田房さん、さすがです。
凄いゾーンまで行きましたね。
田房さんは一貫して昔から、どんな人の気持ちも知りたい、理解してみたいと向き合っているのかな、と私は感じています。
今回後半は、その言語が通じないけど一緒に居たい相手とどうしたら良いかという凄い高みに到達されたのかな、と思いました。
決して占い師に言われた通りキャバ嬢のように夫に謙った、というわけではないのでしょう。
人それぞれ見えている世界が違うから、相手の見えている世界での望んでいる言葉と態度を使う事で、コミュニケーションが取りやすくなる、という話でもあるなぁと思った。
自分自身の深い欲望の声も聞き漏らさずに。
すべては次の世代に負の感情を背負わせない為に。全く同感です。
私の場合は最近自分に強い女性嫌悪(ミソジニー)がある事に気づいて愕然とし、少しずつそのことを理解しつつある段階なので、この本はとても感銘を受けました。
なので、男子が生まれても田房さんのような違和感は感じませんでしたが、もし娘が生まれていたらものすごい葛藤だったと思います。
田房さんが男スタンスに立ちすぎる事で夫が追い詰められていたかも、という話もすごく良くわかりました。
しかし私は体は女性でも心がほとんど男なので、女のスタンスに立つ事は難しく、田房さんの様な改善策を取る事はできません。数年前に離婚しましたが、夫にとってもそれで良かったのだな、とホッとしました。
余談ですが最近病気で子宮・卵巣を取りました。寂しさや喪失感・更年期症状も無く、まるで本来の体を手に入れた様な爽やかさです。
多分私は中性の人間なのでしょう。
世界は色々な人が居て面白いですね。
田房さんの本を読むたびに、こうあるべき・こうだろうと決めつけずに一人一人が自分自身を見つめて行く時代に入ってきた事に希望を感じます。田房さんは勇気ある先駆者です。
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「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました 単行本(ソフトカバー) – 2019/6/23
田房 永子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
幼少期から母親の過干渉に苦しみ、10代から痴漢被害に遭い、20代でセクハラを受け、30代で娘を出産した著者。「娘はかわいくないけど息子はかわいい」と知人が発言した時も、「母親に、兄弟と差別されてつらかった」と取材先で聞いた時も、母親たちの"悪行"に憤り、男たちを憎んではいるが、その二つは別々のことで、どこか他人事だった。
しかし、著者が妊娠した第二子が「男」と判明。
男を憎んだまま、男の子を育ててはいけない!
日本の男尊女卑社会に、母として、妻として、人間として怒り、自らの「男性観」を矯正すべく奮闘した1年間の記録。
凄まじいまでのドキュメンタリーに慄きながら、笑って泣いて膝を打って……気がつくととてつもなく癒やされている。
――はるな檸檬
◎Amazonで購入してくださった方に特典漫画をプレゼント!
ここでしか読めない、田房さんの描き下ろし4コマ漫画2本をお送りします!
応募条件:6月30日までにAmazonにて「予約・購入」し、応募フォームにてメールアドレスをお送りくださった方
応募期間:6月23日(午前8時)~6月30日(午後11時59分)
応募方法:大和書房HP「新着情報」→「田房永子さん新刊刊行記念!Amazonキャンペーンスタート」→「応募サイト」でフォーム入力。入力したアドレスにメールが送られてきます。
■目次
【第一部】
ファミレスでZさんに聞いた話 母親による子どもへの男女差別(前編)
ファミレスでZさんに聞いた話 母親による子どもへの男女差別(後編)
もしかして、男の体がきらいなのか
男の子は、岡本太郎が好き?!
