日本史をブラックウォッシュしようとしていると炎上していたため確認しようと購入。
特におかしなことは書いていなかった…突飛な説も紹介しているが、そこは信憑性が低いと釘を刺しているし、推測は推測と断っている
自分と同じ趣味の人達が炎上に加担した形になったためお詫びの★五つ
後半は日本サブカルチャーのなかで弥助やアフリカ系がどう描かれてきたかの紹介もしていて、文化史としても面白かった
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信長と弥助 本能寺を生き延びた黒人侍 単行本(ソフトカバー) – 2017/1/25
ロックリー トーマス
(著),
不二 淑子
(翻訳)
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立花隆氏絶賛! (週刊文春)
「歴史に対する見方が変わるだろう」
織田信長が愛した黒人侍
その生涯の謎に挑む
1582年、本能寺。織田信長の側近のなかに、特異な容貌でひときわ眼を惹く男がいた。その男こそ、日本史上初とされる黒人侍、弥助だった。信長の切腹後、弥助は危険をかえりみず、嫡男の信忠のもとへと走る。彼を駆り立てたのは、自分を信頼し、侍へと取り立てた信長への忠義心だった……。
国内のみならず海外でも注目を集める異色の黒人侍、弥助。その知られざる生い立ちから来日にいたる経緯、信長との出会いと寵愛、本能寺後の足取りまで、詳細に踏み込んだ歴史ノンフィクション。
「歴史に対する見方が変わるだろう」
織田信長が愛した黒人侍
その生涯の謎に挑む
1582年、本能寺。織田信長の側近のなかに、特異な容貌でひときわ眼を惹く男がいた。その男こそ、日本史上初とされる黒人侍、弥助だった。信長の切腹後、弥助は危険をかえりみず、嫡男の信忠のもとへと走る。彼を駆り立てたのは、自分を信頼し、侍へと取り立てた信長への忠義心だった……。
国内のみならず海外でも注目を集める異色の黒人侍、弥助。その知られざる生い立ちから来日にいたる経緯、信長との出会いと寵愛、本能寺後の足取りまで、詳細に踏み込んだ歴史ノンフィクション。
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社太田出版
- 発売日2017/1/25
- ISBN-104778315561
- ISBN-13978-4778315566
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商品の説明
著者について
ロックリー・ トーマス Thomas Lockley
日本大学法学部専任講師。研究分野は言語学習。担当教科は歴史で、特に国際的視野に立った日本史を扱う。同時に日本やアジアの歴史に関する多くの研究も行なっており、弥助についての論文も発表している。本書『信長と弥助』は初の著作にあたる。イギリス出身、日本在住。
不二淑子(ふじ・よしこ)
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書に『彼女が家に帰るまで』(ローリー・ロイ(集英社、共訳)、『Twitter宇宙講座』マーカス・チャウン、ホヴァート・シーリング(ブックマン社、共訳)などがある。
日本大学法学部専任講師。研究分野は言語学習。担当教科は歴史で、特に国際的視野に立った日本史を扱う。同時に日本やアジアの歴史に関する多くの研究も行なっており、弥助についての論文も発表している。本書『信長と弥助』は初の著作にあたる。イギリス出身、日本在住。
不二淑子(ふじ・よしこ)
翻訳家。早稲田大学第一文学部卒。訳書に『彼女が家に帰るまで』(ローリー・ロイ(集英社、共訳)、『Twitter宇宙講座』マーカス・チャウン、ホヴァート・シーリング(ブックマン社、共訳)などがある。
登録情報
- 出版社 : 太田出版 (2017/1/25)
- 発売日 : 2017/1/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 280ページ
- ISBN-10 : 4778315561
- ISBN-13 : 978-4778315566
- Amazon 売れ筋ランキング: - 112,831位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 60位戦国・安土桃山時代
