アニメや漫画の話題の中でよく聞くメビウスですが、書籍で読まれた方を見かける事もなく日本の漫画と比べたら高額ですが買ってみたら期待を超えました。
様々な日本の漫画家やアニメーターが表現された事がこの本から始まった事を知り衝撃を受けました。
ポップカルチャーの勉強が必要な方は必読書になると思いますが、日本ではそれほど本書が浸透されていないのが非常に勿体なく思います。
また有名な落ちるシーンは攻殻機動隊やフィフス・エレメントにも取り入れられた事で有名ですが、久々にスターウォーズエピソード2を見たら落ちるシーンがありました。
スターウォーズにも取り入れられたと考えますと完全に現代SFの定石の1つとして完成されたと見れます。
そういえば2021年のHALOというゲームでも崩壊した落ちる宇宙船の中で戦いながら脱出するミッションがありましたが、もしかしたら本作の落ちるシーンの進化版な気もします。
気になる方はYOUTUBEでプレイ動画だけでも見てみてください。
それかWindowsパソコンお持ちであれば初月200円で加入可能なGAMEPASSというサブスクでプレイもできます。
少し脱線しましたが、本書のストーリーの方は個人的にはAKIRAと天空の城ラピュタを組み合わせて、更に何倍も話が広げたような印象でした。
私は天空の城ラピュタが大好きでしたが、映画1本分で終わった事に不満だったので、本書は天空の城ラピュタパート10以上続くくらいの超大作なボリュームが最高に贅沢でたまりません。
メビウスは本書しかまだ読んでいませんが、他の作品ももっともっと読んでみたいですね。
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L'INCAL アンカル (ShoPro Books) 単行本 – 2010/12/21
アレハンドロ・ホドロフスキー
(著),
メビウス
(イラスト)
日本の名だたる漫画家、 クリエイターたちに多大な影響を与えたことで知られる、フレンチコミック界の巨匠メビウス。 本書は、1986年に邦訳が出版されたものの、1巻のみで絶版となっていたメビウス幻の長編コミ ック『アンカル』の初の完訳出版です。原作を手掛けるのは、カルト映画の金字塔『エル・トポ』 などで、いまなお熱狂低な支持を得る映画監督アレサンドロ・ホドロフスキー。 世界中のメディアクリエイターに衝撃を与えた個性豊かな二人がタッグを組み、光と闇をめぐる 壮大なSF叙事詩が繰り広げられます。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館集英社プロダクション
- 発売日2010/12/21
- ISBN-104796870830
- ISBN-13978-4796870832
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商品の説明
出版社からのコメント
巨匠メビウス、幻の長編コミックがついに完訳!! 謎の生命体アンカルをめぐり、ひょんなことから宇宙の命運を握る抗争に巻き込まれた私立探偵 ジョン・ディフールの運命は? フランス発、衝撃のスペースオペラ・コミックがついに登場!!
著者について
(画) メビウス Moebius 1938年、フランス生まれ。本名ジャン・ジロー。 大友克洋、浦沢直樹など多くの日本の漫画家に影響を与えたとして知られ、いまなお世界中の クリエイターから支持されるフランスコミック界の巨匠。コミック以外にも、『エイリアン』 『ブレードランナー』『フィフス・エレメント』など数多くのSF作品にも美術デザイナーとし て関わっている。代表作に『アルザック』、『エデナの世界』などがある。 (作) アレハンドロ・ホドロフスキー Alexandro Jodorowsky 1929年、チリ生まれの映画監督。代表作に、カルト映画の金字塔として知られる『エル・トポ』 や『ホーリー・マウンテン』などがある。特に『エル・トポ』は寺山修司から絶賛されたこと でも有名。1975年、制作中止となった幻の映画『デューン/砂の惑星』でメビウスと出会い、 以来、原作者として『アンカル』などの作品をメビウスとともにいくつかの作品を発表している。
登録情報
- 出版社 : 小学館集英社プロダクション (2010/12/21)
- 発売日 : 2010/12/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 336ページ
- ISBN-10 : 4796870830
- ISBN-13 : 978-4796870832
- Amazon 売れ筋ランキング: - 369,919位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 205,348位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あとがきを読むと、「精神的な境地を漫画で描いた、とても野心的な作品」なのだそうです。その通りだと感じました。
バンドデシネの熟成されたストーリーと迫力に満ちた画面構成。言うことなしだと思います。
「アルザック」とは違って、けっこう未来的な世界観なので、そこは前もって理解しておいたほうがいいかもしれません。
バンドデシネの熟成されたストーリーと迫力に満ちた画面構成。言うことなしだと思います。
「アルザック」とは違って、けっこう未来的な世界観なので、そこは前もって理解しておいたほうがいいかもしれません。