「男の子だから」「女の子だから」という非合理
息子は天才であって欲しい
娘をけなさなければいられない構造
「いい子シーソー」に乗ることを拒否した夫
働くということに男女差なんてないという幻想
「男女平等」を信じてたのに、赤ちゃん産んだらこれかよ
保活で有利になりたくて、4~6月に産もうとした結果
親は自分の問題を子どもに肩代わりさせることができる
夫の容姿は超絶ほめる
「テレフォン人生相談」と依存的敵意
母は嘘をつく人
父への手紙
【第二部】
産後の大暴れと父からの返信
モラルハラスメントと金
昭和生まれのヤドカリ性
夕飯作りを休みたい
息子の視線にドキッとするヤバい私
女がナチュラルに女の子を嫌うこと
私は男性を嫌悪などしていない! 前編
私は男性を嫌悪などしていない! 後編
男性を嫌悪するまでの道のりを辿る 前編
男性を嫌悪するまでの道のりを辿る 後編
被害と加害について
夫が私の漫画を読まない理由
5年前の保育園申請がトラウマでジェニーに走る
修羅場
上流・下流の法則
「別れてもいい」と思いながら、一刻も早く元に戻りたい
予想外の事態
「男はみんな性暴力加害者」と思う私に足りない視点が判明
そしてメンズハントへ
帰ってくる!
チャットで28歳の男性と話す
新しい関係
おちんちんワーク
夫とのセックスは週3回になるか
これから――セックスと性暴力と私の人生
しかし、著者が妊娠した第二子が「男」と判明。
男を憎んだまま、男の子を育ててはいけない!
日本の男尊女卑社会に、母として、妻として、人間として怒り、自らの「男性観」を矯正すべく奮闘した1年間の記録。
凄まじいまでのドキュメンタリーに慄きながら、笑って泣いて膝を打って……気がつくととてつもなく癒やされている。
――はるな檸檬
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ここでしか読めない、田房さんの描き下ろし4コマ漫画2本をお送りします!
応募条件:6月30日までにAmazonにて「予約・購入」し、応募フォームにてメールアドレスをお送りくださった方
応募期間:6月23日(午前8時)~6月30日(午後11時59分)
応募方法:大和書房HP「新着情報」→「田房永子さん新刊刊行記念!Amazonキャンペーンスタート」→「応募サイト」でフォーム入力。入力したアドレスにメールが送られてきます。
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【第一部】
ファミレスでZさんに聞いた話 母親による子どもへの男女差別(前編)
ファミレスでZさんに聞いた話 母親による子どもへの男女差別(後編)
もしかして、男の体がきらいなのか
男の子は、岡本太郎が好き?!
「男の子だから」「女の子だから」という非合理
息子は天才であって欲しい
娘をけなさなければいられない構造
「いい子シーソー」に乗ることを拒否した夫
働くということに男女差なんてないという幻想
「男女平等」を信じてたのに、赤ちゃん産んだらこれかよ
保活で有利になりたくて、4~6月に産もうとした結果
親は自分の問題を子どもに肩代わりさせることができる
夫の容姿は超絶ほめる
「テレフォン人生相談」と依存的敵意
母は嘘をつく人
父への手紙
【第二部】
産後の大暴れと父からの返信
モラルハラスメントと金
昭和生まれのヤドカリ性
夕飯作りを休みたい
息子の視線にドキッとするヤバい私
女がナチュラルに女の子を嫌うこと
私は男性を嫌悪などしていない! 前編
私は男性を嫌悪などしていない! 後編
男性を嫌悪するまでの道のりを辿る 前編
男性を嫌悪するまでの道のりを辿る 後編
被害と加害について
夫が私の漫画を読まない理由
5年前の保育園申請がトラウマでジェニーに走る
修羅場
上流・下流の法則
「別れてもいい」と思いながら、一刻も早く元に戻りたい
予想外の事態
「男はみんな性暴力加害者」と思う私に足りない視点が判明
そしてメンズハントへ
帰ってくる!
