前半は大好きです。
本当に素晴らしい。本人の映画そのもの。怪奇と魔法と貧困が混じり合うワンダーランドです。
同名の映画は、この原作とはちょっと趣向を変えていて、まさにサイコマジック!
本も映画も両方みることをおすすめします!
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リアリティのダンス 単行本 – 2012/10/25
アレハンドロ・ホドロフスキー
(著),
青木健史
(翻訳)
「映画というものは、詩であってほしい」
「エル・トポ」の衝撃的な映像で、世界の注目を一身に集めた、カルトムービーの鬼才、アレハンドロ・ホドロフスキーの自伝。 いじめ、虐待を受けた少年期、詩へのめざめ、瑞々しくも激しい恋と友情、数々の芸術実験、オカルト的精神修行、そして独自の心理療法の確立へ。 ホドロフスキーは、想像力の限界を極めながら、現実世界と幻想世界の溶け合う自らのマジックリアリズム的世界を表現してきた。彼は、映画監督だけではなく、メビウスと共作した『アンカル』をはじめ、世界中に熱狂的なファンを持つ漫画原作者でもあり、また同時に詩人、小説家、演劇人、マイム役者、人形遣い、画家、タロット研究者、サイコテラピストと実に多彩な顔を持っている。本書では、ホセ・ドノソ、マルセル・マルソー、アンドレ・ブルトン、エーリッヒ・フロム、日本人禅師・高田などとの交流を、リアルでありながらファンタスティックに綴っている。2013年春完成予定の最新監督映画「La danza de la realidad(リアリティのダンス=仮訳)」原作。
「エル・トポ」の衝撃的な映像で、世界の注目を一身に集めた、カルトムービーの鬼才、アレハンドロ・ホドロフスキーの自伝。 いじめ、虐待を受けた少年期、詩へのめざめ、瑞々しくも激しい恋と友情、数々の芸術実験、オカルト的精神修行、そして独自の心理療法の確立へ。 ホドロフスキーは、想像力の限界を極めながら、現実世界と幻想世界の溶け合う自らのマジックリアリズム的世界を表現してきた。彼は、映画監督だけではなく、メビウスと共作した『アンカル』をはじめ、世界中に熱狂的なファンを持つ漫画原作者でもあり、また同時に詩人、小説家、演劇人、マイム役者、人形遣い、画家、タロット研究者、サイコテラピストと実に多彩な顔を持っている。本書では、ホセ・ドノソ、マルセル・マルソー、アンドレ・ブルトン、エーリッヒ・フロム、日本人禅師・高田などとの交流を、リアルでありながらファンタスティックに綴っている。2013年春完成予定の最新監督映画「La danza de la realidad(リアリティのダンス=仮訳)」原作。
- 本の長さ517ページ
- 言語日本語
- 出版社文遊社
- 発売日2012/10/25
- 寸法13.8 x 3.2 x 18.3 cm
- ISBN-104892570761
- ISBN-13978-4892570766
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商品の説明
著者について
著者:アレハンドロ・ホドロフスキー(Alejandro Jodorowsky)
1929年、ロシア系ユダヤ人としてチリに生まれる。現在の活動拠点はフランス。少年時代より詩作を始め、大学では哲学を専攻後、演劇科に転籍。ハプニングの前史ともいえる街頭パフォーマンスの数々を実践する。53年に渡仏、おもにマルセル・マルソーの劇団で働く。60年代はパリとメキシコシティを往復しながら百近い前衛演劇を上演した。映画監督としての第一作は68年の「ファンドとリス」。70年にニューヨークで深夜上映された二作目の「エル・トポ」が、ミック・ジャガー、ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、アンディ・ウォーホル、オノ・ヨーコなど当時のカウンター・カルチャーを代表する人々の注目を集めたうえ、ジョン・レノンの激賞により、ビートルズの事務所社長アレン・クラインが次作の制作資金100万ドルを提供。これをもとに73年「ホーリー・マウンテン」を発表、〝カルトムービーの鬼才〟として映画史に名を残す。89年の「サンタ・サングレ」も話題を呼んだ。
