様々な殿様について、個人でよく調べられた本だと思います。
悪くはありませんが、爽快な読了感が得られるわけでもありません。
もうすこし、背景の思想が書かれていればよかったのかな、と思います。
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お殿様、外交官になる 明治政府のサプライズ人事(祥伝社新書) (祥伝社新書 522) 新書 – 2017/12/4
熊田 忠雄
(著)
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「明治150年特別企画」
こんな歴史があったなんて……教科書には書かれていない日本外交史
明治政府は、藩主出身者、いわば「元お殿様」を公使として
イタリア、フランスなどの外国へ派遣していた。
彼らは外交のプロではない。
現地語は話せないし、なかには洋行の経験がまったくない人もいた。
ちゃんと務まったのか?
とはいえ、「お殿様→公使」の転身を認められただけあって、
夜会、晩餐会、国王との謁(えっ)見(けん)をこなし、
社交では夫以上に活躍する公使夫人もいた。
また、ある公使は赴任先に妾を同伴するなど、エピソードには事欠かない。
日本の“国際デビュー"顚末記。
序章 ツルの一声
1章 鍋島直大(なべしま・なおひろ)
●圧倒的な財力で外交の花を演じる
「肥前佐賀藩藩主」から「イタリア駐在公使」に
2章 浅野長勲(あさの・ながこと)
●洋行経験なく、外交官生活も二年で終了
「安芸広島藩藩主」から「イタリア駐在公使」に
3章 戸田氏共(とだ・うじたか)
●当代一の美人妻が醜聞に見舞われる
「美濃大垣藩藩主」から「オーストリア駐在公使」に
4章 蜂須賀茂韶(はちすか・もちあき)
●妾を同伴で海外赴任を敢行
「阿波徳島藩藩主」から「駐仏公使」に
5章 岡部長職(おかべ・ながもと)
●高い能力で明治の世をみごとに渡る
「和泉岸和田藩藩主」から「駐英公使館参事官」に
6章 柳原前光(やなぎはら・さきみつ)
●権力者におもねらず、ライバルに水をあけられる
「公家華族柳原家」から「駐清公使」「駐露公使」に
7章 榎本武揚(えのもと・たけあき)
●朝敵から一転、引く手あまたの「使える男」
「幕臣」から「駐露公使」「駐清公使」に
こんな歴史があったなんて……教科書には書かれていない日本外交史
明治政府は、藩主出身者、いわば「元お殿様」を公使として
イタリア、フランスなどの外国へ派遣していた。
彼らは外交のプロではない。
現地語は話せないし、なかには洋行の経験がまったくない人もいた。
ちゃんと務まったのか?
とはいえ、「お殿様→公使」の転身を認められただけあって、
夜会、晩餐会、国王との謁(えっ)見(けん)をこなし、
社交では夫以上に活躍する公使夫人もいた。
また、ある公使は赴任先に妾を同伴するなど、エピソードには事欠かない。
日本の“国際デビュー"顚末記。
序章 ツルの一声
1章 鍋島直大(なべしま・なおひろ)
●圧倒的な財力で外交の花を演じる
「肥前佐賀藩藩主」から「イタリア駐在公使」に
2章 浅野長勲(あさの・ながこと)
●洋行経験なく、外交官生活も二年で終了
「安芸広島藩藩主」から「イタリア駐在公使」に
3章 戸田氏共(とだ・うじたか)
●当代一の美人妻が醜聞に見舞われる
「美濃大垣藩藩主」から「オーストリア駐在公使」に
4章 蜂須賀茂韶(はちすか・もちあき)
●妾を同伴で海外赴任を敢行
「阿波徳島藩藩主」から「駐仏公使」に
5章 岡部長職(おかべ・ながもと)
●高い能力で明治の世をみごとに渡る
「和泉岸和田藩藩主」から「駐英公使館参事官」に
6章 柳原前光(やなぎはら・さきみつ)
●権力者におもねらず、ライバルに水をあけられる
「公家華族柳原家」から「駐清公使」「駐露公使」に
7章 榎本武揚(えのもと・たけあき)
●朝敵から一転、引く手あまたの「使える男」
「幕臣」から「駐露公使」「駐清公使」に
- 本の長さ262ページ
- 言語日本語
- 出版社祥伝社
- 発売日2017/12/4
- ISBN-104396115229
- ISBN-13978-4396115227
登録情報
- 出版社 : 祥伝社 (2017/12/4)
- 発売日 : 2017/12/4
- 言語 : 日本語
- 新書 : 262ページ
- ISBN-10 : 4396115229
- ISBN-13 : 978-4396115227
- Amazon 売れ筋ランキング: - 922,994位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
初めて知る人物についてのエピソードの数々を興味深く読みました。また、それぞれの人物について書かれている字数・頁数が丁度手頃で、また、読み易すい文章表現であり、とても良かったです。