- - 25,653位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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日本大学法学部准教授。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)客員研究員。研究分野は内容言語統合型学習(Content and Language Integrated Learning (CLIL)。担当教科は英語で歴史、特に国際的視野に立った日本史を扱う。日本やアジアの歴史に関する多くの研究も行っており、2017年、織田信長に仕えた黒人侍「弥助」についての書籍『信長と弥助:本能寺を生き延びた黒人侍』は初の著作にあたる。2019年4月にGeoffrey Girardとの共著 「African Samurai: The True Story of Yasuke, a Legendary Black Warrior in Feudal Japan」を米国等にて刊行。イギリス出身、日本在住。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月27日に日本でレビュー済み
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2020年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
信長に仕えた黒人侍「弥助」に関するノンフィクションとなっているが、実際は16世紀における黒人事情と言ってもいい。
弥助自身に関する資料は少ない、元々黒人であるという事以外大功を挙げた人物でもないし、わざわざこの本に興味を持った人には新事実と言えるほどの事は無いが、当時の欧州やイエズス会の奴隷事情、アジアの海外移住者、ヴァリヤーノの航路から推察できる弥助の出身地の可能性の複数提示、後の世の文献の信頼性検証等を行い、彼の語るべき余地が(資料が少ない以上ある程度の妄想も有るが)どの程度あるのかを示している。
勿論コレで示されているのは「弥助という黒人の侍が居た」という事が絶対確実である。という事でしかないのだが、そもそも本来史料に残らなかったであろう立場、忘れられる人間の史料というのはある意味極めて貴重で、他の提示されている「可能性」はどれも可能性だからこそ、例え弥助でなくてもそういう人物が居たかもしれないという事でもある。
本書より引用するが
”弥助 という 人物 が 興味深い のは、 世界 に 貢献 し た 足跡 が、 普通 なら 注目 さ れ ず に 終わる 何 億 もの 人々 の 一人 に すぎ ない という 点 だ。 彼 の 逸話 は、 労働者、 家事 労働者、 農夫、 傭兵、 介護 人、 船乗り、 側 妾 として 過酷 な 労働 を 強い られ、 歴史 上 の 正当 な 手柄 も 物質的 利益 も 他人 に 搾取 さ れ て 終わっ た 奴隷 たち の 中 の 一人 の 物語 なの だ。 私 たち が 彼 の 人生 の 断片 を 知り、 そこ から 始まり と 終わり を 推測 する こと が できる のは、 ほんの 偶然 に すぎ ない。 史実 の 周辺 に 組み立て た 仮説 は、 記録 には ほとんど 残っ て い ない が、 弥助 と 似 た 人々 ─ ─ 本来 なら 歴史 で 取り上げ られる こと も なかっ た 人々 ─ ─ を 浮き彫り に し た。 弥助 は、 人間 の 歴史 に 記録 もさ れ ず 敬意 も 払わ れ ず に き た 何 百万 もの 人々 の 旗手 と いえる だろ う。”
ココが面白い所で本書は「確実にいた」人物の資料でありながら「その時代に居たかもしれない人々」の史料ともなっているのだ。
本書で取り上げられている16世紀の様々な史料は(それも黒人侍に関連する可能性の存在する物という広い範囲を)可能な限り、手当たり次第に集めたと言わんばかりで、なんなら歴史創作で逃亡奴隷や異文化接触を題材にするなら十分参考資料として機能するだろう。
また史料の乏しさがむしろ彼の魅力を引き上げている部分などを取り上げており、世界の弥助ファンの様々な捉え方や視点も紹介されていて興味深い。
