医療ものが得意な知念実希人が手懸けた、はじめての刑事推理小説。
第1の誘拐事件で被害者を殺してしまったと自責の念から逃れられずにいる主人公真悟に、第2の誘拐事件が発生する。
警察を辞職していた真悟は、被害者救出と過去の失策の雪辱を晴らすべく、異常誘拐殺人犯のゲームマスターからの挑戦を真っ向から受け対決する。
物語は、第2の事件発生から終わりまで語られたところで約半分であり、その後の展開は2転、3転する。
そして、解決と思われた事件の最後には、予期せぬ展開が待っていた。
最後まで息もつかせぬ展開は、知念実希人ファン、推理小説ファンにはお奨めの小説。
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あなたのための誘拐 単行本 – 2016/9/13
知念実希人
(著)
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2016/9/13
- ISBN-104396635052
- ISBN-13978-4396635053
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登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2016/9/13)
- 発売日 : 2016/9/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 408ページ
- ISBN-10 : 4396635052
- ISBN-13 : 978-4396635053
- Amazon 売れ筋ランキング: - 495,408位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 11,619位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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知念 実希人(ちねん・みきと)
1978年、沖縄県生まれ。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。
2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。12年、同作を改題、『誰がための刃』で作家デビュー。「天久鷹央」シリーズが人気を博し、15年『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞、ベストセラーに。『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』で、18年、19年本屋大賞連続ノミネート。今もっとも多くの読者に支持される、最注目のミステリー作家(本データは「レゾンデートル」ISBN-13: 978-4408554747が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年4月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
割と序盤で「ゲームの答え」もタイトルの意味も犯人も、もしかしてこうかな?という予想が立ちました。
でもまさかその通りだったら普通すぎるし、まさかね。。。と思いながら読んでいたら最初の予想通りで終わってしまい、がっかり。帯が煽りすぎなのもいけませんね。作中何度か出てくる「読者が驚く(であろう)ポイント」であまり驚けない。「うん、知ってた・・・」的な気持ちになることが多かったです。そして犯人に感情移入できない。なんだこいつ、って思うから読み終わった後に残るものが無いです。
良い点を挙げるとすれば、話は割とテンポよく進むので読みやすい。ミステリーものになぜか登場しがちな性描写はほぼ無し。あれ気持ち悪いですからね・・・。ゲームの内容やトリック?が細かい部分でガバガバなのですが、それについても一応の説明がされているところ。でしょうか。
連休中の暇つぶしにはなると思いますね。
でもまさかその通りだったら普通すぎるし、まさかね。。。と思いながら読んでいたら最初の予想通りで終わってしまい、がっかり。帯が煽りすぎなのもいけませんね。作中何度か出てくる「読者が驚く(であろう)ポイント」であまり驚けない。「うん、知ってた・・・」的な気持ちになることが多かったです。そして犯人に感情移入できない。なんだこいつ、って思うから読み終わった後に残るものが無いです。
良い点を挙げるとすれば、話は割とテンポよく進むので読みやすい。ミステリーものになぜか登場しがちな性描写はほぼ無し。あれ気持ち悪いですからね・・・。ゲームの内容やトリック?が細かい部分でガバガバなのですが、それについても一応の説明がされているところ。でしょうか。
連休中の暇つぶしにはなると思いますね。
2016年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな作家さんのしょうせつでした。若干のネタバレなるかも知れませんが、最初の会話の違和感に気づければ、収束は見えてくるかも知れません、私は、2度読みをして気づけましたが、あと、エディコンプレックス的な要素を入れて来るのは、ドクターの小説です。
2016年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半の誘拐ゲームですが、結構調子よく土壇場になったところで主人公が解決していくので、はらはらドキドキもなくああ、またやっぱりね、という感じの連続で単調な印象でした。
後半の犯人探しからは、なかなかテンポよく解決していかなくなったので面白くなってきましたが、題名の「あなたのための誘拐」から連想したとおりの結末となり、予想通りになってしまったのが、ちょっと残念ではあります。
後半の犯人探しからは、なかなかテンポよく解決していかなくなったので面白くなってきましたが、題名の「あなたのための誘拐」から連想したとおりの結末となり、予想通りになってしまったのが、ちょっと残念ではあります。
2023年2月28日に日本でレビュー済み
このオチで「大どんでん返し!スゴイなぁ!」とかって思う人がいるのでしょうか。
まぁまぁ導入部から違和感があったんですよ。
誘拐犯人に指示されて身代金を運ぶシーン。
犯人から行先のヒントが与えられて、鋭い考察力で正しい行先を見つけ出す…というストーリーですが、
一般的に考えてそのヒントから正解を導き出すって無理でしょう。
優秀な刑事を印象付けるということなんでしょうが、かなり違和感があります。
もうここからずっと作者への不信感を抱きながら読むわけで、各プロットで違和感を感じてしまいます。
最後のオチに至っては「ありえねぇ!!」状態で、本をぶん投げました(心の中で(図書館の本なので))。
まぁまぁ導入部から違和感があったんですよ。
誘拐犯人に指示されて身代金を運ぶシーン。
犯人から行先のヒントが与えられて、鋭い考察力で正しい行先を見つけ出す…というストーリーですが、
一般的に考えてそのヒントから正解を導き出すって無理でしょう。
優秀な刑事を印象付けるということなんでしょうが、かなり違和感があります。
もうここからずっと作者への不信感を抱きながら読むわけで、各プロットで違和感を感じてしまいます。
最後のオチに至っては「ありえねぇ!!」状態で、本をぶん投げました(心の中で(図書館の本なので))。
2019年3月26日に日本でレビュー済み
まさか犯人が○○だとは思いませんでした。そして犯人の主人公への思いに感動し、涙しました。
トリックがわかったときの「なるほど」でたくさんでした。
初めから面白く、ほかの知念幹人さんの本にも感動しました。「優しい死神のバイ飼い方」もおすすめです。めっちゃ涙が出ました。
トリックがわかったときの「なるほど」でたくさんでした。
初めから面白く、ほかの知念幹人さんの本にも感動しました。「優しい死神のバイ飼い方」もおすすめです。めっちゃ涙が出ました。
2016年11月20日に日本でレビュー済み
著者の作品を読むのは初めてだが、非常におもしろくて一気に読んだ。
警視庁特殊班の元刑事である上原真悟とゲームマスターとの間で繰り広げられる誘拐事件の人質を助けるための緊迫したゲーム、数少ないヒントからゲームマスターの正体を探っていく展開、上原真悟と捜査本部の駆け引き等、読み応えが満載だった。
物語全体に緊迫感があったし、登場人物の心理描写もよく描かれていた。
末期のすい臓がんに侵されている上原の命を賭した執念の捜査がどんな結末を迎えるのか、タイトルの「あなたのための誘拐」がどんな意味なのか、最後まで目が離せなかった。
警視庁特殊班の元刑事である上原真悟とゲームマスターとの間で繰り広げられる誘拐事件の人質を助けるための緊迫したゲーム、数少ないヒントからゲームマスターの正体を探っていく展開、上原真悟と捜査本部の駆け引き等、読み応えが満載だった。
物語全体に緊迫感があったし、登場人物の心理描写もよく描かれていた。
末期のすい臓がんに侵されている上原の命を賭した執念の捜査がどんな結末を迎えるのか、タイトルの「あなたのための誘拐」がどんな意味なのか、最後まで目が離せなかった。
2018年1月28日に日本でレビュー済み
一気に読み終わるほど楽しく読めたが。。。。ラストが。。。これだけ??って感じでした。もっと最後までの展開を知りたかったです。