チャットで28歳の男性と話す
新しい関係
おちんちんワーク
夫とのセックスは週3回になるか
これから――セックスと性暴力と私の人生
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2019/6/23
- 寸法18.8 x 13 x 2.5 cm
- ISBN-104479393269
- ISBN-13978-4479393269
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商品の説明
著者について
田房永子 (たぶさ・えいこ)
1978年東京都生まれ。2001年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。
母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』( KADOKAWA/中経出版 )を2012年に刊行し、ベストセラーに。
主な著書に『ママだって、人間』(河出書房新社)、『呪詛抜きダイエット』(大和書房)、『キレる私をやめたい?夫をグーで殴る妻をやめるまで?』(竹書房)、『他人のセックスを見ながら考えた』(ちくま文庫)などがある。娘(2012年生まれ)と息子(2017年生まれ)の2児の母。
1978年東京都生まれ。2001年第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。
母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』( KADOKAWA/中経出版 )を2012年に刊行し、ベストセラーに。
主な著書に『ママだって、人間』(河出書房新社)、『呪詛抜きダイエット』(大和書房)、『キレる私をやめたい?夫をグーで殴る妻をやめるまで?』(竹書房)、『他人のセックスを見ながら考えた』(ちくま文庫)などがある。娘(2012年生まれ)と息子(2017年生まれ)の2児の母。
登録情報
- 出版社 : 大和書房 (2019/6/23)
- 発売日 : 2019/6/23
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 328ページ
- ISBN-10 : 4479393269
- ISBN-13 : 978-4479393269
- 寸法 : 18.8 x 13 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 351,406位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,071位エッセー・随筆 (本)
- - 199,677位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1978年生まれ、東京都出身。漫画家、コラムニスト。第3回アックスマンガ新人賞佳作受賞。2012年、母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)を刊行し、ベストセラーに。2022年11月現在は「小説幻冬」、「プレジデントウーマン」、朝日新聞に連載中。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
呪詛ぬきダイエットから田房さんのおかげでゲシュタルトセラピーなど色々な療法を知り
自己肯定感の低さがマシになってきた女です
今まで田房さんの作品は漫画しか読んで無かったのですが
文の田房さんになるとよりジョークや思考の表現が深くなって他の本よりクスッと笑える所が多くて面白かったです
男の人に甘える事が苦手だったのですが、この本を読んでたまには甘えてみようと思えました
自己肯定感の低さがマシになってきた女です
今まで田房さんの作品は漫画しか読んで無かったのですが
文の田房さんになるとよりジョークや思考の表現が深くなって他の本よりクスッと笑える所が多くて面白かったです
男の人に甘える事が苦手だったのですが、この本を読んでたまには甘えてみようと思えました
2019年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男の子育児を通して感じた田房さん自身の違和感や嫌悪感は何に由来するのかずっとずっと掘り下げた結果、旦那さんとの癒着が終わり、旦那さんを尊重して接することが出来るようになったよ、という本でめちゃくちゃ内容が濃かったです。
同世代しんどい親持ちの私が感じていた違和感を言語化してくれた事によって楽になりました。濃い内容の中随所笑える展開があって笑って読めてスッキリしました。