元々史料の少ない人物だが、可能な限りの関連資料や視点の紹介等は筆者の誠実さを感じさせ、著者の推理もすべてに賛同するわけではないが、この謎めいた人物の経歴を様々な資料から可能な限り読み解こうとするのはある種推理小説染みた楽しさもあり、中々面白い。
弥助自身に関する資料は少ない、元々黒人であるという事以外大功を挙げた人物でもないし、わざわざこの本に興味を持った人には新事実と言えるほどの事は無いが、当時の欧州やイエズス会の奴隷事情、アジアの海外移住者、ヴァリヤーノの航路から推察できる弥助の出身地の可能性の複数提示、後の世の文献の信頼性検証等を行い、彼の語るべき余地が(資料が少ない以上ある程度の妄想も有るが)どの程度あるのかを示している。
勿論コレで示されているのは「弥助という黒人の侍が居た」という事が絶対確実である。という事でしかないのだが、そもそも本来史料に残らなかったであろう立場、忘れられる人間の史料というのはある意味極めて貴重で、他の提示されている「可能性」はどれも可能性だからこそ、例え弥助でなくてもそういう人物が居たかもしれないという事でもある。
本書より引用するが
”弥助 という 人物 が 興味深い のは、 世界 に 貢献 し た 足跡 が、 普通 なら 注目 さ れ ず に 終わる 何 億 もの 人々 の 一人 に すぎ ない という 点 だ。 彼 の 逸話 は、 労働者、 家事 労働者、 農夫、 傭兵、 介護 人、 船乗り、 側 妾 として 過酷 な 労働 を 強い られ、 歴史 上 の 正当 な 手柄 も 物質的 利益 も 他人 に 搾取 さ れ て 終わっ た 奴隷 たち の 中 の 一人 の 物語 なの だ。 私 たち が 彼 の 人生 の 断片 を 知り、 そこ から 始まり と 終わり を 推測 する こと が できる のは、 ほんの 偶然 に すぎ ない。 史実 の 周辺 に 組み立て た 仮説 は、 記録 には ほとんど 残っ て い ない が、 弥助 と 似 た 人々 ─ ─ 本来 なら 歴史 で 取り上げ られる こと も なかっ た 人々 ─ ─ を 浮き彫り に し た。 弥助 は、 人間 の 歴史 に 記録 もさ れ ず 敬意 も 払わ れ ず に き た 何 百万 もの 人々 の 旗手 と いえる だろ う。”
ココが面白い所で本書は「確実にいた」人物の資料でありながら「その時代に居たかもしれない人々」の史料ともなっているのだ。
本書で取り上げられている16世紀の様々な史料は(それも黒人侍に関連する可能性の存在する物という広い範囲を)可能な限り、手当たり次第に集めたと言わんばかりで、なんなら歴史創作で逃亡奴隷や異文化接触を題材にするなら十分参考資料として機能するだろう。
また史料の乏しさがむしろ彼の魅力を引き上げている部分などを取り上げており、世界の弥助ファンの様々な捉え方や視点も紹介されていて興味深い。
元々史料の少ない人物だが、可能な限りの関連資料や視点の紹介等は筆者の誠実さを感じさせ、著者の推理もすべてに賛同するわけではないが、この謎めいた人物の経歴を様々な資料から可能な限り読み解こうとするのはある種推理小説染みた楽しさもあり、中々面白い。
2019年5月29日に日本でレビュー済み
なんか妄想垂れ流してるし、明らかに奴隷として日本に来たものを戦士とか言い出したりしてるし、そこまで奴隷をなかったコトにして白人上げしたいかねえ
2017年2月7日に日本でレビュー済み
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まず、日本の歴史をこよなく愛し、研究をされた外国の方がいるという事実を誇りに思います。
ロックリーさんの素晴らしい点は、
国際的思考です。
〜黒人侍に視点を当てたこと〜
ヨーロッパと日本の関係については
色々と研究されています。
当時の日本でアフリカ人弥助のような方が、有力大名にも認められ、高い位を与えられ、活躍していたであろうことは、画期的な発見です。私は、黒人のオバマさんがアメリカ大統領に就任した時のことを思い出してしまいます!
②不二 淑子さんの美しい日本語訳も、感動しました!
ロックリーさんの素晴らしい点は、
国際的思考です。
〜黒人侍に視点を当てたこと〜
ヨーロッパと日本の関係については
色々と研究されています。
当時の日本でアフリカ人弥助のような方が、有力大名にも認められ、高い位を与えられ、活躍していたであろうことは、画期的な発見です。私は、黒人のオバマさんがアメリカ大統領に就任した時のことを思い出してしまいます!
