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ぼくは戦争は大きらい: やなせたかしの平和への思い (小学館クリエイティブ単行本) 単行本 – 2013/12/17
やなせ たかし
(著)
アンパンマンの作者が見た戦争
2013年10月13日に94歳で亡くなったマンガ家で、詩人で、『アンパンマン』の作者であるやなせたかしが自らの戦争体験を綴った本。やなせは1915年の春に召集を受け、小倉の野戦銃砲部隊に入隊。召集期間満了直前の16年12月8日の開戦により、召集延期に。その後、中国戦線に派遣され、上海郊外で終戦をむかえた。やなせは自伝などの中で簡単に戦争のことを語っているが、戦争体験だけをまとめて話すのは、これが初めて。人殺しも、団体生活も嫌だったというやなせにとっての軍隊はばかばかしいだけの世界。しかし、辛い中にも何か楽しみを見出していく持ち前の性格で、戦争と軍隊を内部から風刺していく。特攻に志願した弟との別れなど、辛く悲しい思い出にも持ち前のユーモアを交えながら語る笑いと涙の戦記。嫌いな戦争のことはあまり語りたくないと考えていたやなせが、90歳を超え、戦争体験、軍隊体験を語り継ぐことで、過去の戦争のことが未来を生きる世代の記憶に少しでも残ればいい、と亡くなる直前まで語ったラストメッセージ。
2013年10月13日に94歳で亡くなったマンガ家で、詩人で、『アンパンマン』の作者であるやなせたかしが自らの戦争体験を綴った本。やなせは1915年の春に召集を受け、小倉の野戦銃砲部隊に入隊。召集期間満了直前の16年12月8日の開戦により、召集延期に。その後、中国戦線に派遣され、上海郊外で終戦をむかえた。やなせは自伝などの中で簡単に戦争のことを語っているが、戦争体験だけをまとめて話すのは、これが初めて。人殺しも、団体生活も嫌だったというやなせにとっての軍隊はばかばかしいだけの世界。しかし、辛い中にも何か楽しみを見出していく持ち前の性格で、戦争と軍隊を内部から風刺していく。特攻に志願した弟との別れなど、辛く悲しい思い出にも持ち前のユーモアを交えながら語る笑いと涙の戦記。嫌いな戦争のことはあまり語りたくないと考えていたやなせが、90歳を超え、戦争体験、軍隊体験を語り継ぐことで、過去の戦争のことが未来を生きる世代の記憶に少しでも残ればいい、と亡くなる直前まで語ったラストメッセージ。
- 本の長さ144ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館クリエイティブ(小学館)
- 発売日2013/12/17
- 寸法13.5 x 1.5 x 19.4 cm
- ISBN-104778035089
- ISBN-13978-4778035082
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登録情報
- 出版社 : 小学館クリエイティブ(小学館) (2013/12/17)
- 発売日 : 2013/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 144ページ
- ISBN-10 : 4778035089
- ISBN-13 : 978-4778035082
- 寸法 : 13.5 x 1.5 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 405,534位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 73,335位ノンフィクション (本)
- - 111,587位文学・評論 (本)
- - 220,923位コミック
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トップレビュー
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2024年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間として基本的な事が書かれています。戦争を放棄する行動をしていかなければならないと強く思いました。
2024年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史的な証言としての価値あり。ただ、語りの内容が歴史的事実であるかについては、今後の検討が求められる。
2024年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先の大戦を成人で過ごした人がいなくなっていく中、軍人として臨場していた思いを基に綴った赤裸々な思いは貴重です。
現代の若者たちに是非読んで頂きたい。
