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総理の夫 First Gentleman (実業之日本社文庫) 文庫 – 2016/12/3
原田 マハ
(著)
「待ったなし」の日本に、史上初の女性&最年少総理誕生
20××年、相馬凛子(そうま・りんこ)は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。
鳥類学者の夫・日和(ひより)は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。
妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。
税制、原発、社会福祉。
混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ……。
凛子の理想は実現するのか!?
痛快&感動の政界エンターテインメント!
20××年、相馬凛子(そうま・りんこ)は42歳の若さで第111代総理大臣に選出された。
鳥類学者の夫・日和(ひより)は、「ファースト・ジェントルマン」として妻を支えることを決意。
妻の奮闘の日々を、後世に遺すべく日記に綴る。
税制、原発、社会福祉。
混迷の状況下、相馬内閣は高く支持されるが、陰謀を企てる者が現れ……。
凛子の理想は実現するのか!?
痛快&感動の政界エンターテインメント!
- 本の長さ464ページ
- 言語日本語
- 出版社実業之日本社
- 発売日2016/12/3
- ISBN-104408553182
- ISBN-13978-4408553184
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商品の説明
著者について
1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部日本文学科および早稲田大学第二文学部美術史科卒業。伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館勤務を経て、フリーのキュレーター、カルチャーライターへ転身。2005年「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し、作家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞を受賞。著書に『キネマの神様』『星がひとつほしいとの祈り』『本日は、お日柄もよく』『暗幕のゲルニカ』『リーチ先生』など多数。
登録情報
- 出版社 : 実業之日本社 (2016/12/3)
- 発売日 : 2016/12/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 464ページ
- ISBN-10 : 4408553182
- ISBN-13 : 978-4408553184
- Amazon 売れ筋ランキング: - 346,785位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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イメージ付きのレビュー
5 星
理想的すぎるけど心揺さぶられた
私は政治にはめっぽう疎いです。おそらく、現存の◯◯党は本書の◻︎◻︎党というように少し似せている部分があるのではないかと推測しているのですが、私にはそれが全く想像できません。そのような私でも、女性政治家から総理大臣になり、その後も熱く強い心で仕事に邁進する姿に魅了されっぱなしでした。実際に凛子さんのような女性総理がいたら、政治に無頓着な私でも最大限支持したいと思うに違いありません。旦那さんである日和くんは野鳥観察日誌を書いています。だから表紙が鳥のイラストなのだと冒頭でわかりました。私も日記が長年の習慣になっていると、天然なところがあるので、日和くんサイドに共感する部分もありました。日記が途切れ途切れになるほどめまぐるしい日々だったのだと想像できました。凛子総理は女性が働きやすい社会を作ることを三大柱の一つに掲げています。『母になって、命を育む。それは、人間として、女性として、ひょっとすると、どんなことよりも大切な「仕事」なのではないか。』私の仕事柄もありますが、本文中のこの言葉がとても心に響きました。フィクションではありますが、凛子総理の決断、私も尊重したいと思いました。それから個人的には義母さんが味方になってくれたところもキュンとしました。「本日は、お日柄もよく」も好きだった者としては、久遠久美さんが登場していたところも嬉しかったです。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月16日に日本でレビュー済み