2014年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鬼才ホドロフスキーと今は亡きメビウスの作品。
一言で言うなら「圧倒!」
宇宙の危機が迫っているストーリーにも関わらず、キャラクターはコミカルで主人公が一番抜けてる。
画はアメコミのような見やすいタッチですが、遠景の描写が吸い込まれそうなくらいすごい。
軽い気持ちで読むと頭が追いつかないので、集中して読める時に読み進めた方が理解出来ます。
宇宙を舞台にしているだけあって、常識外れな世界がどんどん出てきます。
スピンオフの「メタ・バロンの一族」も読みました。
私は「メタ・バロンの一族」の方が好きですが、アンカルの方が読みやすいです。
装丁が立派なので、コレクションとしても価値があると思います。
BDに興味があるなら一度は読むべき作品です。読まないとこの凄さは分かりません。
一言で言うなら「圧倒!」
宇宙の危機が迫っているストーリーにも関わらず、キャラクターはコミカルで主人公が一番抜けてる。
画はアメコミのような見やすいタッチですが、遠景の描写が吸い込まれそうなくらいすごい。
軽い気持ちで読むと頭が追いつかないので、集中して読める時に読み進めた方が理解出来ます。
宇宙を舞台にしているだけあって、常識外れな世界がどんどん出てきます。
スピンオフの「メタ・バロンの一族」も読みました。
私は「メタ・バロンの一族」の方が好きですが、アンカルの方が読みやすいです。
装丁が立派なので、コレクションとしても価値があると思います。
BDに興味があるなら一度は読むべき作品です。読まないとこの凄さは分かりません。
2014年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
街の書店で見て欲しかったのですが
重量のある本だったので
アマゾンに宅配してもらって助かりました。
メヴィウスの描写力はさすがです!ディーポがかわいい。
中はフルカラーで台詞いっぱい読み応えがあります。
寝る前に少しずつ大事に読んでいます。
重量のある本だったので
アマゾンに宅配してもらって助かりました。
メヴィウスの描写力はさすがです!ディーポがかわいい。
中はフルカラーで台詞いっぱい読み応えがあります。
寝る前に少しずつ大事に読んでいます。
2013年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
緻密な絵と複雑な構図は一見の価値あり。
ストーリーは独創的で今2013年に読んでも新鮮味がある。
ただし展開が急で説明不足と感じる箇所が多々ある。
純マンガ文学的に芸術性は高いと思います。
ストーリーは独創的で今2013年に読んでも新鮮味がある。
ただし展開が急で説明不足と感じる箇所が多々ある。
純マンガ文学的に芸術性は高いと思います。
2011年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
点と点が線で
結びつく感覚を教えてくれます。
遠い過去と自分がなぜ存在するのか?
私たちの日常から想像させる
未知であり、また懐かしい。。。
それであるが故にそれを思い出す。
それが何であるかを探求し続ける面白さは
人生を楽しむ為の。そうだよね。みたいな。
結びつく感覚を教えてくれます。
遠い過去と自分がなぜ存在するのか?
私たちの日常から想像させる
未知であり、また懐かしい。。。
それであるが故にそれを思い出す。
それが何であるかを探求し続ける面白さは
人生を楽しむ為の。そうだよね。みたいな。
2010年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本では、「アルザック」と並んで有名なメビウスの長編の初の完訳本です(ジャン・ジロー名義ではブルーベリーが有名ですが)。邦訳発売が遅すぎると感じる程の名作です。至宝の邦訳本と言えます。現在の視点で見ても、古さを感じさせません。初めて読む方でも、すんなり読めると思いますし、新たな刺激を受けること請け合いです。ストーリーも、まだ展開を難解にしなかった頃のホドロフスキーらしい味が良く出ています(「エルトポ」「ホーリー・マウンテン」「ファンド・アンド・リス」HDリマスター版DVDも、2011年1月に発売されました)。しかも、仏語版現行のデジタルペイントではなく、オリジナルカラー版の収録だというのが感激です。また、仏語合本版に比べて、分冊版の各表紙が収録されているのもポイント高いです。また、ユーロマンガvol.4(飛鳥新社)に掲載された番外編「ソリューンの誕生」も出版社の垣根を越えて掲載されています。
過去に発売された講談社版(第1巻のみの発売)と比較すると、講談社版では誤訳?もあり、珍妙でギクシャクした印象で読みにくかった会話やストーリーが、スムーズに読めます。これは、邦訳1巻発売時、本国でもまだ4巻までしか発売されておらず、以降の展開や登場人物(固有名詞が人物なのかどうかすら)が不明のまま翻訳されたためでしょう。名称も「ソルーヌ」となっていたのが、飛鳥新社版と同じ「ソリューン」に統一されたり、「フックミサイル」が「クロックミサイル」、「ハレンチ地区」が「赤い環」、「シンセ・ガールのボーカルサービス」が「人造娼婦(ホメオビュート)の甘いささやき」、「毒マムシ用警察拳銃」が「ヴァイパーポリス・ガン」、「黒卵子産卵大王(グランポンダー・トングルだいおう)さま」が「闇の産卵者」、「闇の女王」が「闇」、「黒いアンカル」が「闇のアンカル」に変更等々、現代のニュアンスに即した翻訳になっています(「セックスバンク」をわざわざ「セックス銀行」としなくても良かったとは思いますが…)。原作者名も「ジョドロブスキー」から「ホドロフスキー」と、現行の名称に統一されています(講談社版の発売は1986年、ホドロフスキーの映画「エルトポ」が日本で初めて一般公開されたのが1987年ですから仕方が無いです)。最近のShoProの他の邦訳本でいつも気になっていた解説のリーフレット(いつか無くしそうで怖いです)が無いのも、保存版の書籍として良心的だと思います。