2018年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、版籍奉還の時点で藩主の地位にありながら、明治政府により登用され海外駐在の公使を務めた5名の元大名について任命の経緯、赴任地での活躍や生活の様子、帰国後どのような人生を歩んだかなどについてそれぞれ1章を設けて紹介している。加えて公家あるいは幕臣出身で外交官(公使)となった柳原前光、榎本武揚についても取り上げている。
本の副題に「明治政府のサプライズ人事」とあるが、それぞれの任命の経緯を知ると、それぞれに納得のいく理由で選ばれているようである。元大名5名の内4名は、明治維新後に欧米への留学経験があり語学や海外での生活習慣の基礎を身に着けていたこと、ヨーロッパでは外交は貴族など特権階級が行うものとされていたことから家柄という点で受け入れられやすかったと考えられること、成立したばかりの明治政府が外交に使える資金が限られている中で藩時代から引き継いだ資産を持つ彼らであれば外交活動費の不足を補ってくれることが期待されたことなどが背景にあるようである。そして、彼ら(および同行した妻たち)は赴任国で晩餐会や舞踏会への出席、自国大使館でのそれらの主催などを通して外交官や国王、王族などとの交際を無難にこなし任期を全うして帰国している。彼らが赴任した国と日本との間にそれほど大きな外交課題がなかったという事情はあるが、本書を読むと彼ら自身様々に努力しているし、能力もあったと考えられ、明治新政府が彼らを外交官に任命したことは結果として妥当だったように思われる。
帰国後、彼らのほとんどは外交に関わる職務に就くことはなく様々な公務を歴任して生涯を終えている。また直接海外での生活を経験したにも関わらず、晩年に至っても旧藩の関係者に対して藩主としての態度を保った人もいるようで、元大名(お殿様)としての本質は最後まで抜けなかったと見えるところも興味深い。
いずれにしても、明治新政府の外交事始めに当たっては色々な混乱や問題があったであろうが、元大名の外交官という切り口は新鮮であった。様々なエピソードが盛り込まれており読み物としても楽しく読め、お薦めである。
本の副題に「明治政府のサプライズ人事」とあるが、それぞれの任命の経緯を知ると、それぞれに納得のいく理由で選ばれているようである。元大名5名の内4名は、明治維新後に欧米への留学経験があり語学や海外での生活習慣の基礎を身に着けていたこと、ヨーロッパでは外交は貴族など特権階級が行うものとされていたことから家柄という点で受け入れられやすかったと考えられること、成立したばかりの明治政府が外交に使える資金が限られている中で藩時代から引き継いだ資産を持つ彼らであれば外交活動費の不足を補ってくれることが期待されたことなどが背景にあるようである。そして、彼ら(および同行した妻たち)は赴任国で晩餐会や舞踏会への出席、自国大使館でのそれらの主催などを通して外交官や国王、王族などとの交際を無難にこなし任期を全うして帰国している。彼らが赴任した国と日本との間にそれほど大きな外交課題がなかったという事情はあるが、本書を読むと彼ら自身様々に努力しているし、能力もあったと考えられ、明治新政府が彼らを外交官に任命したことは結果として妥当だったように思われる。
帰国後、彼らのほとんどは外交に関わる職務に就くことはなく様々な公務を歴任して生涯を終えている。また直接海外での生活を経験したにも関わらず、晩年に至っても旧藩の関係者に対して藩主としての態度を保った人もいるようで、元大名(お殿様)としての本質は最後まで抜けなかったと見えるところも興味深い。
いずれにしても、明治新政府の外交事始めに当たっては色々な混乱や問題があったであろうが、元大名の外交官という切り口は新鮮であった。様々なエピソードが盛り込まれており読み物としても楽しく読め、お薦めである。
2020年10月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時代の大きなうねりの中、清濁合わせ飲む、時の勢いの一片を切り取った小噺として興味深い
2018年3月19日に日本でレビュー済み
明治時代に、和服を脱ぎ捨て 欧米に飛び出して活躍した大名たちのエピソード、興味深いです。
圧倒的な財力で外交の花を演じた鍋島直大は、日本に帰国してからも 洋服をカッコよく着こなし、豪邸にグランドピアノを置いて、流ちょうな外国語で海外のお客様をもてなす。奥さんの栄子は語学力・ダンス・美貌で目立ちまくり、まるでニューヨーク小町。
その他の外交官たちも、努力し、才能を発揮し、イキイキと活躍しています。やっぱり明治時代って面白い!この作家さんの本をもっと読みたいと思います。
圧倒的な財力で外交の花を演じた鍋島直大は、日本に帰国してからも 洋服をカッコよく着こなし、豪邸にグランドピアノを置いて、流ちょうな外国語で海外のお客様をもてなす。奥さんの栄子は語学力・ダンス・美貌で目立ちまくり、まるでニューヨーク小町。
その他の外交官たちも、努力し、才能を発揮し、イキイキと活躍しています。やっぱり明治時代って面白い!この作家さんの本をもっと読みたいと思います。