イルクーツクで暮らす著者が、音楽や芸術を切り口にさまざまなロシア人の生き様を描いています。
アルコールの摂取により、若くして命を落とす人が多いことなど、結構ショッキングなエピソードも紹介されているのですが、逆に、長く生きるだけが人生じゃないと思わせるほど、大きなインパクトを残してこの世を去っていく人々の生き様には感銘さえ受けました。
思春期をアメリカ、渡露前には長年中国で過ごした著者の多角的な視点なくして、このような本は生まれなかったでしょう。
ぜひとも手元に置いておきたい一冊ですし、続編にも期待しています。
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シベリアのビートルズ──イルクーツクで暮らす 単行本(ソフトカバー) – 2022/10/19
多田 麻美
(著)
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《俺たちのアイドルは、レーニンじゃない。レノンだ!》
ソ連時代、ロック少年だった画家スラバと結婚し、ロシアに暮らし始めて5年。
そこに暮らす人々は破天荒でやけくそに明るい。
戦争が始まって、ロシアの人々は何を思う?
──ロシア暮らしの「いま」をリポートする。
----------------------
著者は、無類のビートルズファンである画家のスラバと結婚し、2018年からイルクーツクに暮らす。
西側の情報が入らないソ連下で、ロック少年として暮らしたスラバは、ペレストロイカをくぐり抜け、激変する社会を生き抜いてきた。
彼の波乱に満ちた人生と、自らの人生を重ねながら、別の価値観で動く社会のなか、人々はどのように暮らしているのか、アートや音楽や文学は、彼らをどのように支えているのか。
〈イルクーツクの人々の本音や生き方に寄り添う、海外事情エッセイ集〉
----------------------
スラバの数奇な半生を主旋律とし、そこに私の半生を対旋律のように織り交ぜつつ、両者が響き合うよう試みた。
ドラムやベースの響きも聴こえてくるように、社会背景も適宜盛り込んだ。
曲の合間には、個性あふれるスラバの友人たちの物語も、間奏のように挟み込まれている。──「はじめに」より
----------------------
【目次】
■はじめに
01.スラバの部屋
■1……シベリア、イルクーツク、Z通り一番地
■2……ビートルズで結ばれたきずな
■3……愉快でマイペースな仲間たち
02.ソ連に生まれ、ロシアに生きる
■4……サバイバルの時代
■5……ペレストロイカ・ノスタルジー
■6……夢見がちな野心家たち
03.二一世紀のビートルズ
■7……自分らしい表現を求めて
■8……遠ざかるソ連ロック・ビート
■9……過去との出会い
■10……戦争の暗雲
■あとがき
ソ連時代、ロック少年だった画家スラバと結婚し、ロシアに暮らし始めて5年。
そこに暮らす人々は破天荒でやけくそに明るい。
戦争が始まって、ロシアの人々は何を思う?
──ロシア暮らしの「いま」をリポートする。
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著者は、無類のビートルズファンである画家のスラバと結婚し、2018年からイルクーツクに暮らす。
西側の情報が入らないソ連下で、ロック少年として暮らしたスラバは、ペレストロイカをくぐり抜け、激変する社会を生き抜いてきた。
彼の波乱に満ちた人生と、自らの人生を重ねながら、別の価値観で動く社会のなか、人々はどのように暮らしているのか、アートや音楽や文学は、彼らをどのように支えているのか。
〈イルクーツクの人々の本音や生き方に寄り添う、海外事情エッセイ集〉
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スラバの数奇な半生を主旋律とし、そこに私の半生を対旋律のように織り交ぜつつ、両者が響き合うよう試みた。
ドラムやベースの響きも聴こえてくるように、社会背景も適宜盛り込んだ。
曲の合間には、個性あふれるスラバの友人たちの物語も、間奏のように挟み込まれている。──「はじめに」より
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【目次】
■はじめに
01.スラバの部屋
■1……シベリア、イルクーツク、Z通り一番地
■2……ビートルズで結ばれたきずな
■3……愉快でマイペースな仲間たち
02.ソ連に生まれ、ロシアに生きる
■4……サバイバルの時代
■5……ペレストロイカ・ノスタルジー
■6……夢見がちな野心家たち
03.二一世紀のビートルズ
■7……自分らしい表現を求めて
■8……遠ざかるソ連ロック・ビート
■9……過去との出会い
■10……戦争の暗雲
■あとがき
- 本の長さ208ページ
- 出版社亜紀書房
- 発売日2022/10/19
- 寸法18.8 x 13 x 1.9 cm
- ISBN-104750517690
- ISBN-13978-4750517698
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商品の説明
著者について
多田 麻美(ただ・あさみ)
1973年生まれ。文筆家。京都大学文学部中国語学中国文学科卒業。同大学大学院在学中に北京外国語大学ロシア語学科に留学。2000年から北京に暮らし、北京の雑誌編集部に就職。その後、フリーランスのライター、翻訳者に。2018年からイルクーツクに暮らす。各種媒体で中国やロシアの文化・芸術に関する記事やコラムを執筆。著書に『老北京の胡同』『映画と歩む、新世紀の中国』(いずれも晶文社)、『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』(亜紀書房)がある。
1973年生まれ。文筆家。京都大学文学部中国語学中国文学科卒業。同大学大学院在学中に北京外国語大学ロシア語学科に留学。2000年から北京に暮らし、北京の雑誌編集部に就職。その後、フリーランスのライター、翻訳者に。2018年からイルクーツクに暮らす。各種媒体で中国やロシアの文化・芸術に関する記事やコラムを執筆。著書に『老北京の胡同』『映画と歩む、新世紀の中国』(いずれも晶文社)、『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』(亜紀書房)がある。