ただ、どうした?というレビューが高評価で個人的に残念です。
(追記)
親子問題由来の人間関係の難しさは本当に深刻で自分も苦しい時に田房さんの著書で助けられてきたからこそ、自分と違う考えや違うスピードで田房さんが進んでいると違和感を覚える事が私にもありました。
上のレビューを書いた時期は残念だと書きましたが、今は自分の出来る掘り下げ方で自分と向き合いながら自分自身も他の考え方の方々も簡単に残念だ、と否定しない人になりたいなと思っています。
同世代しんどい親持ちの私が感じていた違和感を言語化してくれた事によって楽になりました。濃い内容の中随所笑える展開があって笑って読めてスッキリしました。
ただ、どうした?というレビューが高評価で個人的に残念です。
(追記)
親子問題由来の人間関係の難しさは本当に深刻で自分も苦しい時に田房さんの著書で助けられてきたからこそ、自分と違う考えや違うスピードで田房さんが進んでいると違和感を覚える事が私にもありました。
上のレビューを書いた時期は残念だと書きましたが、今は自分の出来る掘り下げ方で自分と向き合いながら自分自身も他の考え方の方々も簡単に残念だ、と否定しない人になりたいなと思っています。
2019年7月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Wed連載の時、毎回楽しみに読んでいました。
男性嫌悪を自覚した田房さんが自分の姿に重なり、自分は息子も子供もいないがこのままではいけない気がして、田房さんがどうやってその考えを変化(生きやすい、良い方向に)させるのか知りたくて本になるのが待ち遠しかったです。
しかしWeb連載終了後に書かれた部分は、男性嫌悪の解決法とかつきあい方では無く、可愛い息子を守るためには男性嫌悪の感情は麻痺させて夫婦でうまくやるしかないんだよ!と結論付けられてる気がして、なんだか消化不良でした。
そして、このタイトルが本当に有効なことなら、SNSで見たことがある「女性・女児に加害されたくなかったら、無料風俗と言う名の嫁を俺らに一人一体支給しろ」というインセルの主張が正しいと証明されてしまうのではと、暗雲たる気持ちになりました。
そんなことが言いたかった訳ではないというのはわかっているのですが、もやもやが残ります。
これまでの田房さんの本のように、読むだけでセラピーを受けたみたいに心が軽くなり、答えに導いてくれてくれるだろうなんて期待してしまっていると、急に崖の上において行かれたような気分になります。
この問題では答えなんか無くて、自分で考えなきゃいけないという事なのかもしれないです。
この題材でまた書いてくれる事に期待して☆☆☆
男性嫌悪を自覚した田房さんが自分の姿に重なり、自分は息子も子供もいないがこのままではいけない気がして、田房さんがどうやってその考えを変化(生きやすい、良い方向に)させるのか知りたくて本になるのが待ち遠しかったです。
しかしWeb連載終了後に書かれた部分は、男性嫌悪の解決法とかつきあい方では無く、可愛い息子を守るためには男性嫌悪の感情は麻痺させて夫婦でうまくやるしかないんだよ!と結論付けられてる気がして、なんだか消化不良でした。
そして、このタイトルが本当に有効なことなら、SNSで見たことがある「女性・女児に加害されたくなかったら、無料風俗と言う名の嫁を俺らに一人一体支給しろ」というインセルの主張が正しいと証明されてしまうのではと、暗雲たる気持ちになりました。
そんなことが言いたかった訳ではないというのはわかっているのですが、もやもやが残ります。
これまでの田房さんの本のように、読むだけでセラピーを受けたみたいに心が軽くなり、答えに導いてくれてくれるだろうなんて期待してしまっていると、急に崖の上において行かれたような気分になります。
この問題では答えなんか無くて、自分で考えなきゃいけないという事なのかもしれないです。
この題材でまた書いてくれる事に期待して☆☆☆
2021年5月12日に日本でレビュー済み
前半2/3を読みながら、ここまで共感できる本は出会ったことがないと大感激。ママ友界隈のエピソードは自分の日常にも溢れているし、その違和感を決して共有できなかった身としては救われた気持ちでした。その後田房さんの過去のエピソードや、SNSはじめパブリックでの誹謗中傷の話が出てくるたびに心が重くなり、一旦休憩が要りましたが、本当によく生きてこられたなと脱帽する思いです。田房さんの漫画はすべて読んでいますが、活字主体のこの本では更に深い洞察がなされていて、かなり内容が濃いです。
