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セレモニー 単行本 – 2019/4/26

4.0 5つ星のうち4.0 15個の評価

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商品の説明

出版社からのコメント

中国共産党の建党記念祝賀行事と北京万国博覧会とが重なった大式典年
――二つの大式典の成功は、党と政府にとっての最重要課題である一方、誰もがその成功によって自分の政治的な地位を上昇させることを夢想していた。国家安全委員会のあるメンバーは、業績をあげて昇進を手にするため、インフルエンザの警報レベルを上げるよう画策する。一方その上司は、防疫活動を利用して競争相手を排除しようともくろむ。しかし、WHOの調査の結果、実際にはウイルスの変異は認められないことが確認されてしまう。一連の空騒ぎののち、国家安全委員会弁公室の蘇主任は、表向きは防疫活動の功労者としてまつりあげられたものの、裏では各方面から批判の集中砲火を浴び、最高権力者の「主席」にも疎んじられるようになる。式典が終わればスケープゴートにされることを悟った蘇主任は、腹心の部下たちと共に、全国民を監視するIT技術を駆使して、極秘の計画をスタートさせる。それは、この危機的状況を生き延び、“上"へと這い上がるための周到な計画だったが……。

【推薦のことば――王柯(神戸大学教授)】
最新のインターネット、IT技術の主導権を握る者は将来の世界を握る。それが非民主的独裁政治体制によって掌握されれば、いったい人類になにをもたらすのか。その答えは、中国当局によって夫人(チベット人作家ツェリン・オーセル) とともに行動の自由を厳しく制限されている、反体制派の著名作家、王力雄氏の最新作、小説『セレモニー』にあった。 非民主的独裁政治体制は、つねにデータを恣意的にねつ造し、さまざまな国家的セレモニーを通じて、自らの支配の正当性を国民に押し付け、国民の思想の自由、言論の自由を一切許さず、外部世界との情報交換も完全に遮断する。厳しい監視体制のもとに、国民が少しでも不満を漏らせばたちまち容赦なく弾圧される。これらの人権侵害行為は、今日の中国において、すべてインターネット、IT技術の力を借りて成し遂げられたものと言っても過言ではない。

著者について

【著者紹介】
●王力雄(おう・りきゆう/Wang Lixiong)
1953年中国・長春市生まれ。作家、民族問題研究者。
1978年、文革後最初の民主化運動「民主の壁」に参加、94年には中国最初の環境NGO「自然之友」を創設。 2002年当代漢語研究所より「当代漢語貢献賞」、同年独立中文ペンクラブより第1回「創作自由賞」、2003年ヒューマン・ライツ・ウォッチより「ヘルマン・ハメット賞(助成金)」、2009年チベットのための国際委員会より「真理の光賞」、等を受賞。著作は『漂流』(1988)、『天葬――西藏的命運』(1998)、『溶解権力――逐層逓選制』(1998)、『與達賴喇嘛對話〔ダライ・ラマとの対話〕』(2002)、『逓進民主』(2006)、『権民一体論――逓進自組織社会』(2016)など多数、邦訳された著作に『黄禍』(1991。邦訳集広舎2015)、『我的西域、你的東土』 (2007。邦訳『私の西域、君の東トルキスタン』集広舎2011)など。『黄禍』は1999年『亜洲週刊』「20世紀に最も影響を与えた中国語小説100選」の41位に選ばれた。