日本でも寺山修司をはじめファンは多く、近年では大友克洋と個人的交流がある。ホドロフスキーは漫画の原作者としても有名であり、メビウスと共作した『アンカル』など、数十冊のバンドデシネを発表している。小説や詩集ほか、サイコテラピーに関する著作も多い。彼は芸術家であると同時にテラピストであり、日本人禅師に弟子入りして本格的に禅の修行を積んでいるほか、タロットや明晰夢の研究、また各国の〝呪術医〟や精神分析家との交流を通じ、サイコマジック、サイコシャーマニズムなど、独自の心理療法を確立している。
2012年8月、83歳のホドロフスキーは故郷チリで映画「La danza de la realidad」(原作=本書)を撮り終えた。現在、その公開が待たれている。
翻訳:青木健史
1967年、山口県生まれ。東京外国語大学卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。慶應義塾大学経済学部非常勤講師。専攻はラテンアメリカ文学。訳書:N・ホーソーン、E・ベルティ『ウェイクフィールド/ウェイクフィールドの妻』柴田元幸・青木健史訳(新潮社、2004年)。
1929年、ロシア系ユダヤ人としてチリに生まれる。現在の活動拠点はフランス。少年時代より詩作を始め、大学では哲学を専攻後、演劇科に転籍。ハプニングの前史ともいえる街頭パフォーマンスの数々を実践する。53年に渡仏、おもにマルセル・マルソーの劇団で働く。60年代はパリとメキシコシティを往復しながら百近い前衛演劇を上演した。映画監督としての第一作は68年の「ファンドとリス」。70年にニューヨークで深夜上映された二作目の「エル・トポ」が、ミック・ジャガー、ピーター・フォンダ、デニス・ホッパー、アンディ・ウォーホル、オノ・ヨーコなど当時のカウンター・カルチャーを代表する人々の注目を集めたうえ、ジョン・レノンの激賞により、ビートルズの事務所社長アレン・クラインが次作の制作資金100万ドルを提供。これをもとに73年「ホーリー・マウンテン」を発表、〝カルトムービーの鬼才〟として映画史に名を残す。89年の「サンタ・サングレ」も話題を呼んだ。
日本でも寺山修司をはじめファンは多く、近年では大友克洋と個人的交流がある。ホドロフスキーは漫画の原作者としても有名であり、メビウスと共作した『アンカル』など、数十冊のバンドデシネを発表している。小説や詩集ほか、サイコテラピーに関する著作も多い。彼は芸術家であると同時にテラピストであり、日本人禅師に弟子入りして本格的に禅の修行を積んでいるほか、タロットや明晰夢の研究、また各国の〝呪術医〟や精神分析家との交流を通じ、サイコマジック、サイコシャーマニズムなど、独自の心理療法を確立している。
2012年8月、83歳のホドロフスキーは故郷チリで映画「La danza de la realidad」(原作=本書)を撮り終えた。現在、その公開が待たれている。
翻訳:青木健史
1967年、山口県生まれ。東京外国語大学卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程満期退学。慶應義塾大学経済学部非常勤講師。専攻はラテンアメリカ文学。訳書:N・ホーソーン、E・ベルティ『ウェイクフィールド/ウェイクフィールドの妻』柴田元幸・青木健史訳(新潮社、2004年)。
登録情報
- 出版社 : 文遊社 (2012/10/25)
- 発売日 : 2012/10/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 517ページ
- ISBN-10 : 4892570761
- ISBN-13 : 978-4892570766
- 寸法 : 13.8 x 3.2 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 636,148位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 168,877位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年2月7日に日本でレビュー済み