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語り手は旦那、奥さんが女性初の総理大臣で、物語だけでも変だな〜って思う物語でした。近未来にも女性総理大臣実現して欲しいです。
2021年6月17日に日本でレビュー済み
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日本では考えられないシチュエーションで楽しく読みました、いつの日かそういう日が来ればいいですね。
2020年8月26日に日本でレビュー済み
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面白かった。国民はこんな総理大臣を待ってる。やたら増税に反対してるわけじゃない、国民をなめないでもらいたい。未来の日本のためにできることをやってほしい。スカッとするストーリーで気持ち良かったです。いないかなあ。こんな清廉潔白な総理大臣。
2022年4月7日に日本でレビュー済み
日本に誕生した最年少女性総理の奮闘を、彼女の夫の視点から描いた作品。ちゃんとした政治家が見当たらない日本にあっては、御伽噺と言って良いだろう。
日本版”鉄の女”の伴侶は、のほほんとした鳥類学者。資産家の家に育つも、世の中の毒におかされることなき純粋な男だ。二人の相思相愛な雰囲気が微笑ましい。
順風満帆な船出かと思いきや、誕生間もない総理の周辺にきな臭い空気が漂って…と続く。政党、親族を巻き込んだ大騒動。夫は妻を支えていけるのか。
スリリングな展開で爽快感はあるものの、んん、そんなありきたりな正論だけで民意を動かせるかよ、って思っちゃう。
日本版”鉄の女”の伴侶は、のほほんとした鳥類学者。資産家の家に育つも、世の中の毒におかされることなき純粋な男だ。二人の相思相愛な雰囲気が微笑ましい。
順風満帆な船出かと思いきや、誕生間もない総理の周辺にきな臭い空気が漂って…と続く。政党、親族を巻き込んだ大騒動。夫は妻を支えていけるのか。
スリリングな展開で爽快感はあるものの、んん、そんなありきたりな正論だけで民意を動かせるかよ、って思っちゃう。
2020年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気に読める爽快感、主人公の背景を想像しやすく、また、原田マハさんの物語のファンになりました。
2019年2月19日に日本でレビュー済み
私は政治にはめっぽう疎いです。おそらく、現存の◯◯党は本書の◻︎◻︎党というように少し似せている部分があるのではないかと推測しているのですが、私にはそれが全く想像できません。
そのような私でも、女性政治家から総理大臣になり、その後も熱く強い心で仕事に邁進する姿に魅了されっぱなしでした。実際に凛子さんのような女性総理がいたら、政治に無頓着な私でも最大限支持したいと思うに違いありません。
旦那さんである日和くんは野鳥観察日誌を書いています。だから表紙が鳥のイラストなのだと冒頭でわかりました。私も日記が長年の習慣になっていると、天然なところがあるので、日和くんサイドに共感する部分もありました。日記が途切れ途切れになるほどめまぐるしい日々だったのだと想像できました。
凛子総理は女性が働きやすい社会を作ることを三大柱の一つに掲げています。
『母になって、命を育む。それは、人間として、女性として、ひょっとすると、どんなことよりも大切な「仕事」なのではないか。』
私の仕事柄もありますが、本文中のこの言葉がとても心に響きました。
フィクションではありますが、凛子総理の決断、私も尊重したいと思いました。
それから個人的には義母さんが味方になってくれたところもキュンとしました。
「本日は、お日柄もよく」も好きだった者としては、久遠久美さんが登場していたところも嬉しかったです。
そのような私でも、女性政治家から総理大臣になり、その後も熱く強い心で仕事に邁進する姿に魅了されっぱなしでした。実際に凛子さんのような女性総理がいたら、政治に無頓着な私でも最大限支持したいと思うに違いありません。
旦那さんである日和くんは野鳥観察日誌を書いています。だから表紙が鳥のイラストなのだと冒頭でわかりました。私も日記が長年の習慣になっていると、天然なところがあるので、日和くんサイドに共感する部分もありました。日記が途切れ途切れになるほどめまぐるしい日々だったのだと想像できました。
凛子総理は女性が働きやすい社会を作ることを三大柱の一つに掲げています。
『母になって、命を育む。それは、人間として、女性として、ひょっとすると、どんなことよりも大切な「仕事」なのではないか。』
私の仕事柄もありますが、本文中のこの言葉がとても心に響きました。
フィクションではありますが、凛子総理の決断、私も尊重したいと思いました。
それから個人的には義母さんが味方になってくれたところもキュンとしました。
「本日は、お日柄もよく」も好きだった者としては、久遠久美さんが登場していたところも嬉しかったです。
私は政治にはめっぽう疎いです。おそらく、現存の◯◯党は本書の◻︎◻︎党というように少し似せている部分があるのではないかと推測しているのですが、私にはそれが全く想像できません。