【訳者紹介】
●金谷譲(かなたに・じょう)
1960年生。翻訳者(英・露・中)。
1991年大阪大学文学部研究院博士課程前期修了(専攻・中国中世史)。訳書に、龔延明編・岡田英弘監修『絵で見る中国の歴史 第5巻 宋・遼・金・元の時代』(原書房、1995年)、曹長青編著『中国民主活動家チベットを語る』 (日中出版、1999年)、チベット国際キャンペーン著『チベットの核』(日中出版、2000年)など、著書に、林思雲と共著で『中国人と日本人――ホンネの対話』(2005年、『続』2006年、『新』2010年、いずれも日中出版)、『国基研論叢?vol. 1』(共著、国家基本問題研究所、2012年)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 藤原書店 (2019/4/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/4/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 448ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4865782222
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4865782226
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.8 x 3 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
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世界最大の人口(14億)の中国で “禁書” である意味
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世界最大の人口(14億)の中国で “禁書” である意味
王力雄氏が北京で書いた今回の小説「セレモニー」はもちろん中国国内では “禁書” である。作品中には習近平を彷彿とさせる単に「主席」と呼ばれる中国の国家指導者が登場する。しかし、この 「主席」 は蜂の姿に似せたハイテクのマイクロドローンの毒針によってたやすく暗殺されてしまう。これだけでも “禁書” になるだろう。 この 「セレモニー」 は “SF政治小説” という位置づけなので、読者は当然 “SF” として、つまり、未来、もしくは近未来に起こりうることとして読んでいることであろう。作品中、いくつかの “SF的小道具” が出てくる。1.“IoS” 2.“ドリームジェネレイター” 3.“電子蜂(マイクロドローン)” この3つが、このSF政治小説の “三種の神器” である。そして、多くの読者はこの3つを想像力豊かな作者の “近未来的ファンタジー” として読んでいると思われる。しかし、わたしはこの作品を読みながら、この3つの一見 “SF的小道具” に見えるものがいずれもがすでに現実化しているものであることに気づいた。その詳細は右を参照のこと。 https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/d9e451d867eae95b666f133ba5420982中国という国がその存亡をかけて  “監視と管理のハイテク化” に血道をあげている今日、その技術的な未来像を追いかけて描き切ろうとしても必然的に出し抜かれることになると思われる。問題はそこにあるのではない。問題は中国がなぜそこまで必死になって “ハイテク化” しなければならないかである。そこまで強迫神経症的に “疑心暗鬼” になるのはなぜか? “監視と管理の強化” の根底にあるのは “恐れ” ではないのか?中国の皇帝たちは何代にも亘って “万里の長城” を築いてきた。それはまさに “自らの帝国の防衛” の歴史である。今日の中国共産党は、グローバルなインターネットの世界においても ファイヤーウォール というそびえるような “万里の長城” を築いて、外部世界の真実が国民の目にできるだけ触れないようにしている。国民の目から真実を隠そうとしているというよりは、皇帝自身が真実を直視することを避けてきたと言ったほうが正しいように思えてくる。“中” 国が、決して世界の “中心” ではないという真実を直視することを恐れているのではなかろうか?もしかしたら、中国人は一人一人がみな “皇帝” なのかもしれないとも思えてくる。テクノロジーによって、特に “情報テクノロジー” を縦横無尽に駆使することによって、はたして権威主義的、儒教的な独裁体制がその支配を永遠化できるものなのか?“万里の長城” の建造はデジタル的に続行中なのだろうか?“皇帝” の自己中心的世界観(中華思想)は永遠に不滅であろうか?
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2022年11月20日に日本でレビュー済み
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2019年7月9日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち4.0 世界最大の人口(14億)の中国で “禁書” である意味
2019年7月9日に日本でレビュー済み
王力雄氏が北京で書いた今回の小説「セレモニー」はもちろん中国国内では “禁書” である。作品中には習近平を彷彿とさせる単に「主席」と呼ばれる中国の国家指導者が登場する。しかし、この 「主席」 は蜂の姿に似せたハイテクのマイクロドローンの毒針によってたやすく暗殺されてしまう。これだけでも “禁書” になるだろう。
この 「セレモニー」 は “SF政治小説” という位置づけなので、読者は当然 “SF” として、つまり、未来、もしくは近未来に起こりうることとして読んでいることであろう。

作品中、いくつかの “SF的小道具” が出てくる。

1.“IoS” 
2.“ドリームジェネレイター” 
3.“電子蜂(マイクロドローン)” 

この3つが、このSF政治小説の “三種の神器” である。そして、多くの読者はこの3つを想像力豊かな作者の “近未来的ファンタジー” として読んでいると思われる。しかし、わたしはこの作品を読みながら、この3つの一見 “SF的小道具” に見えるものがいずれもがすでに現実化しているものであることに気づいた。
その詳細は右を参照のこと。 https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/d9e451d867eae95b666f133ba5420982

中国という国がその存亡をかけて  “監視と管理のハイテク化” に血道をあげている今日、その技術的な未来像を追いかけて描き切ろうとしても必然的に出し抜かれることになると思われる。問題はそこにあるのではない。問題は中国がなぜそこまで必死になって “ハイテク化” しなければならないかである。そこまで強迫神経症的に “疑心暗鬼” になるのはなぜか? “監視と管理の強化” の根底にあるのは “恐れ” ではないのか?

中国の皇帝たちは何代にも亘って “万里の長城” を築いてきた。それはまさに “自らの帝国の防衛” の歴史である。今日の中国共産党は、グローバルなインターネットの世界においても ファイヤーウォール というそびえるような “万里の長城” を築いて、外部世界の真実が国民の目にできるだけ触れないようにしている。

国民の目から真実を隠そうとしているというよりは、皇帝自身が真実を直視することを避けてきたと言ったほうが正しいように思えてくる。“中” 国が、決して世界の “中心” ではないという真実を直視することを恐れているのではなかろうか?もしかしたら、中国人は一人一人がみな “皇帝” なのかもしれないとも思えてくる。

テクノロジーによって、特に “情報テクノロジー” を縦横無尽に駆使することによって、はたして権威主義的、儒教的な独裁体制がその支配を永遠化できるものなのか?
“万里の長城” の建造はデジタル的に続行中なのだろうか?
“皇帝” の自己中心的世界観(中華思想)は永遠に不滅であろうか?
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