ただ、占い師が登場するあたりで突然雲行きが怪しくなり。それまでとても先鋭的で独特の感性を貫いてこられたといのに、いきなりクラシックな「俺様を立ててくれないと怒っちゃうよ」とジョン・グレイもビックリのチンヨシ理論と家父長制万歳論が全開に。性的消費物としてのみ自分を価値付ける女性が突然「憧れの存在」になったり、いきなり2000年くらい時代が逆行したかと思いました。
たくさんの日本の女の子が若くして「学ぶ」愛されテクに(奇跡的に)無縁だった著者が、ここにきてそれに少なからず感化されてしまったのは、読んでいてとても哀しかったです。(ここ数年でそこらへんの認識も大分変わったとは思いますが)
それでも補ってあまりある衝撃と感動が、この本の前半に詰まっているのは確かです。
ただ、占い師が登場するあたりで突然雲行きが怪しくなり。それまでとても先鋭的で独特の感性を貫いてこられたといのに、いきなりクラシックな「俺様を立ててくれないと怒っちゃうよ」とジョン・グレイもビックリのチンヨシ理論と家父長制万歳論が全開に。性的消費物としてのみ自分を価値付ける女性が突然「憧れの存在」になったり、いきなり2000年くらい時代が逆行したかと思いました。
たくさんの日本の女の子が若くして「学ぶ」愛されテクに(奇跡的に)無縁だった著者が、ここにきてそれに少なからず感化されてしまったのは、読んでいてとても哀しかったです。(ここ数年でそこらへんの認識も大分変わったとは思いますが)
それでも補ってあまりある衝撃と感動が、この本の前半に詰まっているのは確かです。
2019年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
出産後に感じる社会に対する怒り、
仕事のチャンスを奪われてるということ、
こういったことを周囲に話しても、なかなか共感してもらえず、
すごく孤独感を感じていました。
長年著者のファンですが、やはり田房さんは分かってくれた〔泣〕と本当に嬉しかったです。
仕事のチャンスを奪われてるということ、
こういったことを周囲に話しても、なかなか共感してもらえず、
すごく孤独感を感じていました。
長年著者のファンですが、やはり田房さんは分かってくれた〔泣〕と本当に嬉しかったです。
2019年6月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルにギョッとして、作者名から検索。ああ!あの「母がしんどい」を書いた人だったんだ…というところからサンプルを読んだら面白くて面白くて、Kindleで4冊も同時に購入。そのうちの最後の一作がこちら。
魂を削って書かれた名著だと感じます。私も男性社会に憤りを覚えながら生きてきましたが、ここまで明晰に言語化してくださったことに感動を覚えました。そのためにどれだけの苦難を味わってきたことだろうかと。
セックスとは、生きるとは、愛とは。聖書でもコーランでも掴めなかったものが、私にとってはこの本の中で見つかった気がします。
いやらしい本だと早合点されてしまわないかが心配ですが、ちょっとでも興味を持ってくれる人が1人でも多くいれば、一目で素晴らしい本だと確信できると思うので、変に大人しいタイトルで世に埋もれるより何倍もいいかもしれませんね。私もそのおかげで田房さんの著作群に出会えたわけですし…感謝です。他の本も全部買います。
魂を削って書かれた名著だと感じます。私も男性社会に憤りを覚えながら生きてきましたが、ここまで明晰に言語化してくださったことに感動を覚えました。そのためにどれだけの苦難を味わってきたことだろうかと。
セックスとは、生きるとは、愛とは。聖書でもコーランでも掴めなかったものが、私にとってはこの本の中で見つかった気がします。
いやらしい本だと早合点されてしまわないかが心配ですが、ちょっとでも興味を持ってくれる人が1人でも多くいれば、一目で素晴らしい本だと確信できると思うので、変に大人しいタイトルで世に埋もれるより何倍もいいかもしれませんね。私もそのおかげで田房さんの著作群に出会えたわけですし…感謝です。他の本も全部買います。
2019年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どの話もすごく興味深かった。
1番グッときたのはキレるメカニズムのところ。自分がされていやだったことに蓋をしてると、同じことをされている被害者に怒りが沸くのだという。これは目から鱗だった。
被害者と加害者の両方をやり切る、これからぜひやってみようと思う。
1番グッときたのはキレるメカニズムのところ。自分がされていやだったことに蓋をしてると、同じことをされている被害者に怒りが沸くのだという。これは目から鱗だった。
被害者と加害者の両方をやり切る、これからぜひやってみようと思う。