小さな種が、風によって、旅に出る
たどり着く先は、いったいどんなところだろう。
居心地がいい土の上?
過酷な状況?
どんなところであろうと、おそれずに、種は飛んでゆく。
おとうさん、おかあさんに、大切に育てられることもなく、
小さな実一つで、万に一つ、芽生えることができる可能性を信じて。
なんて、けなげなのでしょう。
たねを飛ばそうと、せいいっぱいの愛情込めて、いろいろな営みがなされている。
生命が生き残ってゆく、新たな環境にチャレンジしてゆく、
進化してゆくって、すごいんだなあ。
身近な1本の草のめばえに、地球のいきものたちのチャレンジの幾重もの重なりを思う。
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タネはどこからきたか? (Nature Discovery Books) 単行本 – 2002/3/1
飛ぶ、はじける、流される。動物を利用し、世界を旅する。ときには踏まれ、焼かれ、100年の眠りからさめる。時空を越えるタネの大冒険と生命のふしぎ!美しい 写真をふんだんに使いながら、タネのふしぎが見える、わかるビジュアルブック。
- 本の長さ111ページ
- 言語日本語
- 出版社山と溪谷社
- 発売日2002/3/1
- ISBN-104635063372
- ISBN-13978-4635063371
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
飛ぶ、はじける、流される。動物を利用し、世界を旅する。ときには踏まれ、焼かれ、100年もの眠りからさめる…。時空を超えたタネの大冒険と生命のふしぎを探る旅に出てみませんか。
登録情報
- 出版社 : 山と溪谷社 (2002/3/1)
- 発売日 : 2002/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 111ページ
- ISBN-10 : 4635063372
- ISBN-13 : 978-4635063371
- Amazon 売れ筋ランキング: - 617,767位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,063位植物学
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2012年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
きれいな写真(糞まじりの写真もありますが)とわかりやすい文章で、さまざまな植物のタネが
その世代の新しい土地を目指して移動するルートなどが説かれています。
動物の糞にまじったり、風に飛ばされたり、水に流されたり、人や動物にくっついたり…
こうして「親」の元を離れて新しい土地に根を下ろすのだなあと思うと、ちょうどわが家でも
巣立つ者たちがいますので、植物のタネと重なって、感慨深いものがあります。
苦労はつきものですけど、行った先で良い土壌・良い環境に巡り合えることを、母は祈りたいです。
その世代の新しい土地を目指して移動するルートなどが説かれています。
動物の糞にまじったり、風に飛ばされたり、水に流されたり、人や動物にくっついたり…
こうして「親」の元を離れて新しい土地に根を下ろすのだなあと思うと、ちょうどわが家でも
巣立つ者たちがいますので、植物のタネと重なって、感慨深いものがあります。
苦労はつきものですけど、行った先で良い土壌・良い環境に巡り合えることを、母は祈りたいです。
2013年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
普段見慣れている雑草をこんなにも感動できる視点で描いたのが、驚きです。文章もとてもいいけど、とにかく映像がす・ご・い!
2003年3月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
雑草の本をさがしていたら、たまたま関連書としてこの本の表紙が目に入った。まん丸い朝露を載せた芽生えたばかりの双葉のなんとみずみずしいこと!『タネはどこからきたか?』という本のタイトルにも惹かれた。本は、想像に違わず植物の持つ不思議さと美しさに満ちあふれていた。
なぜ動物と違って植物はタネを親から離れたところへはじけとばしたりしようとするのか?その場を移動することができない植物にとって子孫を自分と近いところで芽生えさせることは、害虫や病気、環境の変化で種が全滅する危険をはらんでいる。だからタネを遠くに根づかせようとするのは、植物の母ごころというわけなのである。タネの冒険の最初のページから、このような自然の持つ理に気付かせてくれる。
さらにこの本を魅力あるものにしているのは、ふんだんに載せてある写真の美しさである。スミレがタネをはじけ飛ばすまでのコマ取り写真はなんといっても圧倒させられる。日頃考えたこともないタネが弾けるということにも、このようなシステマティックなメカニズムがあり、その上こんなにも美しいなんて。生きとし生けるものはこんなにも生き延びるように運命づけられていることに素直に感動させられた。
なぜ動物と違って植物はタネを親から離れたところへはじけとばしたりしようとするのか?その場を移動することができない植物にとって子孫を自分と近いところで芽生えさせることは、害虫や病気、環境の変化で種が全滅する危険をはらんでいる。だからタネを遠くに根づかせようとするのは、植物の母ごころというわけなのである。タネの冒険の最初のページから、このような自然の持つ理に気付かせてくれる。
さらにこの本を魅力あるものにしているのは、ふんだんに載せてある写真の美しさである。スミレがタネをはじけ飛ばすまでのコマ取り写真はなんといっても圧倒させられる。日頃考えたこともないタネが弾けるということにも、このようなシステマティックなメカニズムがあり、その上こんなにも美しいなんて。生きとし生けるものはこんなにも生き延びるように運命づけられていることに素直に感動させられた。
2022年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
写真はきれいなのはもちろん、説明もわかりやすく、あ、そういえば。あ、そうなのね。へー、すごい!種の進化、植物の生き残り戦略って、素晴らしい!
新鮮な発見(読んだだけだけど)と感嘆でいっぱい!
こういうのを、小学校や中学校の理科でおしえてほしかった。ぜひお願いしたい。
図書館で借りて読んだが、どうしても欲しくなりAmazonで購入しました。
新鮮な発見(読んだだけだけど)と感嘆でいっぱい!
こういうのを、小学校や中学校の理科でおしえてほしかった。ぜひお願いしたい。
図書館で借りて読んだが、どうしても欲しくなりAmazonで購入しました。