凄く面白かった。序盤は本作の主人公がいかに普通のヒロインと違っているかについての解説がくどくて退屈だったけど、登場人物がそろってくると加速度的に面白くなってくる。
主人公の天真爛漫ぶりが面白いし、ソープ兄妹や将軍の俗っぽさや、ヘンリーの皮肉屋ぶりなど、どの登場人物も実にいい味を出している。さすがオースティンに外れなし!
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ノ-サンガ-・アビ- (ちくま文庫 お 42-8) 文庫 – 2009/9/9
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- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2009/9/9
- 寸法10.8 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-104480426337
- ISBN-13978-4480426338
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2009/9/9)
- 発売日 : 2009/9/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 392ページ
- ISBN-10 : 4480426337
- ISBN-13 : 978-4480426338
- 寸法 : 10.8 x 1.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 168,066位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2018年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説嫌いな私がゼミのため購入。ハマってしまいすぐに読み切ってしまった。声を出して笑いましたし
あまりに面白いので大学の友達や母親や主人さんにプレゼントすることにしたぐらいです。
とにかくイザベラみたいな奴いるし、キャサリンは鈍感で天然で素直で可愛いし、ジョンも滑稽だし
アレン夫妻も楽しいし本当に悪い人は出てこないけど、世の中の面白い所をぎゅっと凝縮したような
最高の小説ですね。絶対に読むべきだと思います。
あまりに面白いので大学の友達や母親や主人さんにプレゼントすることにしたぐらいです。
とにかくイザベラみたいな奴いるし、キャサリンは鈍感で天然で素直で可愛いし、ジョンも滑稽だし
アレン夫妻も楽しいし本当に悪い人は出てこないけど、世の中の面白い所をぎゅっと凝縮したような
最高の小説ですね。絶対に読むべきだと思います。
2015年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し他のジェインオースティンの小説とは違い、幼いヒロインの視点での作品でしょうか、又何度か読み直したら・・・・?
2017年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
帯も本自体もとても綺麗でした オースティンの小説は大好きなので読むのが楽しみです
2016年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジェーンオースティン、初期のラブコメディー。主人公の少女が17歳と若く、若さゆえの失敗もありますが清々しいラブストリーでした。また、ヘンリー親の反対を押し切っても、結婚を成就させようとするヘンリーの情熱に拍手。
2012年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半はこれといって可も無く不可も無くといった感じで進行しますが、後半、タイトルになっている「ノーサンガー・アビー」に移ってからの主人公キャサリンの妄想ぶりが面白いです。コメディっぽい仕立てになっていて、とても楽しくぐいぐい引かれるように読みました。恋愛を小説のテーマとして確立したのがオースティンなので無理といえば無理なんですが、この「妄想で突っ走る憎めないヒロイン」というのを全編に渡って扱っても良かったのではと思いました。
また、中野氏の訳も円熟味が増しています。この訳に出会えて良かったです。あまり映像化されていない、隠れた(?)オースティンの名作としておすすめいたします。
また、中野氏の訳も円熟味が増しています。この訳に出会えて良かったです。あまり映像化されていない、隠れた(?)オースティンの名作としておすすめいたします。
2011年5月25日に日本でレビュー済み
古典というには、余りにも内容が馬鹿馬鹿しく、ハーレクインロマンスみたい(というか、ハーレクインロマンスの類いがオースティンを真似ているのだが)な恋愛小説。200年以上前に書かれたにもかかわらず、楽しく読め、主人公の妄想の脱線ぶりには笑ってしまった。
普通の田舎の少女が、保養地のバースの社交界のような世界に出て、成長し、最後は良縁を得るという単純な話なのだが、細部が面白い。英国の18世紀の上流社会(或いは中流の上)の生活ぶり、考え方が良く分かる。少女の心の機微にも目が行き届いている。
ただ、人物造型が単純すぎ、深みはない。ロマンスの古典として、期待しすぎないこと。
普通の田舎の少女が、保養地のバースの社交界のような世界に出て、成長し、最後は良縁を得るという単純な話なのだが、細部が面白い。英国の18世紀の上流社会(或いは中流の上)の生活ぶり、考え方が良く分かる。少女の心の機微にも目が行き届いている。
ただ、人物造型が単純すぎ、深みはない。ロマンスの古典として、期待しすぎないこと。
2017年4月12日に日本でレビュー済み
個人的に『ノーサンガー・アビー』はオースティンの作品の中で異色の内容だと思う。確かに恋愛ものを取り扱っているのは事実で、最終的には意中の人と婚約することになるのもそうだが、かといって少なくとも主人公の恋愛が前面的にプッシュされているわけではない。むしろ彼女を取り巻く人々、彼女の兄の恋愛の方が印象深い。
見どころとしては主人公のキャサリンが小説好きということが挙げられるだろう。小説の世界にどっぷりと嵌っている彼女が実際にアビーへと到着した際、小説から得られた空想と、実際のその実態とのギャップに驚くことは印象に残る。主人公が夢見る女の子であることが他の作品に比べ前面に押し出されているのが何よりの特徴だろうか。『分別と多感』や『高慢と偏見』においてみられるような大人びたキャラによる奔放な主人公に対するブレーキ役というのが本作にはない。一応兄がいるといえばいるが、基本的に主人公は助けがなく一人で行動している。その彼女が俗物な人、紳士的な人とどのような接点を有していくかどうかがこの作品の面白さといえばいいだろうか。
ただ異色といったが根底的にあるのはいつも通りのオースティンの楽しさにあると思う。特に何か特別なことが発生するわけではなく、よく見られるといえばよく見られる恋愛物語が展開される。だがそれは決して陳腐なものではない。なぜか魅力を感じて、ついついページをめくってしまう、そういう面白さがある。
本作は処女作とのことらしいが、目立った粗はなく、十分に読むに堪えうる作品である。特に物語は動的な展開が他のオースティンの作品に比べ多いように感じられ、それ故印象は他の作品に比べ多く残るだろう。
見どころとしては主人公のキャサリンが小説好きということが挙げられるだろう。小説の世界にどっぷりと嵌っている彼女が実際にアビーへと到着した際、小説から得られた空想と、実際のその実態とのギャップに驚くことは印象に残る。主人公が夢見る女の子であることが他の作品に比べ前面に押し出されているのが何よりの特徴だろうか。『分別と多感』や『高慢と偏見』においてみられるような大人びたキャラによる奔放な主人公に対するブレーキ役というのが本作にはない。一応兄がいるといえばいるが、基本的に主人公は助けがなく一人で行動している。その彼女が俗物な人、紳士的な人とどのような接点を有していくかどうかがこの作品の面白さといえばいいだろうか。
ただ異色といったが根底的にあるのはいつも通りのオースティンの楽しさにあると思う。特に何か特別なことが発生するわけではなく、よく見られるといえばよく見られる恋愛物語が展開される。だがそれは決して陳腐なものではない。なぜか魅力を感じて、ついついページをめくってしまう、そういう面白さがある。
本作は処女作とのことらしいが、目立った粗はなく、十分に読むに堪えうる作品である。特に物語は動的な展開が他のオースティンの作品に比べ多いように感じられ、それ故印象は他の作品に比べ多く残るだろう。