そのような私でも、女性政治家から総理大臣になり、その後も熱く強い心で仕事に邁進する姿に魅了されっぱなしでした。実際に凛子さんのような女性総理がいたら、政治に無頓着な私でも最大限支持したいと思うに違いありません。
旦那さんである日和くんは野鳥観察日誌を書いています。だから表紙が鳥のイラストなのだと冒頭でわかりました。私も日記が長年の習慣になっていると、天然なところがあるので、日和くんサイドに共感する部分もありました。日記が途切れ途切れになるほどめまぐるしい日々だったのだと想像できました。
凛子総理は女性が働きやすい社会を作ることを三大柱の一つに掲げています。
『母になって、命を育む。それは、人間として、女性として、ひょっとすると、どんなことよりも大切な「仕事」なのではないか。』
私の仕事柄もありますが、本文中のこの言葉がとても心に響きました。
フィクションではありますが、凛子総理の決断、私も尊重したいと思いました。
それから個人的には義母さんが味方になってくれたところもキュンとしました。
「本日は、お日柄もよく」も好きだった者としては、久遠久美さんが登場していたところも嬉しかったです。
そのような私でも、女性政治家から総理大臣になり、その後も熱く強い心で仕事に邁進する姿に魅了されっぱなしでした。実際に凛子さんのような女性総理がいたら、政治に無頓着な私でも最大限支持したいと思うに違いありません。
旦那さんである日和くんは野鳥観察日誌を書いています。だから表紙が鳥のイラストなのだと冒頭でわかりました。私も日記が長年の習慣になっていると、天然なところがあるので、日和くんサイドに共感する部分もありました。日記が途切れ途切れになるほどめまぐるしい日々だったのだと想像できました。
凛子総理は女性が働きやすい社会を作ることを三大柱の一つに掲げています。
『母になって、命を育む。それは、人間として、女性として、ひょっとすると、どんなことよりも大切な「仕事」なのではないか。』
私の仕事柄もありますが、本文中のこの言葉がとても心に響きました。
フィクションではありますが、凛子総理の決断、私も尊重したいと思いました。
それから個人的には義母さんが味方になってくれたところもキュンとしました。
「本日は、お日柄もよく」も好きだった者としては、久遠久美さんが登場していたところも嬉しかったです。
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2018年2月12日に日本でレビュー済み
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原田マハは女性の観点から世間の男女差を捉えるのがうまい。特にこの本の原点は政治色を前面に出して一見どろどろ、でも中身はスマートな政治家を題材にしています。今の政治家に読ませてあげたい。
2017年2月21日に日本でレビュー済み
【内容】
史上初の女性総理・相馬凛子と鳥類学者の夫・日和。2人が出会い、凛子が総理になり、人生のターニング・ポイントを迎えるまでを、日和の日記という形式をとって描き出す。
【感想】
・女性が総理になるとどうなるのか?、女性が社会で活躍するには社会や家庭でどんなサポートが必要か?、優れた政治リーダーの条件とは? などを考えさせられる。
・凛子の打ち出す政策としては、社会的弱者支援、福祉国家的方向の政策が提示されている。
今日の社会情勢ではむしろ実現が難しそうなものばかりに思えるが、作中でそんな困難な課題を実行していった凛子のリーダーシップの強さが伺える。
・政治ものでもっと硬派な社会派小説を想像していたが、意外に軽いタッチでスイスイ読める。
作中では凛子と日和の恋愛・結婚についても描かれており、個人的にはあんな関係をパートナーと築きたいと思った。
・肝心な選挙戦や2人の家庭が出来始めてからの部分の記述が薄いのが残念。
続編が出ないだろうか。
・解説には、安倍昭恵美総理夫人が実体験に基づくコメントを寄せているのも興味深い。
史上初の女性総理・相馬凛子と鳥類学者の夫・日和。2人が出会い、凛子が総理になり、人生のターニング・ポイントを迎えるまでを、日和の日記という形式をとって描き出す。
【感想】
・女性が総理になるとどうなるのか?、女性が社会で活躍するには社会や家庭でどんなサポートが必要か?、優れた政治リーダーの条件とは? などを考えさせられる。
・凛子の打ち出す政策としては、社会的弱者支援、福祉国家的方向の政策が提示されている。
今日の社会情勢ではむしろ実現が難しそうなものばかりに思えるが、作中でそんな困難な課題を実行していった凛子のリーダーシップの強さが伺える。
・政治ものでもっと硬派な社会派小説を想像していたが、意外に軽いタッチでスイスイ読める。
作中では凛子と日和の恋愛・結婚についても描かれており、個人的にはあんな関係をパートナーと築きたいと思った。
・肝心な選挙戦や2人の家庭が出来始めてからの部分の記述が薄いのが残念。
続編が出ないだろうか。
・解説には、安倍昭恵美総理夫人が実体験に基づくコメントを寄せているのも興味深い。