②不二 淑子さんの美しい日本語訳も、感動しました!
2024年5月23日に日本でレビュー済み
この著者のとんでもない捏造本を本気にした海外の黒人たちが侍は自分たち黒人が起源だったのだ!
日本人は黒人の歴史を抹消した!などとSNSや動画サイトなので騒ぎまくりウィキペディアを編集し
黒人侍の歴史を捏造しようとしています
ふざけないでもらいたい日本の歴史は日本人が文字通り血を流して守り築いてきたものです
日本の歴史を捏造するな日本から出て行け
日本人は黒人の歴史を抹消した!などとSNSや動画サイトなので騒ぎまくりウィキペディアを編集し
黒人侍の歴史を捏造しようとしています
ふざけないでもらいたい日本の歴史は日本人が文字通り血を流して守り築いてきたものです
日本の歴史を捏造するな日本から出て行け
2022年6月20日に日本でレビュー済み
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外国人の著者ということもあり、切り口が面白いですね。
日本史の授業で戦国時代ってどう習いました?応仁の乱で室町将軍の権威が落ちて、群雄割拠になって、なにか急にザビエルが来て、鉄砲が伝来して、信長が天下を取って本能寺の変が起きて…政治的な事件をズラズラ習っただけだったんじゃないでしょうか。
本書では戦国時代を世界経済から説明してくれます。南米の銀の権益をスペインに独占されたポルトガルの商人が金銀を求めて、当時すでにアジアで流通しブランド化していた日本の銀を求めてやってきたこと、日本の銀の産出量は世界有数で、その為に好景気に湧いた日本で信長のような巨大な力を持つ軍閥が生まれたこと…
戦国時代ってのは将軍だ天皇だっていう国内の権威とは別次元の所、世界経済の流れに乗って動いていた時代なんだというのは目から鱗が落ちました
戦国時代というのは日本史上有数の国際化された時代だったわけで、そう考えると弥助のようなアフリカ人が信長に仕えたというのもそう珍しくないと言えるかもしれません。
あと弥助に関してはそもそも資料が少ないため、wikipediaに載っている情報以上のものはここにはありません。9割以上が推測に過ぎず、新事実を知りたいと思った方は肩透かしを食らうと思います。
とはいえ出来得る限りの史料が検討されているので、面白い読み物になっていますね。
日本史の授業で戦国時代ってどう習いました?応仁の乱で室町将軍の権威が落ちて、群雄割拠になって、なにか急にザビエルが来て、鉄砲が伝来して、信長が天下を取って本能寺の変が起きて…政治的な事件をズラズラ習っただけだったんじゃないでしょうか。
本書では戦国時代を世界経済から説明してくれます。南米の銀の権益をスペインに独占されたポルトガルの商人が金銀を求めて、当時すでにアジアで流通しブランド化していた日本の銀を求めてやってきたこと、日本の銀の産出量は世界有数で、その為に好景気に湧いた日本で信長のような巨大な力を持つ軍閥が生まれたこと…
戦国時代ってのは将軍だ天皇だっていう国内の権威とは別次元の所、世界経済の流れに乗って動いていた時代なんだというのは目から鱗が落ちました
戦国時代というのは日本史上有数の国際化された時代だったわけで、そう考えると弥助のようなアフリカ人が信長に仕えたというのもそう珍しくないと言えるかもしれません。
あと弥助に関してはそもそも資料が少ないため、wikipediaに載っている情報以上のものはここにはありません。9割以上が推測に過ぎず、新事実を知りたいと思った方は肩透かしを食らうと思います。
とはいえ出来得る限りの史料が検討されているので、面白い読み物になっていますね。
2017年8月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても程度が良くて新本のようでした。 このような埋もれた逸話をとうの日本人が殆ど知っていないことは恥だと思う。