスによる作図
第6章 実数,複素数
§1 順序環
§2 Archimedes的順序体,完備性
§3 完備性の他の条件
§4 実数体の構成
§5 実数体の性質
§6 複素数
§7 基本定理の証明
付録 自然数
§1 Peanoの公理と帰納的定義
§2 自然数の加法,乗法
§3 自然数の大小
§4 整数の構成
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大学の数学科の教科書にもなるような本ですから、気楽に読むとか読みやすいとか期待しないほうがいいですよ。
私以外のレビュアーさんはみなさん、もともと理系だったり、数学的センスをお持ちだったり、頭が良いのだと思います。

私のような高校時代に数学の偏差値30台だった超文系のオッサンには、1P読むのすら1時間以上とかかかることもしょっちゅうあります。しんどいです。

しんどいというのは、読みにくいというのではなく、頭をフル回転させて考えて考えながらじゃないと読めないという意味でのしんどさです。それでも、「????」な部分がたくさんあります。やっぱり俺は馬鹿なのかと嫌になりますが、がんばってます。

それでも☆4つにしているのは、他の数学の専門書があまりにも酷すぎるからです。
酷すぎるというのは、明らかに頭のいい人間だけを対象にしているのが明白という意味です。欲しい説明をぶっとばして、いきなり結論にいくとか。そもそも日本語が論理的でないとか、工夫の「く」の字ですら感じ取れない手の抜き様だったり。
まぁ、大学の授業での補完が前提なのかもしれませんが、大学教授ごときの授業がわかりやすいとかあるんですかね。ないでしょう(笑)
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一昔前は、代数学の本で初学者向けの本はあまりなくこの本が代数学の定番本になっていましたが、
雪江先生の代数学、整数論の3分冊シリーズが出版されたようになってからこの本をあえて選ぶ必要性がほぼないと思われます。
内容、わかりやすさ、証明の多さなど全てにおいて雪江先生の本に劣っています。

松坂先生の本は相変わらず文字が多く今回は説明が丁寧というよりも冗長さの方が目立ち、重要な定理を演習問題に投げ出している部分が多々あります。数論も一緒に詰め込んでいるせいで、浅く広くなり、内容が見た目よりもかなり薄いです。
重要な定理が演習問題に投げ出されている部分が多々あるので、その問題を自力で解ける明晰な頭脳の持ち主しか代数学をうまく勉強することができないと思います。しかし、そのような頭脳をお持ちの方にとっては、内容が薄くつまらない上にテンポの悪いこの本に痺れを切らして眠くなってしまうでしょう。
そういう意味で初学者にとっては読みにくい、ある程度できる人にはつまらない中途半端な本です。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
40数年前に数学専攻を卒業しました。リタイア後に代数学の学習を再開しています。
本書は、私のような者には丁度相応しいです。公理論的な考えに馴染んでいないと難しいと思います。
逆に言うと、本書で公理論的な考えに馴染むこともできます。
従って、普通の高校生には難しいと思います。工学系で数学に詳しい人にも、公理論的な考えを学ぶには相応しいと思います。
記述は丁寧で一歩一歩前進できると思います。行間も少ないと思います。
演習問題もよく吟味されています。著者の力量が感じられます。ただし、難しいものもあります。1問解くのに1カ月掛ったものもあります。ただ、本文を遡って読み返したり、他の本を調べたりすれば解けました。ただし、難しかったです。
個人差はあると思いますが、少なくとも私にとっては100点満点の著作です。
数学専攻の1年、2年ぐらいの学生にも推薦できます。一歩一歩読みながら演習問題を全部解いて、2年で読み切れればよいと思います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
群論、環論と多項式代数、ベクトル空間と加群、体論、複素数体を抑え、
シローの定理やガロア理論、ジョルダン標準形もしっかりと説明してあります。
しかしながら、分量に対してこれではやや内容が薄いように思います。
圏論や束論、四元数やリーマン面など、抽象代数への道筋も簡単にで良いので
示してほしかったです。
「代数系」とあったので、もしかすると代数位相幾何まで含んでいるのだろうか…
と期待しましたが、そこまでは全く無く、あくまでも標準的な初等代数論です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 著者との相性にもよるのかもしれませんが、他の評者がいうほど読みやすい本ではありませんでした。内容も「入門」というにはやや高度です。証明のところどころに「明らかに…」という記述が出てきますが、それほど明らかでない部分が多々ありました。また、演習問題も難しいものが多いのに、解答は略解しかなく、参考文献も載っていないので、自習書としては足りない部分があります。ただ、代数系の基本事項は網羅しているので、この本を読み通すことができれば、基礎力はつくと思います。代数系をはじめて学ぶ人には 「群・環・体入門」(新妻弘ほか著/共立出版社) をお勧めします。そのあとでこの本を読むといいでしょう。
42人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月23日に日本でレビュー済み
森毅先生 によれば、代数系は位相および順序と並ぶ代表的な数学的構造です。

代数系論の起源は、方程式の解法の研究です。
たとえば方程式
3x + 6 = 0
は、両辺に1/3を掛けて x + 2 = 0
さらに-2を加えて x = -2
の手順で解くことができます。
このような式変形に必要な四則演算の性質を、実数から離れて集合論の基礎の上に定式化したものが代数系です。

線形代数や解析に比べ、それらの基礎理論でもある代数系論や位相論は、
量子力学 暗号 (未読)などを除いて、自然科学や工学での実用性には乏しいようです。
しかし、
・ガウスが証明した、複素数を係数とする方程式は複素数の解を必ず持つという「代数学の基本定理」。
・四則演算および累乗根をとる演算のみを用いた解の公式は五次以上の方程式に対して存在しないという定理に対するガロワによる証明。
といった天才たちの業績をたどり、数学の核に迫る興奮を味えるのは、応用的な技法習得に終始する感のある線形代数や解析にはない、代数系論の魅力だと思います。

予備知識は不要です。
集合論についても必要な内容は説明されています。
集合・位相入門 と併せて読むことで、「現代数学を学ぶための基礎は一応できあがる」(はしがきより)そうです。
難易度は集合・位相入門より若干高めですが、高校生や文系出身者にも読める程度だと思います。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
松坂和夫先生においては、名著「集合・位相入門」が有名ということもあって、同入門シリーズでもある本書にも期待が高まるところなのですが…う〜ん、こちらは正直、並の参考書といった感じです。相変わらず言葉による説明が豊富なのですが、詰め込んだ内容が多すぎたためか、ゴチャゴチャしすぎてどうも頭に残らない。時に論理展開で用いる補題の一部が演習問題からの結果だたりして、まともに読むにはなかなか苦労を強いられます。部分的に見ればなかなか分かりやすい記事もあるので、なんともいえませんが、入門としては他の参考書でも補う必要がありそうです。
31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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