大判サイズの洋書も持っているが、
このサイズでいつでも見れるのが良い。日本語での堅苦しく難解な解説も読み返すとなんとなくわかった気になる(苦笑)
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アンリ・カルティエ=ブレッソン(ポケットフォト) (POCKET PHOTO) 単行本(ソフトカバー) – 2010/5/20
アンリ・カルティエ=ブレッソン
(著),
岩澤 雅利
(翻訳)
激変する世界の国々を訪れ、その歴史的な「決定的瞬間」をカメラに収めた
ブレッソン。その技術は「神業」と称された。彼の代表作約60点のほか、
解説文や年譜、展覧会の情報や参考文献といった資料的な情報をポケット
サイズに収めたモバイル写真集シリーズの第一期タイトル。写真の美しさを
ダイレクトに味わえる余計な装飾を取り払ったシンプルな造本で、気になる
写真家の活動の軌跡をこれ一冊で堪能できる。
ブレッソン。その技術は「神業」と称された。彼の代表作約60点のほか、
解説文や年譜、展覧会の情報や参考文献といった資料的な情報をポケット
サイズに収めたモバイル写真集シリーズの第一期タイトル。写真の美しさを
ダイレクトに味わえる余計な装飾を取り払ったシンプルな造本で、気になる
写真家の活動の軌跡をこれ一冊で堪能できる。
- 言語日本語
- 出版社創元社
- 発売日2010/5/20
- ISBN-104422700812
- ISBN-13978-4422700816
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登録情報
- 出版社 : 創元社; 初版 (2010/5/20)
- 発売日 : 2010/5/20
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4422700812
- ISBN-13 : 978-4422700816
- Amazon 売れ筋ランキング: - 286,637位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 43,042位趣味・実用
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても好きな写真集だったので、普段持ち歩ける感じ(旅先とか仕事先等々)
単行本・もしくはこの写真集って感じで、持ち歩いては癒されてます。
私には、とても良い一冊でした。
単行本・もしくはこの写真集って感じで、持ち歩いては癒されてます。
私には、とても良い一冊でした。
2012年7月20日に日本でレビュー済み
あの有名な、水たまりの上を跳躍する男の一瞬を切り取った「サン=ラザール駅裏」も収録。
私が特に気に入ったのは「マルヌ河畔で フランス 1938年」。
まるまると肉付きの良い背中をこちらに向けた男女4人(とひざに乗ったおかっぱの子ども)が、一様に画面奥を流れている川面を眺め、食い、飲む様が写し出されている。
食事はほぼ食べ尽くされ、ワインはほぼ飲み尽くされ、気怠く満足げな雰囲気がただよっている。
目の前のボートには、据え付けられた椅子と釣り竿。
父と息子の釣りに、ランチを携えてやってきた奥さんとお姑さんと子どもが合流…というところだろうか。
(息子でなく入り婿かもしれない…と目を凝らしてみると、男性ふたりのうなじの形、髪の生え際がそっくりなので、多分親子だと思う)
とてもくつろいだ風景だが、白いシャツを汚さぬよう胸に垂らしたナプキン、黒いソフト帽、ガラス製のコップ、陶器の器、キチンとウエーブを作ったお姑さんのヘアスタイル…なんとはなしに現代には無いエレガントさが漂っている。
家族のピクニックなのに、映画館の客席のように何故かみな一方向を向いて座っているのが不思議であり、コミカルでもある。
これがこちらを向いている写真だったらどうだろう。
たぶん私は5人もの人物に見つめられ、落ち着かない気持ちで、早々に目を逸らせるだろう。
しかし背中からなら。
うなじを比較できるほど遠慮なく観察し、次第に彼らのかもす空気に染まっていくだろう。
あたかもグループの一員になったかのように。
そんな普段何気なく行っている、他人への興味本位の接近。
「マルヌ河畔で」はそれを誘いかけてくる魅力たっぷりの一葉だ。
他には
椿鬼奴のようなメイクで誘いかけてくるメキシコの娼婦(?)
神が鎮座するインドの山陵に向かって手を差し伸べる、印象的なローブとベールをまとった人物の後ろ姿。
枢機卿のうしろ頭と、彼の手に口づけ、何事か訴えかける紳士・淑女。
黒い画面に「告別式」という文字と青白く憂えた顔、泣き伏す顔が浮かび上がる「歌舞伎役者の葬儀」
などなど…
印象的な、けれど何気ない写真たち。
みなさんもお気に入りの一枚を探してみてはいかがでしょう。
私が特に気に入ったのは「マルヌ河畔で フランス 1938年」。
まるまると肉付きの良い背中をこちらに向けた男女4人(とひざに乗ったおかっぱの子ども)が、一様に画面奥を流れている川面を眺め、食い、飲む様が写し出されている。
食事はほぼ食べ尽くされ、ワインはほぼ飲み尽くされ、気怠く満足げな雰囲気がただよっている。
目の前のボートには、据え付けられた椅子と釣り竿。
父と息子の釣りに、ランチを携えてやってきた奥さんとお姑さんと子どもが合流…というところだろうか。
(息子でなく入り婿かもしれない…と目を凝らしてみると、男性ふたりのうなじの形、髪の生え際がそっくりなので、多分親子だと思う)
とてもくつろいだ風景だが、白いシャツを汚さぬよう胸に垂らしたナプキン、黒いソフト帽、ガラス製のコップ、陶器の器、キチンとウエーブを作ったお姑さんのヘアスタイル…なんとはなしに現代には無いエレガントさが漂っている。
家族のピクニックなのに、映画館の客席のように何故かみな一方向を向いて座っているのが不思議であり、コミカルでもある。
これがこちらを向いている写真だったらどうだろう。
たぶん私は5人もの人物に見つめられ、落ち着かない気持ちで、早々に目を逸らせるだろう。
しかし背中からなら。
うなじを比較できるほど遠慮なく観察し、次第に彼らのかもす空気に染まっていくだろう。
あたかもグループの一員になったかのように。
そんな普段何気なく行っている、他人への興味本位の接近。
「マルヌ河畔で」はそれを誘いかけてくる魅力たっぷりの一葉だ。
他には
椿鬼奴のようなメイクで誘いかけてくるメキシコの娼婦(?)
神が鎮座するインドの山陵に向かって手を差し伸べる、印象的なローブとベールをまとった人物の後ろ姿。
枢機卿のうしろ頭と、彼の手に口づけ、何事か訴えかける紳士・淑女。
黒い画面に「告別式」という文字と青白く憂えた顔、泣き伏す顔が浮かび上がる「歌舞伎役者の葬儀」
などなど…
印象的な、けれど何気ない写真たち。
みなさんもお気に入りの一枚を探してみてはいかがでしょう。
2016年11月25日に日本でレビュー済み
写真仲間からこの写真家の存在をおしえてもらいました。それがこの写真集を手に取ったきっかけです。画面構成や情景や表情を切り取る「決定的瞬間」など学ぶべきことがたくさん見つかりました。