現代の若者たちに是非読んで頂きたい。
2023年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で借りてまた本書を購入しました。なぜなら重い精神疾患(私も軽い方)を患っている友人に貸して戦争を理解してもらうためです。大変読みやすいくて、しかも内容が非常に充実してます。ただし南京事件を軽く見ているやなせさんは、中国人特有の「面従腹背」に騙されてますね。やなせさんは人柄が良いから仕方ありません。
2016年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者はとても素晴らしく面白い方です。それでいてまじめで。
先生の心を今こそ語り継ぎ子供にも読んでもらいたい本です。
先生の心を今こそ語り継ぎ子供にも読んでもらいたい本です。
2015年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やなせたかしさんが書いている本を知り買いました。
手のひらにたいようをの歌が好きで現場でずっと歌ってきました。
どんなことを書いているのか興味があって買いました。
題名が特に気に入っています。
手のひらにたいようをの歌が好きで現場でずっと歌ってきました。
どんなことを書いているのか興味があって買いました。
題名が特に気に入っています。
2013年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は今年4月から6月にかけて行った、やなせたかし氏のインタビューをまとめたものです。
本書は戦争関連の話のみを語られていて、2時間と少しあれば読めます。
本書の特徴としてインタビューを書き起こしたかたの配慮で、
やなせさんが話した部分は全てそのまま載せてあるそうです。
なので若干の脱字や話している用語の間違いも多少見受けられますが
用語に関しては各章末に詳しい解説があり、合わせて読むといいかなと思います。
やなせさんは兵隊時代暗号解読部隊に所属していたため、他の戦争本などとは違う切り口で書かれていて、
所々にあるユーモアのなかにも戦争や権力への皮肉が読み取れます。
本書はやなせさんのような著名な方が、他のメディアであまり話されないような内容を
活字で残したことが、何よりもの価値があると思います。
私の中学生時代の学校教育で学ぶ戦争は、戦争の残虐さを訴える内容が多く、
後世に子供へ伝えていく際、本書のような視点の話もあっていいのでないかと思いました。
本書は戦争関連の話のみを語られていて、2時間と少しあれば読めます。
本書の特徴としてインタビューを書き起こしたかたの配慮で、
やなせさんが話した部分は全てそのまま載せてあるそうです。
なので若干の脱字や話している用語の間違いも多少見受けられますが
用語に関しては各章末に詳しい解説があり、合わせて読むといいかなと思います。
やなせさんは兵隊時代暗号解読部隊に所属していたため、他の戦争本などとは違う切り口で書かれていて、
所々にあるユーモアのなかにも戦争や権力への皮肉が読み取れます。
本書はやなせさんのような著名な方が、他のメディアであまり話されないような内容を
活字で残したことが、何よりもの価値があると思います。
私の中学生時代の学校教育で学ぶ戦争は、戦争の残虐さを訴える内容が多く、
後世に子供へ伝えていく際、本書のような視点の話もあっていいのでないかと思いました。
2013年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
切実な話なんだけど、なぜか、のんびり&ほのぼのムードが漂ってくる反戦記です。
イデオロギー的な話はいっさいなく、ひたすら自分目線で語られます。
だから、
「戦争は民主主義に反するからいけない」とか
「人命は●●より重い」とかいうような、とりとめのない大きな話ではなく、
<団体行動が嫌いだから、軍隊嫌い!>というような、個人目線で話が進み、
その結果、
遠い昔の話でなく、
きっと今同じことが起こっても、じつはけっこうな数の人が内心、同じように思うじゃないだろうか、と今に置き換えて想像できたりします。
写真もいっぱい載っていて、資料としてもちゃんとしてます。
イデオロギー的な話はいっさいなく、ひたすら自分目線で語られます。
だから、
「戦争は民主主義に反するからいけない」とか
「人命は●●より重い」とかいうような、とりとめのない大きな話ではなく、
<団体行動が嫌いだから、軍隊嫌い!>というような、個人目線で話が進み、
その結果、
遠い昔の話でなく、
きっと今同じことが起こっても、じつはけっこうな数の人が内心、同じように思うじゃないだろうか、と今に置き換えて想像できたりします。
写真もいっぱい載っていて、資料としてもちゃんとしてます。