もう少し早く読んでいればと思った。
ホドロフスキー監督が自伝を出版したことは知っていたが、どこかで忘れて、もう記憶になかった。
そんなときたまにだけ行く近くの本屋に細々と、しかしこの厚みのある本が置いてあった。
独裁的な父とそれに反抗できない母と暮らす辛い少年時代。
学校ではいじめられ、本だけ友人だった。
そしてそんな自分にこれではダメだと誓い、青年となり瞑想によって詩人へと覚醒し、生まれ変わる。
その一様がホドロフスキー自身によって語られる。
と・・・・、わたしはまだ全部読み終わったわけではない。
あまりにも内容が壮大すぎる。
哲学書を紐解くような、まさにそんな感じである。
しかし感動を伝えたく、いまここでレビューを書いている。
ホドロフスキーの映画のあの幻想世界の破片に触れることが少しでもできたからである。
これからこの本の続きをじっくりと味わいたい。
これは本ではない。
事件だ。
ホドロフスキー監督が自伝を出版したことは知っていたが、どこかで忘れて、もう記憶になかった。
そんなときたまにだけ行く近くの本屋に細々と、しかしこの厚みのある本が置いてあった。
独裁的な父とそれに反抗できない母と暮らす辛い少年時代。
学校ではいじめられ、本だけ友人だった。
そしてそんな自分にこれではダメだと誓い、青年となり瞑想によって詩人へと覚醒し、生まれ変わる。
その一様がホドロフスキー自身によって語られる。
と・・・・、わたしはまだ全部読み終わったわけではない。
あまりにも内容が壮大すぎる。
哲学書を紐解くような、まさにそんな感じである。
しかし感動を伝えたく、いまここでレビューを書いている。
ホドロフスキーの映画のあの幻想世界の破片に触れることが少しでもできたからである。
これからこの本の続きをじっくりと味わいたい。
これは本ではない。
事件だ。
2012年10月28日に日本でレビュー済み
書店をぶらついていたら、ある本の表紙から、殺気が立ちのぼっていた。
「リアリティのダンス」という意味不明のタイトル。
作者はアレハンドロ・ホドロフスキー。私が初めて見る作家。何だこれは、
とパラ読みしたら「私は自問した。役者抜きの演劇は可能だろうか」の1行
が目に入る。この問いかけは痺れた。可能かもしれない、との不思議な予感。
続けてパラ読むと、かつて馴染んだ状況劇場のテント小屋とは、また次元の異
なる演劇の写真。やむをえず購入。
凄い世界があったものです。映画の方も面白そう。かなり有名な人らしい。
変な世界の入り口の扉を開いてしまった予感がする。
平凡な日常に安穏としている私でも、「深層に潜み隠されていた本当の自分」
などというものがあるのだろうか。ちらっとでも垣間見ることができるのか。
「リアリティのダンス」という意味不明のタイトル。
作者はアレハンドロ・ホドロフスキー。私が初めて見る作家。何だこれは、
とパラ読みしたら「私は自問した。役者抜きの演劇は可能だろうか」の1行
が目に入る。この問いかけは痺れた。可能かもしれない、との不思議な予感。
続けてパラ読むと、かつて馴染んだ状況劇場のテント小屋とは、また次元の異
なる演劇の写真。やむをえず購入。
凄い世界があったものです。映画の方も面白そう。かなり有名な人らしい。
変な世界の入り口の扉を開いてしまった予感がする。
平凡な日常に安穏としている私でも、「深層に潜み隠されていた本当の自分」
などというものがあるのだろうか。ちらっとでも垣間見ることができるのか。
2015年6月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ才能が枯れてなかったことにビックリ。
少し冗長な気がするけど。
自伝とかではなく今度はまたホーリーマウンテンとかエルトポみたいな壮大な作品を作って欲しい。
少し冗長な気がするけど。
自伝とかではなく今度はまたホーリーマウンテンとかエルトポみたいな壮大な作品を作って欲しい。