原著全巻との比較では、原著より本のサイズが小さいので、圧縮されて色彩が濃いです。原著はもっと色彩が淡く美しいので、ビジュアルに興味のある方は仏語版を購入されてはいかがでしょうか(papier:パピエさんで現在も購入可能です。ちなみに仏語版では現在、本編以前やその後のアンカルのスピンオフストーリーのコミックも出版中です。メビウスのアートではありませんが、主人公ジョン・ディフールのその後などが気になる方は是非)。表紙がマットホワイトで高級感はあるのですが、経年による焼けや汚れが心配、というのは贅沢な不満ではあります(私は速攻でカバーをかけました)。とにかくこの価格でハードカバーで出版してくれたShoProの英断に拍手喝采を送りたいです。出版に当たっては、昨今のバンドデシネの静かなブームが良い追い風になった様です。また、2011年9月30日には「エデナの世界」の完全版邦訳が発売されました!。この勢いで随筆短編「まわり道」も収録したアルザックの新旧合本版も邦訳を出してほしいですねぇ(まだ新作3部作の1巻が出たとこではありますが、新作は文字が多くて…)、いっそのこと短編も…。贅沢な希望かもしれませんね。
過去に発売された講談社版(第1巻のみの発売)と比較すると、講談社版では誤訳?もあり、珍妙でギクシャクした印象で読みにくかった会話やストーリーが、スムーズに読めます。これは、邦訳1巻発売時、本国でもまだ4巻までしか発売されておらず、以降の展開や登場人物(固有名詞が人物なのかどうかすら)が不明のまま翻訳されたためでしょう。名称も「ソルーヌ」となっていたのが、飛鳥新社版と同じ「ソリューン」に統一されたり、「フックミサイル」が「クロックミサイル」、「ハレンチ地区」が「赤い環」、「シンセ・ガールのボーカルサービス」が「人造娼婦(ホメオビュート)の甘いささやき」、「毒マムシ用警察拳銃」が「ヴァイパーポリス・ガン」、「黒卵子産卵大王(グランポンダー・トングルだいおう)さま」が「闇の産卵者」、「闇の女王」が「闇」、「黒いアンカル」が「闇のアンカル」に変更等々、現代のニュアンスに即した翻訳になっています(「セックスバンク」をわざわざ「セックス銀行」としなくても良かったとは思いますが…)。原作者名も「ジョドロブスキー」から「ホドロフスキー」と、現行の名称に統一されています(講談社版の発売は1986年、ホドロフスキーの映画「エルトポ」が日本で初めて一般公開されたのが1987年ですから仕方が無いです)。最近のShoProの他の邦訳本でいつも気になっていた解説のリーフレット(いつか無くしそうで怖いです)が無いのも、保存版の書籍として良心的だと思います。
原著全巻との比較では、原著より本のサイズが小さいので、圧縮されて色彩が濃いです。原著はもっと色彩が淡く美しいので、ビジュアルに興味のある方は仏語版を購入されてはいかがでしょうか(papier:パピエさんで現在も購入可能です。ちなみに仏語版では現在、本編以前やその後のアンカルのスピンオフストーリーのコミックも出版中です。メビウスのアートではありませんが、主人公ジョン・ディフールのその後などが気になる方は是非)。表紙がマットホワイトで高級感はあるのですが、経年による焼けや汚れが心配、というのは贅沢な不満ではあります(私は速攻でカバーをかけました)。とにかくこの価格でハードカバーで出版してくれたShoProの英断に拍手喝采を送りたいです。出版に当たっては、昨今のバンドデシネの静かなブームが良い追い風になった様です。また、2011年9月30日には「エデナの世界」の完全版邦訳が発売されました!。この勢いで随筆短編「まわり道」も収録したアルザックの新旧合本版も邦訳を出してほしいですねぇ(まだ新作3部作の1巻が出たとこではありますが、新作は文字が多くて…)、いっそのこと短編も…。贅沢な希望かもしれませんね。
2023年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待していたほどではなかった。絵は上手いと思うけれど、これといって推せる扉絵もないと思う。
絵の魅力以外の部分は、悪くもないが、そんなに良いとも思えない。古すぎる名作活劇といった感じ。
絵が上手い、古臭いのが逆に良いくらいな感じでは楽しめると思う。
ちなみに私は他のバンド・デシネは読んだことがない。
絵の魅力以外の部分は、悪くもないが、そんなに良いとも思えない。古すぎる名作活劇といった感じ。
絵が上手い、古臭いのが逆に良いくらいな感じでは楽しめると思う。
ちなみに私は他のバンド・デシネは読んだことがない。
他の国からのトップレビュー
christophe
5つ星のうち5.0
Five Stars
2017年12月15日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
nice book, very good presentation