登録情報
- 出版社 : 亜紀書房 (2022/10/19)
- 発売日 : 2022/10/19
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4750517690
- ISBN-13 : 978-4750517698
- 寸法 : 18.8 x 13 x 1.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 502,524位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,651位社会一般関連書籍
- - 5,720位その他の思想・社会の本
- - 8,288位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
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5 星
〇〇人、ではなく一人の人間としてこの地球に生きる
とても中身が詰まっていて大充実の読み応え! 著者自身が世界各地で地に足をつけて生活し、豊かな感性と鋭い洞察力を持ちながら多様な人と出会っていく中でロシアの画家スラバ氏と出会い現在に至るまでの軌跡を綴った一冊。 ニュースやガイドブックでは到底知ることのできないその土地に暮らす人々のリアルな生き方が語られています。また、ウクライナとロシアの戦争についての生の声が聞ける貴重な一冊。ここに出てくる人々が自分の友達だったら…という視点でぜひ読んでみてほしいです。ビートルズファンはもちろん、80年代ロック、アート、中国・ロシアの文学、近代~現代史などに興味のある方はさらに楽しめると思います。
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2023年1月27日に日本でレビュー済み
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親の都合でアメリカに小学生から中学生の3年間をアメリカで暮らし、帰国後は京大の中国文学を学び高じて北京に渡り2018年からイルクーツクでビートルズという共通項で知り合った画家の伴侶を得てフリーライターになった図書館のおばさん曰く「あらら、あんたは世界人なんだね」という著者。イルクーツクにはリバプールというライブぱぶもあったそです。本文中には足が悪いのでとしか書いていませんが、昔から悪かった右足を昨年に切断したようです。後半はウクライナ侵攻という戦時下の状況も伝えます。とてもパワフルな女性による海外事情エッセイです。とても視野が広く考えされる内容でした。
2022年11月15日に日本でレビュー済み
とても中身が詰まっていて大充実の読み応え!
著者自身が世界各地で地に足をつけて生活し、豊かな感性と鋭い洞察力を持ちながら
多様な人と出会っていく中でロシアの画家スラバ氏と出会い
現在に至るまでの軌跡を綴った一冊。
ニュースやガイドブックでは到底知ることのできない
その土地に暮らす人々のリアルな生き方が語られています。
また、ウクライナとロシアの戦争についての生の声が聞ける貴重な一冊。
ここに出てくる人々が自分の友達だったら…という視点でぜひ読んでみてほしいです。
ビートルズファンはもちろん、80年代ロック、
アート、中国・ロシアの文学、近代~現代史などに興味のある方はさらに楽しめると思います。
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ビートルズファンはもちろん、80年代ロック、
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ニュースやガイドブックでは到底知ることのできない
その土地に暮らす人々のリアルな生き方が語られています。
また、ウクライナとロシアの戦争についての生の声が聞ける貴重な一冊。
ここに出てくる人々が自分の友達だったら…という視点でぜひ読んでみてほしいです。
ビートルズファンはもちろん、80年代ロック、
アート、中国・ロシアの文学、近代~現代史などに興味のある方はさらに楽しめると思います。
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多様な人と出会っていく中でロシアの画家スラバ氏と出会い
現在に至るまでの軌跡を綴った一冊。
ニュースやガイドブックでは到底知ることのできない
その土地に暮らす人々のリアルな生き方が語られています。
また、ウクライナとロシアの戦争についての生の声が聞ける貴重な一冊。
ここに出てくる人々が自分の友達だったら…という視点でぜひ読んでみてほしいです。
ビートルズファンはもちろん、80年代ロック、
アート、中国・ロシアの文学、近代~現代史などに興味のある方はさらに楽しめると思います。
このレビューの画像
2022年10月31日に日本でレビュー済み
2000年から北京で暮らし、その後縁あって2018年からロシアのイルクーツクで暮らすようになった著者が、ロシア人画家のパートナーを通じて見えてきた「ロシアの今」を丁寧に伝えています。イルクーツクに住む日本人でこうしたまとまった内容を書き、発信できる著者の存在は貴重だと思いました。
著者が普段交流している関係者はアートに携わる人が多いのですが、中には軍経験者などもおり、旧ソ連の原子力潜水艦でイエロー・サブマリンを歌っていた、といった興味深い逸話も出てきます。またウクライナ侵攻についてはかなり人によって意見が割れている国内事情もうかがえます。
日本に伝えられるのは、「ロシア=強権プーチン政権」のイメージですが、その国土にはさまざな人の個々の生活が確かにあり、異なる体制下でも力強く生きているのだなと気づかせてくれます。
著者が普段交流している関係者はアートに携わる人が多いのですが、中には軍経験者などもおり、旧ソ連の原子力潜水艦でイエロー・サブマリンを歌っていた、といった興味深い逸話も出てきます。またウクライナ侵攻についてはかなり人によって意見が割れている国内事情もうかがえます。
日本に伝えられるのは、「ロシア=強権プーチン政権」のイメージですが、その国土にはさまざな人の個々の生活が確かにあり、異なる体制下でも力強く生きているのだなと気づかせてくれます。